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山本隊員の日常(No.31)
山本隊員の日常(No.31)
農林振興課の山本です。
11月は少し長めの休暇をいただき、主に農家民宿の改修作業をしていました。
一週間以上、宿に寝泊まりしたのはこれが初めてです。
山での生活がとても気持ちよくて快適だったので、退任後にこの環境で生活できることが今から楽しみでなりません。
お手伝いに、東京から友人も来てくれました。
わたしが移住してから毎年訪ねてくれるので、宿が一年かけてどのようなところが変わったのか、改めて感じさせくれる貴重な存在です。
普段、自分たちは見慣れてしまった風景や生活も、友人たちが喜ぶ様子を見ると、初心に戻してくれます。
前回は、泊まる場所がなかったので、宿泊施設と集会所に(寝袋で)泊まりましたが、今回は客室となる予定の部屋に泊まってもらいました。
大洲の清水ふとん店さんの真綿布団を使用しているのですが、「お布団が気持ちよくてよく寝られた」と言ってもらえました。
滞在中は、歩いて3分のお隣さんに遊びに行き、まず、自家製の小麦粉でうどんを打ち、薪で沸かしたかまどのお湯で茹でて、
これも自分たちで育てているシイタケで出汁をとった汁でおいしくいただきました。
その後は、矢落川の川蟹の蟹飯、蜂の子と牛蒡の炒め物(藤縄のお祭りでいただいた蜂の子よりも大きくグロテスクだったので、わたしは遠慮しましたが…)、
矢落川の鮎をごちそうになり、満腹で帰宅しました。
お肉(猪肉以外)やお酒以外はほぼ自給自足で生活されているこの方に、この冬は炭づくりも教えてもらう予定です。
友人たちにも、農村では当たり前の食事や生活に触れてもらうことができて、よかったと思います。
12月は、約一週間のグリーンツーリズム研修に行ってきます。
埼玉県の山村地域で、知り合いも誰もいない環境で座学や課題に取り組んだりするのは大変そうですが、体調に気を付けてがんばります。
↓うどんを捏ねて、足で踏みます
↓打ち粉を打って、うどんが完成
↓うどんが切れないように、丁寧に茹でます
↓最後に、畑の柚子や野菜を収穫させていただきました