令和5年大洲市議会第3回定例会会議録 第4号
令和5年9月20日(水曜日)
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出席議員
1番 山 本 かずや
2番 武 田 典 久
3番 松 德 憲 二
4番 弓 達 秀 樹
5番 新 山 勝 久
6番 村 上 松 平
7番 東 久 延
8番 児 玉 康比古
9番 清 水 美 孝
10番 上 田 栄 一
11番 大 野 立 志
12番 安 川 哲 生
13番 山 本 光 明
14番 中 野 寛 之
15番 二 宮 淳
16番 桝 田 和 美
17番 村 上 常 雄
18番 宮 本 増 憲
19番 後 藤 武 薫
20番 梅 木 加津子
21番 田 中 堅太郎
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欠席議員
な し
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出席理事者
市 長 二 宮 隆 久
副 市 長 徳 永 善 彦
総 務 部
部 長 楠 野 修
会計管理者兼会計課長 藤 原 貴
総 務 課 長 矢 野 雅 之
総務課長補佐 檜 田 剛
総務課行政係専門員兼担当係長 森 野 悟 志
財政契約課長 中 島 清 和
財政契約課長補佐 圡 井 修 司
総合政策部
部 長 久 保 明 敬
企画情報課長 井 上 朋 昭
市民福祉部
部 長 上 野 康 広
環境商工部
部 長 河 野 悟 久
農林水産部
部 長 木 藤 幸 治
建 設 部
部 長 泉 浩 嗣
治水事業統括官 阿 部 勝 義
長浜支所
支 所 長 山 西 利 富
肱川支所
支 所 長 髙 田 栄 治
河辺支所
支 所 長 窪 田 敬
農業委員会
事 務 局 長 久 保 正 人
教育委員会
教 育 長 櫛 部 昭 彦
教 育 部 長 城 戸 弘 一
大洲病院
事 務 長 大 藤 美 樹
監 査
委 員 神 元 崇
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出席事務局職員
事 務 局 長 森 野 啓 二
次 長 森 泰 範
専門員兼議事係長 相 原 正 知
主 査 堀 部 達 也
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議事日程
令和5年9月20日 午後2時 開 議
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
第72号議案 令和5年度大洲市一般会計補正予算(第5号)
第73号議案 令和5年度大洲市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第74号議案 大洲市印鑑条例の一部改正について
第75号議案 大洲市自家用有償旅客運送条例の一部改正について
第78号議案 専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについて
請願第6号 「健康保険証廃止の中止を求める」意見書の提出を求める請願について
(各委員長報告、質疑、討論、表決)
日程第3
第79号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
(提案理由説明、質疑、討論、表決)
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本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 第72号議案~第75号議案、第78号議案、請願第6号
日程第3 第79号議案
日程追加 議長の辞職について
日程追加 議長の選挙について
日程追加 副議長の辞職について
日程追加 副議長の選挙について
日程追加 大洲地区広域消防事務組合議会議員の補欠選挙について
日程追加 第80号議案
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午後2時15分 開 議
○桝田和美議長 これより本日の会議を開きます。
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○桝田和美議長 市長より第79号議案の提出がありましたので、報告いたします。
また、市長より提出がありました報告第7号から報告第12号までの報告6件につきましては本日受理し、お手元に配付してあるとおりでありますから御了承願います。
この際、9月13日に設置されました決算特別委員会の正副委員長の互選結果について御報告申し上げます。
委員長に大野立志議員、副委員長に新山勝久議員が互選されました。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○桝田和美議長 まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、15番二宮淳議員、17番村上常雄議員を指名いたします。
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○桝田和美議長 次に、日程第2、第72号議案から第75号議案及び第78号議案の議案5件並びに請願1件を一括して議題といたします。
本件につきましては、9月13日の本会議において、それぞれ所管する委員会に付託された議案等であります。
委員会における審査の経過及び結果について各委員長の報告を求めます。
まず、総務企画委員長の報告を求めます。
○3番松德憲二議員 議長
○桝田和美議長 松德憲二議員
〔3番 松德憲二議員 登壇〕
○松德憲二総務企画委員長 それでは、ただいまから総務企画委員会の御報告を申し上げます。
当委員会は、去る9月14日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和5年度一般会計予算をはじめ、議案2件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
それでは、審査の過程で特に議論されました事項について、その概要を御報告申し上げます。
まず、第75号議案大洲市自家用有償旅客運送条例の一部改正について申し上げます。
本議案は、昨年9月から実証運行を行っていた今坊地区と長浜地区を結ぶデマンド型交通について、今坊長浜線として本格運用へ移行することに伴い、運行区域等の必要事項を定めるため、条例の一部を改正しようとするものであり、本格運用となった場合には、毎週月曜日と木曜日の週2日、往路便1便、復路便2便の運行となるものであります。
そのことについて、委員より、運賃設定で地区内と地区外で差を設けているが、内外とはどのように捉えたらよいかとの質疑が出されました。これに対し、理事者から、内外とは現在の公民館区域の内外の区分で、乗降場所がともに同じ地区内である場合と、乗車場所と降車場所が異なる公民館区域の場合に異なる運賃を設定しているものであり、地区内の場合は大人150円、地区外の場合は300円という運賃設定としているとの答弁がありました。
さらに、委員より、復路2便の運行時刻の間隔が短いが、そうなると目的地での移動が制約されることになるため、運行時刻の間隔に幅を持たせてはどうかと提案したところ、理事者から、これまで導入している地区では、復路の運行時刻はおおむね12時前後と13時前後を提案している。今回の時刻設定に当たり、特に利用する高齢者の方の意見として、できるだけ昼までには帰宅したいとの声が多く、1便目を11時22分、2便目を12時30分と設定した。今後、利用者の御意見や地元自治会との協議によって時刻の変更も可能であるため、地域の実情やニーズに応じた運行に努めたいとの答弁がありました。
また、委員より、運行に際しての地元との調整項目や他路線における課題についてただしたところ、理事者から、全体的には運行時刻、乗降場所の調整であり、あらかじめ乗降場所を地元に提示し、意見を伺っているが、今回の路線では主に乗降場所の追加の意見であったため、それらを考慮して対応を行った。これまでの運行実績から見えてきた課題としては、令和4年度末における本格運行計4か所、実証運行計2か所の運行エリアにおいて、運行日のうち、実際に利用があった日の割合は、利用率が47%、1便当たりの乗車人数が1.6人の利用状況となっており、これら利用率等は伸び悩んでいる状況である。寄せられる意見としては、運行時刻や乗降場所に関する要望が多く、個別に調整を行っているとの答弁がありました。
