令和５年大洲市議会第１回定例会会議録　第１号

令和５年２月28日（火曜日）
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出席議員　　　
　　　　１番　　山　本　　かずや
　　　　２番　　武　田　　典　久
　　　　３番　　松　德　　憲　二
　　　　４番　　弓　達　　秀　樹
　　　　５番　　新　山　　勝　久
　　　　６番　　村　上　　松　平
　　　　７番　　東　　　　久　延
　　　　８番　　児　玉　　康比古
　　　　９番　　清　水　　美　孝
　　　１０番　　上　田　　栄　一
　　　１１番　　大　野　　立　志
　　　１２番　　安　川　　哲　生
　　　１３番　　山　本　　光　明
　　　１４番　　中　野　　寛　之
　　　１５番　　二　宮　　　　淳
　　　１６番　　桝　田　　和　美
　　　１７番　　村　上　　常　雄
　　　１８番　　宮　本　　増　憲
　　　１９番　　後　藤　　武　薫
　　　２０番　　梅　木　　加津子
　　　２１番　　田　中　　堅太郎
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欠席議員
　　　な　　　し
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出席理事者
　　市　　　　　長　　　　　二　宮　　隆　久
　　副　　市　　長　　　　　徳　永　　善　彦
　総　務　部
　　部　　　　　長　　　　　楠　野　　　　修
　　会計管理者兼会計課長　　藤　原　　　　貴
　　総　務　課　長　　　　　矢　野　　雅　之
　　総務課長補佐　　　　　　檜　田　　　　剛
　　総務課行政係担当係長　　森　野　　悟　志
　　財政契約課長　　　　　　中　島　　清　和
　　財政契約課長補佐　　　　土　井　　修　司
　総合政策部
　　部　　　　　長　　　　　久　保　　明　敬
　　企画情報課長　　　　　　井　上　　朋　昭
　市民福祉部
　　部　　　　　長　　　　　上　野　　康　広
　環境商工部
　　部　　　　　長　　　　　武　田　　康　秀
　農林水産部
　　部　　　　　長　　　　　木　藤　　幸　治
　建　設　部
　　部　　　　　長　　　　　谷　川　　　　剛
　　治水事業統括官　　　　　阿　部　　勝　義
　長浜支所
　　支　　所　　長　　　　　久　保　　嘉　範
　肱川支所
　　支　　所　　長　　　　　髙　田　　栄　治
　河辺支所
　　支　　所　　長　　　　　藤　田　　豊　寿
　農業委員会
　　事　務　局　長　　　　　久　保　　正　人
　教育委員会
　　教　　育　　長　　　　　東　山　　　　宏
　　教　育　部　長　　　　　城　戸　　弘　一
　大洲病院
　　事　　務　　長　　　　　矢　野　　文　康
　監　　　査
　　委　　　　　員　　　　　神　元　　　　崇
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出席事務局職員
　　事　務　局　長　　　　　森　野　　啓　二
　　次　　　　　長　　　　　森　　　　泰　範
　　専門員兼議事係長　　　　相　原　　正　知
　　主　　　　　査　　　　　米　澤　　忠　彦
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議事日程　　　
　　令和５年２月28日　午前10時　開　会
　日程第１
会議録署名議員の指名
　日程第２
会期の決定
　日程第３
第１号議案　令和４年度大洲市一般会計補正予算（第11号）
第２号議案　令和４年度大洲市国民健康保険特別会計補正予算（第３号）
第３号議案　令和４年度大洲市介護保険特別会計補正予算（第４号）
第４号議案　令和５年度大洲市一般会計予算
第５号議案　令和５年度大洲市国民健康保険特別会計予算
第６号議案　令和５年度大洲市国民健康保険診療所特別会計予算
第７号議案　令和５年度大洲市後期高齢者医療特別会計予算
第８号議案　令和５年度大洲市介護保険特別会計予算
第９号議案　令和５年度大洲市飲料水供給事業特別会計予算
第10号議案　令和５年度大洲市港湾施設事業特別会計予算
第11号議案　令和５年度大洲市土地取得造成特別会計予算
第12号議案　令和５年度大洲市農業集落排水事業特別会計予算
第13号議案　令和５年度大洲市温泉事業特別会計予算
第14号議案　令和５年度大洲市水道事業会計予算
第15号議案　令和５年度大洲市工業用水道事業会計予算
第16号議案　令和５年度大洲市下水道事業会計予算
第17号議案　令和５年度大洲市病院事業会計予算
第18号議案　大洲市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について
第19号議案　大洲市個人情報保護審議会条例の制定について
第20号議案　大洲市役所支所設置条例等の一部改正について
第21号議案　大洲市自家用有償旅客運送条例の一部改正について
第22号議案　大洲市集会所条例の一部改正について
第23号議案　大洲市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について
