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安全・安心な農産物の生産と農業文化の維持、自然や農村環境の保全のために、意欲ある担い手と生産組織の育成を図ります。また、大洲の食文化に根ざした大洲ブランドの農産物の生産・加工品の開発を図るとともに食育を推進します。環境保全型農業の促進や消費者との連携強化はもとより、農地利用の促進と生産基盤・生産環境の整備を図ります。
地球温暖化の防止、国土の保全、水源かん養、自然環境の保全など、森林の多面的かつ公益的機能の高度発揮を図るとともに、作業道などの基盤整備や機械化の促進、間伐・保育施業などの計画的な育林をはじめ、地産地消の家づくりによる木材の需要拡大や林産物生産の振興を図り、合わせて担い手の育成強化に取り組みます。
つくり育てる漁業に向けて、稚魚貝の放流や漁礁・築いその設置、川や海の環境改善などを進めるとともに、漁港施設の整備や漁業経営の安定化・近代化を促進します。また、観光と連携した「嵐ふぐ」「肱川あゆ」などのブランド化に向けた取り組みと加工・販売を促進します。
若者が定住できるまちづくりに向けて、既存企業の新商品開発やマーケティング、新規事業への進出、若者・女性・退職者などの起業への支援を行うとともに、地域アンカー企業※(地域核企業)を中心とした地域産業クラスター※の形成と、晴海・拓海工業団地への企業誘致などを図ります。
※地域アンカー企業・・・地域に根を下ろした、地域資源を活かし、関連産業の集積を持った中堅企業。
※地域産業クラスター・・・地域アンカー企業を核にした、多様な関連企業の集積。
にぎわいと活気のある商店街を目指し、市民生活に密着した店づくりを進めるとともに、農林水産業や観光と連携した商品・サービス開発と販売の促進を図ります。
体験・滞在・反復型の観光地づくりを目指し、「いもたき」「しいたけ」「しぐれ」「魚」などのブランド化を図り食の魅力を高めるとともに、自然・農業体験や歴史探訪、温泉保養、うかいなど、多様な観光資源を組み合わせた宿泊観光の重点的な推進を図ります。
関係機関と連携し、雇用の安定化と雇用の確保・創造を図るとともに、各種労働条件や就労環境の整備、福利厚生対策の充実などを促進します。