令和8年大洲市議会第3回定例会会議録 第1号



令和8年6月8日(月曜日)
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出席議員     
    1番  菊 地  謙 太
    2番  いりさわ み き
    3番  笹 木  健 吾
    4番  後 藤  ともなり
    5番  山 本  かずや
    6番  松 德  憲 二
    7番  弓 達  秀 樹
    8番  新 山  勝 久
    9番  村 上  松 平
   10番  東    久 延
   11番  児 玉  康比古
   12番  大 野  立 志
   13番  山 本  光 明
   14番  中 野  寛 之
   15番  二 宮    淳
   16番  桝 田  和 美
   17番   (欠  員)
   18番  梅 木  加津子
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欠席議員
   な   し
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出席理事者
  市     長          二 宮  隆 久
 総 務 部
  部     長          中 島  清 和
  会計管理者兼会計課長       檜 田    剛
  総 務 課 長          西 山  和 幸
  総務課長補佐           井 上  智 史
  総務課行政係担当係長       久 保  圭 一
  財政契約課長           圡 井  修 司
  財政契約課長補佐         東    泰 洋
 総合政策部
  部     長          徃 田  秀 樹
  長浜港周辺利活用推進担当部長
  兼室長兼長浜支所長        井 上  朋 昭
  企画情報課長           谷 本  晃 一
 市民福祉部
  部     長          田 中    純
  子育て担当部長兼子育て支援課長  門 多  美千代
 環境商工部
  部     長          德 石  伊 重
 農林水産部
  部     長          河 野  秀 伴
 建 設 部
  部     長          泉    浩 嗣
  治水事業統括官          相 田  晴 美
 肱川支所
  支  所  長          門 多  広 樹
 河辺支所
  支  所  長          髙 橋  直 人
 教育委員会
  教  育  長          櫛 部  昭 彦
  教 育 部 長          加 納  紀 彦
 大洲病院
  事  務  長          隅 田    充
 監査委員
  委     員          神 元    崇
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出席事務局職員
  事 務 局 長          渡 邊  慎 二
  次     長          谷 渕  由加里
  議 事 係 長          井 上  裕 二
  調 査 係 長          堀 部  達 也
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議事日程     
  令和8年6月8日 午前10時 開 会
 日程第1
会議録署名議員の指名
 日程第2
会期の決定
 日程第3
第61号議案 副市長の選任につき同意を求めることについて
  (提案理由説明、質疑、討論、表決)
 日程第4
第44号議案 令和8年度大洲市一般会計補正予算(第1号)
第45号議案 令和8年度大洲市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第46号議案 令和8年度大洲市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)
第47号議案 令和8年度大洲市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第48号議案 令和8年度大洲市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第49号議案 令和8年度大洲市港湾施設事業特別会計補正予算(第1号)
第50号議案 令和8年度大洲市水道事業会計補正予算(第1号)
第51号議案 令和8年度大洲市工業用水道事業会計補正予算(第1号)
第52号議案 令和8年度大洲市下水道事業会計補正予算(第1号)
