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高齢者見守りネットワークについて
1 高齢者見守りネットワークの目的
高齢者の見守りは、地域社会の中で隣近所の住民の方や民生委員の訪問活動など、地域のコミュニティー活動を通して行っていただいているとともに、地域包括支援センター及び在宅介護支援センターが行っている「高齢者世帯の実態調査」により福祉ニーズの把握に努めています。
しかしながら、近年の家族構成や生活様式の変化などにより、近隣住民との付き合いが希薄化し、死後数日を経過して発見される、いわゆる「孤立死」や「孤独死」が社会問題となっています。
大洲市では、こうした背景を踏まえ、独居高齢者や高齢者のみの世帯の方を「見守りを要する高齢者」として捉え、地域のコミュニティー活動とともに、協定事業者様のご協力をいただき、見守りの輪を広げることにより、高齢者の安全・安心の確保と安否の早期確認を目的として「大洲市高齢者見守りネットワーク」を構築します。
2 協力事業者
- 日本郵便株式会社大洲郵便局
- 生活協同組合コープえひめ
- 愛媛新聞エリアサービス菅田
- 有限会社愛媛新聞エリアサービス大洲
- 愛媛新聞エリアサービス八多喜
- 愛媛新聞エリアサービス大川
- 愛媛新聞エリアサービス鹿野川
- 愛媛新聞エリアサービス長浜
- 愛媛新聞エリアサービス白滝
- 朝日新聞サービスアンカーASA大洲株式会社
- 毎日新聞大洲販売所
- 読売センター大洲
- 成山新聞店
- 聖教新聞大洲販売店(平成25年2月20日協定)
- 株式会社伊予銀行
- 株式会社愛媛銀行
- 愛媛たいき農業協同組合(平成26年2月28日協定)
- 愛媛信用金庫(平成27年2月27日協定)
- 三井住友海上火災保険株式会社愛媛支店南予支社
- 肱川産業株式会社(平成27年3月25日協定)
- 株式会社よんやく大洲支店(平成29年6月28日協定)
- 四国アルフレッサ株式会社南予支店(平成29年12月25日協定)
- 株式会社オズメッセ(平成31年3月28日協定)
- 株式会社幸燿大洲営業所(令和元年10月15日協定)
- 株式会社アスティス大洲支店(令和3年7月15日協定)
なお、ネットワークに参加していただける協力事業者を募集しています。
ご協力いただける事業者は、高齢福祉課までご連絡をお願いします。
3 事業者にご協力いただく内容
情報提供につきましては、各協力事業者が日常業務を行う中で、市民に関する日常と異なる不審な点に気付いた際に、各協力事業者様のご判断で、地域包括支援センターまたは在宅介護支援センターへ電話で情報をお寄せいただきます。
なお、日常と異なる不審な点については、以下の事例等により、安否確認が必要と思われる場合です。
(異変の事例)
- 数日間、新聞や郵便物が溜まっている。
- 数日間、日中なのに電気が付いている。
- 数日間、夕方なのに電気が付いていない。
- 電気やガスの使用料が極端に少ない。
- 何日も洗濯物が干しっぱなしになっている。
- 日ごろ、開くはずの雨戸が閉まっている。 など。
4 対応フロー図
1 異変を感じ、安否確認が必要と思われる市民に係る以下の情報を、地域包括支援センターまたは在宅介護支援センターに電話で連絡をお願いします。
(情報提供の内容)
- 該当者の住所
- 該当者氏名(世帯主または契約者名)
- 異変を感じた状況
- 連絡をいただいた事業者名、担当者及び連絡先
2 地域包括支援センターまたは在宅介護支援センターにご連絡いただいた情報の共有化を図ります。
3 地域包括支援センター、在宅介護支援センターの担当者及び民生委員等が、連携を図り対応をします。
4 ご連絡いただいた情報に対する対応結果を、地域包括支援センターまたは在宅介護支援センターからご連絡します。