令和6年大洲市議会第3回定例会会議録 第4号



令和6年9月18日(水曜日)
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出席議員     
    1番  山 本  かずや
    2番  武 田  典 久
    3番  松 德  憲 二
    4番  弓 達  秀 樹
    5番  新 山  勝 久
    6番  村 上  松 平
    7番  東    久 延
    8番  児 玉  康比古
    9番  清 水  美 孝
   10番  上 田  栄 一
   11番  大 野  立 志
   12番  安 川  哲 生
   13番  山 本  光 明
   14番  中 野  寛 之
   15番  二 宮    淳
   16番  桝 田  和 美
   17番  村 上  常 雄
   18番  宮 本  増 憲
   19番  後 藤  武 薫
   20番  梅 木  加津子
   21番  田 中  堅太郎
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欠席議員
   な   し
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出席理事者
  市     長     二 宮  隆 久
  副  市  長     徳 永  善 彦
 総 務 部
  部     長     楠 野    修
  会計管理者兼会計課長  矢 野  雅 之
  総 務 課 長     檜 田    剛
  総務課長補佐      井 上  智 史
  総務課行政係主事    川 上  史 織
  財政契約課長      中 島  清 和
  財政契約課長補佐    圡 井  修 司
 総合政策部
  部     長     藤 原    貴
  企画情報課長      井 上  朋 昭
 市民福祉部
  部     長     上 野  康 広
 環境商工部
  部     長     河 野  悟 久
 農林水産部
  部     長     菊 池    章
 建 設 部
  部     長     泉    浩 嗣
  治水事業統括官     松 坂  幸 二
 長浜支所
  支  所  長     山 西  利 富
 肱川支所
  支  所  長     門 多  広 樹
 河辺支所
  支  所  長     窪 田    敬
 農業委員会
  事 務 局 長     井 上    勉
 教育委員会
  教  育  長     櫛 部  昭 彦
  教 育 部 長     村 上    司
 大洲病院
  事  務  長     大 藤  美 樹
 監   査
  委     員     神 元    崇
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出席事務局職員
  事 務 局 長     渡 邊  慎 二
  次     長     相 原  正 知
  議 事 係 長     井 上  裕 二
  主     査     堀 部  達 也
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議事日程     
  令和6年9月18日 午後2時 開 議
 日程第1
会議録署名議員の指名
 日程第2
第64号議案 令和6年度大洲市一般会計補正予算(第2号)
第65号議案 令和6年度大洲市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第66号議案 大洲市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について
第67号議案 大洲市体育施設条例の一部改正について
第68号議案 大洲市国民健康保険条例の一部改正について
第69号議案 河辺ふるさとの宿条例の一部改正について
第70号議案 大洲市農家生活体験屋及び土蔵条例の一部改正について
第71号議案 大洲市普通公園条例の一部改正について
第72号議案 大洲市営住宅条例の一部改正について
第73号議案 大洲市工業用水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
第74号議案 大洲南中学校長寿命化改修工事の請負契約の締結について
第75号議案 財産の取得について
第78号議案 愛媛地方税滞納整理機構の共同処理する事務の変更及び規約の変更について
第79号議案 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
(各委員長報告、質疑、討論、表決)
 日程第3
第80号議案 大洲市肱南地域交流センター新築工事の内建築工事の請負契約の締結について
第81号議案 三善・八多喜地区認定こども園新築工事(建築)の請負契約の締結について
(提案理由説明、質疑、討論、表決)
 日程第4
第82号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
(提案理由説明、質疑、討論、表決)
 日程第5
委第6号議案 防災・減災、国土強靭化対策の更なる推進を求める意見書の提出について
(提案理由説明、質疑、討論、表決)
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 第64号議案~第75号議案、第78号議案、第79号議案
 日程第3 第80号議案、第81号議案
 日程第4 第82号議案
 日程第5 委第6号議案
 日程追加 議長の辞職について
 日程追加 議長の選挙について
 日程追加 副議長の辞職について
 日程追加 副議長の選挙について
 日程追加 大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の補欠選挙について
 日程追加 第83号議案
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午後2時10分 開 議
○田中堅太郎議長 これより本日の会議を開きます。
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○田中堅太郎議長 産業建設委員長から委員会提出第6号議案が、また市長より第80号議案から第82号議案までの議案3件の提出がありましたので、報告いたします。
 なお、市長より提出がありました報告第9号から報告第14号までの報告6件につきましては本日受理し、お手元に配付してあるとおりでありますから御了承願います。
 この際、9月10日に設置されました決算特別委員会の正副委員長の互選結果について御報告申し上げます。
 委員長に中野寛之議員、副委員長に桝田和美議員が互選されました。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○田中堅太郎議長 まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、12番安川哲生議員、13番山本光明議員を指名いたします。
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○田中堅太郎議長 次に、日程第2、第64号議案から第75号議案、第78号議案及び第79号議案の議案14件を一括して議題といたします。
 本件につきましては、9月10日の本会議において、それぞれ所管する委員会に付託された議案であります。
 委員会における審査の経過及び結果について各委員長の報告を求めます。
 まず、総務企画委員長の報告を求めます。
○15番二宮淳議員 議長
○田中堅太郎議長 二宮淳議員
〔15番 二宮淳議員 登壇〕
○二宮淳総務企画委員長 それでは、ただいまから総務企画委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月11日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和6年度一般会計予算をはじめ、議案3件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 それでは、審査の過程で特に議論されました事項について、その概要を御報告申し上げます。
 まず、令和6年度大洲市一般会計補正予算について申し上げます。
 今回の補正予算では、既定の歳入歳出予算総額にそれぞれ3億4,719万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ327億2,186万1,000円とするもので、前年度同期比では5.5%の増となるものであります。なお、本補正予算に充当される財源としては、分担金、国県支出金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債を充てることとしております。
