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【SDGsへの貢献】 基金運用における「投資表明」について

更新日:2025年1月20日更新 印刷ページ表示
 「投資表明」とは、投資家(債券購入団体=大洲市)がSDGsを推進する取組として、SDGs債券(ESG債券)の購入を行うことで、持続可能な社会の形成に貢献し、社会的使命・役割を果たしていくことを対外的に公表することです。

投資表明(SDGsへの貢献)について

 自治体において、地方自治法の趣旨に則り基金を確実かつ効率的に運用するため、長期運用が可能な資金の一部の債券投資が拡大する中、SDGs債券(ESG債券)(※1)を積極的に購入し、投資表明を行う動きが広まっています。
 SDGsに取り組む大洲市では、基金運用(債券購入)に当たっては、安全性や効率性に十分に配慮しながら、国債・地方債だけでなく、「グリーンボンド」・「ソーシャルボンド」・「サスティナビリティボンド」といったSDGs債券を購入することとし、購入の際には、投資表明を行い、持続可能な社会づくりへの貢献を広く発信します。
SDGs_17ゴール
※1 SDGs債券(ESG債券)
 SDGs債券はESG債券とも呼ばれており、調達資金がESG(環境対応、社会貢献、企業統治)に貢献する事業に充当される債券です。この債券により調達された資金は、事業への充当を通じて、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献するものです。

1 基金におけるSDGs債券の運用

 グリーンボンドで調達された資金は、「環境分野への取組」に、ソーシャルボンドで調達された資金は、「社会問題の解決」に充てれられることとされています。また、グリーンボンド及びソーシャルボンドの双方の性質を併せ持つものがサスティナビリティボンドとされています。
 大洲市では、公金の保全に最大限注意しつつ、これらの債券を購入することで、持続可能な社会の形成に貢献し、社会的使命と役割を果たしてまいります。

2 基金で保有しているSDGs債券

 基金で保有する債券(グリーンボンド、ソーシャルボンドまたはサスティナビリティボンドとして外部評価を受けている債券)は、以下のとおりです。

日本高速道路保有・債務返済機構が発行するソーシャルボンド

 独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構(神奈川県横浜市)が発行するソーシャルボンドへ投資しています。
〈本債券の概要〉
名称  政府保証第494回日本高速道路保有・債務返済機構債(ソーシャルボンド)
年限  10年
発行額 200億円
発行月 令和6年11月
 本債券は、日本高速道路保有・債務返済機構ソーシャル・ファイナンス・フレームワーク(資金の使途)に基づき発行されています。なお、このフレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)が定めるソーシャルボンド原則に基づき策定されており、株式会社格付投資情報センター(R&I、東京都千代田区)から、ソーシャル・ファイナンスに関する第三者評価を取得しています。

 本債券の発行により調達された資金は、新たな高速道路網の整備や既存の高速道路の改築による安全・安心、快適そしてイノベーションにも対応する高速道路ネットワークの強化をはじめ、高速道路利用における安全・安心を確保し、自然災害に対する防災、減災そして速やかな復旧を実現するための事業のほか、老朽化するインフラに対して、保全・性能向上への対策を行い、高速道路ネットワーク機能の長期的な健全化の確保のための事業に充当され、国民経済の健全な発展と国民生活の向上に貢献します。

 また、国連の策定する持続可能な開発目標(SDGs)のうち「目標3:すべての人に健康と福祉を」、「目標8:働きがいも経済成長も」、「目標9:産業の技術革新の基盤をつくろう」、「目標11:住み続けられるまちづくりを」、「目標13:気候変動に具体的な対策を」の達成にも貢献するものです。
債券の詳細については、以下のページをご覧ください。