第24号議案　大洲市立博物館条例の一部改正について
第25号議案　大洲市立学校体育施設照明使用料条例の一部改正について
第26号議案　大洲市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
第27号議案　大洲市立保育所条例の一部改正について
第28号議案　大洲市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
第29号議案　大洲市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について
第30号議案　大洲市国民健康保険条例の一部改正について
第31号議案　大洲市長浜港小型船だまり水産施設条例の一部改正について
第32号議案　大洲市企業立地促進条例の一部改正について
第33号議案　大洲市長浜港港湾施設条例の一部改正について
第34号議案　大洲市特定公共賃貸住宅条例の一部改正について
第35号議案　大洲市上水道使用条例の一部改正について
第36号議案　大洲市農家高齢者創作館条例の廃止について
第37号議案　一級河川肱川河川激甚災害対策特別緊急事業に伴う市道貫小屋線父橋架替、市道根太山道環線及び主要地方道大洲野村線道路改築工事の施行に関する基本協定の変更について
第38号議案　財産の貸付けについて（大洲いきいき市場）
第39号議案　財産の貸付けについて（大洲臥龍の湯）
第40号議案　指定管理者の指定について（大洲市総合福祉センター）
第41号議案　指定管理者の指定について（大洲市老人デイサービスセンター若宮、大洲市老人デイサービスセンター東大洲及び大洲市障害者デイサービスセンター東大洲）
第42号議案　指定管理者の指定について（大洲市老人デイサービスセンター長浜）
第43号議案　指定管理者の指定について（大洲市老人デイサービスセンター肱流苑及び大洲市肱川高齢者生活福祉センター）
第44号議案　指定管理者の指定について（大洲市肱川基幹集落センター）
第45号議案　指定管理者の指定について（大洲市林業総合センター）
第46号議案　指定管理者の指定について（大洲市道の駅「清流の里ひじかわ」）
第47号議案　指定管理者の指定について（大洲市交流促進センター「鹿野川荘」）
第48号議案　指定管理者の指定について（大洲市立肱川風の博物館・歌麿館、鹿鳴園及び農村体験宿泊施設望湖荘）
第49号議案　指定管理者の指定について（河辺ふるさとの宿、河辺ふるさと公園、交流館才谷屋及び坂本龍馬脱藩之日記念館）
第50号議案　辺地に係る公共的施設の総合整備計画について
第51号議案　市道の路線認定について
第52号議案　市道の路線変更について
第53号議案　市道の路線廃止について
第54号議案　専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについて
　　（提案理由説明）
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本日の会議に付した事件
　日程第１　会議録署名議員の指名
　日程第２　会期の決定
　日程第３　第１号議案～第54号議案
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午前10時00分　開　会
○桝田和美議長　ただいまから令和５年大洲市議会第１回定例会を開会いたします。
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○桝田和美議長　市長より議会招集の挨拶があります。
○二宮隆久市長　議長
○桝田和美議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　皆さんおはようございます。
　それでは、開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
　本日は、令和５年第１回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、年度末を控え何かと御多用の中御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。
　また、日頃より市政の推進につきまして格別の御理解と御協力を賜っておりますことに、心から厚く御礼申し上げます。
　初めに、大洲市のきらめき大使であり、「銀河鉄道999」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」などスケールの大きなＳＦ、戦争の悲惨さ、平和の尊さを訴える戦争漫画を数多く手がけられ、世界に誇るジャパニーズアニメの礎を築かれ、２月13日に亡くなられた松本零士さんに心より哀悼の意を表します。