 そのうち市債については、辺地対策事業債と過疎対策事業債において同意可能額が要望額に届かず減額となったことから、他の起債に振替を行うことで財源を確保する調整を行っており、肱川緑地公園整備及びかわまちづくり整備事業の財源を合併特例事業債へ、大洲南中学校長寿命化改修事業に係る財源を学校教育施設等整備事業債へ、いずれも振替を行うものとなっています。
 このことについて、委員より、大洲南中学校の長寿命化改修事業など過疎対策事業債の振替による減額について具体的な経緯はどうなっているのかただしたところ、理事者から、同校における事業の財源としても予定していた過疎対策事業債については、本市が必要とし要望を行った全体要望額に対し約4億5,000万円減額しなければならなくなったことから、ほかに活用できる起債事業を有効活用することで、財源不足とならないよう調整を行ったものであるとの答弁がありました。
 これに対し、委員より、今後においてもそうした要望額に満たない状況は続いていくのかただしたところ、理事者から、過疎対策事業債は全国的に配分される総額が定められ、予算化される中、人口減少によって過疎地域に指定される自治体も増加し、過疎対策事業債を活用する事業も増加する傾向にあり、今後も要望額に対する減額の措置はあるものと見込んでいるとの回答がありました。
 このことを受け、委員より、財源確保については難しい問題でもあり大変ではあると思うが、今後も有効な補助金なども活用しながら引き続き財政の健全化に努めていただきたいとの意見が出されたのであります。
 次に、交通安全対策費について申し上げます。
 本予算は、他市において発生したカーブミラーの倒壊事故を受け、市内に設置されている倒壊の危険性のあるカーブミラーを撤去し再設置を行うための原材料費を計上するものです。
 このことについて、委員より、今回の再設置に係る更新用の原材料費として61基分が予算化されているが、設置や今後の点検方法についてはどのように考えているのかただしたところ、理事者から、撤去については事故の危険性等を考慮して大洲市が行うが、再設置及び管理については、これまで同様に各地区にて実施をお願いしたい。なお、万が一の事故への対応としては、市の所有物として大洲市が保険に加入して事故対応を行っていきたいと考えているとの答弁がありました。
 さらに、委員より、今回の点検により不備が判明しており、これまでと同じ管理方法であれば今後も同様に不備が発生するおそれもあると思うが、その点はどう考えているのかただしたところ、理事者より、現在、見回りなど点検の方法について検討を行っているところであり、今後、事故などを未然に防ぐ体制づくりについても検討を行っていきたいとの答弁がありました。
 次に、防災費について申し上げます。
 本予算は、愛媛県が新設した家具等固定加速化支援補助金を活用し、地震への備えとしてガラスの飛散防止や家具の転倒防止に係る物品等に対し補助を行う地震被害軽減対策費補助金を創設するものです。内容は、対象経費の4分の3を補助するもので、上限額は1万5,000円と設定し、200件の申請分として300万円を予算計上するものです。
 このことについて、委員より、具体的な申請の方法と、対象物品の購入については市内の店舗に限るのか、またインターネットを利用して購入したものも対象となるのかただしたところ、理事者から、基本的な申請方法としては、領収証あるいはレシートでも申請可能としているが、確認のために対象物品の設置前、設置後の写真の提出をお願いしたいと考えている。また、購入先については、市内の販売店に限らず、市外やインターネットで購入した場合も補助対象としているとの答弁がありました。
 さらに、委員より、今年に入り1月の令和6年能登半島地震や4月の豊後水道地震の発生により地震災害への危機感が多々も高まりつつある中、こうした支援は今後も継続をしていく考えなのかただしたところ、理事者から、愛媛県が実施する補助制度は来年度も引き続き実施を予定されており、本市においても来年度も継続して実施していきたいと考えているが、次年度以降の実施については、今回創設する補助金の申請状況などを勘案して検討していきたいとの答弁がありました。
 このことについて、委員より、安心した生活の確保という観点では地震への備えは大切であると考えている。引き続きの実施についてお願いをしたいとの要望が出されたのであります。
 次に、第75号議案財産の取得について申し上げます。
 本議案は、大洲市民文化会館整備事業に伴う用地の取得を行うもので、大洲市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を要するものであります。今回取得する用地は、面積1万6,680.45平方メートル、取得に要する予定価格は、物件移転補償費を含め6億6,649万6,890円になるものです。
 このことについて、委員より、駐車場として第1から第3駐車場の整備が計画されているが、駐車可能となる台数はどれぐらいなるのか。また、近隣の総合福祉センターとの一体利用も想定した駐車場の相互活用も示されていたが、どのように考えているのかただしたところ、理事者から、第1駐車場で約99台、第2駐車場で約103台、第3駐車場で約98台とし、全体で約300台の駐車スペースの確保を計画している。また、総合福祉センターには全体で142台の駐車スペースがあり、市民文化会館または総合福祉センターでのイベント開催時などは、双方が調整、連携しながら利活用できるように考えているとの答弁がありました。
 このことに対し、委員から、市民文化会館の利用に際し、現在の計画台数で対応は十分に可能であるのかただしたところ、理事者から、駐車台数においては、類似施設の状況や各種統計調査などを参考にしながら計画しており、おおむね対応できるものと考えているとの答弁がありました。
 さらに、委員より、車両の動線や利用者の安全確保はもちろんだが、安全性と利便性や混雑対策についてはどのように考えているのかただしたところ、理事者から、主に利用が想定されている第1駐車場では、特に安全面を最優先し、歩道と車道の色分けや路面の標示といった視認性に配慮することを検討しており、利便性の確保については、分かりやすい案内表示を整備することで利便性の向上を図っていきたいと考えている。また、渋滞対策については、特にイベント終了時においては混雑が予想されることから、国道56号に面した左折のみの出口を確保するなど、渋滞を緩和する計画としているとの答弁がありました。
 これらのことを受け、委員より、駐車場は民家にも接してる部分もある。騒音などのトラブルも懸念されることから、近隣住民や地域の方々への配慮も考えながら整備を進めていただきたいとの意見が出されたのであります。
 以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、議員各位の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願いを申し上げまして、総務企画委員会の報告を終わります。
○田中堅太郎議長 次に、厚生文教委員長の報告を求めます。
○17番村上常雄議員 議長
○田中堅太郎議長 村上常雄議員
〔17番 村上常雄議員 登壇〕
○村上常雄厚生文教委員長 それでは、ただいまから厚生文教委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月11日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和6年度一般会計補正予算(第2号)をはじめ、議案7件につきまして慎重なる審査を行いました。その審査過程につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 それでは、審査の過程におきまして特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
 初めに、第71号議案大洲市普通公園条例の一部改正についてを申し上げます。
 当議案は、旧三善保育所及び旧白滝保育所の解体に伴い、これらの施設の跡地を普通公園とするため、条例の一部改正をしようとするものであります。
 このことについて、理事者より、公園の名称はそれぞれ三善コミュニティ広場、白滝コミュニティ広場とし、地域交流の場として市が整備を行うとの説明がありました。