これに対し、委員より、利用者にとって便利がいいと感じるのは、自宅前で乗り降りができることであるが、全ての自宅まで出向くことは困難であるため、基本を定めておく必要があるのではないかとの意見が出され、理事者から、利用状況を踏まえ、効率的に運行できるルートに設定している。また、運用していく中で、運転手や利用者と相談し、随時変更等も行い、利便性の向上につながるよう配慮したいとの答弁がありました。
また、別の委員より、利用率の算出方法、路線廃止の基準について質疑が出され、理事者から、利用率とは運行日に実際に乗車した日の率、例えば運行日が100日の場合で、60日の利用があった場合は利用率は60%と計算している。デマンド型交通を導入する上で1便当たりの乗車人数の目標を2人、現在のところ最低でも1.5人としているが、現状は1.6人であり、引き続き2人に近づくよう乗り合わせによる利用を促したい。廃止については、利用率等が伸びない路線については休止した事例もあり、廃止を含めた見直しが必要であるが、直ちに廃止とするわけではなく、利用者が増えるよう努力していきたいとの答弁がありました。
さらに、委員より、今後も運行エリアを拡大していくに当たり、運行事業者の実態把握についてただしたところ、理事者から、各運行事業者にあっては運転手不足であると伺っており、経営環境が厳しいことは認識している。民間事業者による運行であるため、事業者の採算性や経営方針もあり、市として無理も言えない状況であるが、路線の維持のためには協力できるところは協力し、公共交通の維持に努めていく必要があると考えている。運転手不足の支援策として、大洲市では、公共交通事業者へ就業する新規の移住者に対して、家賃補助を通常の市内就業の2倍に当たる月額2万円を上限に最長3年間補助している。また、国においても、第2種免許取得の要件が緩和され、バス事業者においては、独自の制度を設け、それぞれが人材確保に努めている。それでもなお将来的に運行事業者が不在となるような場合には、地元自治会等の協力も得て運行することもあり得るとの答弁がありました。
委員より、先進市の事例の紹介があり、それらの調査研究を進め、より自由度が高く、利便性の向上が図られるよう検討してほしいとの要望があり、理事者から、利用者が安心して利用できる使いやすいサービスを提供できるよう、公共交通のシステムづくりに努めたいとの答弁がありました。
そのほか、他の委員より、この取組はすばらしいことだと思っている。持続可能な運行ができるよう善処していただきたいとの要望があったのであります。
次に、令和5年度大洲市一般会計補正予算について申し上げます。
既定の歳入歳出予算総額にそれぞれ2億9,520万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ310億2,782万円とするもので、前年度同期比では0.3%の減となるものであります。なお、本補正予算に充当される財源としては、国県支出金、繰入金、繰越金及び諸収入となっております。
それでは、今回の補正予算のうち、企画費について申し上げます。
本予算は、定期船あおしまが青島に着岸、上陸する際に使用する浮き桟橋の渡り橋について、島側接続部が破断し、修繕が必要な状況となったため、既存の渡り橋を取り外し、長浜に陸揚げして修繕するとともに、受け台となるコンクリート部分を補修する経費を当初予算に702万9,000円計上していたところ、工事発注に際し現地の精査を行った結果、接続部分だけでなく渡り橋自体の腐食が著しいことが判明し、当初予定していた溶接による修繕が不可能になったことから、渡り橋を新しく製作し、現地に設置する工法に変更するため、不足する工事費265万1,000円を追加計上するもので、補正後の予算額は968万円となるものであります。
このことについて、委員より、例えば船を物揚げ場や防波堤に直接着岸させ、船からタラップを架けるなど、経費を抑えた工法の検討についてただしたところ、理事者から、干潮時は物揚げ場や防波堤付近の水深不足によって船が着岸できず、また満潮時の水深が確保されている場合であっても、船と防波堤等の乗降位置の高低差が大きく、船の構造上タラップによる上陸はできないと判断した。船の大きさなどから、現在の浮き桟橋を使用することを前提として、上陸用の渡り橋を新設することにしたとの答弁がありました。
これを受け、委員より、航空写真ではほかにも浮き桟橋が確認できるが、これらの利活用を検討しなかったのかとただしたところ、理事者から、内港部に設置されている浮き桟橋は漁船用であること、定期船あおしまは水深の関係により内港部への進入が非常に困難であること、また定期船と漁船では乗降位置の高さが異なるなど、内港部の桟橋は定期船の使用には適していないため、専用の浮き桟橋を使用しているとの答弁がありました。
また、委員より、青島は一時期ほど猫島としてクローズアップされていないが、現在の観光客の状況についてただしたところ、理事者から、現在の定期船あおしまの乗降客の状況としては、往路便と復路便を合わせて、令和3年度が4,693人、令和4年度が7,813人であり、令和5年8月現在は4,071人で、前年同時期比較で180人の増となっている。青島の猫は不妊去勢手術を全頭完了し、猫は穏やかな生活を送っている状況であり、観光客の皆さんもそういう猫を温かく見守っている。また、マナーも以前に比べ格段によくなっており、最近では観光客とのトラブルは起きていないとの答弁がありました。
委員からは、今年度も残り半年となっているため、工事発注を速やかに行い、年度内の工事完了を目指していただきたい。また、観光客のマナーもよいとのことで大変安堵しているが、今後とも島民と猫が静かに暮らしていける環境に御配慮いただきたいとの意見があり、理事者から、今後においても島民の声を大切にし、青島の振興につながる対策を考えていきたいとの答弁があったのであります。
以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、議員各位の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、総務企画委員会の報告を終わります。
○桝田和美議長 次に、厚生文教委員長の報告を求めます。
○2番武田典久議員 議長
○桝田和美議長 武田典久議員
〔2番 武田典久議員 登壇〕
○武田典久厚生文教委員長 それでは、ただいまから厚生文教委員会の御報告を申し上げます。
当委員会は、去る9月4日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和5年度一般会計補正予算をはじめ、議案3件及び請願1件につきまして慎重なる審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと、請願第6号につきましては不採択と決した次第であります。
それでは、審査の過程におきまして、特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
初めに、大洲市印鑑条例の一部改正について申し上げます。
本議案は、本年5月に、電子証明等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律が改正されたことに伴い、マイナンバーカードに加えスマートフォンにも電子証明書が搭載可能となったことに対応するために条例の一部を改正するものです。
これにより、全国のコンビニエンスストアの店舗に設置されている多機能端末機から各種証明書を取得できる、いわゆるコンビニ交付サービスでの印鑑登録証明書の交付について、スマートフォンを利用した交付が可能となります。
このことについて、委員より、スマートフォンでの対応は印鑑証明の交付のみとなるのか、また全ての端末で利用は可能なのかただしたところ、理事者から、今条例の改正と併せ、今年中に予定されている国のシステム構築によって、現在マイナンバーカードで取得できるコンビニサービスでの戸籍、住民票、さらには市税関係の証明書も交付が可能となる。しかしながら、対応する端末については現在アンドロイド端末のみとなっており、iPhone端末の対応時期は未定となっているとの説明がありました。