　松本零士さんは戦時中に新谷に疎開されていたという御縁があり、「銀河鉄道999」のイベントでの地元との交流をはじめ、大洲市民とのつながりを大切にしてこられました。疎開していたとき、満天の星空の下で蒸気機関車が神南山の山裾を走る姿を見た経験が「銀河鉄道999」の誕生につながっているとも話されています。また、2012年には新谷小学校の玄関ホールに「ふるさとからの旅立ち」という壁画の原画を作製していただきました。大洲を心のふるさとと呼び、漫画を通じて私たちに夢と勇気を届けていただきましたことに心から感謝を申し上げます。
　今後もその遺志を受け継ぎ、満天の星空のある大洲市の美しい風景を後世につなげ、子供たちが夢と希望を持てる大洲市を創ってまいりたいと思います。
　次に、このたび任期満了により御退任されます東山宏教育長の御功績と御労苦に対し感謝を申し上げます。
　東山教育長は、平成30年６月から今日に至るまでの４年８か月間、教育長として本市の教育行政の充実、発展に御尽力いただきました。就任直後の平成30年７月豪雨災害、そして新型コロナウイルス感染症と様々な困難がありましたが、大洲市スポーツ推進計画の策定、学校施設の耐震対策事業、空調設備の整備やタブレットの配備、臥龍山荘庭園の名勝指定など数多くのことに力を尽くしていただきましたことに心からお礼を申し上げます。
　御退職後もシニアサッカーを楽しまれ、健康に留意されるとともに、教育長の職を離れられましても大洲市のためにお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
　さて、昨年12月に開催された縄跳びの全日本選手権大会のジュニア女子の３分スピード種目において大洲南中学校２年生の芳我琉衣さんが２位となり、その成績が認められて日本代表となり、７月にアメリカで開催される世界大会への出場権を得られました。世界大会での御活躍を期待しています。
　また、同じ大会のフューチャー男子の個人フリースタイル種目では、平小学校４年生の岡本歩叶君が見事優勝という輝かしい成績を収められました。誠におめでとうございます。
　また、去る２月５日に松山自動車道内子五十崎インターチェンジ－大洲インターチェンジ間の４車線化事業の着工式が執り行われました。御尽力を賜りました国土交通省並びに西日本高速道路株式会社をはじめ関係者の皆様方に心から感謝を申し上げます。
　４車線化が進められることにより、物流、観光等の経済に好循環をもたらし、地域経済の発展並びに災害や地域医療、人口減少などの地域課題解決に向けての糸口になると考えており、本市といたしましても、近隣自治体と連携して引き続き早期整備に向けて協力するとともに、全線の４車線化を要望してまいります。
　さらに、去る２月17日に愛媛県内で環境保護活動に取り組む個人や団体を表彰する第19回三浦保環境賞の表彰式が行われ、戒川地区の樫谷棚田保存会が知事賞を受賞されました。戒川地区では、棚田オーナー制度を取り入れての棚田の保全活動が評価されたものであります。今後におきましても、ふるさとの美しい景観と文化を未来につないでいただきたいと思います。また、市も支援に努めたいと考えています。
　さて、本議会におきましては、令和４年度一般会計補正予算案、令和５年度当初予算案をはじめ条例の一部改正など、当面する市政の諸案件について御提案申し上げているところでございます。それぞれの議案内容につきましては、後ほど提案理由の中で順次御説明いたしますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げまして、今定例会招集の挨拶といたします。
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○桝田和美議長　これより本日の会議を開きます。
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○桝田和美議長　市長より第１号議案から第54号議案までの議案54件の提出がありましたので、報告いたします。
　次に、閉会中議長において受理いたしました請願１件及び陳情１件につきましては、請願・陳情文書表としてお手元に配付しておりますから、御了承ください。
　なお、前定例会以降における諸般の報告はお手元に配付のとおりでありますので、御覧願います。
　本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○桝田和美議長　まず、日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　本日の会議録署名議員に、12番安川哲生議員、13番山本光明議員を指名いたします。
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○桝田和美議長　次に、日程第２、会期の決定を議題といたします。
　お諮りいたします。
　この定例会の会期は、本日から３月15日までの16日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桝田和美議長　御異議ないものと認め、会期は本日から３月15日までの16日間とすることに決定いたしました。
　なお、今定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会期日程のとおりであります。
