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地域おこし協力隊を募集しています!
地域おこし協力隊募集情報(令和8年度活動開始)
大洲市は、少子高齢・過疎化の進行などにより生じている地域課題の解消や活性化を図るために、地域おこし協力隊を募集します。
※この募集は、令和8年度の当初予算成立を前提とした年度開始前の事前準備手続きであり、予算成立後に効力が生じる事業ですので予めご了承ください。
募集しているミッション一覧
- 林業
- 部活動地域クラブ移行マネジメント
農林振興課・林業
「自由に自分らしく~森林と林業に関わる生き方を見つける~」
本市では、専業・兼業を含めて多くの市民が農業と関わっていますが、専業林家はなく農家林家となっています。農・林業従事者においては、高齢者の増加と人口減少、後継者の不足により、担い手不足が進行しています。
このような中、昨今の異常気象等でゲリラ的に発生する豪雨等による災害が頻発しており、特に放置森林及び放置竹林に起因する土砂崩れを防止するための森林整備が喫緊の課題となっています。
さらに、森林内にほだ場を形成させる原木しいたけ生産業についても、ほだ木の搬入など高齢化による人力の限界等から生産量は暫時減少、古くから地域の栄華に寄与してきた木蝋産業や茶炭や乾たけのこ(メンマの原材料)も効率化の波によりその生業が姿を消しつつあるなど、様々な問題を抱えています。
このため、本市では新規就業支援を積極的に進め、森林組合や木材生産業者では毎年度数名ずつ技術者を確保し、県が実施するフォレスター養成研修や事業体自らが行う人材マネジメントを経て木材の生産技術者を養成していますが、多様なニーズに呼応するための森林整備技術者が圧倒的に足りません。また、組織離れなど若者特有の感性により、一人親方的な木材生産職が増加している状況であり、技術を習得した若者が林業に従事できるかどうかという新たな課題も生まれています。
そこで、外部からの新たな視点で大洲市の森林・林業の価値を見出し、地域の貴重な担い手としてリーダーシップを発揮されることを期待して「地域おこし協力隊」を募集します。

活動内容
受入当初は主に林業振興係の業務を担当職員と担いつつ、地域への立ち入り方法や農林家や関係者との会話、そして地域の森林・林業の状況把握など、協力隊員としての行動を先輩隊員などから指導を仰ぐこととなります。
その後、収集した情報や人脈を活かしながら、隊員の退任後の仕事(新規就業、6次産業化による起業など)を検討。退任後の方針が決まれば、その準備に係る作業を行っていただきます。
森林・林業に関する協力隊の活動範囲は大変広いことから、大きく2項目に分けて、いずれかの課題をクリアするための行動を展開しながら、いずれかの項目での起業の可能性を探る活動に取り組みます。
「地域の特用特産物の発展」
- ハゼノキの育成・管理と木蝋原料の生産指導
- 原木しいたけのためのほだ木の確保とホダ場管理
- 菌床しいたけのための培地の生産とホダ場管理
- 白炭・黒炭の生産と原木の確保
- 竹林から派生する乾たけのこ(メンマ)の生産
「災害に強い森林づくりの推進」
- 放置森林の管理方法と樹林改良
- 放置竹林の管理方法と樹林改良
- 有用広葉樹の育成と植樹の検証
「その他」
- 県や他部署等の実施する交流会や研修への参加、先進地への視察
- 退任後のための生業づくり(副業:例 有害鳥獣駆除にかかるハンター免許の取得等)
- 活動報告や市地域おこし協力隊のSNSによる情報発信など
募集要項
詳細はこちらをご覧ください→募集要項(林業) [PDFファイル/670KB]
スポーツ振興課・部活動地域クラブ移行マネジメント
「地域クラブと中学校部活動の橋渡しをしてくれる仲間を探しています!」
少子化の進展により、全国平均よりも早いスピードで大洲市の人口は減少しており、現在8校1,022名(令和7年9月1日現在)の中学校生徒数も12年後には約半数になる見込みとなっています。
現在の当市の中学校部活動の状況ですが、運動部は、軟式野球、サッカー、男女バスケットボール、バレーボールなど13種目が活動しており、部活動加入率は全体で87.7%と高いものの、単独でチームを編成できず合同で試合に出場している種目もあり、生徒が選択できる種目がますます減少し、生徒たちの希望に応えることが難しくなりつつあります。
これらのことから、早急に地域、学校の連携・協働により、生徒のスポーツ・文化芸術活動を楽しむ場として、新たな地域クラブ等の受け皿を整備したいと考え、現在、大洲市内でNPO法人として活動されている総合型地域スポーツクラブを核として、学校部活動の地域展開を進めていこうとしていますが、活動の幅を広げていく中で運営や企画を担う人材の不足が課題となっています。
そこで、行政と総合型地域スポーツクラブとが協働で行う部活動の地域展開において、学校・保護者・地域・行政との「つなぎ役」、コーディネーターとして、また、組織運営(人材・場所・お金・安全・広報)を包括的に調整するマネジメントを担い、裏方として環境を整える「地域おこし協力隊」を募集します。