さらに、委員より、こうしたサービスは今後どのように拡充していくのかただしたところ、理事者から、子育て関係の手続のほか、引っ越しによる転出届をはじめ、来年度には確定申告や健康保険証としての利用が予定されており、将来的には銀行口座の開設や携帯電話の契約など、民間サービスの申込みや利用にも順次対応する予定としているとの説明がありました。
また、別の委員より、スマートフォンでの利用に際しては、事前にアプリケーションのダウンロードや手続操作なども伴うこととなるが、そうした手続は市の窓口でも対応はできるのかただしたところ、理事者から、あくまでスマホ用電子証明の申請及び登録は各個人がスマートフォンを使って手続をしていただく必要があり、個人情報の観点から市の窓口対応は難しいが、操作について不明な点などがあれば、相談窓口としてマイナンバー総合フリーダイヤルが設置されているため、そちらを利用していただきたいとの説明がありました。
次に、大洲市一般会計補正予算(第5号)における保健センター費について申し上げます。
この予算につきましては、長浜高校水族館部の活動の場として長浜保健センターの施設の一部を貸与するため、今年度、愛媛県が実施する長浜保健センターの施設改修に合わせ、傷みが激しい共有部分の修繕、改修を行う費用を計上したものです。
このことについて、委員より、具体的な修繕についてはどの部分を想定しているのかただしたところ、理事者から、玄関にある風除室の雨漏り修繕やセンター1階に設置してある多目的トイレの設備の修繕、また廊下や階段等のクロス張り替えなどを予定しているとの説明がありました。
また、委員より、水族館の活動の場が広がることによって、長浜高校の水族館部の活性化や観光施設としての魅力など、地域のまちづくりについて何かビジョンを描いているのかただしたところ、理事者から、現在どうすれば地域と高校がともに発展できるのかということについて長浜高校や地元団体等と協議を行っているところであり、具体的な対策はまだ明確になっていないが、市としても可能な部分については支援を行っていきたいと考えているとの説明がありました。
さらに、別の委員より、高校生は部活動として毎日活動し、水族館自体は月に1回、一般の方が水族館を訪れているが、新しくなる水族館の活動方針や施設利用についてはどのように考えているのかただしたところ、理事者から、水族館の運営方法については、現在の月1回、第3土曜日の11時から15時までの開館を基本とすることに変更はないとの報告を受けている。また、部活動は毎日となるが、長浜保健センターには常駐する職員がいないため、今後は施設入り口の鍵や水族館として使用される部屋の鍵などはその利用方法を明確にし、学校側とも十分確認の上、貸与するよう検討しているとの説明がありました。
また、委員より、県立高校への支援ということで、愛媛県とも十分連携をとっていただき、協議をしながら進めていただきたいとの要望とともに、水族館部の活動の場が広がることで、今後の観光客に対するPR活動やパンフレットの設置など併せて行っていただきたいとの提案が出されたのであります。
次に、大洲市一般会計補正予算(第5号)における中学校教育振興費について申し上げます。
この予算につきましては、新型コロナウイルス感染対策などにより、様々な学校生活や行事等での制限を余儀なくされた中学生、高校生を対象に、思い出づくりと併せて郷土愛を育んでもらうことを目的としたお城deコーラス思ひ出事業の実施に係る経費として100万円を計上するものです。
このことについて、委員より、今回はあくまでも希望者を対象としているようだが、参加対象や人数はどれぐらいを想定しているのかただしたところ、理事者から、天守閣を利用しての事業になるため、開催スペースの関係で70名から100名までを想定している。対象者としては、コロナ禍の影響を受けてきた生徒の中で、中学生活及び高校生活の最終学年である3年生を中心に、卒業の思い出の一つにしてほしいと考えているが、参加希望人数によってはほかの学年にも広げて募集を行う予定としているとの説明がありました。
さらに、委員より、今回のようなお城でのイベント実施について、地域行事等の民間団体でも利用することができるのかただしたところ、理事者から、今回の事業は観光施設である大洲城の本来の使い方ではなく、想定された利用ではないが、大洲市の子供たちに市のシンボルである大洲城の歴史と魅力を伝えるとともに、コーラスによる特別な思い出をつくってもらうことを目的として開催するもので、民間団体等が利用する場合はその利用目的や効果、社会に与える影響などを判断することとなるため、申請すれば必ず利用がかなうというものではないとの説明がありました。
また、委員より、開催する時間帯は一般観光客の入場制限を行うのかただしたところ、理事者から、開催予定日の11月23日は行楽シーズンの祝日であることから、来場者も多いと想定している。担当課の観光まちづくり課と指定管理者であるキタ・マネジメントとも協議を行い、せっかく訪れていただいた観光客が入城できないということは絶対に避けたいということも確認しており、観光客の動線を確保した上で、制限をかけずに実施することとしている。また、保護者の方々への対応として、お城の外にモニターを設置し、場内でのコンサートの様子が見られるようにも検討しているとの説明がありました。
最後に、請願の審査結果について申し上げます。
今回付託されております請願第6号につきましては、マイナンバーカードと健康保険証の一体化を盛り込んだ法律案が今年6月に可決成立となったが、愛媛県保険医協会が調査したところでは、県内のオンライン資格確認システムを運用する医療機関の約半数がトラブルを経験しているとの結果が示されるとともに、報道各社などの世論調査においても、マイナンバーカードと健康保険証の一体化に根強い不安感を持っていることや一体化への延期、撤回を求める声も多くある。このことから、いつでも、どこでも、誰でもが安心して医療を受けられるよう、現在の健康保険証の廃止は行わないよう政府及び関係機関に意見書を提出することを求める趣旨の請願であります。
このことについて、委員より、現状としてトラブル発生による不安など請願の趣旨も分かるが、そのことをもって一体化による現在の保険証の中止を求める声を上げることは性急なことと考えるため、趣旨採択が妥当であるとの意見が出されました。
また、別の委員からは、現在示されているのが、健康保険証が廃止となっても資格確認書があることでマイナンバーカードのみの運用に限定されたものではないことや、医療分野だけではなく今後のマイナンバーカードにおける利便性の向上を尊重する観点から、本請願については不採択が妥当であるとの意見が出されました。
またさらに、別の委員からも、現行の健康保険証の問題点として、本人認証が非常に弱く、特殊詐欺事件などに見られる違法な契約の中には健康保険証経由で契約されたという実態もある。むしろ本人認証がしっかりとしたマイナンバーカードに健康保険証をひもづけるほうがよりよい方法ではないかと考えており、不採択としたいとの意見が出されました。
また、別の委員からは、請願趣旨からして、保険医協会としてはトラブルが発生している現状で進めるのではなく、問題を検証し、国民の不安を払拭した上で実施すべきとの内容であり、医療現場が苦慮していくことに対して心を寄せるべきとのことから、請願に賛成する意見が出され、採決の結果、賛成少数により不採択と決した次第であります。
以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、厚生文教委員会の報告を終わります。
○桝田和美議長 次に、産業建設委員長の報告を求めます。
○4番弓達秀樹議員 議長
○桝田和美議長 弓達秀樹議員
〔4番 弓達秀樹議員 登壇〕
○弓達秀樹産業建設委員長 それでは、ただいまから産業建設委員会の御報告を申し上げます。
当委員会は、去る9月15日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和5年度一般会計補正予算をはじめ、議案2件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
それでは、審査の過程で特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
初めに、専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについて申し上げます。
この専決処分は、6月30日から7月1日にかけての梅雨前線豪雨により、市内各地において災害が発生したことから、災害復旧費を追加計上するものです。