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○桝田和美議長　次に、日程第３、第１号議案から第54号議案までの議案54件を一括して議題といたします。
　提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長　議長
○桝田和美議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　それでは、ただいまより今定例会に提案をいたしております令和５年度一般会計ほか各会計当初予算案をはじめ、当面する市政の諸案件につきまして御審議をお願いするに当たり、その概要と市政運営に関わる所信の一端を申し述べ、議員各位をはじめ市民の皆様方に一層の御理解、御協力をお願い申し上げる次第であります。
　経済活動や社会活動など、あらゆる分野において新型コロナウイルス感染症の影響を受けるようになって３年が経過する間、非対面や非接触が推奨され、新しい生活様式の確立が求められるなど、私たちを取り巻く環境は大きく変化してまいりました。こうした中、令和５年５月からは新型コロナウイルス感染症の分類が季節性インフルエンザと同じ５類に移行することとなり、３月からはマスクの着用についても大きく緩和されようとしています。そのようなことから、令和５年度はアフターコロナの動きが加速すると考えられ、本格的に元の日常生活を取り戻し、健康で心豊かに、将来世代も安心して暮らすことができる大洲市を実現できるよう、地域経済や社会環境の変化に的確に対応しながら、共創、コ・クリエーションの理念の下に地域課題の解決に取り組んでまいります。
　また、ＬＧＢＴＱなど性的マイノリティーへの社会的関心が高まる中、本市が人権尊重のまちづくりに向けて導入することにしておりますパートナーシップ宣誓制度を、県内に先駆けて令和５年４月１日から開始いたします。お互いをパートナーとして日常生活において相互に協力し合うことを約束するパートナーシップを誓うこの制度を通して、多様性を認め合う共生社会の実現を目指してまいります。
　それでは、上程させていただいております議案の中で、主な条例等の議案につきまして御説明申し上げます。
　初めに、大洲市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定並びに大洲市個人情報保護審議会条例の制定について御説明申し上げます。
　国の個人情報保護制度の見直しにより個人情報保護法が改正され、これまでは個人情報を取り扱う主体ごとに国の行政機関、独立行政法人等、民間事業者に分かれていた３本の法律が１本の法律に統合されました。また、令和５年４月１日からは、地方公共団体にも統合後の法律に定める全国的な共通ルールが適用されることとなりました。
　本市における個人情報の取扱い等につきましては、これまで大洲市個人情報保護条例で定めておりましたが、令和５年４月１日からは改正個人情報保護法の適用となります。このため、大洲市個人情報の保護に関する法律施行条例を制定し、法律で許容される必要最小限の独自の保護措置等を規定するとともに、これに合わせて現行の条例を廃止しようとするものです。
　また、個人情報の適正な取扱いを確保するため、専門的な知見に基づく意見を聞くことができるよう、現行条例の中で規定していた個人情報保護審議会について、大洲市個人情報保護審議会条例を新たに制定し、個人情報保護制度の適正かつ公正な運営を確保することといたしました。
　次に、大洲市役所支所設置条例等の一部改正について申し上げます。
　平成30年７月豪雨災害後の肱川地区の地域コミュニティーの再生、安全な避難場所の確保、老朽化、耐震性問題の解決を目的に、町の再生、復興拠点として公共施設を再整備する肱川地区複合公共施設が、来る令和５年７月に完成予定となりました。そこで、完成いたします肱川支所、図書館などの各施設の位置を変更するほか、肱川公民館の施設使用料を定めるため、これらの条例の一部を改正しようとするものです。
　整備に当たっては、地域住民で構成する検討部会を設置し、ワークショップや意見交換を行うなど、肱川地域の皆様をはじめ関係各位の御理解と御協力を賜りました。ここに改めて感謝とお礼を申し上げる次第であります。
　施設の複合化により、誰もがいつでも気軽に利用でき、交流が生まれ、地域と人との結びつきを強め、きらめく地域を未来の子供たちへつなげていける施設となるよう、未来につなぐきらめく地域づくりの拠点を目指してまいります。
　次に、大洲市国民健康保険条例の一部改正について申し上げます。
　これまで、原則子供１人当たり42万円とされてきた出産育児一時金等が令和５年度から50万円に引き上げられる健康保険法施行令等の一部改正に伴い、本市においても出産一時金の額を同様に改定し、出産育児世代の経済的負担を軽減することといたしました。
　子供の誕生は大きな喜びであり、その子供たちの健やかな成長は地域社会全体の願いであります。