 これを受けて、委員より、大洲市内におけるその他の普通公園は何か所設置されており、その管理はどのように行っているのかとただしたところ、理事者より、現時点で市の普通公園は29か所設置されており、設置場所によって市が管理しているものもあれば地域が管理を行っているものもある。今回の2か所のコミュニティ広場については、市と地元自治会が維持管理について協定を結ぶこととし、地域での管理をお願いすることとしているとの答弁がありました。
 次に、令和6年度一般会計補正予算(第2号)のうち、障がい者福祉費国庫負担金返還金及び障がい者福祉費県費負担金返還金について申し上げます。
 本予算については、令和6年5月に愛媛県が行政処分を行った東温市の指定障がい福祉サービス事業者における不正請求事案に伴う、国及び県への返還金であります。
 このことについて、理事者より、当事業者において本市から2名の利用があったことから、事業者はその2名分の不正請求分を国、県並びに本市に対し返還する法的義務が生じているが、本市については、国及び県から障がい者福祉費負担金の交付を受けていることから、不正請求分の負担金を国及び県にそれぞれ返還する必要があること、また事業者から本市への返還方法については、事業者と弁護士から、愛媛県と関係11市町に対し、分割納付による返還申入れに基づき協議を重ね、しっかりとした返還計画により債権回収を行うことになっており、今月から返還が開始される予定であるとの説明がありました。
 このことについて、委員より、このような事例は県内及び全国的にも多発しており、昨年は市内の指定障がい福祉サービス事業者においても同様の事例があったが、市が直接事業者に対し指導や監査はできないのかとただしたところ、理事者から、事業者の指定や監査、そして処分などの権限は愛媛県にあるが、本市の担当者も指導や監査時に同行することが可能なため、積極的に同行し、基準違反などの不正を早く指摘するなど、多額の返済金が発生しないよう努めたいとの答弁がありました。
 最後に、大洲市総合体育館改修工事に関する事業費についてを申し上げます。
 本件につきましては、改修工事に関する経費として5,925万7,000円が予算として計上されております。本工事の概要については、理事者より、今年4月に発生した地震によりアリーナの天井ボードが落下したことを受け、今後発生するおそれのある大規模地震に備えるための抜本的な天井落下防止対策を実施すること、併せて令和7年9月に開催予定の日本スポーツマスターズ2025愛媛大会において男子バスケットボールの競技会場になることを見据え、アリーナの照明器具のLED化及びエントランスホール等の改修を行うとの説明がなされました。
 これを受けて、委員より、本施設は災害時の避難所になっている。エアコンの設置は検討しなかったのかとただしたところ、避難所としての暑さ対策の必要性については十分認識をしている。エアコン整備については、多額の予算が必要になることから、今後危機管理部門と連携を図りながら検討を進めていきたいとの答弁がありました。
 また、別の委員より、改修工事における休館期間はどのぐらいを予定しているのかとただしたところ、11月の入札を予定しており、12月から来年3月まで約4か月間利用を中止することになるとの答弁がありました。
 以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様方の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願いを申し上げまして、厚生文教委員会の報告を終わります。
○田中堅太郎議長 次に、産業建設委員長の報告を求めます。
○12番安川哲生議員 議長
○田中堅太郎議長 安川哲生議員
〔12番 安川哲生議員 登壇〕
○安川哲生産業建設委員長 それでは、ただいまから産業建設委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月12日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和6年度一般会計補正予算(第2号)をはじめ、議案5件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 それでは、審査の過程で特に議論され、あるいは委員より指摘、要望をいたしました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
 まず初めに、河辺ふるさとの宿条例の一部改正について申し上げます。
 当議案は、河辺ふるさとの宿の持続可能で効果的な運営の実現に向けて、同施設の休館日の改正及び利用料金の限度額の改定を行うため、この条例の一部を改正しようとするものです。
 まず、委員より、令和5年度の施設利用者数や家族利用、個人利用といった利用者の構成はどうなっているのかとただしたところ、理事者から、令和5年度は延べ886名の利用があり、構成は家族、夫婦、友人同士といった方々の利用が大半を占めているとの答弁がありました。
 また、委員より、県外利用者の割合や利用目的について教えてもらいたいとただしたところ、理事者から、利用者のうち県外利用者が8割おり、利用目的としては豊かな自然を求めてお越しをいただくケースが最も多いとの答弁がありました。
 さらに、委員より、県外利用者が多いことを踏まえると、利用金額が増加することにより、交通費も含め利用者の負担が大きくなり、利用率が減少するといったことも想定されるのではないかとただしたところ、理事者から、運営事業者によると、夏休みのような需要が伸びる時期においてはある程度高い料金設定にするが、オフシーズンには低廉な料金設定にするといったような弾力的な運用を考えていると聞いている。ほかにも、家族利用の場合は価格を割り引くといった方法などの対応も検討されているとの答弁がありました。
 これに対して、委員より、利用料金の上限額だけ見ると、初めて利用される方が戸惑うかもしれないので、利用料金については弾力的な運用を行う旨を十分アピールするようにしてもらいたいとの要望が出されたのであります。
 次に、大洲市農家生活体験屋及び土蔵条例の一部改正について申し上げます。
 当議案は、交流館才谷屋及び坂本龍馬脱藩之日記念館の持続可能で効率的な運営の実現に向けて、同施設の休館日の改定及び利用料金の限度額の改定を行うため、この条例の一部を改正しようとするものです。
 まず、委員より、令和5年度の施設利用者数はどのくらいか。利用者の構成や県外利用者の割合も河辺ふるさとの宿と同程度の実績となっているのかとただしたところ、理事者から、令和5年度の延べ利用者数は403名であり、利用者構成や県外利用者の割合も同程度である。交流館才谷屋は1棟貸切りであり、ヒノキ風呂やいろりなどの風情ある施設を、多少高価格でも利用したいという方々に利用していただいていると理解しているとの答弁がありました。
 また、委員より、こちらも利用料金の弾力的な運用を考えているかとただしたところ、理事者から、1棟貸切りとなるため、1名での利用の場合は2万円程度の価格にしたいが、2名、3名での利用の場合は単価を下げるといった戦略を考えており、なるべく多くの方々に宿泊いただけるようにしたいとの答弁がありました。
 また、別の委員より、利用上限額について、交流館才谷屋は2万1,800円、坂本龍馬脱藩之日記念館は310円となっているが、別々に徴収するということかとただしたところ、理事者から、坂本龍馬脱藩之日記念館のみ入館を希望する方は入館料として310円をいただくが、交流館才谷屋に宿泊いただく場合は、記念館の入館を無料とし、2つをセットで案内させていただいているとの答弁がありました。
 次に、令和6年度大洲市一般会計補正予算(第2号)のうち、新規就農総合支援事業について申し上げます。
 この事業は、市内で新規就農する50歳未満の方に対し、就農直後の収入確保や機械導入などの初期投資軽減を図るための支援を行うことで、就農者の経営安定化並びに定着を図るものです。
 まず、委員より、今回申請されている農業機械は自走ラジコン動噴とのことだが、この機械を導入することによってどのくらいの作業効率の向上が見込まれるのかとただしたところ、理事者から、申請者への聞き取りによると、自走ラジコン動噴の導入により、作業時間が20%程度削減できることに加え、これまで2人で作業していたものが1人で作業可能になる点が一番の利点と考えられているとの答弁がありました。
 最後に、フラワーパークおおず展望台転落防止柵改修工事について申し上げます。
 まず、委員より、この改修工事は森林環境譲与税を充当するとのことだが、森林環境譲与税は木材を使用しないと充当ができないという認識で間違いないか。擬木では充当できないのかとただしたところ、理事者から、森林環境譲与税を充当する場合は、木材の利用促進において充当可能となるもので、擬木では困難であると考えているとの答弁がありました。
