令和３年大洲市議会第１回定例会会議録　第４号

令和３年３月18日（木曜日）
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出席議員
　　　　１番　　松　德　　憲　二
　　　　２番　　武　田　　典　久
　　　　３番　　弓　達　　秀　樹
　　　　４番　　新　山　　勝　久
　　　　５番　　村　上　　松　平
　　　　６番　　東　　　　久　延
　　　　７番　　児　玉　　康比古
　　　　８番　　宇都宮　　宗　康
　　　　９番　　大　野　　立　志
　　　１０番　　安　川　　哲　生
　　　１１番　　山　本　　光　明
　　　１２番　　福　積　　章　男
　　　１３番　　中　野　　寛　之
　　　１４番　　二　宮　　　　淳
　　　１５番　　桝　田　　和　美
　　　１６番　　村　上　　常　雄
　　　１７番　　押　田　　憲　一
　　　１８番　　後　藤　　武　薫
　　　１９番　　宮　本　　増　憲
　　　２０番　　梅　木　　加津子
　　　２１番　　田　中　　堅太郎
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欠席議員
　　　な　　　し
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出席理事者
　　市　　　　　長　　　　　二　宮　　隆　久
　　副　　市　　長　　　　　松　田　　　　眞
　総務企画部
　　部　　　　　長　　　　　栗　田　　浩　治
　　会計管理者兼会計課長　　武　知　　省　吾
　　総　務　課　長　　　　　上　野　　康　広
　　総務課長補佐　　　　　　檜　田　　　　剛
　　総務課行政係担当係長　　片　岡　　　　昇
　　財政契約課長　　　　　　楠　野　　　　修
　　財政契約課長補佐　　　　田　中　　　　純
　　企画情報課長　　　　　　久　保　　明　敬
防災安全部
　　部　　　　　長　　　　　丸　山　　幸　宏
市民福祉部
　　部　　　　　長　　　　　藤　田　　　　修
　商工観光部
　　部　　　　　長　　　　　武　田　　康　秀
　農林水産部
　　部　　　　　長　　　　　木　藤　　幸　治
　建　設　部
　　部　　　　　長　　　　　谷　川　　　　剛
　肱川地域復興支援担当
　　部　　　　　長　　　　　篠　原　　雅　人
　長浜支所
　　支　　所　　長　　　　　久　保　　嘉　範
　河辺支所
　　支　　所　　長　　　　　藤　田　　豊　寿
　農業委員会
　　事　務　局　長　　　　　吉　岡　　　　一
　教育委員会
　　教　　育　　長　　　　　東　山　　　　宏
　　教　育　部　長　　　　　井　上　　　　徹
　大洲病院
　　事　　務　　長　　　　　矢　野　　文　康
　監　　　査
　　委　　　　　員　　　　　神　元　　　　崇
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出席事務局職員
　　事　務　局　長　　　　　森　野　　啓　二
　　次　　　　　長　　　　　福　住　　重　雄
　　専門員兼議事係長　　　　森　　　　泰　範
　　主　　　　　査　　　　　米　澤　　忠　彦
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議事日程
　　令和３年３月18日　午後２時　開　議
　日程第１
会議録署名議員の指名
　日程第２
第１号議案　令和２年度大洲市一般会計補正予算（第12号）
第２号議案　令和２年度大洲市介護保険特別会計補正予算（第４号）
第３号議案　令和２年度大洲市商業集積施設管理特別会計補正予算（第１号）
第４号議案　令和２年度大洲市工業用地造成事業特別会計補正予算（第１号）
第５号議案　令和２年度大洲市下水道事業会計補正予算（第３号）
第６号議案　令和３年度大洲市一般会計予算
第７号議案　令和３年度大洲市国民健康保険特別会計予算
第８号議案　令和３年度大洲市国民健康保険診療所特別会計予算
第９号議案　令和３年度大洲市後期高齢者医療特別会計予算
第10号議案　令和３年度大洲市介護保険特別会計予算
第11号議案　令和３年度大洲市飲料水供給事業特別会計予算
第12号議案　令和３年度大洲市港湾施設事業特別会計予算
第13号議案　令和３年度大洲市土地取得造成特別会計予算
第14号議案　令和３年度大洲市農業集落排水事業特別会計予算
第15号議案　令和３年度大洲市温泉事業特別会計予算
第16号議案　令和３年度大洲市水道事業会計予算
第17号議案　令和３年度大洲市工業用水道事業会計予算
第18号議案　令和３年度大洲市下水道事業会計予算
第19号議案　令和３年度大洲市病院事業会計予算
第20号議案　大洲市健康基本条例の制定について
第21号議案　大洲市長浜港小型船だまり水産施設条例の制定について
第22号議案　大洲市事務分掌条例の一部改正について
第23号議案　大洲市自家用有償旅客運送条例の一部改正について
第24号議案　大洲市特別会計条例の一部改正について
第25号議案　大洲市手数料条例の一部改正について
第26号議案　大洲市学校給食センター条例の一部改正について
第27号議案　大洲市文化財保護条例の一部改正について
第28号議案　大洲市体育施設条例の一部改正について