第53号議案 令和8年度大洲市病院事業会計補正予算(第1号)
第54号議案 大洲市長浜港内港埋立事業埋立地における土砂受入手数料条例の制定について
第55号議案 大洲市国民健康保険税条例の一部改正について
第56号議案 財産の取得について
第57号議案 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について
第58号議案 公有水面埋立てに関する意見について(大洲市出願分)
第59号議案 公有水面埋立てに関する意見について(愛媛県出願分)
第60号議案 専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについて
  (提案理由説明)
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 会期の決定
 日程第3 第61号議案
 日程第4 第44号議案~第60号議案
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午前10時00分 開 会
○新山勝久議長 ただいまから令和8年大洲市議会第3回定例会を開会いたします。
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○新山勝久議長 この際、申し上げます。
 皆様御承知のとおり、去る6月4日に現職の市議会議員があっせん収賄の疑いで逮捕されました。誠に遺憾であり痛恨の極みであります。
 市民の皆様をはじめ多くの方々に御心配と御迷惑をおかけしたこと、また信頼を著しく損ねる事態が生じたことに対して、市議会を代表して深くおわびを申し上げます。
 今後は、議員一同、一日も早い信頼回復に努め、市民の皆様の負託に応えられるよう全力で取り組んでまいります。
 また、議員の皆様におかれましては、これを市議会全体の問題と捉え、議員一人一人が襟を正し、その職責を再確認した上で職務に努め、誠心誠意、日々の議員活動に臨まれますよう、御理解と御協力をお願いいたします。
 次に、市長より議会招集の挨拶があります。
○二宮隆久市長 議長
○新山勝久議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 本日は、令和8年第3回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多用の中御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
 また、日頃より大洲市政の推進につきまして格別の御理解と御協力を賜っておりますことに、心から厚く御礼を申し上げます。
 初めに、去る5月17日、第76回全国植樹祭が愛媛県総合運動公園において、天皇皇后両陛下の御臨席の下、盛大に開催されました。
 本市におきましては、植樹祭の前日である5月16日、両陛下の地方事情御視察のため、大洲市長浜保健センターへと行幸啓を賜りました。
 両陛下には、長浜高校水族館を御覧いただき、水族館部員の生徒たちの熱心な研究成果について、終始温かい笑顔で耳を傾けてくださいました。次代を担う子供たちの真摯なチャレンジを優しく見守ってくださるお姿に深い感銘を受けたところでございます。
 さらに、両陛下には、平成30年7月豪雨により被災された方や復興に向けて尽力されている方々とも御懇談をいただき、当時の苦難やこれまでの歩みに深く思いを寄せられ、心の籠もったお見舞いと励ましのお言葉を賜りました。
 また、翌17日の植樹祭当日におきましては、大洲市産のクヌギを100%使用して製作されたお椅子に両陛下御着座の下、記念式典が執り行われ、大洲東中学校緑の少年団による介添えの下、両陛下によるお手植えとお手まきを賜った次第であります。
 本市の緑豊かな自然が、この式典を支える一助となりましたことは、大洲市民にとりまして大きな誇りとなるものであります。
 このたびの植樹祭を契機として、私たち一人一人が緑を守り育て、豊かな森を、それを育んできた技術や文化とともに次の世代へと引き継いでいくことに、より一層邁進しなければならないと決意を新たにした次第でございます。
 さて、本議会におきましては、令和8年度一般会計補正予算案など、当面する市政の諸案件について御提案申し上げているところでございます。
 それぞれの議案内容につきましては、後ほど提案理由の中で順次御説明いたしますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げまして、今定例会招集の挨拶といたします。
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○新山勝久議長 これより本日の会議を開きます。
