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岡本隊員の日常(No. 34)
岡本隊員の日常(No. 34)
こんにちは。肱川町の地域おこし協力隊の岡本麻里です。
7月は長野県・軽井沢のピッキオさんのインターンシップ(エコツアー事業)に参加しました。自然観察会の手法を学んだり、業務としてネイチャーガイドを行う経験をしたいと考えての参加でしたが、協力隊退任後についても考える機会になりました。
ピッキオさんのエコツアーの中で、ムササビウォッチングという人気ツアーがあります。大洲でムササビといえば空き家に住み着いて家を壊してしまう厄介な存在として認識されているので、豊かな森の象徴としてスポットライトが当たっていることにとても驚きました。
そのことをガイドの方にお話したところ、野生動物と人間との間に軋轢が生じても、それは野生動物が悪いわけではなく、軋轢が起こる原因を徹底的に取り除いて、どうやって共に生きるのかを考えていくことが大事なのではとのことでした。
かつて軽井沢では、ツキノワグマが市街地に頻繁に現れ、ゴミ荒らしなどの被害が多かったそうです。そこで、ゴミ集積所の回収箱をクマが開けられない形状にしたところ、街中でのクマによる被害がゼロになりました。
その他にもクマの追い払いや地域の子どもたちへの教育活動などを通して、今ではクマとの共生の機運が醸成されつつあるとのことでしたが、そこに至るまではとても長い時間がかかったし、いろんな人たちがどうしたらいいのか考えに考え抜いた結果が今なんだというお話でした。
大洲でも自然と人間の共生のためにできること、やるべきことがたくさんあるのではと思いました。具体的ではありませんが、協力隊卒業後に取り組みたいことが一つ見つかりました。
また、エコツアーでは自然観察会運営の参考になることがたくさんありました。今まで私は資料や観察用の小道具を使うことはあまりしていなかったので、観察用のルーペをいくつかそろえたり、模型などを作ったりしてみたいと思います。
ツアーに同行させていただいたガイドさんは皆さんお話上手で、何か真似できることはないかとじっくり聞いていました。よく言われることだとは思いますが、リラックスして話すこと、話題がスムーズにつながる構成で話を組み立てることや場数を踏むことが重要なのかなと感じました。
インターンシップでは子ども向けプログラムに多く同行させていただきましたが、子どもたち全員に目を配ったり話を聞いてもらうことが非常に難しかったです。また、子どもたちは植物よりも、動物や昆虫に興味津々といった様子でした。
子ども向けプログラムは自然の生き物とのふれあいだけでなく、キャンプやアウトドアの要素もある内容で、これは自分のイベントでやりたいこととは少し違うなと思いつつも非常に楽しいものだと分かったこともよかったです。
大洲に帰ってきた今は、ここでできること・やるべきこと、そして自分のやりたいことが何かを考えながら、あと2ヶ月活動に取り組んでいきたいと思っています。
情報提供のお願い
食べられる野草や木の実について詳しい方、食べられる野草や料理の飾りに使う野草を鹿野川荘(肱川町の温泉宿)まで出荷してくださる方を探しています。
また、こんな野草が食べられるよといった情報についても調べています。
情報をご存知の方、岡本までお知らせいただけますと幸いです(☏0893-34-2311、肱川支所に繋がります。)