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山本隊員の日常(No.27)

更新日:2024年8月1日更新 印刷ページ表示

 

 

山本隊員の日常(No.27)

農林振興課の山本です。

7月は、愛媛県全20市町が参加する「えひめまるごと移住フェス」のため東京へ!
前回までの来場者は、地域おこし協力隊志望の方が多かったように思いますが、

今回のフェアでは、リモートワーク等が可能な生業を既にお持ちか、地方でも就業しやすい資格を既にお持ちで、

あとはご自身に合った地域を選定するだけという堅実的な方々が多い印象でした。

(移住フェアすら参加したことがなく、移住に関して比較的無計画だった我が家にとって、そのような方々は憧れの存在です…)


お話しながら、その人その人に合った地域を提案していく過程は、やはりおもしろいです。

同時に自分が大洲を選んだ理由との答え合わせをしているようで、充実した時間が過ごせました。

 

出張でのお楽しみは、やはり他の市町の職員の方や協力隊、行政、移住関連事業者との交流。普段大洲で暮らしているときなら、

車でたった数時間で会いに行ける距離にも関わらず、目の前の忙しさにかまけて中々伺えずにいる方々に会って

近況報告や意見交換ができる貴重な機会。

今回も、地域おこし協力隊4名によるトークセッションに登壇させていただき、昔話や近況を伝え合うことができました。

 

また別の日には、今後大洲市役所内で地域おこし協力隊制度を活用する可能性のある部署の職員を対象とした、

地域おこし協力隊受入体制制度説明会が大洲市役所にて開かれました。令和6年8月1日現在、

8名の協力隊が在籍している大洲市ですが、その中から、都市整備課の杉井隊員と私が代表で、

職員の方々に移住のきっかけや活動の様子、退任後の計画等をお伝えしました。半生の振り返りができ、

個人的にも有意義な機会となりました。


当日は、講師としてえひめ暮らしネットワークの鍋島副代表がいらっしゃり、地域おこし協力隊の受け入れ側に

必要な心得などをご講演いただきました。
その中で印象に残ったのは、「地域おこし協力隊制度による活動は公共性がなければならない」ということ。


実は、地域おこし協力隊に着任以来、地域のための活動を最優先してきて、退任後の自身の生業である「農家民宿の開業」が

ほとんど手を付けらなかったことに、どこか後ろめたさを感じる時期がありました。

また、「いつ民宿は開業できるの?」「柳沢にはいつ引っ越してこられるの?」と、地域の人から心配いただく際に、

定住準備のスピードが遅いことで、おそらく地域の人を多少なりともがっかりさせてしまっているんだろうなと思ってきました。


しかし、この鍋島さんのセミナーによって、自分が活動してきた配分は、決して間違いではなかったと肯定されているようで、

救われた気持ちになり、肩の荷が下りました。


残りの任期も、「地域おこし協力隊でないとできないこと」を優先的に活動に励みたいと、気持ちを新たにしたところです。

 

8月は、大型イベント運営に、移住先の柳沢の盆踊り大会に盆ソフトボール大会の運営と、ますます忙しくなりますが、

お盆くらいは実家に帰省できるようにスケジュールも調整しつつ、夏を楽しみながら頑張ります!

 

↓地域おこし協力隊によるトークセッションの様子

協力隊トークイベントの様子

↓各市町から地域おこし協力隊募集の呼びかけ

各市町から地域おこし協力隊募集の呼びかけ

↓臥龍山荘がプリントされた法被を着て参加しました!

大洲ブースの様子