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○新山勝久議長 去る6月6日、村上常雄議員より、議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第126条の規定により同日これを許可いたしましたので、報告いたします。
 なお、議席番号17番は空席、欠番とし、議席の変更は行いませんので、御了承願います。
 次に、議会運営委員の選任について報告いたします。
 5月13日付で、児玉康比古議員より議会運営委員を辞任したい旨の申出がありましたので、これを許可し、その補欠選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、同日付で後藤ともなり議員を指名いたしましたことを報告いたします。
 次に、市長より第44号議案から第61号議案までの議案18件の提出がありましたので、報告いたします。
 また、閉会中議長において受理いたしました請願1件につきましては、請願・陳情文書表としてお手元に配付してあるとおりでありますから、御了承願います。
 なお、前定例会以降における諸般の報告はお手元に配付のとおりでありますので、御覧願います。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○新山勝久議長 まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、9番村上松平議員、10番東久延議員を指名いたします。
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○新山勝久議長 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 この定例会の会期は、本日から6月25日までの18日間としたいと思いますが、これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○新山勝久議長 御異議ないものと認め、会期は本日から6月25日までの18日間とすることに決定いたしました。
 なお、今定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会期日程のとおりであります。
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○新山勝久議長 次に、日程第3、第61号議案副市長の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○新山勝久議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 それでは、第61号議案副市長の選任につき同意を求めることについて御説明申し上げます。
 本案は、徳永善彦副市長の任期が今月6日をもって満了となりましたので、後任の選任に当たり議会の同意をお願いするものでございます。
 私といたしましては、お手元の議案書に記載のとおり、引き続き徳永善彦氏にお願いしたいと存じ、ここに御提案申し上げた次第でございます。
 徳永氏は、昭和56年、旧大洲市役所に奉職以来、今日まで地方自治一筋に歩んでこられました。平成17年の新市発足後は、危機管理課長、人事秘書課長、総務課長を務められた後、会計管理者、議会事務局長と、本市行政の中枢を担う要職を歴任されてこられました。
 令和2年3月に大洲市役所を退職後は、大洲市移住・定住支援センター事務局長を経て、令和4年6月から副市長として市職員の指揮監督を行いながら、円滑な市政運営に御尽力いただきました。
 特に、気候変動に対応した防災・減災対策の強化、子育て世代が定住しやすい環境整備や子育て支援の充実による人口減少対策の推進、市民生活の利便性向上と行政の効率化を目指したDXの推進など、本市が直面する様々な行政課題の解決に向け、社会情勢の変化に的確に対応しながら、迅速かつ冷静な判断力をもって政策立案をつかさどり、住み続けたいと思える持続可能なまちづくりに取り組んでこられました。
 このように、豊富な行政経験と優れた識見を有され、広く市政に通じておられますので、ここに御提案申し上げたものでございます。
 何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○新山勝久議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○新山勝久議長 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 第61号議案副市長の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○新山勝久議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
