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「臥龍山荘庭園」が国の名勝に指定決定!
更新日:2021年6月28日更新
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令和3年6月18日に国の文化審議会が開催され、「臥龍山荘庭園」を国の名勝に指定するよう文部科学大臣に答申されました。
指定にあたっては、周辺の景観を大きく取り込んで空間を構成している点が極めて独創的で、芸術上および鑑賞上の価値、日本庭園史における学術上の価値が高いと評価されました。
これにより、県内の国指定名勝は13件となり、大洲市内では初の指定となります。
「臥龍山荘庭園」について
本市出身の貿易商・河内寅次郎(1853~1909)が、明治後期に肱川沿いの景勝地に造営した庭園で、崖上の建物や庭園のある部分、「蓬莱山(ほうらいさん)」と呼ばれる島、それらの間にある渓谷「臥龍の淵」の3つの部分からなります。
庭園内には国の重要文化財である「臥龍院」や「不老庵」などの建物があり、庭園からは、眼下を流れる肱川に、冨士山(とみすやま)、亀山などが取り囲む壮大な景観が広がっています。
上空から見た臥龍山荘
対岸から見た臥龍山荘