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山本隊員の日常(No.9)

更新日:2023年2月6日更新 印刷ページ表示

山本隊員の日常(No.9)

農林水産課の山本です。

2月に入りました。私の祖父母は松山におりましたので、この時期になると、私がまだ幼い頃、よく電話で「お椿さんが終わったから、もうすぐあたたかくなるよ。風邪ひかんようにね。」とやりとりしていたことを思い出します。

先日、そんな祖父の写真入りの日記帳が出てきました。戦中の日付が書かれたその写真には、大洲、長浜、双海と書かれた走り書きと一緒に、海辺や川辺を背景に映る若い日の祖父の姿がありました。亡き祖父が、私を大洲に導いてくれたのでしょうか。

柳沢公民館に週一回常駐するようになって早5ヶ月が経ち、それ以降、少しずつ住民の方から空き家や農地の情報をいただくようになりました。本当にありがたいことです。あっという間の5ヶ月でした。実際に柳沢に住むようになったら、また進んでいくスピードも速くなるのだろうと思っています。

 さて、先月は柳沢での活動と並行し、大洲肱南地区の今岡邸で開催された「えひめつくりてマルシェin Ozu」にアグルビト(大洲市青年農業者協議会)の一員として参加しました。5日間開催されたイベントへの参加は初めてでしたが、たくさんの反省点と共に、とても大きな収穫になりました。

 例えば、近所の方が「きのう買った野菜はまだある?」と再び来店してくださったり、「今後、この生産者の野菜をどこで買える?」と問い合わせしてくださったりと、お客様の反応が今まで出たどのマルシェのものとも違って、感慨深いものでした。

 青年農業者協議会のメンバーも店頭に実際に立って対面販売を行い、普段は定例会や研修等でしか会えないメンバーが、どのような思いをもって農業をしているのか、作物にこめている思い等を私自身もお客様の隣で聞くことができ、勉強させてもらいました。

今回の販売の経験を経て、来年度もますます力を入れていきたい活動が、アグルビト(大洲市青年農業者協議会)の広報活動です。現在も、当協議会が定期発行している「アグルビト通信」の取材に同行し、就農動機や活動内容を動画にまとめて公表していますが、さらに魅力的なものにしたいと考えています。私と同年代で、既に農業の基盤をしっかり築いている彼らには、尊敬しかなく、近くで学ばせてもらえる今の環境に感謝しています。広報分野は素人ですが、彼らの活動の一助になれたらと考えています。

山本①  山本② 山本③