 また、委員より、耐用年数はどのくらいを想定してるのかとただしたところ、理事者から、今回使用する木材は、窯で防腐剤を加圧処理するので20年程度使用可能であると考えているとの答弁がありました。
 以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○田中堅太郎議長 以上で委員長の報告は終わりました。
 委員長報告に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 発言の通告がありますので、梅木加津子議員の発言を許します。
○20番梅木加津子議員 議長
○田中堅太郎議長 梅木加津子議員
〔20番 梅木加津子議員 登壇〕
○20番梅木加津子議員 それでは、第64号議案令和6年度大洲市一般会計補正予算案について討論を行います。
 初めに、本予算で住宅管理費500万円が予算化され、地震で被害に遭った肱川の久保団地、道野尾団地3棟の屋根瓦の修繕工事や周辺部の安全対策などが行われます。これ自体は必要な予算だと思います。一方、市営住宅が公費で改善されていく中で、多額の修繕費の捻出に頭を悩ませている瓜畦団地など、対象にならない一部損壊の方々の胸中はいかばかりでしょう。せめて4万円以上の損害のある家屋に、宇和島市のように20万円の支援をする対策を取るべきです。
 また、水道料金が倍増して暮らしを脅かしています。災害に寄り添わず、命の水の料金を引き上げ、そうした中で、長浜町民の暮らしに寄り添う施策は埋立てができたらと先送りで、長浜港内港埋立てを93億円で進める政治姿勢は問題です。
 本予算の防災費で、衛星携帯電話使用契約料5万5,000円、購入費114万円余りが組まれています。本市では現実に使用した経験がないといいます。また、通信費が高額で、さらに電波が直線なので、障害物があると使えない、建物の中では使えない、衛星の間に雲が発生すると電波の減衰が発生する、グループ通信はできない、補修サービスがないので修理に時間がかかるなど様々なデメリットが言われています。災害時に有効かと思いましたが、デメリットのほうが大きい感じがしました。有効性や台数の見直しを検討すべきです。
 こうした立場から本予算に反対です。
 次に、第68号議案、第79号議案について討論を行います。
 2024年12月2日から国民健康保険証の廃止、後期高齢者医療被保険者証の廃止がされることに伴う条例改正案です。
 廃止されるからマイナ保険証がないと医療機関で受診できなくなると不安がかき立てられています。政府も、現行の健康保険証は発行されなくなるからマイナンバーカードを利用くださいと、ポスターやチラシで宣伝しています。
 そもそも、マイナンバーカードを作るかどうかは本人の任意です。マイナカードを保険証として登録するのも保険証を使うのも任意です。任意であることを国民に徹底すべきです。
 マイナ保険証を持っていない人は資格確認書が全員に交付されます。持っている人には、資格確認書と別に資格情報のお知らせという書面も送られます。資格確認書にも資格情報のお知らせにも保険証と同じ内容が記載されます。保険証を廃止しても同様のものを配付するのです。実務的にも、利用者にも混乱を招きます。
 現行の保険証は、期限が来れば新しい保険証が送られてきます。マイナ保険証は5年ごとに自分で更新し、忘れたら10割負担が求められます。
 公的保険制度は、保険証を発行し交付する責任は国や保険者にあります。保険証廃止を撤回し、保険証を残すべきです。大洲市は、保険証が廃止されても、資格確認書が交付され、従来のように利用できることを周知するべきです。
 マイナンバーカードを作るかどうかは本人の任意です。いたずらにマイナ保険証を強制することは許されません。マイナ保険証は、利用の際、様々なトラブルが起こっており、マイナンバーカードを返したいという声もあります。
 よって、第68号議案、第79号議案に反対するものです。
○田中堅太郎議長 以上で討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 まず、第64号議案令和6年度大洲市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 この議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○田中堅太郎議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第68号議案及び第79号議案の議案2件を一括して採決いたします。
 この議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○田中堅太郎議長 起立多数であります。したがってただいまの議案2件は原案のとおり可決されました。
 次に、第65号議案から第67号議案、第69号議案から第75号議案及び第78号議案の議案11件を一括して採決いたします。
 これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○田中堅太郎議長 起立全員であります。したがってただいまの議案11件は原案のとおり可決されました。
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○田中堅太郎議長 次に、日程第3、第80号議案及び第81号議案の議案2件を一括して議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○田中堅太郎議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 それでは、第80号議案及び第81号議案について御説明申し上げます。
 まず、第80号議案大洲市肱南地域交流センター新築工事の内建築工事の請負契約の締結について御説明申し上げます。
 本案は、肱南コミュニティセンターとカヌー艇庫を併設した地域コミュニティー活動の新たな拠点となる大洲市肱南地域交流センターを整備するため、去る8月29日に一般競争入札の開札を実施いたしました本工事の請負契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。
 本工事の概要につきましては、鉄筋コンクリート造り、地下1階、地上2階建て、延べ床面積1,565.3平方メートル、肱南コミュニティセンターには、約200人を収容できる大ホールのほか、調理室や中会議室、小会議室、肱川を一望できるオープンテラスを、カヌー艇庫には、イベントホールのほか、ミーティング室や更衣室等を併せて整備するものでございます。
 また、契約の相手方は大洲市柚木の中央建設株式会社、契約金額は6億9,410万円、工期は契約締結日の翌日から令和8年2月28日までとするものであります。
 次に、第81号議案三善・八多喜地区認定こども園新築工事(建築)の請負契約の締結について御説明申し上げます。
 本案は、平成30年7月豪雨により被災した三善保育所と老朽化の著しい粟津保育所を統合し、地域の子供や保護者の皆様が安心できる保育環境の整備に向けて、新たな統合保育施設として三善・八多喜地区認定こども園を建築するため、去る8月29日に一般競争入札の開札を実施いたしました本工事の請負契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。
 本工事の概要につきましては、木造1階建て、延べ床面積591.67平方メートル、保育室や調理室をはじめ、医務室、児童送迎用駐車場等を有する保育施設を整備するものでございます。
 また、契約の相手方は大洲市新谷の向成建設株式会社、契約金額は2億4,196万9,200円、工期は契約締結日の翌日から令和7年3月31日までとするものであります。
 以上、第80号議案及び第81号議案の概要を述べさせていただきましたが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○田中堅太郎議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 まず、第80号議案大洲市肱南地域交流センター新築工事の内建設工事の請負契約の締結についてを採決いたします。
 この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○田中堅太郎議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第81号議案三善・八多喜地区認定こども園新築工事(建築)の請負契約の締結についてを採決いたします。