　国では、子供や若者が自分らしく成長できる社会を目指してこども家庭庁が令和５年４月に発足することになっており、本市においてもともに支え合い、全ての子供とその家族が安心して子育てができる環境づくりを推進してまいります。
　次に、大洲市上水道使用条例の一部改正について申し上げます。
　水道事業の健全経営については、令和３年11月25日に市内の経済団体、金融機関、自治会、女性団体、市議会議員など15名の委員で構成する大洲市水道事業経営審議会に対し諮問をいたしておりましたところ、５回にわたる会議を通じ、水道料金改定などに関する慎重かつ多角的な御審議をいただきました。そして、令和４年10月６日に審議会会長より答申書の提出があり、健全経営を図っていく上で水道使用料の改定はやむを得ないものと認めることができる。また、市民の公平性に鑑みても水道使用料の改定に併せた使用料の市内統一は避けて通れないものと思われるとの答申をいただいたところであります。こうした中、いただいた答申の内容も踏まえ、検討を重ねまして、これまで市内の水道料金は大洲・肱川地区、長浜地区、河辺地区で異なる３つの料金体系となっておりましたが、将来にわたり上水道事業を健全に経営していくため、今回、市内統一の料金体系とするとともに、市全体で平均約15％引き上げる料金改定について御提案させていただくこととなりました。
　上水道の安定供給のためには、施設設備の老朽化対策や水質管理に係る経費が必要となってまいります。市民並びに事業者の皆様にも使用する量に応じた御負担をお願いせざるを得ない状況でございます。水道事業が持続可能なものとなるよう、何とぞ御理解をお願い申し上げます。
　皆様には御負担をおかけすることとなるわけでございますが、今回の水道料金改定につきましては、今般の物価高騰に加え、皆様の負担が直ちに生じることのないよう、新しい水道料金の施行は１年先の令和６年４月１日とし、令和６年４月分の水道使用量、すなわち令和６年６月請求分から適用することといたします。どうか御理解を賜りたいと存じます。
　それでは、令和５年度における当初予算案について申し上げます。
　本市の令和５年度の当初予算規模は、一般会計が298億7,000万円、特別会計が119億8,530万5,000円、企業会計は80億7,362万1,000円となり、全会計合わせまして499億2,892万6,000円となるものであります。
　前年度と比較いたしますと、一般会計では１億7,000万円、0.6％の増ですが、全会計の総額では５億8,142万5,000円、1.2％の減となっております。
　今後、人口減少はますます進んでいく見込みであり、少子化対策、人口減少対策は待ったなしの状況にあります。このような社会情勢を踏まえまして、大洲市の令和５年度当初予算は、誰もが幸せを実感できるウェルビーイングな町を目指す予算といたしました。
　具体的には、平成30年７月豪雨災害からの復旧・復興と市民の皆様の生命と財産を守る肱川治水対策を最優先課題とし取り組むほか、限られた財源を効率的かつ効果的に配分するため、４つの施策を重点事業に位置づけております。
　１つ目は、デジタル技術も活用して地域課題を解決し、市民生活の利便性の向上と産業の活性化、行政の効率化を図るデジタルトランスフォーメーションの推進でございます。
　２つ目は、市民の皆様が健康で心豊かな生活を営めるよう地域医療、健康診査体制の充実を図り、食育や文化、スポーツ活動を普及促進し、生きがいを創出するための健康づくりと健康寿命の延伸でございます。
　３つ目は、子育て支援、少子化対策の充実であり、特に人口減少の推移を少しでも緩和できるよう子育て世帯が暮らしやすい環境づくりや学校と地域が連携した教育、保育環境の充実に取り組んでまいります。
　４つ目は、安全で安心して住み続けられる地域となるため、流域治水の考え方の下、内水対策を推進し、肱川の美しい自然を生かし、共生していくための肱川の治水対策と肱川を活用したまちづくりを推進してまいります。
　それでは、主な施策につきまして順次御説明を申し上げます。
　まず、総務費について申し上げます。
　平成30年７月豪雨で甚大な被害を受けた鹿野川地区において、昨年12月に肱川中学校の施設整備が完了いたしました。３学期から新しい学校での生活が始まり、子供たちの声が鹿野川の町に響き渡る光景が戻ってきたことを地域の皆様とともに喜んでいるところでございます。
　令和５年度は、肱川地区復興まちづくり計画に掲げた事業の仕上げとして、肱川支所、公民館、図書館の機能を備えた肱川地区複合公共施設を完成させ、防災広場、復興広場の整備に取り組んでまいります。
　また、長浜町第３次開発事業基本計画につきましては、計画策定時から現在の人口や経済状況が大きく変化しているため、近年の長浜港周辺の環境や将来の人口動向を見据え、埋立範囲や土地利用の基本的な方向性を長浜港周辺利活用基本構想として取りまとめたところであります。この基本構想を踏まえまして、今後の埋立申請に向けて、土地利用や施設配置などについて地元をはじめ関係者の皆様の御意見を伺いながら、長浜港内港埋立事業基本計画を策定することにしております。