それぞれの復旧費について詳細な説明を求めたところ、理事者から、公共土木施設については、被災した市道の測量設計委託料や工事請負費、道路の崩土除去や水路補修に係る修繕費等を計上している。次に、農林水産業施設のうち、まず農地については、畦畔の崩壊により水張りができなくなった水田の工事請負費、土砂の流入などによる農地の修繕料や事務費等を計上しており、農業用施設については、農道やかんがい排水施設の修繕料や工事請負費等を計上している。また、林業施設については、市管理林道の崩土や倒木等の修繕工事に係る費用、森林組合管理林道ののり面の崩壊、路面の整正などに係る費用について修繕料や工事請負費等を計上しているとの説明がありました。
次に、令和5年度一般会計補正予算のうち、いきいき大洲農業農村活性化事業費補助金について申し上げます。
この事業は、農林業の振興、活性化を図る目的で活動している団体等に対し補助するものであり、農地中間管理機構関連農地整備事業の受皿となっている農事組合法人が高収益作物である薬用シソを栽培するに当たり必要となる乾燥機の保管倉庫に対する補助額が計上されているものです。
まず、委員より、農業法人というのは市内にどの程度存在するのかとただしたところ、理事者から、農地を所有などできる農地所有適格法人は6法人、農地の借受けができる解除条件つきの農業法人は12法人である。本事業対象の法人もこの解除条件つきの12法人に入っている。なお、野佐来地区では、農地中間管理機構関連農地整備事業において国の補助金を活用して区画整理を実施している最中であり、その工事が完了した際には薬用シソの栽培において施設整備が必要となるため、この補助制度を活用することとした。この野佐来地区での事業を大洲市の中山間地のモデル事業として、今後の農業の振興を図っていくこととしているとの答弁がありました。
次に、水田農業競争力強化支援事業費補助金について申し上げます。
この事業は、水稲及び飼料用米の作付を拡大している農業者に対して、省力化技術実証実験の実施及び農業機械の導入を支援するため昨年度創設されたものであり、今回認定農業者1名がドローン散布による推進事業及びトラクターの整備事業による省力化に取り組むこととなったため、その経費に対する補助金が計上されているものです。
まず、委員より、ドローンの活用事例は今後増える見込みなのかとただしたところ、理事者から、今も活用している事例はあり、少しずつ広がりを見せているとの答弁がありました。
さらに、委員より、本事業の採択要件についてとただしたところ、理事者から、農業機械の導入と省電力化の実証実験を併せて実施していただくことが要件となっているとの答弁がありました。
次に、新ひめボス宣言事業所支援事業について申し上げます。
この事業は、愛媛県が人口減少対策、女性活躍、仕事と家庭の両立支援を今以上に推進するため、従来のひめボス宣言事業所とえひめ仕事と家庭の両立応援企業の認証を統合し、新たな制度としたものであり、新ひめボス宣言事業所認証制度では、基本認証の実績や上位認証に対し、奨励金が交付されるものです。
新ひめボス宣言事業所の認定に向け、市内事業所における機運醸成や認定に向けた取組を進めるため、セミナーや専門家派遣、認証の上乗せや上位認証等の中間目標達成に対する奨励金などの支援に係る経費が計上されているものです。
まず、委員より、市内事業所の利用実績はどのぐらいかとただしたところ、理事者から、従来のひめボス宣言事業所は69事業所、えひめ仕事と家庭の両立応援企業は14事業所の認定実績となっているとの答弁がありました。
さらに、別の委員より、市内の事業所への周知はどのような方法を考えているかとただしたところ、理事者から、商工会議所や商工会の会員であれば、そちらを通じて周知をお願いするほか、関係団体の総会や部会に合わせての説明会実施も検討している。それ以外の事業所に対しては、市ホームページやSNSでの発信でカバーしていきたいとの答弁がありました。
これに対し、委員より、事業所だけで認定を受けるのは難しいと思われるため、市としても可能な限り支援に努めていただきたいとの意見が出されたのであります。
最後に、事業者応援チケット事業補助金について申し上げます。
この事業は、国際情勢を背景としたエネルギー、食料品価格等の物価高騰の長期化の影響を受けている市民、事業者への支援を図るため、商工会議所、商工会が主体となって実施する事業に必要な経費が計上されているものです。
まず、委員より、昨年度にチケットを使わなかった店舗はあるか、換金率はどのぐらいであったのかとただしたところ、理事者から、昨年度の第2弾の実施分では、販売がなかった店舗が1店舗であり、換金率は88.5%であるとの答弁がありました。
さらに、委員より、チケットがすぐ使われる店舗もあれば余ってしまう店舗もあり、商品券にしたほうが効率が上がるのではないかとも思うが、前回の換金率や換金セット数などを見越しての事業費ということかとただしたところ、理事者から、商品券にするとどうしても大型店に偏ってしまうため、地元企業に対する消費喚起をメインにしている。1事業者の取扱いセット数を300セットから200セットに縮小したため、過去の換金率から想定し、その予算で対応可能であると考えているとの答弁がありました。
以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○桝田和美議長 以上で委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
発言の通告がありますので、梅木加津子議員の発言を許します。
○20番梅木加津子議員 議長
○桝田和美議長 梅木加津子議員
〔20番 梅木加津子議員 登壇〕
○20番梅木加津子議員 日本共産党の梅木加津子です。
2023年9月議会に当たり、第72号議案一般会計補正予算について反対討論を行います。
初めに、6月議会から要望を訴えてきたJR大洲駅駐輪場の予算は、本会計でつきませんでした。市民の皆さんが暮らしの厳しい中、力を合わせて取り組んだものです。大洲市の玄関口、町の第一印象になる、早期にと願うばかりです。
さて、今回の補正予算の主なもの、事業者応援チケット8,900万円、新ひめボス宣言事業670万円です。この内訳は、国県支出金が5,100万円で、半分が大洲市負担です。
事業者応援チケットでは、商工会に入らないと駄目だというやり方が指摘されました。カードを作れば7,000円の支給、地区に入らないと空き家補助金を出さないなど、こうしたやり方は問題です。市民は同じように税金を払い、市民としての権利を持っています。問題を是正すべきです。
予算では、簡易飲料水施設事業に補助金が出されています。この会計については、来年度引上げが言われています。理由は、水道管の更新、維持のために必要と言われています。ところが、そのためだけの予算は、毎年1億4,000万円程度です。今後の令和6年からの大きな事業費は、肥大化した菅田の浄水場の規模を維持するかのように見えます。会計への補助がされますが、全体の事業を見直し、検討すべきです。
高物価、コロナ感染が拡大する中、営業も暮らしも大変です。本議会で、学校に通えない子供さんが64人、大きな問題を感じました。支援のための予算を増やすなど、人口減少を食い止め、子育てするなら大洲市でと心底思える施策を推進すべきです。大洲市が独自の予算を積み増してでも、営業やインボイス対策や暮らし応援のため、子育て支援、福祉・医療・介護など、予算を使うべきです。
ところが、2022年度の決算では、基金が財政調整基金30億円、減債基金12億円、地域振興基金が3億円、合併振興基金が13億円と積み上げられ、計58億円にもなっています。市民の税金を、市民の暮らしを応援するためにこそ使うべきです。今こそ、基金を活用した予算であるべきと申し上げ、反対討論とします。
次に、第74号議案大洲市印鑑条例の一部改正について反対の討論を行います。
本議案は、デジタル社会形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行などに伴い、印鑑登録証明書の交付申請について移動端末設備を使用する方法の追加などをするものです。現在、コンビニなどに設置されている多機能端末から交付ができるようになっていますが、今度はスマホでも搭載できるようになることから、条例で追加されるものです。
集積されたデータはオープン化され、利活用へと回されます。集積されたデータは攻撃を受けやすく、漏えいの頻度は増すといいます。