 この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○田中堅太郎議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 次に、日程第4、第82号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○田中堅太郎議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 それでは、第82号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明を申し上げます。
 本案は、法務大臣から委嘱されております人権擁護委員の大本昭裕委員、山本武委員、笹木眞理子委員、壽野公英委員の任期が令和6年12月31日をもって満了となりますので、後任委員の候補者を推薦するに当たり、議会の意見をお願いするものでございます。
 私といたしましては、お手元の議案書に記載のとおり、任期満了となります4名の委員のうち、山本委員、笹木委員、壽野委員を引き続き推薦いたしますとともに、大本委員の後任として新たに永沼美幸氏を推薦いたしたいと存じます。
 今期をもって御勇退されます大本委員には、人権の擁護と人権思想の普及に御尽力をいただき、ここに改めて感謝とお礼を申し上げる次第でございます。
 引き続き推薦いたします山本氏は、市内平野町平地にお住まいで、昭和58年4月に公立学校教諭として奉職され、以来令和3年3月に平小学校長を最後に御退職されるまでの38年間、大洲市や八幡浜市などの小学校において教育一筋に情熱を傾けてこられた方で、小学校教諭として豊富な経験と人権に関わる高い見識を有しておられ、令和4年1月から人権擁護委員として御活躍いただいております。
 次に、同じく、引き続き推薦いたします笹木氏は、市内肱川町山鳥坂にお住まいで、昭和55年から38年間、公立小中学校の養護教諭として児童生徒の心身の健全育成に関わってこられた方でございます。御退職後は、習字教室を開き、地域の子供と大人が触れ合えるコミュニケーションの場を提供されるとともに、令和4年1月から人権擁護委員を務められ、地域社会への貢献をいただいております。
 次に、同じく、引き続き推薦いたします壽野氏は、河辺町北平にお住まいで、平成12年4月に河辺村森林組合に入組され、平成16年の組合合併後、令和2年3月に大洲市森林組合の河辺支所長を最後に御退職されるまで、森林組合の各部署において御活躍された方でございます。御退職後は、今年3月まで公益財団法人愛媛の森林基金の主任技師として森林の管理、保全業務に携わり、現在でも森林管理や後継者育成に尽力され、林業振興を通して地域社会に貢献されており、令和4年1月から人権擁護委員として御活躍いただいております。
 今回新たに推薦いたします永沼氏は、市内長浜町出海にお住まいで、昭和57年から37年間、公立小学校教諭として子供の健全育成や障がいのある児童の特別支援教育に関わってこられた方でございます。御退職後は、令和4年3月まで市内公立学校の非常勤講師として学校生活に困難を抱える子供たちのサポートに御尽力され、公立学校教諭として豊富な経験と人権に関わる高い見識を有された方でございます。
 以上のように、4名の皆様ともそれぞれ豊富な経験を積まれ、人格は申し上げるまでもなく、広く社会の実情にも通じておられますので、本市の人権擁護委員として適任であると確信し、ここに御提案申し上げたものでございます。
 何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○田中堅太郎議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 第82号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
 本件につきましては、候補者4名を一括して採決いたします。
 この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○田中堅太郎議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 次に、日程第5、委員会提出第6号議案防災・減災、国土強靱化対策の更なる推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 この際、事務局長に議案を朗読させます。
○渡邊慎二事務局長〔委第6号議案朗読〕
○田中堅太郎議長 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 御異議ないものと認め、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。
 これより討論を行います。
 発言の通告がありますので、梅木加津子議員の発言を許します。
○20番梅木加津子議員 議長
○田中堅太郎議長 梅木加津子議員
〔20番 梅木加津子議員 登壇〕
○20番梅木加津子議員 それでは、議案に対する討論を行います。
 防災・減災、国土強靱化対策の更なる推進を求める意見書、委第6号議案についてです。
 この意見書の前文は書かれているとおりだと同意をいたします。しかし、具体的に国において措置を求める2点については同意できません。
 第1は、国に対し国土強靱化実施中期計画の速やかな策定を要望していますが、この計画の内容が問題です。
 政府が掲げる中期的計画の中身は、リニア中央新幹線、新東名新幹線、新名神などにより3大都市を結ぶ日本中央回廊の形成を新規に追加、防災・減災の名で大型の開発事業が予定されています。
 2つ目に、私たちは水害や地震被害を経験しました。そして、現実に毎日の暮らしの中で、国道56号は、草で歩道が歩けず哀れです。県道は、生い茂った樹木が垂れ下がり、擁壁から木が生え、ひびが大きくなり、一たび大きな台風が来れば交通も通信も遮断される危険性があります。現実の暮らしの中で恐怖を感じています。NEXCOが管理する高速道路1万キロメートルのうち、高速道路供用延長として新たな更新が必要な箇所は512キロメートル、5%と言われています。私たちはJRを大切にしたいと思います。そのためにも、駅にエレベーターの設置や運行ダイヤの増発や地域行事に寄り添う運行など、住民の暮らしに寄り添う鉄道の充実が求められています。
 今後必要なのは、意見書案の文書に書かれているように、戦略的な維持管理、更新に向け、長寿命化計画に基づく予防保全型メンテナンスへの移行だと思います。
 ところが、2つ目の要望事項は、高規格道路の整備促進と鉄道の整備促進とあります。鉄道の整備は、在来線の整備ではなく、四国新幹線ではないかと思われます。
 意見書の前文は支持できますが、しかし具体的な要望事項の2点は同意できません。よって、本意見書は賛成できません。
○田中堅太郎議長 以上で討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 委員会提出第6号議案防災・減災、国土強靱化対策の更なる推進を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○田中堅太郎議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後3時16分 休 憩
   ~~~~~~~~~~~~~~~
午後3時26分 再 開
○弓達秀樹副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○弓達秀樹副議長 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○弓達秀樹副議長 ただいま田中堅太郎議長から、議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。
 議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○弓達秀樹副議長 御異議ないものと認め、議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 この際、地方自治法第117条の規定により、田中堅太郎議員の退席を求めます。
〔21番 田中堅太郎議員 退席〕
○弓達秀樹副議長 まず、田中堅太郎議長から提出されました議長の辞職願を事務局長に朗読させます。
○渡邊慎二事務局長〔辞職願朗読〕
○弓達秀樹副議長 お諮りいたします。
 田中堅太郎議員の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○弓達秀樹副議長 御異議ないものと認め、田中堅太郎議員の議長辞職を許可することに決定いたしました。
 田中堅太郎議員の入場を許可します。
〔21番 田中堅太郎議 入場〕