　また、急速に進む人口減少や超高齢化社会において、地域の皆様の移動手段の維持、確保に取り組む地域公共交通対策がますます重要な課題となっています。地域公共交通計画に基づき、引き続き市内全域を中心部、幹線、支線の３つに区分し、持続可能な交通体系の構築を図ってまいります。特に支線につきましては、実証を含め８地区でデマンド型交通の導入を行っており、今後市内全域に拡充できるよう、未実施エリアにおけるデマンド型交通の実証運行を行い、地域公共交通の利便性向上に努めます。さらに、市の公務においてもＪＲやバスなど既存の公共交通機関の利用促進を図るとともに、市民の皆様にも公共交通機関の利用啓発に努めてまいります。
　ＤＸの推進では、市役所や支所の窓口に来庁された方がタッチパネルを操作することで簡単に住民票の写しなどを受け取れる書かない窓口の環境整備や、全国各地のコンビニエンスストア等で住民票の写しや戸籍証明書などが取得できるコンビニ交付サービスの導入、さらにはマイナポータルを活用した行政手続のオンライン化などを推進してまいりました。今後は、あらゆる手続がスマートフォンで可能となるよう手のひら市役所を目指し、行政手続のデジタル化やオンライン化を進めるとともに、既存制度の見直しなど、ＢＰＲ、業務改革の徹底を図り、市民本位の行政サービスのさらなる実現に取り組んでまいります。
　次に、民生費について申し上げます。
　今年の10月28日から県内20市町を会場に、全国健康福祉祭えひめ大会、いわゆるねんりんピックが開催されます。本市ではソフトテニス交流大会を10月29日と30日の２日間、八幡浜・大洲地区運動公園、肱川鹿鳴園、長浜晴海ふれあいパークの３つの会場で開催いたします。大洲市にお越しいただく選手や大会関係者の皆様を心を込めたおもてなしでお迎えし、よい思い出の地となり、大洲市のＰＲに寄与していただけるよう努めるとともに、安全安心な大会運営ができるよう準備を進めてまいりますので、市民の皆様の御協力と温かい御声援をお願いいたします。
　また、人口減少時代となり急速に少子化が進む中で、子育て世代の皆様が安心して子供を産み育てることができる環境づくりの推進と子育て支援策の拡充は極めて重要な施策であると位置づけており、施設の耐震化や待機児童の解消、認定こども園への計画的な移行、小学校区単位での学童保育の実施などに取り組んでまいりました。
　令和５年度は、市政２期目の公約の一つである18歳までの子ども医療費無償化について、医療関係機関への説明や制度案内を行うなど実施に向けての準備が整いましたので、４月１日から開始いたします。
　そして、安心して出産、子育てができる環境づくりとして、出産・子育て応援金の給付を継続して実施することとし、妊婦等の出産育児関連用品の購入等に係る経済的支援や妊娠届出時から妊婦、子育て家庭に寄り添う伴走型の相談支援体制の充実を図ります。
　さらに、計画的に就学前教育保育施設の整備を進めていますが、保育施設の環境整備においては、平成30年７月豪雨で被災した三善保育所と老朽化が著しい粟津保育所を統合した新たな認定こども園の整備、建築後45年が経過している徳森保育所の移転改築に取り組むこととし、令和７年度中の完成を目指してまいります。
　次に、衛生費について申し上げます。
　健康寿命を延伸して、生涯にわたり健やかで心豊かな生活を継続して送っていただくためには、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の発症や重症化を予防することが大切であり、生活習慣病の発症リスクを早期に発見し予防につなげることが重要です。そこで、一人でも多くの皆様が定期的に特定健康診査、特定健診を受診いただけるよう自己負担額を無料とし、がん検診等に係る個人負担額も引き下げることといたしました。
　環境政策については、国において2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すと宣言され、地域資源を最大限活用した再生可能エネルギーの導入により、エネルギーの地域循環による地域経済の活性化や災害時にも停電しない地域づくりを推進するなど、脱炭素を通じて地域課題を解決し、地域の魅力と質を向上させながら地方創生に貢献できる仕組みづくりが求められております。
　本市におきましても、脱炭素を通じた持続可能なまちづくりへの理解を深めるために、豊かな自然を活用した再生可能エネルギー設備の導入促進、エネルギーの地産地消の推進や災害時のエネルギー確保に向けた取組を検討して、地域課題解決の計画的な推進を図るために、エネルギーの構造高度化を目指す地域エネルギービジョンを策定いたします。
　次に、農林水産業費について申し上げます。
　農業の担い手不足や高齢化が進展しています。そこで、若者の農業への就農を促進するためには、社会的、経済的に評価される農業経営体を輩出することが肝要です。ＩＣＴなどの先端技術を活用して農作業の省力化や生産物の高品質化を図り、若者が魅力を感じる産業とするためにスマート農業推進モデル事業の支援を拡充いたします。