 この際、副市長の選任に同意いたしました徳永善彦さんより発言の申出がありますので、入場を許可し、発言を許します。
〔徳永善彦副市長 入場〕
○徳永善彦副市長 ただいまは、副市長の選任につきまして御同意を賜り、誠にありがとうございます。
 再任という形で、再び市政の重責を担わせていただくこととなりました。身の引き締まる思いであります。改めて、その責任の重さを深くかみしめております。
 また、前任期4年間、皆様方には御支援、御協力賜りましたこと、改めてお礼を申し上げます。
 現在、少子化の進展や社会情勢の変化に伴い、行財政を取り巻く環境は極めて厳しい中でございますけれども、3期目を迎えました二宮市長を支え、皆様とともに大洲市発展のためにこれまで以上に尽くしてまいりたいと決意を新たにいたしております。
 特に、市長が目指します住み続けたい大洲の未来に向けた4つのまちづくり政策の実現に向け、市長を補佐するとともに、職員が一丸となって各種事業に取り組めるよう、その環境づくりに努めてまいる所存でございます。
 どうか皆様方には引き続きの御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。本日は大変ありがとうございました。(拍手)
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○新山勝久議長 次に、日程第4、第44号議案から第60号議案までの議案17件を一括して議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○新山勝久議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 提案理由の説明に先立ちまして、初めに3期目就任に当たっての所信の一端を述べさせていただきたいと存じます。
 私は、4月26日執行の大洲市長選挙におきまして、市民の皆様の温かい御支援を賜り、引き続き、市政3期目のかじ取りを担わせていただくこととなりました。その使命と責任の重さに、改めて身の引き締まる思いでございます。
 市長に就任以降、これまで8年間の市政運営に対する信頼と、今後4年間の新たな挑戦に対する御期待にお応えするため、市民の皆様の声に真摯に耳を傾けながら、その声を受け止め、公約に掲げましたように、人・自然・文化がきらめくまちづくりの総仕上げを行い、確実に未来へバトンをつなげることができるよう、ふるさと大洲の発展のために、全身全霊をささげて市政運営に取り組んでまいる所存でございます。
 特に、人口減少対策を最優先課題とし、市民の皆様の生命と財産を守り、市民の皆様が住み続けたいと思える大洲市を目指していくために、安全安心と防災・減災のまちづくり、健やかに暮らせるまちづくり、活力あるまちづくり、未来に希望を持てるまちづくりの4つの政策を柱として、現在取り組んでおります施策をさらに前進させて、時代の変化に適切に対応しながら、まちの未来を切り開いていくための事業を展開していきたいと考えております。
 具体的には、治水対策のさらなる推進、南海トラフ地震、自然災害への備えの強化、地域医療提供体制の確保や子育て支援の充実、南予の玄関口である立地を生かした企業誘致や創業支援、肱川が育んでくれた肥沃な農地や森林資源の有効活用と担い手確保対策、若者が定住しやすい環境の整備、地域に根差した世界に羽ばたく人財の育成などに力を注いでまいります。
 また、市民文化会館建設事業並びに長浜港内港整備事業につきましても、未来への投資として、健全な財政運営を維持しながら推進してまいります。
 市民の皆様、市内の団体や企業の皆様、そして議員各位、市職員が一丸となり、共に力を合わせて、住むことが楽しく誇りに思えるまちづくりを推進し、より幸せを実感していただける大洲市を次の世代にしっかりと引き継ぐことができるよう、1つずつ課題を解決しながら、公約に掲げた施策を推進してまいります。
 今後とも一層の御支援と御協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
 それでは、ただいまより今定例会に提案をいたしております令和8年度大洲市一般会計補正予算案をはじめ当面する市政の諸案件につきまして御審議をお願いするに当たり、その概要について順次御説明申し上げます。
 初めに、今議会に上程をいたしております議案の中から、大洲市国民健康保険税条例の一部改正について申し上げます。