ドイツは、マイナンバーカードなどの番号は憲法違反として存在しません。フランスは、共通番号として使用していません。イギリスでは、廃止されました。
取得は任意であるマイナンバーカードの宣伝普及は言いながら、市民の不安や疑問は置き去り、危険性も伝えない中で、こうした条例改正はすべきではありません。
次に、請願第6号「健康保険証廃止の中止を求める」意見書の提出を求める請願について賛成討論を行います。
愛媛県保険医協会から出されています。マイナ保険証では、他人の診察情報や薬剤情報が出ています。別人情報の誤登録など起こっています。医療機関では、マイナ保険証で2,481医療機関でトラブルが起こり、保険証で確認する事態となっており保険証が廃止されたら対応できないといいます。介護施設でも、マイナ保険証の申請ができない、暗証番号入力が困難と多くの問題が指摘されています。
それから、マイナンバーについては、マイナンバー保険証自体が5年ごとに本人が自治体で更新しないと、手続しないと一時的に無保険者になって10割払わないといけない、ほかから代理申請はできるけれども、全国1万2,019の施設が代理申請など不可能だと言っています。何よりも、保険料を払っても資格確認書にするなど、国保法に反するやり方です。
国民の暮らしに不安と大混乱を起こしている中、全国保険医団体連合会の竹田智雄医師は、DXが諸外国より遅れているからと無理やりごり押しにしていいものができるはずがない。進んでいるフィンランドでも60年かけて構築した。日本が世界に誇る国民皆保険は60年かけてここまで来た。安心して生活が行われている、それを壊してまでつくる制度か。廃止しなければならない問題もない。まず、保険証を残すことを決断してください。改めて、温かい気持ちで医療DXを、医療の社会保障政策を通して構築してくださいと述べています。国民生活への混乱を解決するためにごり押しするのではなく、取りあえず中止をし、立ち止まることを求めている請願であり、賛成をするものです。
○桝田和美議長 以上で討論を終結いたします。
これより採決を行います。
まず、第72号議案令和5年度大洲市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。
この議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○桝田和美議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
次に、第74号議案大洲市印鑑条例の一部改正についてを採決いたします。
この議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○桝田和美議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
次に、第73号議案及び第75号議案の議案2件を一括して採決いたします。
これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○桝田和美議長 起立全員であります。したがってただいまの議案2件は原案のとおり可決されました。
次に、第78号議案専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについてを採決いたします。
この議案を委員長報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○桝田和美議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は承認されました。
次に、請願第6号「健康保険証廃止の中止を求める」意見書の提出を求める請願についてを採決いたします。
本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。
この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○桝田和美議長 起立少数であります。したがってただいまの請願は不採択と決しました。
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○桝田和美議長 次に、日程第3、第79号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○桝田和美議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 それでは、第79号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明を申し上げます。
本案は、法務大臣から委嘱されております人権擁護委員の玉木妙子委員、中野伸一委員の任期が令和5年12月31日をもって満了となりますので、後任委員の候補者を推薦するに当たり、議会の意見をお願いするものでございます。
私といたしましては、お手元の議案書に記載のとおり、任期満了となります2名の委員のうち、玉木委員を引き続き推薦いたしますとともに、中野委員の後任として、新たに矢野豊明氏を推薦いたしたいと存じます。
今季をもって御勇退されます中野委員には、人権の擁護と人権思想の普及に御尽力をいただき、ここに改めて感謝とお礼を申し上げる次第でございます。
引き続き推薦いたします玉木氏は、市内北只にお住まいで、地域での活動等に熱心に取り組まれ、平成27年4月から令和5年5月まで南久米地区自治会会長をお務めになっておられました。また、平成24年から大洲地区保護司として社会奉仕の精神で犯罪のない明るい地域社会づくりに御貢献いただいており、平成31年4月から大洲市連合婦人会会長として男女共同参画社会の実現や地域社会の福祉増進に向けて御尽力をいただいております。
次に、新たに推薦いたします矢野氏は、市内菅田町大竹にお住まいで、昭和56年4月、大洲市職員として奉職され、平成30年3月に大洲隣保館での勤務を最後に退職されるまで長きにわたり本市行政に尽力された方でございます。また、御退職後も本市職員としての経験を生かし、地元地区の区長や愛媛県自然保護指導員を務められ地域社会に貢献されており、豊富な経験と人権に関わる高い見識を有された方でございます。
以上のように、お二人はそれぞれ豊富な経験を積まれ、人格は申し上げるまでもなく、広く社会の実情にも通じておられますので、本市の人権擁護委員として適任であると確信し、ここに御提案申し上げたものでございます。
何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○桝田和美議長 以上で説明は終わりました。
本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桝田和美議長 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第79号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
本件につきましては、候補者2名を一括して採決いたします。
この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○桝田和美議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
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○桝田和美議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後3時08分 休 憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後3時20分 再 開
○児玉康比古副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○児玉康比古副議長 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。
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○児玉康比古副議長 ただいま桝田和美議長から、議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。
