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山本隊員の日常(No.4)

更新日:2022年9月7日更新 印刷ページ表示

山本隊員の日常 (No.4)

 こんにちは。協力隊の山本です。初めて大洲にて盛夏を過ごし、次第に秋の気配を感じはじめています。

 8月は引き続き、若宮地区のかとう旬菜畑さんの畑での農作業体験を中心に、研修や地域訪問に忙しい月となりました。普段から農業や家庭菜園に親しんでいる方の多い大洲市のみなさまには、恥ずかしくて大きな声で言えないのですが、生まれて初めて、畑に種を撒きましたよ!こんな私が農家になりたいと言うのです。もう一人の自分が笑っています。今まで苗は植えても、種は買ったことも撒いたこともなかったので、「私が撒いたところだけ芽が出なかったらどうしよう」という勝手なプレッシャーの中、大事に撒かせていただきました。

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 また、研修の一環で初めて事業計画書を書いたり、大洲市青年農業者協議会が発行しているAGURUBITO通信のための取材に同行し、こちらも生まれて初めて動画を作成したりと、初めて尽くしの一ヶ月でした。

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 8月28日(日)にて肱北肱南地区にて開催された灯篭流しのイベントスタッフとしてお手伝いさせていただきました。災害当時はまだ小さかった子供たちの大洲への想いや将来の夢をみて時折手を止めながらも、鋭意準備を行い、無事盛会に終わりました。ご参加いただいた地域のみなさま、関係者のみなさま、本当にお世話になり、ありがとうございました。こうした一つ一つのイベントを通し、地域の方々とお話しすることが、たのしくて仕方がありません。

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 就農後にやってみたいことの一つに生産物の「直売」があります。小売業に関しては、実は前々職で経験があり、来月は、当時勤めていたグローサリーストア「FOOD&COMPANY」に、休暇中インターンとして小売経営について学べないか打診したところ、快諾いただき、数日間お世話になることになりました。

 「FOOD&COMPANY」は、現在都内と神奈川県に4店舗展開しており、独自のガイドライン「F.L.O.S.S.」に沿って選ばれた青果や加工品等の食料品を販売しています。農家を志した一つの理由として、全国の様々な規模や形態、スタイルを持つ生産者の方と交流させていただき、農家として生きることの厳しさと喜びを感じ、私もそうなりたいと強く思った経緯があります。

 当時は、目の前のお客様と毎日の売り場や発注のことで頭がいっぱいで、恥ずかしながら経営やマーケティングの分野には目を向ける余裕がありませんでした。今回は、お客様や生産者、店舗スタッフとのやりとりを通して、店舗のマネジメントや首都圏需要のマーケティングも学び、大洲市内で就農したあとの活動に還元したいと考えております。

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 また来月いい報告ができるよう、9月も引き続き、自分にできることをひとつひとつ頑張ります。

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