○弓達秀樹副議長 田中堅太郎議員から挨拶があります。
○21番田中堅太郎議員 議長
○弓達秀樹副議長 田中堅太郎議員
〔21番 田中堅太郎議員 登壇〕
○21番田中堅太郎議員 退任に当たりまして、一言お礼の御挨拶を申し上げます。
 令和5年9月から約1年間、議長として大任を仰せつかったわけでありますけれども、その間、二宮市長をはじめ、理事者の方々、また議員の皆様方の御協力によりまして、本日まで無事任務を遂行することができたわけであります。心から御礼を申し上げます。
 コロナ禍が明けまして、私の想像以上に大変忙しい日が続いてまいりました。県内外へ行くことも多く、その出先へ行くたびにこの大洲市のよさというものを実感をいたしました。今後とも、皆様方とともにこの大洲のよさをアピールし、そしてまたよいところを推進してまいりたいと思っておりますので、どうか御協力をよろしくお願いをいたします。
 私の残り仕事といたしまして、1つ市長とのお約束がございます。と申しますのは、議長車も大変古くなっておりますので、20周年記念といたしまして市長車、議長車を新しくして、車の両輪として議会というものを盛り上げていきたいというふうに考えております。当初予算でございますので来年の8月か9月かぐらいになるかもしれませんけれども、皆様方と相談をいたしまして、そういった新しい車も必要でないかというふうに考えておりますので、またその件につきましても御協力をよろしくお願いいたします。
 言葉は尽くせませんが、皆様方とともに今後とも一議員としてやってまいりたいと思いますので、またよろしくお願いを申し上げまして、簡単ですけれども、お礼の御挨拶とさせていただきます。どうも皆様方ありがとうございました。(拍手)
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○弓達秀樹副議長 お諮りいたします。
 ただいま議長が欠員となりましたので、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○弓達秀樹副議長 異議ないものと認め、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
 これより議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○弓達秀樹副議長 ただいまの出席議員は21人であります。
 投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○弓達秀樹副議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○弓達秀樹副議長 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○弓達秀樹副議長 異状ないものと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○弓達秀樹副議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○弓達秀樹副議長 投票漏れはないものと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○弓達秀樹副議長 これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に山本かずや議員、児玉康比古議員、桝田和美議員を指名いたします。
 立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開  票〕
○弓達秀樹副議長 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 21票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
 有効投票 20票
 無効投票 1票
 有効投票20票のうち
  村上 松平議員 15票
  二宮  淳議員 2票
  梅木加津子議員 2票
  田中堅太郎議員 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。したがって村上松平議員が議長に当選されました。
 ただいま当選されました村上松平議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
 議長に当選された村上松平議員に御挨拶を願います。
○6番村上松平議員 議長
○弓達秀樹副議長 村上松平議員
〔6番 村上松平議員 登壇〕
○6番村上松平議員 お許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。
 ただいま栄誉ある大洲市議会第17代の議長に御選任を賜り、心から感謝を申し上げます。私自身、限りなく光栄に存じますとともに、その責任の重さをひしひしと感じている次第でございます。
 私は、議員各位の御理解と御支援を得ることを念頭に置いて、円滑なる議会運営と議会のさらなる活性化に努めてまいる考えであります。
 我が国の地方自治の本旨は、議会と執行部はともに切磋琢磨して、社会福祉をはじめとした市民生活の向上に努めていくという、いわゆる二元代表制にあると考えます。したがいまして、大洲市議会におきましても、二宮市長をはじめ、理事者の皆様としっかりとした議論を重ね、市民の皆様のための施策を実践していくことが明日の地方自治発展につながるものと確信をしております。
 本市におきましては、依然として厳しい財政状況の中、人口減少問題をはじめ、頻発する自然災害への対応、急激な科学技術の進歩と情報技術の革新に沿った行政運営の構築など、今までとは違った課題や経験したことのない問題への対処が求められています。だからこそ、より一層、ともに考え、知恵を出し合い、そして活力と魅力にあふれた安全で住みやすいまちづくりを進めていくことが市民の皆様の一致した願いであるとの認識に立ち、その負託に応えるべく、皆様とともに一生懸命頑張ってまいる所存でございます。
 どうか議員の皆様方、理事者の皆様方の御協力並びに御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、甚だ粗辞で意を尽くしませんが、議長就任に当たり私からの挨拶といたします。どうぞよろしくお願いします。本日は誠にありがとうございました。(拍手)
○弓達秀樹副議長 村上松平議長、議長席にお着き願います。
〔副議長退席、議長着席〕
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後3時51分 休 憩
   ~~~~~~~~~~~~~~~
午後4時19分 再 開
○村上松平議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 ただいま弓達秀樹副議長から副議長の辞職願が提出されました。
 お諮りします。
 副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 御異議ないものと認め、副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 この際、地方自治法第117条の規定により弓達秀樹議員の退席を求めます。
〔4番 弓達秀樹議員 退席〕
○村上松平議長 まず、弓達秀樹副議長から提出されました副議長辞職願を事務局長に朗読させます。
○渡邊慎二事務局長〔辞職願朗読〕
○村上松平議長 お諮りします。
 弓達秀樹議員の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 御異議ないものと認め、弓達秀樹議員の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
 弓達秀樹議員の入場を許可します。
〔4番 弓達秀樹議員 入場〕
○村上松平議長 弓達秀樹議員から挨拶があります。
○4番弓達秀樹議員 議長
○村上松平議長 弓達秀樹議員
〔4番 弓達秀樹議員 登壇〕
○4番弓達秀樹議員 副議長退任に当たりまして、謹んで皆様方に御挨拶申し上げます。
 令和5年9月より田中議長の下、副議長の要職を務め、様々な経験をさせていただきました。在任中は至らない点が多々あったことと存じますが、任期満了まで無事務めることができましたのも、議員各位のお支え、また二宮市長をはじめとする理事者、職員の皆様方、市民の皆様方の温かい御支援と御協力のたまものと改めて厚く御礼申し上げます。