議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○児玉康比古副議長 御異議ないものと認め、議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
この際、地方自治法第117条の規定により、桝田和美議員の退席を求めます。
〔16番 桝田和美議員 退席〕
○児玉康比古副議長 まず、桝田和美議長から提出されました議長の辞職願を事務局長に朗読させます。
○森野啓二事務局長〔辞職願朗読〕
○児玉康比古副議長 お諮りいたします。
桝田和美議員の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○児玉康比古副議長 御異議ないものと認め、桝田和美議員の議長辞職を許可することに決定いたしました。
桝田和美議員の入場を許可します。
〔16番 桝田和美議員 入場〕
○児玉康比古副議長 桝田和美議員から挨拶があります。
○16番桝田和美議員 議長
○児玉康比古副議長 桝田和美議員
〔16番 桝田和美議員 登壇〕
○16番桝田和美議員 退任に当たりまして、一言お礼並びに御挨拶を申し上げます。
昨年の9月定例会におきまして皆様に御選任いただき、議長に就任いたしました。
これまで、その重責を果たすことができましたのも、児玉副議長をはじめ議員の皆様方、また二宮市長をはじめ理事者、職員の皆様方、そして市民の皆様の御理解と御支援、御指導いただいたおかげであると、心より厚くお礼を申し上げます。
そして、事務局の皆様には、いつも献身的に的確なサポートをしてくださったことを心から感謝申し上げます。また、何より女性議員を誕生させていただいたことは、これからの女性活躍社会の貴重な一歩になることと確信をしております。
振り返ってみますと、新型コロナウイルスに翻弄された数年を経て、やっと日常が戻りつつある中での1年でありました。大変多忙な毎日ではありましたが、本日を迎え、あっという間の1年であり、充実した1年を送らせていただいたと実感もしております。
5年前の西日本豪雨災害からの復旧・復興も多くの御支援をいただき最終段階を迎えることとなり、市民の皆様にとって大きな安心感につながっていると思っております。
また、肱川を中心とした自然豊かな我が市で、日本初のキャッスルステイをはじめ官民連携での歴史性の高い空き家となった町家、古民家の保全と活用が評価され、県内初の持続可能な観光地百選に選ばれ、さらに本年3月には、その中の文化・伝統保全の部門で第1位をいただきました。大洲市を世界1位へと導かれた二宮市長をはじめ職員、関係者の皆様の御努力に心から敬意を表したいと思います。また、そのときに議長として立ち会わせていただいたことに感謝するとともに、本当にうれしく思っております。
人口減少対策に市を挙げて取り組まれている中、9月に入り、大洲市人口4万人割れとのニュースに、その加速の速さに驚くとともに大変残念な思いではありますが、これからもさらなる交流人口の増加や住んでみたい大洲を感じていただけるよう、市民の皆様とともに大洲市の魅力を発信していきたいと思っております。
今後も、人口減少対策はもとより、市民文化会館建設や新たな自治組織への移行、さらなる防災対策など取り組まなければならない課題が山積しております。微力ではございますが、議長としての1年間の経験を生かし、議会議員としてこれからも皆様方の御指導、御鞭撻をいただきながら、引き続き市政発展と市議会への充実に向けて努力してまいりたいと思っております。
結びに、議員皆様並びに理事者の皆様のますますの御健勝と御多幸を心から御祈念申し上げ、議長退任の挨拶とさせていただきます。1年間大変ありがとうございました。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~
○児玉康比古副議長 お諮りいたします。
ただいま議長が欠員となりましたので、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○児玉康比古副議長 御異議ないものと認め、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
これより議長の選挙を行います。
議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○児玉康比古副議長 ただいまの出席議員は21人であります。
投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○児玉康比古副議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○児玉康比古副議長 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○児玉康比古副議長 異状ないものと認めます。
念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○児玉康比古副議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○児玉康比古副議長 投票漏れはないものと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○児玉康比古副議長 これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に山本かずや議員、武田典久議員、東久延議員を指名いたします。
立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開 票〕
○児玉康比古副議長 投票の結果を報告いたします。
投票総数 21票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち
有効投票 19票
無効投票 2票
有効投票19票のうち
田中堅太郎議員 14票
中野 寛之議員 4票
梅木加津子議員 1票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票であります。したがって田中堅太郎議員が議長に当選されました。
ただいま当選されました田中堅太郎議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
議長に当選されました田中堅太郎議員に御挨拶をお願いします。
○21番田中堅太郎議員 議長
○児玉康比古副議長 田中堅太郎議員
〔21番 田中堅太郎議員 登壇〕
○21番田中堅太郎議員 それでは、一言御礼を申し上げます。
桝田議長の退任に伴い先ほど議長選挙があったわけでありますけれども、私、田中堅太郎、選任をされました。賛同いただきました皆さん方に心からの御礼を申し上げたいと思います。
御承知のように、私は平成17年の合併当初の初代議長として8か月間、議長職をさせていただきました。当時は70人の議員がおりまして大変混乱をしておったわけでありますけれども、8か月で解散ということになりまして、その後、議会運営というものを18年間見てきたわけであります。
理事者と議会は車の両輪というふうなことを言われますけれども、ここ数年間は特に西日本豪雨災害、あるいはコロナ、それからロシアのウクライナ侵攻というふうなものがありまして、理事者側主導というふうなところが非常に見えてまいりまして、自転車で申しますと理事者側が自転車、我々議会側が補助輪というふうな形に私は見えておりました。
しかし、補助輪がありますと自転車はかやりません。そういったことで、それでもいいのかなというふうに思っておりましたけれども、やはり理事者と議会側は車の両輪であって、補助輪がなくても両輪できっちりと進んでいくと、そういったことが大事ではなかろうかというふうに考えております。
議会の運営というのはなかなか難しいものであろうかと思うわけでありますけれども、皆様方の御協力、御指導をいただきながら、間違いのない議会運営をしていきたいというふうに考えておりますので、今後ともどうかよろしく御指導をお願いいたしまして、簡単ですけれども御挨拶といたします。どうもありがとうございました。(拍手)
○児玉康比古副議長 田中堅太郎議長、議長席にお着き願います。
〔副議長退席、議長着席〕
~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 議事の都合により、しばらく休憩いたします。