　また、肱川の流域治水対策推進の一環として、大規模な降雨が想定される場合、雨水を一時的に水田にためることで、その地域の冠水被害リスクの軽減や水路、河川等の水位の急激な上昇を抑える効果が期待されている田んぼダムの実証実験の取組を進めます。
　そのほか、森林環境譲与税を活用し、林業の担い手確保や育成、採算が見込めない森林整備を推進するための小規模林業への支援。長浜港小型船だまり整備事業では、漁具倉庫を建設するとともに漁船の円滑な移転を進めてまいります。
　次に、商工費について申し上げます。
　昨年秋には、町家や古民家を改修し分散型宿泊施設として活用する取組や、大洲城キャッスルステイなど地域課題を解決しながら、本市の知名度や魅力を向上させる官民連携の取組が国際的にも評価され、2022年度の世界の持続可能な観光地トップ100に選定いただきました。
　この機会を捉えて、これまで進めてまいりました観光まちづくり戦略が交流人口の拡大と地域経済の好循環により一層つながるよう、持続可能な観光地づくりに努めてまいりたいと考えております。
　特に今年度は、平成30年の豪雨災害やコロナの感染症拡大により打撃を受けた観光うかいの復活を期する年として、うかい復興元年と位置づけ取組を進めてきました。うかい登録店も新たに４店舗が加わって10店舗となり、コロナ禍ではありましたが、７月から実施したうかい納涼キャンペーンも好評で、令和３年度に643人まで落ち込んでいた利用客は、令和４年度に2,867人まで回復し、当初の目標3,000人をほぼ達成する御利用をいただいたところでございます。
　来年度は、アフターコロナにおける国内旅行者の増加やインバウンドの本格的な回復が見込まれることから、地域資源を生かした魅力ある観光商品を創設することとし、大洲城から赤煉瓦館、臥龍山荘などの移動に屋形船を利用しながら、川面から見る肱川の美しい景観を楽しんでいただけるお舟めぐりの実証事業を実施し、さらに乗り降りがしやすく快適な屋形船を新たに造船することに支援をしてまいります。
　また、若者が定住するためには雇用の場の創出が不可欠であります。そのためには、企業の生産性や付加価値の向上、新しい働き方の実現や移住・定住の促進において、サテライトオフィスやコワーキングスペースの整備が有効であり、国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用して、旧伊予銀行大洲本町支店を企業のサテライトオフィスとなるよう官民共創推進拠点施設として整備することとし、県外からの企業誘致に鋭意取り組んでまいります。
　次に、土木費について申し上げます。
　戦後最大流量を記録した平成30年７月豪雨と同規模の洪水においても、堤防を越水することなく安全に流下させることができるよう、国、県では肱川緊急治水対策による３段階の対応により、築堤や暫定堤防のかさ上げなど肱川の治水安全度を向上させる取組が進められております。
　近年では、気候変動の影響による水災害が頻発化、激甚化していることを踏まえ、肱川流域全体のあらゆる関係者が協働し、流域全体で水害を軽減させる総合的な防災・減災対策である流域治水に取り組むことが重要であります。
　令和５年度は、内水対策計画に基づき優先度の高い４地区において内水対策箇所の測量設計と西大洲地区の内水対策工事を行ってまいります。あわせて、肱川の歴史と自然が調和した個性あるまちづくりを進めており、肱川橋上流左岸側の修景護岸への照明の設置や眺望広場の整備、肱川緑地公園の再整備、城下町の魅力向上を図る石畳風舗装などの動線環境整備に取り組み、誰もが住み続けたいと思える安全で快適なまちづくりを進めてまいります。
　次に、消防費でございます。
　台風や集中豪雨により、全国各地で毎年のように引き起こされる水害や土砂災害がかけがえのない命を奪い平穏な暮らしが一変することは、過去に幾度となく災害を経験した私たちにとりまして決して人ごとではありません。さらに、近い将来に高い確率で発生すると危惧されている南海トラフ地震への備えは喫緊の課題であります。
　大規模災害において、地域防災の中核的役割を担う消防団や自主防災組織が地域防災力の要であることから、組織の育成や機能強化を図り、災害への備えを万全にしていかなければなりません。引き続き、地域での総合防災訓練や防災センターにおける訓練、研修の実施、防災士の育成を支援するとともに、消防団員の安全装備品の充実、老朽化した消防詰所の改築、消防車両など必要な設備の更新を計画的に行い、地域防災力の向上に努めてまいります。
　次に、教育費でございます。
　昨年12月に肱川中学校の校舎と屋内運動場が完成したことにより、平成23年度から取り組んでまいりました市内全ての小中学校施設の耐震化事業が完了いたしました。
　本市の将来を担う大切な子供たちがより安全な学校で安心して学べる環境づくりに御協力、御尽力を賜りました関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。今後は、現在の学校施設を安全に長く使用できるよう予防保全の観点による施設の長寿命化に順次取り組んでいくこととし、大洲南中学校の長寿命化改修工事を進めてまいります。
