大洲城天守20周年記念企画展を開催します

　平成16 年に復元された大洲城天守は、今年で20 年目を迎えました。軍事施設として築城された大洲城は、江戸時代には藩主加藤家の居城として、行政の中心的役割を担いましたが、明治維新後は多くの建物が取り壊されました。その後公園へと移り変わり、天守復元以降、今や大洲城は市のシンボル的存在となり、重要な観光資源として多くの観光客が訪れています。
　また、平成24 年の大洲市歴史的風致維持向上計画に基づき、大洲城の石垣改修や植栽計画に併せて発掘調査なども実施されており、文化財としての保存も進められています。
　当企画展では、大洲城に関する絵図や古文書のほか、近年の石垣保存修理の状況や発掘調査によって出土した出土品を交えて展示紹介します。

令和６年７月１３日（土曜日）～９月２３日（月曜日・祝日）

４階展示室企画展示コーナー

午前９時～午後５時

月曜日（月曜日が祝日の場合、翌日）

７月２８日（日曜日）、８月２５日（日曜日）　　午後１時３０分～（４５分程度）

【軍事施設の城】　
　幕府隠密大津城見取図（伊予史談会蔵）、大洲城石垣普請図（個人蔵）など
【政務と儀礼の城】
　大洲御城絵図（当館蔵）、御城中屋形并地割図（個人蔵）、城内祓覚（八幡神社蔵）など
【主を失った城のその後】
　監獄所鬼瓦（大洲市教育委員会蔵）、下台所壁板（当館蔵）など
【大洲城を遺し伝える】
　武具蔵出土海鼠瓦（大洲市教育委員会蔵）など

大洲市立博物館
〒７９５－００５４　愛媛県大洲市中村６１８－１
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