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山本隊員の日常(No.1)

更新日:2022年6月3日更新 印刷ページ表示

山本隊員の日常 (No.1)

みなさま初めまして、大洲市地域おこし協力隊の山本と申します。大洲市地域おこし協力隊の活動を身近に感じていただけるよう、活動内容や感じたことについて紹介していきたいと思います。

今回は、農業未経験者の私が新規就農を志した経緯と、なぜ大洲を移住先に選んだかについて、簡単に紹介します。

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きっかけはたくさんあるものの、出身地である首都圏に戻らなかった理由は、今回のパンデミックで受けた影響が大きかったように思います。当時は外務省在外公館派遣員として在ドイツ日本大使館に勤務していました。食料品、ガソリンスタンド、医療機関以外の施設がほぼ例外なく閉まり、2020年3月のベルリンは、まるでゴーストタウンのようでした。

まず感じたのは、一次産業とその販売に従事されている方々への感謝の気持ちでした。同時に、個人で食料を自給しなければ食べていけなくなるのではないかと思うほど価値観が大きく変わり、生産者になりたいと思うようになりました。

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パンデミック前の世界に戻ることはできませんが、人間から旅を完全に取り去ることは難しいと考え、帰国後は、「東京だけではない日本」を国外に紹介するにはどうしたらよいか考えていました。他のアジアの国々との差別化という観点で、他地域と文化が交わりづらい島国の中の島である「四国」という特殊な土地で、都市部もうつくしく、中山間地域とのバランスがとれた場所を探し始めました。上述の「生産者になりたい」という願望もあったので、多品目が栽培できる土地を探そうと思い、大洲にたどり着きました。

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大洲市には知人も友人もいなかったので不安はありましたが、幸い多くの方々に気にかけていただいて、5月はほぼ毎日のように様々な地域に伺い、住民の方々のお話を聞いたり、農作業を体験させていただいたりという貴重な一ヶ月を過ごせました。

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