第29号議案　大洲市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について
第30号議案　大洲市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について
第31号議案　大洲市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について
第32号議案　大洲市指定居宅介護支援事業者の指定に関し必要な事項並びに指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について
第33号議案　大洲市立大洲学園条例の一部改正について
第34号議案　大洲市隣保館条例の一部改正について
第35号議案　大洲市国民健康保険条例の一部改正について
第36号議案　大洲市介護保険条例の一部改正について
第37号議案　大洲市診療所条例の一部改正について
第38号議案　大洲市廃棄物の減量及び適正処理に関する条例の一部改正について
第39号議案　大洲市営住宅条例の一部改正について
第40号議案　平小学校屋内運動場改築工事の内建築工事の請負契約の締結について
第41号議案　指定管理者の指定について（旧松井家住宅）
第42号議案　指定管理者の指定について（旧加藤家住宅）
第43号議案　市道の路線認定について
第44号議案　専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについて
請願第18号　地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する請願
（各委員長報告、質疑、討論、表決）
　日程第３
第45号議案　令和３年度大洲市一般会計補正予算（第１号）
（提案理由説明、質疑、討論、表決）
　日程第４
第46号議案　農業委員会委員の任命につき同意を求めることについて
第47号議案　公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて
第48号議案　人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
（提案理由説明、質疑、討論、表決）
　日程第５
委第５号議案　地方たばこ税を分煙環境整備に活用できる制度の整備を求める意見書の提出について
（提案理由説明、質疑、討論、表決）
　日程第６
委第６号議案　大洲市議会会議規則の一部改正について
委第７号議案　大洲市議会委員会条例の一部改正について
（提案理由説明、質疑、討論、表決）
　日程第７
議選第10号　選挙管理委員及び補充員の選挙について
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本日の会議に付した事件
　日程第１　会議録署名議員の指名
　日程第２　第１号議案～第44号議案、請願第18号
　日程第３　第45号議案
　日程第４　第46号議案～第48号議案
　日程第５　委第５号議案
　日程第６　委第６号議案、委第７号議案
　日程第７　議選第10号
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午後３時00分　開　議
○安川哲生議長　これより本日の会議を開きます。
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○安川哲生議長　総務企画委員長から委員会提出第５号議案が、議会運営委員長から委員会提出第６号議案及び委員会提出第７号議案の議案２件が、また市長より第45号議案から第48号議案までの議案４件の提出がありましたので、報告いたします。
　なお、市長より提出がありました報告第１号につきましては、本日受理し、お手元に配付してあるとおりでありますから御了承願います。
　本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○安川哲生議長　まず、日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　本日の会議録署名議員に、９番大野立志議員、11番山本光明議員を指名いたします。
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○安川哲生議長　次に、日程第２、第１号議案から第44号議案までの議案44件並びに請願１件を一括して議題といたします。
　本件につきましては、３月９日の本会議において、それぞれ所管する委員会に付託された議案等であります。
　委員会における審査の経過及び結果について各委員長の報告を求めます。
　まず、総務企画委員長の報告を求めます。
○７番児玉康比古議員　議長
○安川哲生議長　児玉康比古議員
〔７番　児玉康比古議員　登壇〕
○児玉康比古総務企画委員長　ただいまから総務企画委員会の御報告を申し上げます。
　当委員会は、去る３月10日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和３年度一般会計予算をはじめ議案６件及び請願１件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものとし、請願につきましては採択と決した次第であります。