 国民健康保険制度は、平成30年4月からの制度改革により、各市町村が保険者となって運営していた制度から、都道府県と市町村がともに保険者となり、都道府県が国民健康保険制度の財政運営における中心的な役割を担いながら、市町村との共同運営に移行しているところであります。
 この制度改正により、愛媛県におきましても愛媛県国民健康保険運営方針を策定し、令和15年度から県内保険料水準を統一することを目指しており、そのロードマップの中で、令和12年度からの保険税率算定方式について、所得割、資産割、均等割、平等割の4つの算定方式から資産割を廃止し、3つの区分に統一することが示されております。
 今回の条例改正は、県内統一の標準保険税率に移行するための保険税算定方式の見直しの一環として資産割の廃止を実施することで、令和15年度からの県内統一に向けた取組を推進するとともに、被保険者の負担軽減及び公平な負担を図っていこうとするものでございます。
 また、令和8年度から創設された子ども・子育て支援納付金によって、急激な負担増加とならないよう、昨今の物価高騰による市民生活の影響を考慮し、全体的な負担を抑制するために、医療給付費のうち所得割と平等割部分の保険税率を引き下げる改正を併せて実施するものとなっております。
 国民健康保険は、被保険者数の減少や医療の高度化による医療費の増加などにより厳しい状況にありますが、今後とも年度間の負担の均衡を図りながら、持続可能な事業運営に努めてまいります。
 次に、大洲市長浜港内港埋立事業埋立地における土砂受入手数料条例の制定について申し上げます。
 長浜港内港埋立事業につきましては、令和8年4月24日に、公有水面埋立法に基づく公有水面埋立免許願書を愛媛県に出願し、5月15日から6月4日までの縦覧期間が終了したところであります。
 現在、公有水面埋立免許取得に向けた手続が順調に進んでおりますことから、免許取得後に松山自動車道4車線化工事など、公共工事での残土を活用して埋立工事に着手するに当たり、本条例では、埋立地における土砂の受入れに関して、手数料を土砂1立方メートル当たり1,200円に設定するとともに、手数料徴収の方法など必要な事項を定めるものであります。
 次に、公有水面埋立てに関する意見について申し上げます。
 長浜港内港埋立事業に係る公有水面埋立は、昨年7月に愛媛県に公有水面埋立免許願書の事前審査を提出し、本年2月に予備審査を提出後、先ほども申し上げましたが、4月に公有水面埋立法に基づく公有水面埋立免許願書を愛媛県に出願しているところであります。
 このたび、大洲市と愛媛県が共同で行う長浜港内港埋立事業について、大洲市、愛媛県のそれぞれの願書に対して、愛媛県知事より公有水面埋立法に基づき大洲市の意見を求められたことから、本市として異議がない旨を述べようとするものであります。
 本事業を推進することにより、国道378号の直角カーブの解消による交通の安全性の向上を図るとともに、交流施設や公共サービスの拠点施設などを整備していくことで、利便性や付加価値の高い空間を創出し、地域の交流人口の拡大や若者の移住・定住の促進につなげてまいりたいと考えております。
 続いて、補正予算について申し上げます。
 令和8年度におきましては、当初予算を骨格予算としたことから、今回の補正予算は肉づけ予算と位置づけ、新規施策や継続事業の予算を盛り込んでおります。
 そのため、一般会計補正予算(第1号)の補正額は、29億2,405万円を追加し、本年度の予算総額を308億405万円とするものであり、特別会計及び企業会計を合わせました補正後の累計額は508億5,092万8,000円となり、前年度同期予算と比較いたしますと0.1%の増となります。
 補正予算の主なものといたしましては、子供に対する季節性インフルエンザ予防接種補助金、中学校給食費無償化事業、JR伊予大洲駅待合室整備事業などの新規事業を実施することにしたほか、国・県補助金の内示を受けて、市民文化会館建設事業、介護施設開設準備経費助成事業、エネルギー構造高度化・転換理解促進事業、城山公園整備事業、中学校部活動指導員配置事業などを行うための予算を追加いたします。
 また、中東情勢の緊張が続いていることから、上昇する燃油価格などの影響を受けている農林水産業者への支援を延長する物価高騰対策事業や、令和9年度からの学校給食センター維持管理運営事業に係る債務負担行為などの予算を計上し、各会計において令和8年4月1日付人事異動等に伴う職員人件費を調整しております。
 それでは、一般会計補正予算(第1号)の主な施策について申し上げます。
 まず、継続費について御説明いたします。
