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農作業中の熱中症に気をつけましょう!

更新日:2026年6月9日更新 印刷ページ表示

熱中症とは

 ​熱中症とは、気温や湿度の高い環境下において、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能が十分に働かなくなったりすることで発生する健康障害の総称です。症状として、体温の上昇、めまい、けいれん、意識障害などがあり、重症化すると死亡に至るおそれがあります。

 過去には、県内において農作業中の熱中症による死亡事故も発生しています。高温・多湿環境下での農作業は熱中症を引き起こしやすいため、こまめな休憩や水分・塩分の補給を行うなど、十分な対策を講じたうえで作業を行いましょう。

熱中症予防のポイント

通気性の良い服装と帽子の着用

​ 通気性の良い服装や帽子を着用し、直射日光を避けましょう。

 また、冷却グッズ(ファン付きウェア、冷却ベスト、ネッククーラーなど)を活用し、体温の上昇を抑えるよう努めましょう。

こまめな水分・塩分補給

​ のどの渇きを感じる前に、こまめに水分や塩分(スポーツドリンク、塩飴、梅干しなど)を補給することが重要です。水やお茶に比べて、塩分や糖質を含む飲料は体内に吸収されやすいとされています。

 また、作業開始前や休憩時に十分な水分補給を行い、あらかじめ深部体温を下げておくことも熱中症予防に有効です。

家族や周囲の人との声掛けの徹底

 農作業中の熱中症死亡事故の多くは1人作業で発生しています。1人で作業を行う場合は、必ず、家族や近所の人に作業場所と帰宅予定時刻を伝えましょう。

 また、周囲の人にも気を配り、少しでも体調が悪そうだと感じたら、休息をとるように促しましょう。

日々の健康管理と暑熱順化

​ 熱中症は、前日の飲酒、朝食の欠食、睡眠不足、体調不良などの影響を受けやすいため、日頃から健康管理を徹底しましょう。

 暑熱順化とは、体が徐々に暑さに慣れ、熱中症に適応することをいいます。本格的な暑さを迎える前から、適度な運動などにより、計画的に体を暑さに慣らしていきましょう。

暑さ指数に応じた作業を行う

​ 暑さ指数(WBGT)とは、熱中症の危険度を評価するために、気温、湿度及び輻射熱(日射や地面・建物からの照り返し)の3要素を組み合わせて算出される指標です。暑さ指数が高いほど、熱中症のリスクが高まります。

 作業前や作業中にその日の暑さ指数を確認し、指数に応じて作業時間や作業内容を調整するなど、適切な熱中症予防対策を実施しましょう。

※現在のWBGTを知りたい方はこちら→https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php

農作業の省力化

​ 熱中症をはじめとする夏季の農作業事故リスクを低減するためには、農作業の省力化を図ることが重要です。

 ドローンサービスによる農薬散布や追肥作業等を活用し、作業負担の軽減を図ることで、熱中症の予防に努めましょう。

​※少しでも「おかしい」「体調が悪い」と感じた場合は、直ちに涼しい場所へ移動し、休息をとりましょう。
※頭痛や嘔吐、意識障害などの症状がみられる場合は、ためらわずに救急要請を行いましょう。

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