活動内容
1年目は地域理解と基盤づくり、2年目は活動拡大と連携強化、3年目は持続可能な体制づくりに重点を置くことで、総合型地域スポーツクラブを中心に地域部活動のネットワークと運営力を強化できます。
1年目(令和8年度):地域理解と基盤づくり
最初は、大洲市内の中学校を訪問し部活動を見学して、多くの子どもたちや先生に会って話していただき、どんどん学校とのつながりを深めていただき、また市内にある体育施設を見て回って、使って、地域クラブでの活用方法などのアイデアを膨らませてください。
次にスポーツ少年団やスポーツ協会などのスポーツ団体とのネットワークづくりをしていただき、中学校とのつながりができてきたら、総合型地域スポーツクラブが行う地域クラブ活動の運営をサポートしていただきます。放課後や休日を利用して、みんなが笑顔になる小さな運動教室や体験イベントを企画して、「どんな活動が地域に喜ばれるか」を探りながら、地域の魅力や人とのつながりを学ぶ1年目となります。
2年目(令和9年度):活動の拡大と連携強化
中学校の部活動と地域クラブをつなぐ架け橋として、活動の幅を広げていただきます。
総合型地域スポーツクラブが運営する地域クラブにも関わっていただくことになりますので、競技種目ごとに行政職員や学校関係者などが集まる中で、地域クラブの設立・運営について一緒に考えてください。またスポーツ団体等とのつながりの中で、指導者等人材バンクを設立して、指導者やボランティアの派遣・調整など地域クラブとのマッチングに取り組みます。
部活動の地域展開では、多世代間の交流、スポーツを通じた地域コミュニティづくり、健康寿命の延伸などの地域振興、地域の活性化も求められることから、子どもから大人まで参加できるスポーツイベントや体験会を企画・運営し、自分も「楽しみたい」と思える、地域に笑顔の輪を広げる2年目としてください。
3年目(令和10年度):持続可能な運営と自立支援
これまでの活動で培った経験、人とのつながりを活かし、総合型地域スポーツクラブを軸に、地域や地域クラブのリーダーたちと連携して、休日の部活動の地域展開をスムーズに開始できる体制を作ります。年間イベントや交流の企画を通して、地域のスポーツや文化芸術を自分たちで育てる楽しさを実感し、スポーツを通じた地域のにぎわい創出を推進します。
任期終了後も活動が続くよう、仲間や地域とつながる仕組みを作る、地域づくりの集大成の3年目としてください。
その他
協力隊としての活動報告(年1回)、協力隊SNSによる活動状況の情報発信
募集要項
詳細はこちらをご覧ください→募集要項(部活動地域クラブ移行マネジメント) [PDFファイル/724KB]

応募・選考について
応募方法
応募期間
令和7年11月21日(金曜日)から令和8年1月19日(月曜日)
※応募書類必着
※応募があり次第随時選考を行います。任用が決まり、定員に達した場合は応募期間中でも受付を終了します。
※着任時期は協議の上で決定しますが、令和8年4月から10月までを想定しています。
提出方法及び応募書類
次に記載の書類をお持ちいただくか、郵送により提出してください。なお、提出された応募書類等は返却いたしません。
- 応募用紙
- レポート
- 住民票
- 自動車運転免許証の写し
応募書類送付先
〒790-8601 愛媛県大洲市大洲690番地の1
大洲市総合政策部地域振興課(担当:森)
応募様式
選考について
第1次選考
書類選考のうえ、選考結果を応募者全員に通知します。
第2次選考
第1次選考の合格者を対象に、大洲市役所において面接選考を行います。
日時、場所等は第1次選考結果通知後、改めてお知らせします。
なお、面接に必要な旅費等の費用は、応募者の負担となります。(※オンラインによる面接となる場合があります。)
結果発表
第2次選考後に通知します。
今までの地域おこし協力隊の活動
今までの地域おこし協力隊隊員の活動については、以下をご覧ください。
→大洲市地域おこし協力隊の活動について(2020年3月版) [PDFファイル/2.85MB]
お問い合わせ先
大洲市総合政策部地域振興課(担当:森)
Tel:0893-57-9989
E-mail:chiikishinkouka@city.ozu.lg.jp
現地の見学については、希望があれば随時実施しますのでご連絡ください。


