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山本隊員の日常(No.18)
山本隊員の日常(No.18)
農林振興課の山本です。
今日は、10月8日(日)に開催した「高校生向けお話会」について報告します。
普段、地域活動をしていると、どうしても同年代やそれ以上の年代と関わることが多くなり、
若い世代との交流が希薄になっていると感じたことがきっかけで、今年、副業で塾講師として働き始め、中学生や高校生と関わりが始まりました。
授業の前後のちょっとした時間に、
「先生はなぜその大学で勉強したいと思ったの?」
「こういう分野に興味があるけれど、決められない。」
「先生はなぜ大洲に来たの?」
といった他愛のない会話から、現代を生きる中学生、高校生にとって、私が学生の時よりもはるかに将来の選択肢が多くなっていて、
それが悩みの原因にもなっていることを知りました。
他方で、彼らにとって、身近な大人は保護者の方や学校の先生、部活や習い事の先生だけで、非常に狭い世界に生きています。
そのような彼らに、
「こんな選択肢もあるんだ!」
「あきらめていた職業は、もしかしたら身近なのかもしれない。」
「そもそもそんな職種があるなんて、知らなかった。」
というひらめきをもたらし、ご家族や保護者と自分たちの将来を話し合うきっかけを創出したいという思いで、
前職の在外公館派遣員の同期である、元在イタリア日本大使館と元在ハンガリー大使館派遣員の友人たちと、
自分たちの学生時代の話や、経験してきた職業についてお話しする会を企画しました。
大洲はいま世界から注目されていて、これからグローバルとローカルの両視点を併せ持った人が、
今後さらに必要になってくると私は確信しています。
現在のまちづくりの現場でも、優秀な方々は多数いらっしゃり、将来その仲間が増えれば、大洲にとって本当に無敵ですよね。
保護者の方をはじめ、事前質問や会終了後の質問を多数いただき、大変好評だったので、現在第二弾を企画しています。
またSNS等でお知らせしますので、前回来られなかった方もぜひご参加いただけたらうれしいです。