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山本隊員の日常(No.29)
山本隊員の日常(No.29)
農林振興課の山本です。9月も終わり、だいぶ秋めいてきましたね。
残念ながら中止になってしまったいもたきの初煮会、観月会ですが、
9/22(日・祝)に、愛たい菜店舗前にて、いもたきと大洲コロッケの販売をさせていただけることになり、参加してきました!
お恥ずかしながら、移住してから、ちゃんといもたきを食べたことがなかったのですが、里芋が今まで食べた里芋よりもとびっきりおいしく、感動しました。
アグルビト(大洲市青年農業者協議会)内のプロジェクトチーム「いもたき実行委員会」のメンバーを主導に、大洲農校生や、普段からお世話になっている仙味エキスの社員の皆さまと、和気あいあい販売しました。
当日は、愛媛県が展開する観光や移住、物産、食など、さまざまな角度から愛媛の魅力を知ってもらうプロジェクト「まじめえひめ」のメンバーにもお越しいただき、インスタライブを行っていただくなど、大盛況のうちに完売しました。
皆さまのご協力誠にありがとうございました。
8月の終わりに新しく発足した、大洲のオンラインコミュニティ「大洲カンパニー」に参加しています。
大洲市に訪れた人が、まちや人、取り組みとつながり、その後もゆるく関わり続けることができるプラットフォームです。
そのコンセプトに共感し、「農泊」と「移住」の分野を担当することとなりました。
大洲カンパニーで初めてのイベントとなったこの日は、集まったメンバーでかまど(こちらでは、「クド」と言うのを、地域の方に教えていただきました。)を庭先に移動し、おかげさまで、農家民宿らしく、見晴らしのいい場所で煮炊きできる環境が整いました。
↓かまど(クド)移設の様子
何時間もかかるかと思っていた作業は、参加者の皆さんのチームワークにより、1時間ほどで完成してしまいました!
ちょうどお昼に差し掛かり、柳沢のお隣の地域、田処でとれた新米でおむすびと柳沢の野菜を使ったおかずを用意して、参加者の皆さんでいただきました。
残ったおむすびは、味噌を塗り、焼きおにぎりに。
↓焼きおにぎりづくり
事前に参加者の方からリクエストをいただいていたので、マシュマロを手に入れて、かまどの火で焼きマシュマロをしてみました。
↓焼きマシュマロに挑戦!
農泊を主なミッションとすると決めてから、農泊に関する県内の様々な研修に参加してきました。
研修でよく言われているのが、インバウンドも含めたここ数年のトレンドが、食と旅を掛け合わせた「ガストロノミーツーリズム」であることです。
旅先で、その土地でしか味わえない食文化を体験したいと思うことは、人間にとって真っ当な欲求なのだと思います。
柳沢は、地域課題も多くありますが、何より地域資源が豊富です。
わたしにとっては、課題をかき消してしまうほど魅力的で、移住を決めました。
現在、来年度からの柳沢コミュニティセンター配属の地域おこし協力隊募集のため、地域おこし協力隊導入支援ワークショップに出席し、募集要項を作成しています。
募集要項を書いていると、柳沢に移住したいと思った移住当初の気持ちを思い出して、早く柳沢に住みたい気持ちが増してきます。
(現時点では、市役所を起点に各活動場所に出掛けるため、柳沢へ移住するのは退任後を予定しています。)
ありがたいことに、3年目になっても新たな出会いが多く、いまは内子と大洲で何か交流ができないかを模索しています。
山暮らしをしたい気持ちはしばし抑えつつ、未来の仲間を増やすために、今月もまたひとつひとつの活動をがんばります。