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山本隊員の日常(No.35)
山本隊員の日常(No.35)
農林振興課の山本です。
3月の市役所は、年度末のそわそわした雰囲気に包まれます。
市役所で迎える年度末も今回で最後かと思うと感慨深いです。
3月は、令和7年度からの大洲市移住コーディネーターとしての活動に向け、市内小学校を訪問しました。統合され、現在は12校となっております。各校の校長先生や教頭先生にご挨拶を行い、移住ツアーでの見学にご協力いただくようお願いしました。
そして、月末には活動報告会が行われました。
まず、柳沢コミュニティセンターにて柳沢地区住民向けの活動報告会を行いました。
40名程の住民の皆さまにお越しいただき、3年間の報告をさせていただきました。
2年前に、当時の柳沢公民館で活動報告会を行った際は、「本当に柳沢に住むのか?」「3年が終わったらどこかに行ってしまうのではないか?」という質問をいただいたことを思い出します。
その後も、柳沢の方々には引き続き心配をおかけしたことでしょう。中には柳沢での定住準備が中々進まなかったことで、がっかりさせた方もいらっしゃるかもしれません。
それでも柳沢の方々には、常に精神的に支えてくださったし、荒れ果てた畑の草刈りや農家民宿を改修するための機材や材料を貸していただき、実際に助けてくださいました。
今回の柳沢での報告会では、今後柳沢でやりたいこととして、お惣菜屋さんとECサイト販売を上げたところ、「お惣菜屋さんはいつ頃開業するのか」「早くしてくれないと待てない」と嬉しそうな表情で質問いただいたり、実際にお惣菜屋さんをする際は声をかけてほしいという住民の方からお申し出があったりと、前回とはまるで違う、和やかな雰囲気で終わりました。
この3年間、大洲や市外で活動する中で、「わたしには柳沢という帰る場所がある」という安心感がああったからこそ、大変でも頑張ることができました。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
柳沢での報告会が終わり、市役所での地域おこし協力隊全員による活動報告会もありました。
八幡浜市や内子町の地域おこし協力隊にもお越しいただき、南予・愛媛のつながりを強く感じられた会になりました。
活動報告会を終え、ほぼ同時期に地域おこし協力隊を退任する杉井さんとCATV西瀬戸の方に取材を受けるなど、忙しい年度末が過ぎていきます。
4月は、定住準備に時間をいただき、特に農家民宿の畑の整備に充てようと思っています。
また、移住コーディネーターとしての活動に向けた視察や、地域振興課との協議も進めたいなと考えているところです。
ついに次回が最後のブログです。
どうぞお楽しみに!
↓柳沢コミュニティセンターでの活動報告会の様子
↓大洲市役所での活動報告会の様子