 大洲市が抱える多くの課題の解決、また開かれた議会、市民の皆様のための議会を実現するためには、我々議員一人一人が自我を抑え公のために尽くす滅私奉公に徹しなければなりません。今後においても誠心誠意努めてまいりますので、皆様、何とぞよろしく御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、副議長退任の御挨拶とさせていただきます。1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○村上松平議長 この際、議員を代表し、山本かずや議員から、田中堅太郎前議長及び弓達秀樹前副議長に対する謝辞があります。
○1番山本かずや議員 議長
○村上松平議長 山本かずや議員
〔1番 山本かずや議員 登壇〕
○1番山本かずや議員 それでは、甚だ僣越ではございますが、議員を代表いたしまして一言お礼を述べさせていただきます。
 田中堅太郎議員、弓達秀樹議員におかれましては、令和5年9月20日から本日まで正副議長として持ち前の責任感と卓越した指導力により、我々議会のリーダーとしてその職責を全ういただきました。
 省みれば、就任直後の昨年10月から行った議員定数及び議員報酬に関する検証については、昨今の人口減少問題、少子高齢化社会の進展、物価高騰による地域経済の低迷といった現状を鑑み、議会運営委員会で審議を行うよう御判断をされたわけでありますが、以来、全議員がこの現状と真摯に向き合い、様々な意見の集約や13回に及ぶ会議並びに議論の場を経て、議員定数を削減するという厳しい選択を各議員が団結し自らで決することができました。我々議員にとりましては身を切る改革ではありますが、結果として議会の果たすべき役割、市民の皆様への負託に全力を傾注することについて、改めて我々議員一人一人が深く自覚する契機にもなったわけであります。これもひとえに、お二人が議会統制に奔走されたたまものであると感じているところです。
 また、田中議員、弓達議員におかれましては、常に市民の皆様の期待と信頼に応えるべく、執行機関とともに議会としての活動に取り組まれると同時に、議事運営におきましても適切に行われ、議案審議が円滑に進むなど、大変御尽力をいただきました。ここに改めて、その御功績に対し心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。
 今後におきましても、大洲市発展のため、これまで以上に御尽力を賜りますとともに、私どもに対しましても変わらぬ御指導をお願い申し上げまして、誠に意を尽くしませんが、お二人への感謝とお礼の言葉といたします。1年間大変お疲れさまでした。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 お諮りします。
 ただいま副議長が欠員となりましたので、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 異議ないものと認め、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたします。
 これより副議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○村上松平議長 ただいまの出席議員は21人であります。
 投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○村上松平議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○村上松平議長 異状ないものと認めます。
 念のため申し上げます。投票は、単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○村上松平議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 投票漏れはないものと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○村上松平議長 これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に山本かずや議員、児玉康比古議員、桝田和美議員を指名いたします。
 立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開  票〕
○村上松平議長 投票の結果を報告します。
 投票総数 21票
 これは先ほどの出席議員数に符合しております。
 そのうち
 有効投票 18票
 無効投票 3票
 有効投票18票のうち
  武田 典久議員 9票
  清水 美孝議員 8票
  梅木加津子議員 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。したがいまして武田典久議員が副議長に当選されました。
 ただいま当選されました武田典久議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
 副議長に当選された武田典久議員に御挨拶をお願いいたします。
○2番武田典久議員 議長
○村上松平議長 武田典久議員
〔2番 武田典久議員 登壇〕
○2番武田典久議員 失礼します。
 このたびは副議長に御推挙いただきまして誠にありがとうございます。微力ではございますが、市民の負託に応えるべく、副議長としての職責を全うしてまいりたいと思っております。議員各位並びに理事者の皆様、そして市民の皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げ、簡単ではございますが、就任の御挨拶とさせていただきます。(拍手)
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後4時43分 休 憩
   ~~~~~~~~~~~~~~~
午後5時09分 再 開
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 私の議長就任に伴い、議会運営委員及び肱川流域治水対策特別委員を辞任することにし、また武田典久議員から肱川流域治水対策特別委員を辞任したい旨の申出があり、それを許可いたしましたので報告いたします。
 この際、申し上げます。
 議会運営委員の補欠選挙につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、新山勝久議員を指名いたします。
 また、肱川流域治水対策特別委員の補欠選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、山本かずや議員及び弓達秀樹議員を指名いたします。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 お諮りします。
 私の議員就任に伴い、大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員1人が欠員となりましたので、この際、大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の補欠選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 御異議ないものと認め、大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の補欠選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
 これより大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の補欠選挙を行います。
 この選挙は、同組合規約第5条第2項の規定により、大洲市議会議員のうちから同組合議会議員1人を選挙するものであります。
 お諮りします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選として、議長が指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 御異議ないものと認め、議長において指名をします。
 それでは、大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員に東久延議員を指名いたします。
 お諮りします。
 ただいまの指名のとおり当選人とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 御異議ないものと認め、ただいまの指名のとおり決定いたしました。
 ただいま大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員に当選されました東久延議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後5時14分 休 憩