 市民文化会館建設事業につきましては、昭和43年に整備した現在の大洲市民会館の老朽化が進行していることから、新たに文化・交流施設として整備を計画しているものでございます。
 これまで、市民ワークショップの開催や、関係団体、地域の代表者などの皆様で構成しました建設検討審議会における御意見をお伺いしながら、令和4年3月に大洲市民文化会館整備基本計画を策定し、令和6年度に建設用地の取得を行い、令和7年3月に実施設計を取りまとめたところでございます。
 新しい施設は、音響効果の高いホールを整備するとともに、多様化する市民の文化芸術活動に柔軟かつ的確に対応できるよう、サブホール、多目的室、練習室、スタジオといったスペースを充実させ、交流拠点として多くの皆様が気軽に集える空間の整備を計画しております。
 このたび、国庫補助金の内示を受けましたことから、28か月の工期を予定し、建設工事に着手しようとするものであり、複数年度にわたる大規模な建設工事になりますことから、建築工事、電気設備工事、機械設備工事に係る工事請負費及び工事監理業務委託料、合わせて64億100万円を継続費として予算計上を行い、令和8年度から令和10年度にかけて、年割額に定めた予算を執行していく予定としております。
 本予算の御議決を賜りましたら速やかに入札手続を行い、令和10年度末の完成、令和11年夏から秋にかけてのオープンを目指して事業を推進してまいります。
 次に、債務負担行為について御説明いたします。
 大洲市学校給食センターは、民間事業者の資金や経営ノウハウを活用し、公共施設の設計、建築から維持管理、運営を行うPFI手法により、平成23年度から現在まで、特別目的会社によって施設整備並びに維持管理、運営業務を行っているところでございます。
 このたび、このPFI手法による大洲市学校給食センター整備運営事業の契約期間が令和9年3月末をもって満了するため、契約終了後も学校給食を安定的に提供できる体制を整えるため、民間事業者の経営ノウハウや技術力などを生かすことができる包括的民間委託方式の手法を活用して、令和9年度から令和18年度までの10年間にわたる施設の維持管理業務及び運営業務を行う事業者を選定し、長期包括委託契約を締結していくため、債務負担行為の限度額を定めるものでございます。
 今後は、現行のPFI事業者から切れ目なく円滑な引継ぎを行うことができるように、現事業者との事業終了に向けた協議を行うとともに、次期委託事業者の募集、選定作業を進め、今後とも地元産の新鮮な食材を積極的に活用しながら、安全安心でおいしい学校給食を提供し、子供たちに笑顔を届けることができるよう、適切な事業者を選定してまいりたいと考えております。
 それでは、そのほかの主な施策について、目的別に申し上げます。
 まず、総務費では、会計業務で使用している金融機関が提供する公金収納情報処理システムのサービスが令和9年3月をもって廃止されることから、紙に書かれた文字を自動的に読み取ってデータに変換することができるOCR機器(光学式文字読取装置)に人工知能の技術を取り入れたAI-OCR機器を導入し、新たな公金収納システムを構築することにいたしました。
 AIを搭載したOCR機器は、一度文字の読み間違いを行ったとしても、その修正データからAIが学習することで文字認識率を向上させることが可能であり、近年は、この分野における文字認識率の精度が飛躍的に向上しており、手書きの納付書などの情報を会計システムに入力する作業を効率化していくことで、会計業務における業務改革を推進してまいります。
 このほか、一般財団法人自治総合センターの助成金を活用して、若宮地域自治会がワイヤレスマイクやスピーカーなどの屋外音響設備を整備する事業と、白滝地区自主防災組織が消火栓ホースや循環送風機、大型炊き出し器などの防災資機材を整備する事業を支援する補助金を追加いたします。
 また、民生費では、愛媛県の介護施設開設準備経費助成事業費補助金を活用して、市内の介護老人保健施設が新築に合わせてリハビリ機器、入浴機器、電動ベッドなどの備品を整備する事業と、特別養護老人ホームかわかみ荘がセンサー付ベッドや通信機能を搭載した血圧計、体温計などの備品購入と通信環境の整備を行うICT機器導入事業に補助金を交付することにいたしました。
 続いて、衛生費について申し上げます。
 急速に進む少子化と人口減少の背景には、子育てに対する不安や若い世代の経済的な不安定さが要因の一つとなっていることから、予防接種による発病予防や重症化予防による子供の健康保持と子育て世帯の経済的負担を軽減させるため、1歳から18歳の高校生世代までの子供に対する季節性インフルエンザ予防接種費用を支援する補助制度を創設することにいたしました。
