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大洲出身の五稜郭設計者「武田斐三郎」を知ろう

更新日:2024年9月22日更新 印刷ページ表示

特別展「蘭学者 武田斐三郎」を開催します。

特別展チラシ
 外国船の来航が相次ぐ幕末の混乱期。のちに五稜郭の設計で名を馳せる一人の男の子が大洲の中村に生まれました。その名を武田斐三郎(たけだ あやさぶろう)。
 大坂の緒方洪庵の適塾で蘭学を学ぶと、ロシアのプチャーチンやアメリカのペリーが日本に来航した際には蘭語通訳を務め、また、西洋の兵学や造船などにも興味関心が高かった斐三郎は、ロシア船の大砲や佐賀藩の反射炉などを見学し実測まで行っています。こうして蓄えられた斐三郎の知識は、箱館(現在の函館)の五稜郭や台場(砲台)の設計、大砲などを造るための反射炉の建設などに活かされました。
 今回の特別展では、こうした武田斐三郎の足跡や業績について、写真パネルや関連資料を用いて紹介しています。

開催期間

令和6年10月8日(火曜日)から12月15日(日曜日)

展示場所

4階展示室特別展コーナー

開館時間

午前9時から午後5時

休館日

月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

展示解説会

10月20日(日曜日)、11月17日(日曜日) 両日とも午後1時30分から
集合は4階ロビー

位置図

問い合わせ先

大洲市立博物館
〒795-0054 愛媛県大洲市中村618-1
Tel 0893-24-4107(Fax兼)
E-mail hakubutsukan@city.ozu.ehime.jp