　学校現場においては、ＧＩＧＡスクール構想に基づき、児童生徒に１人１台のタブレット端末を導入してＩＣＴ環境の充実を図っておりますが、引き続き有効に授業や家庭学習での活用を促進し、児童生徒の基礎学力の向上と教員の負担軽減につなげてまいります。
　また、老朽化している肱南公民館は、令和７年度の完成を目指し、地域交流やコミュニティー活動の拠点施設として整備するための調査や設計を進めるとともに、上須戒公民館の移転改築に向けて基本計画を策定するなど、自治会や地域コミュニティー活動の拠点施設の充実に努めてまいります。
　最後に、令和４年度３月補正予算について申し上げます。
　昨今の円安や物価高騰の影響に伴い、飼料価格の上昇が続き市内畜産農家の経営を圧迫していることから、畜産飼料価格高騰対策支援事業補助金を追加することで生産者の負担軽減を図ることにいたしました。
　また、昨年の秋以降イノシシの捕獲頭数が急増し、例年の1.6倍の見込みとなりましたので、有害鳥獣捕獲事業費補助金を追加するほか、愛媛県と基本協定を結び進めております市道貫小屋線父橋更新事業につきまして、資材価格、労務単価の高騰などにより事業費が増額したことから、債務負担行為の追加をするものでございます。
　その他の補正につきましては、事業費の精算に伴う減額や国県補助金の追加配分による財源調整等であります。
　以上、令和５年度当初予算を中心に、その概要と所信の一端を述べさせていただきましたが、本日はこれらのほか、条例の制定、一部改正、指定管理者の指定、専決処分した事件の報告並びに承認など、合わせて54件を提案いたしております。
　その詳細につきましては、議事の進行に伴い、順次御説明申し上げてまいりたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○桝田和美議長　以上で本日の日程を終了いたしました。
　お諮りいたします。
　３月１日から３月３日までの３日間は各自議案調査のため休会にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桝田和美議長　御異議ないものと認め、３月１日から３月３日までの３日間は休会とすることに決定いたしました。
　なお、３月４日及び５日は市の休日で休会となっております。
　３月６日午前10時から本会議を開きます。
　日程は、第１号議案から第54号議案までの議案54件に対する質疑並びに市政全般に対する質問であります。
　この際、申し上げます。
　本日をもって教育長を退任されます東山宏教育長より発言の申出がありますので、発言を許します。
○東山宏教育長　議長
○桝田和美議長　東山教育長
〔東山宏教育長　登壇〕
○東山宏教育長　このたびは、こういう機会をいただきまして誠にありがとうございます。
　平成30年６月19日の議会初日に御承認いただいて就任し、初めての答弁を終えて７月４日に議会が最終日を迎えてほっとする間もなく、３日後の７月７日の西日本豪雨の水害対策本部でずっと対応していたのを思い出します。行政の素人でしたので会話の内容自体が理解できないことが多く、力になれなかったのを覚えております。その後の復興対策が軌道に乗り始めたときに新型コロナウイルス感染症が発生し、特に学校はコロナ対策に追われる毎日でした。
　就任して４年８か月と少し。表現がよくないかもしれませんが、とても重くて得難い経験になったと思っています。
　自分自身が在任中に心がけていたことは、自分目線、自分ファーストにならないということです。学校の現職のときも同じ考えでございました。自分が目立ちたい、評価されたいという自分目線が出ると、子供目線や市民目線から遠ざかっていくと考えたからです。
　人間の自己顕示欲というのは、ゼロにすることは極めて難しいと思いますが、私自身はゼロに近づけてきたつもりです。そんなことを言いながら、何も実績を残すことなく大洲市の教育の充実、発展に十分に貢献できなかったことをおわび申し上げます。
　今後の予定は何もありませんが、今までどおり人生を楽しみたいと思います。
　手塚治虫先生は、物語はこれから始まるのだと言われました。これからどんな物語になるのか楽しみであります。また、カーネギーは、笑いのないところに成功はないと言っております。私もそのとおりだと考えております。どうぞ笑い声の聞こえる職場をつくり、大洲市民のために持てる力を十分に発揮して、より住みやすい大洲をつくってください。大いに期待しております。
　最後に、議員の皆様をはじめ、市職員、市民の皆様の在任中における御理解、御協力に感謝申し上げますとともに、大洲市政のますますの充実、発展と市民の皆様の御健勝、御多幸を御祈念申し上げまして退任の御挨拶といたします。大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。（拍手）
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○桝田和美議長　本日はこれにて散会いたします。
午前10時49分　散　会
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