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山本隊員の日常(No.33)
山本隊員の日常(No.33)
農林振興課の山本です。
1月に入り、日々を過ごしていたらあっという間に2月になっていました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
早速ご報告となりますが、先日受講した「グリーンツーリズムインストラクター」の試験に合格しました!
試験がとても難しかったので受かるか心配でしたが、一安心です。
ただ、次の段階の資格である「グリーンツーリズムコーディネーター」の研修が、残念ながら中止になってしまったので、
積極的に外に出て事例を集めたりするなど、自分から学ぶ姿勢を大切にしてこうと思います。
これからも、農村観光を介して、大洲と世界を繋げられるよう活動していきます。
また、大洲の主に肱南エリアのガイドを行う「おおず歴史華回廊案内人」の試験も突破し、
無事案内人として活動できるスタートラインに立つことができました。
まだまだ知識は足りませんので、案内人の先輩方から学び、経験値を増やしていきたいと思います。
また、この資格をとるにあたり、前述の「グリーンツーリズムインストラクター」の研修は大変助けになりました。
突然ですが、「全国通訳案内士」という国家資格をご存じでしょうか。
通訳案内士とは、「報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を⽤いて、旅⾏に関する案内をすることをいう)を
行うことを業とする」とされており、合格後は「全国通訳案内⼠」として都道府県に登録されます。
平成30年1月に通訳案内士法が改正されてからは、特定の地域内において案内を行う「地方通訳案内士」という資格も新たに誕生し、
令和6年度からは、県内では今治市が導入しています。
残念ながら大洲市ではまだ導入されていないのと、導入されたとしても、
私の専門言語であるドイツ語の導入はかなり遅くなるだろうと考え、「全国通訳案内士」(ドイツ語)の資格取得を目指しています。
合格まで何年かかるかわからないですが、ドイツ語圏の方にもっと深く大洲を知っていただくために、退任後も頑張っていきます。
さて、1月25日(土)、26日(日)に開催された「えひめつくりてマルシェ」では、たくさんの方にご来場いただき、
本当にありがとうございました。
構想段階から関わっているこのイベントには、他のイベントとは違う思い入れがあり、
今回は、規模の大きなイベント「OZU ARTS&CRAFT」との共同開催ということで、
初回では想像ができないくらいたくさんの方にご来場いただくことができました。
初めは行政の支援で成り立っていたこのイベントも、回を重ねるごとに支援者や共同開催者が増えていき、
農家や事業者主導で運営することが可能になりました。
今回は、長浜未来協議会の方々にも出店いただき、長浜産の野菜と梶田商店さんの味噌を使用したお味噌汁の販売や、
長浜で愛媛果試第28号を栽培されているORANGE LINEさんと、地元老舗和菓子店ひらのや製造本舗さんとコラボレーションし、
「まどんな大福」を開発、販売するなど、6次産業化にも貢献することができました。
その都度テーマを決め、大洲の農産業をPRしてきたイベントにおいて、立ち上げから関われたことは非常にいい経験になりました。
地域おこし協力隊任期中の大切な思い出です。
関係者の皆さま、特に、イベントを一緒に立ち上げたOZU+の山鬼さん、一緒にイベントの運営に奔走してくださった農家の藤田さん、
本当にありがとうございました。
さて、地域おこし協力隊退任を控え、退任後の生業の柱にしようとしている移住関連事業にも積極的に関わっています。
来月は、移住促進に関して取り組んでいることをご紹介できたらと思います。
【写真1】アグルビト(大洲市青年農業者協議会)会長と農産物販売ブースにて
【写真2】大洲や長浜の農産物が並びました