 季節性インフルエンザの予防接種は、12歳までは2回の接種、13歳からは1回の接種が推奨されておりますことから、1回目の接種に対して3,000円を補助し、2回目の接種に1,500円を補助することにいたします。
 これにより、保護者の皆様の御負担を一定の水準まで低減させることができるものと考えております。
 また、環境政策においては、引き続きエネルギー構造高度化・転換理解促進事業に取り組むこととし、令和6年度から令和7年度に実施した再生可能エネルギー導入に関する実現可能性調査などの結果を踏まえ、肱南地区における観光振興と連携した再生可能エネルギー導入事業を推進することにいたしました。
 具体的には、県立大洲高等学校の第1グラウンドに隣接した旧市営住宅跡の市有地に太陽光発電設備を整備し、オフサイト発電による供給手法を用いて、大洲城や大洲まちの駅「あさもや」などの観光施設に電力供給を行うものであります。
 本市が観光事業で使用する電力を再生可能エネルギーで賄うことは、脱炭素社会の実現に向けた取組を国際的にアピールすることにもつながり、持続可能な観光地として、国内外からの誘客促進に資する事業であると考えております。
 令和8年度においては、施設整備に対する詳細設計を実施するほか、市民の皆様を対象とした再生可能エネルギー理解促進ワークショップを開催し、次年度以降、国の補助金を活用しながら施設整備を行っていく計画でございます。
 次に、農林水産業費でございます。
 JA全農えひめなどで組織する愛媛野菜広域事業コンソーシアムでは、県内の野菜産地における生産者の高齢化などによる生産量の減少や、老朽化した施設の更新、流通体制の整備などの課題に対応するため、令和7年度と令和8年度の2か年の計画で、松前町に愛媛野菜広域集出荷施設の整備を実施しております。
 この施設では、本市でも多く生産されておりますキュウリ、トマト、伊予ナスの3品目の共同選果を行う計画であり、前年度に引き続き、国、県の補助金に加えて、受益自治体の一つとして施設整備費の一部を支援することで、生産者の皆様の負担軽減と生産体制の維持を図ってまいります。
 また、中東情勢の緊迫化による燃油価格などの上昇を受けて、経営が圧迫されている施設園芸農家やシイタケ生産者、漁業者の皆様の経営安定と維持を図るため、燃油価格高騰分の一部を支援する給付金や、農家の収量減少や価格低下などによる販売収入の減少を補填する収入保険制度に加入する農業者が支払う保険料への補助金、配合飼料価格安定制度の生産者積立金の一部を支援する給付金など、農林水産業者を支援する物価高騰対策事業を延長するための予算を追加することにいたしました。
 このほか、農業の担い手確保や農地の集積、集約化、中山間農地の保全などの課題解決を目指し、本市における農業の将来を考える新たな組織を立ち上げて勉強会や先進地視察を行う費用や、菅田村島・本郷地区において農地の大区画化や農道、水路整備などを行う圃場整備事業を実施するために必要な基礎調査費用について補助金を交付することで、担い手や生産組織の育成、生産基盤と生産環境の整備を図り、持続可能な農業の確立を目指してまいります。
 次に、商工費では、観光客受入れの玄関口となるJR伊予大洲駅の待合スペースに空調設備などが整っておらず、夏の猛暑や冬の寒さに対応できていないことから、JR伊予大洲駅内にある待合スペースにパーティションを設置し、エアコンや防犯カメラ、テーブルやベンチなどを配置した待合室を整備することにいたしました。
 これにより、観光客の皆様のみならず、通勤、通学で御利用いただく皆様の待機場所としても、心地よく活用いただける環境が整うものと考えております。
 また、土木費におきましては、町並み環境の向上を図るため、肱南地区の市道について景観に配慮した石畳風の舗装に順次改修していく計画としており、今年度は、昨年度の市道元戎通線に続き、大洲まちの駅「あさもや」横の市道末広町線の改修を行います。
 そのほか、土木費では、公園施設の長寿命化対策を計画的に実施していくため、冨士山公園の水道施設更新工事や、城山公園における大洲城跡の石垣修復工事に取り組んでまいります。
 次に、消防費でございます。
 現在、愛媛県においては、音声通話や映像伝達を専用の衛星回線で接続する地域衛星通信ネットワークが、人工衛星の寿命により令和9年度末で運用終了となることから、設備の更新整備を進めております。
 この通信ネットワークは、大規模災害時における停電やアクセスの集中によって一般の電話回線や携帯電話が使用できなくなる場合においても、衛星回線を利用して国、県、市、町における広域的な情報伝達を確実に行うために共同利用している通信システムであり、非常時における通信手段を複合的に確保するために不可欠な設備となっております。