   ~~~~~~~~~~~~~~~
午後5時34分 再 開
○村上松平議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 先ほど市長より第83号議案の提出がありましたので、報告いたします。
   ~~~~~~~~~~~~~~~
○村上松平議長 お諮りします。
 先ほど市長より提出のありました第83号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 御異議ないものと認め、第83号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 地方自治法第117条の規定により、田中堅太郎議員の退席を求めます。
〔21番 田中堅太郎議員 退場〕
○村上松平議長 提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○村上松平議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 それでは、第83号議案監査委員の選任につき同意を求めることについて御説明申し上げます。
 本案は、退職の申出がありました宮本増憲委員の後任委員を選任するに当たり、議会の同意をお願いするものでございます。このたび監査委員として議員のうちから選任いたしております宮本委員から一身上の都合により退職の申出があり、事情やむを得ないものとこれを承認した次第であります。
 宮本委員には、令和5年9月の就任以来、監査委員として御活躍をいただき、適正かつ効率的な事務事業の執行に御尽力を賜りました。その御労苦に感謝を申し上げますとともに、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 後任の委員には、お手元の議案書に記載のとおり、田中堅太郎議員が最も適任であると認め、選任いたしたいと存じます。
 田中議員は、市内長浜町櫛生にお住まいで、昭和60年10月に旧長浜町議会議員に当選以来、現在まで連続して市議会議員を務めておられます。
 これまで平成17年1月に新市初代議長の就任をはじめ、議会運営委員会委員長、決算特別委員会委員長などを歴任されたほか、令和5年9月にも議長に就任され、様々な課題に対しましてその重責を果たしていただいております。また、議会内外での御活動を通して豊富な経験と識見を有された方でございますので、ここに御提案申し上げた次第であります。
 何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○村上松平議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがいまして質疑を終結いたします。
 お諮りします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○村上松平議長 御異議ないものと認め、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがいまして、討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 第83号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○村上松平議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
 田中堅太郎議員の入場を許可します。
〔21番 田中堅太郎議員 入場〕
○村上松平議長 ただいま監査委員の選任につき同意をいたしました田中堅太郎議員より挨拶があります。
○21番田中堅太郎議員 議長
○村上松平議長 田中堅太郎議員
〔21番 田中堅太郎議員 登壇〕
○21番田中堅太郎議員 失礼をいたします。
 ただいま監査委員に御同意をいただきまして誠にありがとうございます。約20年ぶりの監査委員ということでございますけれども、本当に身の引き締まる思いでございます。監査の重要性に鑑み、今後も自己研さんをし、また皆様方の御指導、御協力によりまして任務を全うしたいと考えておりますので、どうか今後ともよろしくお願いをいたします。本日はどうもありがとうございました。(拍手)
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○村上松平議長 以上で本日の日程を終了いたしましたので、会議を閉じます。
 市長より閉会の挨拶があります。
○二宮隆久市長 議長
○村上松平議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今定例会は、去る9月2日の招集以来17日間にわたりまして慎重に御審議を賜り、御提案申し上げた案件につきましてはいずれも原案のとおり御議決を賜りました。心から厚く御礼を申し上げます。
 審議の過程で頂戴いたしました御指摘、御意見等につきましては、今後の市政運営に当たり、できる限り反映できるよう努力してまいる所存でございます。
 先ほどの議会人事におきまして、議会の新しい構成が決定されたわけでございますが、議長に就任されました村上松平議員、副議長に就任されました武田典久議員にお喜びを申し上げますとともに、今後の御活躍を心よりお祈り申し上げます。
 そして、監査委員に就任していただきます田中堅太郎議員には、適正かつ効率的な事務の執行に向けて、御指導を賜りますようお願い申し上げます。
 また、田中堅太郎前議長、弓達秀樹前副議長におかれましては、これまで円滑な議会運営と市政発展に御尽力を賜りましたことに心から感謝と御礼を申し上げます。
 ここで、1点御報告申し上げます。
 愛媛県により施工いただいておりました菅田地区の父橋が今月末28日午後2時に開通を迎えることとなりました。愛媛県及び国土交通省の御尽力並びに地域の皆様の御協力に対し、改めて深く感謝を申し上げます。
 父橋につきましては、平成16年に策定された肱川水系河川整備計画による堤防整備に伴い、架け替えが必要となったものであります。その後、平成30年7月豪雨を受け、肱川緊急治水対策による再度災害防止の取組の一つとして、河川激甚災害対策特別緊急事業による堤防整備が令和5年度までに実施されることとなったため、愛媛県への委託事業として平成31年4月に事業に着手いただいておりました。
 父橋は、父地区の肱川を渡河する市道貫小屋線の橋梁であり、対岸の裾野地区に至る地域の幹線道路を構築する重要な橋梁でございます。
 架け替えにより、車道幅員が3メートルから5メートルに拡幅されるとともに、新たに幅員2.5メートルの歩道が整備されたことで、安全安心に通行できる歩行空間が確保されております。
 新しくなった父橋により、交通の安全度が高まったことに加えまして、地域を結ぶかけ橋として地域コミュニティーの醸成にも大きく貢献してくれることを期待するものであります。
 さて、間もなく本格的な秋の行楽シーズンを迎えます。本市におきましても、秋の風物詩であるいもたきのシーズンを迎えております。
 来る9月22日に、肱川緑地、肱南ピクニックランドにおいて観月会が開催されます。大洲産のおいしい里芋、油揚げやかしわなどが入ったおいしい大洲のいもたきを、自然豊かな肱川の景観を楽しみながら御賞味いただきたいと思います。
 また、10月から11月にかけて、大洲市合併20周年記念事業の大洲産業フェスタ2024をはじめ、大洲まつりやスポーツ大会などのイベントや催物が予定されております。多くの皆様に御来場いただき、盛況に開催できることを願っております。
 最後に、近年、全国各地で台風や記録的な豪雨、地震などの大規模な天災が多発し甚大な被害が報告されています。市民の皆様におかれましては、気象情報や防災情報等に十分に御留意いただき、早めの避難を心がけ、備蓄食料や防災グッズなど、災害への備えを講じていただくとともに、避難場所や避難ルートをいま一度御確認いただきますようお願い申し上げます。
 結びに、朝夕は幾分過ごしやすくなってまいりましたが、日中はまだまだ暑い日が続いております。皆様方には、今後とも御自愛の上、ますます御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、今定例会閉会の挨拶といたします。
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○村上松平議長 これをもちまして令和6年大洲市議会第3回定例会を閉会いたします。
午後5時48分 閉 会
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