午後3時45分 休 憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後4時13分 再 開
○田中堅太郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 ただいま児玉康比古副議長から副議長の辞職願が提出されました。
お諮りいたします。
副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 御異議ないものと認め、副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
この際、地方自治法第117条の規定により、児玉康比古議員の退席を求めます。
〔8番 児玉康比古議員 退席〕
○田中堅太郎議長 まず、児玉康比古副議長から提出されました副議長の辞職願を事務局長に朗読させます。
○森野啓二事務局長〔辞職願朗読〕
○田中堅太郎議長 お諮りいたします。
児玉康比古議員の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 御異議ないものと認め、児玉康比古議員の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
児玉康比古之議員の入場を許可します。
〔8番 児玉康比古議員 入場〕
○田中堅太郎議長 児玉康比古議員から挨拶があります。
○8番児玉康比古議員 議長
○田中堅太郎議長 児玉康比古議員
〔8番 児玉康比古議員 登壇〕
○8番児玉康比古議員 副議長退任に当たりまして、一言御挨拶を述べさせていただきます。
昨年9月から、桝田和美議長の下で副議長という要職を務めさせていただきました。その間、何かと至らぬ点も多々あったと思いますが、桝田議長をはじめ先輩議員また同僚議員の皆様の温かい御指導をいただきました。そのおかげで本日を迎えられたことに改めましてお礼と感謝を申し上げます。
また、二宮市長さんをはじめ理事者の皆様、市民の皆様にも何かと御支援、御指導をいただきましたこと、この場をお借りいたしまして厚く感謝とお礼申し上げます。
また、四国市議会議長会や県内の議長会などにも参加させていただき、多くの市議会議員との交流の機会を与えていただき、私にとっては有意義な1年間でありました。
今後は、一議員になりましても大洲市のために一生懸命努めますので、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、副議長退任の挨拶とさせていただきます。1年間ありがとうございました。(拍手)
○田中堅太郎議長 この際、議員を代表し、松德憲二議員から、桝田和美前議長及び児玉康比古前副議長に対する謝辞があります。
○3番松德憲二議員 議長
○田中堅太郎議長 松德憲二議員
〔3番 松德憲二議員 登壇〕
○3番松德憲二議員 それでは、甚だ僣越ではございますが、議員を代表いたしまして一言お礼を述べさせていただきます。
桝田和美議員、児玉康比古議員におかれましては、令和4年9月21日から本日まで正副議長として持ち前の責任感と卓越した指導力により、我々議会のリーダーとしてその職責を全ういただきました。
特に新型コロナウイルス感染症の感染区分が2類から5類に引き下げられて以降は、ここ数年、開催の中止や縮小されていた行事等が再開され、慌ただしい毎日を過ごされたのではないかと推察いたします。
こうした中においても、桝田議員、児玉議員は、いつでも明るく前向きに公平公正な議会運営をしていただき、私たちは大変安心感を抱きながら議員活動をさせていただきました。
特に桝田議員におかれましては、大洲市議会史上初の女性議長として御就任いただき、女性活躍社会を体現された議員であられました。誰にでも愛されるキャラクターで、分け隔てなく接していただいたものと感じております。
また、児玉議員におかれましても、市民生活に大事なことは何であるかとアンテナを張り、何事にも積極的に取り組まれている姿勢が私には輝いて見えました。副議長として培われた経験で今後は市政をより大きな視点で捉え、活動されることと御期待を申し上げます。
ここに改めて、お二人の御功績に対し心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。
今後におきましても、大洲市発展のため、これまで以上に御尽力を賜りますとともに、私どもに対しましても変わらぬ御指導をお願い申し上げ、誠に意を尽くしませんが、お二人への感謝とお礼の言葉といたします。1年間大変お疲れさまでした。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 お諮りいたします。
ただいま副議長が欠員となりましたので、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 異議ないものと認め、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
これより副議長の選挙を行います。
議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○田中堅太郎議長 ただいまの出席議員は21人であります。
投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○田中堅太郎議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○田中堅太郎議長 異状ないものと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○田中堅太郎議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 投票漏れはないものと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○田中堅太郎議長 これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に山本かずや議員、武田典久議員、東久延議員を指名いたします。
立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開 票〕
○田中堅太郎議長 投票の結果を報告いたします。
投票総数 21票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち
有効投票 18票
無効投票 3票
有効投票18票のうち
弓達 秀樹議員 16票
梅木加津子議員 2票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は6票であります。したがって弓達秀樹議員が副議長に当選されました。
ただいま当選されました弓達秀樹議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
副議長に当選されました弓達秀樹議員に御挨拶を願います。
○4番弓達秀樹議員 議長
○田中堅太郎議長 弓達秀樹議員
〔4番 弓達秀樹議員 登壇〕
○4番弓達秀樹議員 議員各位の皆様から御信任をいただき誠にありがとうございます。お与えいただきました副議長職に対して真摯に向き合ってまいりたい、このように思っております。今後とも皆様方の御教授、そして御指導、御鞭撻、よろしくお願い申し上げまして、言葉足らずではございますが副議長就任の御挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後4時37分 休 憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後5時00分 再 開
○田中堅太郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 先ほど、産業建設委員会が開催され、産業建設委員会委員長に二宮淳議員、同副委員長に新山勝久議員が互選されました。
また、市長より第80号議案の提出がありましたので報告いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○田中堅太郎議長 お諮りいたします。