 愛媛県では、令和7年度に設計を行い、令和8年度から9年度にかけてアンテナや送受信装置などの更新事業を実施することから、県との費用分担に関する協定に基づき、大洲市並びに大洲地区広域消防事務組合に係る共同分担経費を負担するものでございます。
 また、今年4月には、岩手県大槌町で1,633ヘクタールを焼損する火災が発生するなど、近年、全国各地で大規模な林野火災が相次いでおり、本市におきましても、令和5年11月に白滝地区で大規模な林野火災が発生しております。
 このような林野火災が発生した際には、車両が入れない山中において、人が背負って水を運び、残火処理活動を行う必要があることから、大洲市消防団に背負い式水のうを配備することで、林野火災における消防体制の強化を図ってまいりたいと考えています。
 なお、令和8年1月から降水量が少なく乾燥している日が続くなど、林野火災に注意が必要な気象状況となった際には、林野火災注意報や林野火災警報を発令し、防災行政無線で注意を呼びかけております。
 林野火災の原因の多くは、たき火やごみの焼却、たばこの投げ捨てなど人為的なものであり、林野火災は下草や落ち葉に燃え広がりやすく、風や乾燥で一気に拡大し、山間部では消火活動が難しいことから、鎮火までに相当の日数を要することになります。
 火災は、ちょっとした不注意で発生しますので、火を取り扱う際には十分注意していただきますよう、改めてお願いを申し上げます。
 次に、教育費について申し上げます。
 本市では、保護者の皆様の経済的負担を軽減し、子育て支援を推進していくため、令和8年1月から3月までの小学校及び中学校の学校給食費を全額免除するとともに、令和8年4月からは、国の交付金を活用して、保護者の所得に関係なく、市内の小学校に通う全ての児童を対象に、学校給食費の無償化事業を開始したところでございます。
 しかしながら、中学校につきましては、国において学校給食費負担軽減の拡充についても検討されているところでありますが、開始時期は未定となっている状況にございます。
 そのような中で、県内においては今年度から中学校においても学校給食費の無償化を開始した自治体もあり、このたびの市長選挙におきましても、近隣自治体の状況や子育て世帯の皆様の声を受けて、中学校における学校給食費無償化の早期実現を公約に掲げさせていただきましたことから、本市においても、令和8年7月納付分から、小学校と同様に中学校における学校給食費の無償化を実施することにいたしました。
 そのほか、教育費では、教員の負担軽減と部活動の安定運営を図るとともに、中学校部活動の地域展開に向けて、競技未経験や経験の浅い部活動顧問をサポートする部活動指導員を配置するための人件費を追加しております。
 以上が、一般会計補正予算(第1号)に関する主な事業でありますが、そのほか特別会計及び企業会計補正予算など、合わせて17議案を提案しております。
 最後に、6月4日に大洲市議会議員があっせん収賄の疑いにより逮捕されたことについて申し上げます。
 一般廃棄物処理業務の許可において、当該議員から市職員に対して何らかの働きかけがあったとして、市長として大変重く受け止めております。
 今後、速やかに事実関係が明らかとなるよう、警察当局の捜査に全面的に協力してまいります。事実関係を確認した上で、このような事態が二度と起きないよう、再発防止対策、倫理規範を徹底することで、今後、職員一丸となって市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。
 以上、今定例会に上程しております議案を中心に、私の所信の一端について申し上げましたが、各議案の詳細につきましては、議事の進行に伴い順次御説明いたしてまいりますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○新山勝久議長 以上で本日の日程を終了いたしました。
 お諮りいたします。
 6月9日から12日までの4日間は各自議案調査のため休会としたいと思いますが、これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○新山勝久議長 御異議がないものと認め、6月9日から12日までの4日間は休会とすることに決定いたしました。
 なお、6月13日及び14日は市の休日で休会となっております。
 6月15日午前10時から本会議を開きます。
 日程は第44号議案から第60号議案までの議案17件に対する質疑並びに市政全般に対する質問であります。
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○新山勝久議長 本日はこれにて散会いたします。
午前10時52分 散 会
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