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岡本隊員の日常(No. 7)

更新日:2022年5月1日更新 印刷ページ表示

岡本隊員の日常(No. 7)

こんにちは!肱川町の地域おこし協力隊の岡本麻里です。

4月は桜や石楠花(しゃくなげ)が咲き、山の緑も灰色がかった色から明るくて柔らかい緑色に変わり、山の色を見ているだけで元気が湧いてきます。
春に浮かれるひと月を過ごしました。

生まれて初めてシャクナゲを見ました!花びらに透明感があってきれいですね。

さて、今月は鹿野川荘の料理に使う野草について協議しました。
いくつか食べられる野草も持っていきましたが、それぞれの特徴や料理法などをまとめたものがあるといいとのことで、思っていた以上の大仕事になりそうです。
野草探しも継続しながら、わかりやすくまとめられるように頑張ろうと思います。

協議の様子です。

また、今月は野草探しに加えて、山菜採りや二度目のこんにゃく作りをしました。

山菜採りはワラビ採りと、タケノコ掘りを体験させていただきました。
ワラビ採りは手でぽきぽき取れるのが気持ちよくて夢中になりました。
昔ドングリを無心で拾い集めていたときを思い出しました。

シダ植物の枯れ木の下に良質なワラビがあるそうです。

家で重曹を使ってあく抜きをしてみましたが、水が真っ茶色になりワラビもトロトロになってしまい、少し失敗しました。
ワラビの分量に対して重曹が多く、また火にかける時間も長かったようです。
あく抜き難しいですね…。
ですが、人生初ワラビはとてもおいしかったです。

右奥のワラビの煮物はいただいたアクヌキワラビを使っています。自分ではこんなにきれいにあく抜きできませんでした。
(お皿の上側がワラビ。いただいたあく抜き済みのものなので形がきれいです。)

タケノコ掘りはびっくりするくらい難しかったです。
掘りやすいタケノコの見極め、掘るときに鍬を打つポイントの見極め、狙った場所に確実に鍬を打ち込む、といったことがなかなかできませんでした。
テレビでタケノコ名人が出ているのを見たことがありますが、あの人は本当にすごい人なんだと身にしみて感じました。
もちろん今回タケノコ掘りを教えてくださった方もすごい方です。

タケノコの皮の分厚さを知りました。

タケノコの下処理では、あくが強いので軍手をつけてタケノコを洗い、家の外にあるかまどで茹でました。
火の様子をいつも気にしながら長い時間茹でなくてはならず、また大きな鍋も必要なので、これは大変な作業だと思いました。

タケノコを洗う水は、水道水ではなく山水を使っているそうです。

今回作ったこんにゃくはきれいな形にできました。
こんにゃく生地の水分を前回より多めにし、形を整えるときに教えてくださる方の手の動きを真似したのがよかったようです。
ただ、なぜその動きできれいにできるのかは最後までよくわからなかったので不思議な感じがしました。

初めて作った時よりも表面が滑らかにできました。

最近の休日はせっせと畑仕事をしています。
慌てて買った苗の時期が早く、霜にあたってしまいてんやわんやしていましたがなんとか頑張ってくれています。
暑くなってくると作業が大変だと思いますが、大事に育てていきたいです。

芽を出した苗