私の議長就任に伴い、大洲地区広域消防事務組合議会議員1人が欠員となりましたので、この際、大洲地区広域消防事務組合議会議員の補欠選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 異議ないものと認め、大洲地区広域消防事務組合議会議員の補欠選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
これより大洲地区広域消防事務組合議会議員の補欠選挙を行います。
この選挙は、同組合規約第5条第3項の規定により、大洲市議会議員のうちから同組合議員1人を選挙するものであります。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選として議長が指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 御異議ないものと認め、議長において指名いたします。
それでは、大洲地区広域消防事務組合議会議員に新山勝久議員を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいまの指名のとおり当選人とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 異議ないものと認め、ただいまの指名のとおり決定いたしました。
ただいま大洲地区広域消防事務組合議会議員に当選されました新山勝久議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
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○田中堅太郎議長 お諮りいたします。
先ほど市長より提出のありました第80号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 御異議ないものと認め、第80号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
地方自治法第117条の規定により、宮本増憲議員の退席を求めます。
〔18番 宮本増憲議員 退席〕
○田中堅太郎議長 提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長 議長
○田中堅太郎議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 それでは、第80号議案監査委員の選任につき同意を求めることについて御説明申し上げます。
本案は、退職の申出がありました安川哲生委員の後任委員を選任するに当たり、議会の同意をお願いするものでございます。このたび監査委員として議員のうちから選任いたしております安川委員から一身上の都合により退職の申出があり、事情やむを得ないものとこれを承認した次第であります。
安川委員には、令和4年12月の就任以来、監査委員として御活躍をいただき、適正かつ効率的な事務事業の執行に御尽力を賜りました。その御労苦に感謝を申し上げますとともに、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
後任の委員には、お手元の議案書に記載のとおり、宮本増憲議員が最も適任であると認め、選任いたしたいと存じます。
宮本議員は、市内戒川にお住まいで、平成5年10月に旧長浜町議会議員に当選以来、現在まで連続して市議会議員を務めておられます。
これまで建設農林委員会委員長、議会運営委員会委員長などを歴任されたほか、平成24年9月には副議長に、平成27年9月には議長に就任され、様々な課題に対しましてその重責を果たしていただいております。また、議会内外での活動を通して豊富な経験と識見を有された方でございますので、ここに御提案申し上げた次第であります。
何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○田中堅太郎議長 以上で説明は終わりました。
本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中堅太郎議長 御異議ないものと認め、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第80号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○田中堅太郎議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
宮本増憲議員の入場を許可します。
〔18番 宮本増憲議員 入場〕
○田中堅太郎議長 ただいま監査委員の選任につき同意いたしました宮本増憲議員より挨拶があります。
○18番宮本増憲議員 議長
○田中堅太郎議長 宮本増憲議員
〔18番 宮本増憲議員 登壇〕
○18番宮本増憲議員 それでは、一言お礼を申し上げたいと思います。
ただいまは、監査委員について御同意をいただき本当にありがとうございました。私もなかなか年を取りましたので、眼鏡を変え、目を大きく見開いて公平公正に監査の任に当たってまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いを申し上げまして、誠に簡単ですがお礼とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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○田中堅太郎議長 以上で本日の日程を終了いたしましたので、会議を閉じます。
市長より閉会の挨拶があります。
○二宮隆久市長 議長
○田中堅太郎議長 二宮市長
〔二宮隆久市長 登壇〕
○二宮隆久市長 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今定例会は、去る9月5日の招集以来16日間にわたりまして慎重に御審議を賜り、御提案申し上げた案件につきましてはいずれも原案のとおり御議決を賜りました。心から厚く御礼を申し上げます。
審議の過程で頂戴いたしました御指摘、御意見等につきましては、今後の市政運営に当たり、できる限り反映できるよう努力してまいる所存であります。
先ほどの議会人事におきまして、議会の新しい構成が決定されたわけでございますが、議長に就任されました田中堅太郎議員、副議長に就任されました弓達秀樹議員にお喜びを申し上げますとともに、今後の御活躍を心よりお祈り申し上げます。
そして、監査委員に就任していただきます宮本増憲議員には、適正かつ効率的な事務の執行に向けて、御指導を賜りますようお願い申し上げます。
また、桝田和美前議長、児玉康比古前副議長におかれましては、これまで円滑な議会運営と市政発展に御尽力を賜りましたことに心から感謝とお礼を申し上げます。
さて、国政においては、去る9月13日に内閣改造が行われました。第2次岸田再改造内閣におかれましては、待ったなしの先送りの許されない少子化対策や物価高から国民生活を守る対策、気候変動に伴う防災・減災、国土強靱化対策など、地方の諸課題に対し効果的な施策を展開されることを御期待申し上げます。
さて、来る10月28日にねんりんピック愛顔のえひめ2023が開幕し、大洲市では市内3会場でソフトテニスの競技が行われます。全国から最大で60チーム、376名が参加し盛大に開催される予定であり、大洲市実行委員会におきましても愛媛県ソフトテニス連盟の皆様方の御支援と御協力をいただきながら準備を進めているところでございます。市民の皆様並びに議員各位におかれましては、ぜひ会場に足をお運びいただき、選手の皆さんへ熱い声援を送り大会を盛り上げていただきますようお願い申し上げます。
結びに、朝夕涼しくなり幾分過ごしやすくなってまいりましたが、日中はまだまだ暑い日が続いております。季節の変わり目であり、皆様方には御自愛をいただき、今後ますます御活躍いただきますよう祈念申し上げまして、今定例会閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
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○田中堅太郎議長 これをもちまして令和5年大洲市議会第3回定例会を閉会いたします。
午後5時14分 閉 会
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