　それでは、審査の過程で特に議論されました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
　初めに、大洲市健康基本条例の制定について申し上げます。
　まず、本条例の提案の趣旨について理事者から、誰もが生涯にわたって健康で心豊かに暮らしていくことは市民共通の願いであり、地域全体で健康を支える環境を整備していくことが重要であることから、この条例を制定しようとするものであるとの説明がありました。
　このことについて委員より、健康に関する市民アンケートを踏まえてアクションプランを作成するとのことだが、その内容についてはどのようなことを想定されているのかただしたところ、理事者から、アクションプランについては本条例第７条の健康に関する施策を推進していくため、市民アンケートにより施策ごとに目標を設定し、その実現を図るために策定するものである、また各課が令和３年度予算に計上している各種事業の取りまとめを行った上で、健康に関する８つの施策のいずれかに振り分けを行い、進捗管理につなげていきたいと考えているとの答弁がありました。
　また、委員より、健康アプリやポイント制度などを活用する考えはないかただしたところ、理事者から、ポイント制度については健康づくりや健康寿命延伸だけに限らず、幅広い分野での活用を考えており、オンライン会議などを活用して専門業者から説明を受けるなど検討を進めているところである。また、アプリについてはその活用方法やいかに情報発信をしていくかなどについて各課の意見を聞きながら検討していきたいとの答弁がありました。
　さらに委員より、施策の中で特に市民が認識し、推進してほしいと思う項目はないのかただしたところ、理事者から、市民の皆様には市が重点的に推進する健康に関する８つの施策について御理解をいただき、可能なものから実践していきたい、地域のイベントなどにも積極的に参加し、交流を深めていただきたいとの答弁がありました。
　次に、令和３年度当初予算のうち、地域公共交通対策事業について申し上げます。
　本市においては、地域公共交通網形成計画に基づき、令和元年度からデマンド交通実証運行を実施しているところであります。このことについて委員より、これまでの交通実証運行の結果と今後の実施内容についてただしたところ、理事者から、デマンド交通として来年度実証から本格的に運行するのは、豊茂及び南久米の２地区である。実証運行については、３月から久米地区で、４月からは上須戒、五郎地区で開始することとしている。柳沢、新谷の２地区においては、今年10月をめどに実証運行が開始できるよう協議を進めている、今後具体的に協議を進めていく地区は平野、菅田、大川、肱川、河辺の５地区を予定しているとの答弁がありました。
　さらに委員より、それ以外にも交通空白地があると思うが、今後実施する予定はあるのかただしたところ、理事者から、現在のところ空白地への対策が今後どの程度必要となるのか把握できてないが、要望があればその地域に出向いて説明を行い、運行に向けての体制整備を一緒に考えていきたいとの答弁がありました。
　次に、肱川地区複合公共施設整備事業についてであります。
　この事業につきましては、昨年度から進めている肱川地区複合公共施設の測量設計委託業務や整備に併せて、必要な肱川保健センターの改修費を計上しているものであります。
　このことについて委員より、肱川地区の復興に伴う複合公共施設整備について、これまでの地域住民との合意形成などの流れについてただしたところ、理事者から、被災地域を３つに分けて、要望や困り事などを把握するため、座談会を立ち上げた。３つの地区とも３回ずつ座談会を開催し、その会から出た意見を復興計画案として提示するため取りまとめを行ったが、その中の事業の一つとして複合公共施設を位置づけた計画を提示した。その復興計画案を地域で検討していただくため、復興まちづくり推進協議会を立ち上げ、これまで３回の会議を経て、昨年５月に計画を承認いただいたという流れになっているとの答弁がありました。
　また委員より、複合公共施設には、万が一の水害に対処できるスペースは十分確保できているのかただしたところ、理事者から、今回複合公共施設として整備しようとしている施設は３階建てとし、その３階部分は多目的ホールや避難所としての機能を有する部分として位置づけている。また、豪雨災害を踏まえ、２階の高さをより高い設計にしたいと考えているとの答弁がありました。
　また、討論では、一日も早い復興を進めていただきたいとの意見がありました。
　次に、ふるさと納税関係経費について申し上げます。
　この経費につきましては、令和３年度の寄附目標額を今年度の最終見込額と同額の２億4,000万円と見込み、運営に必要な経費が計上されているものであります。
　このことについて委員より、コロナ禍においてもこれだけの寄附をいただき、大変ありがたいと感じている。最新の寄附額と体験型返礼品の状況、また鵜飼いやいもたきを体験型返礼品とする予定はあるのかただしたところ、理事者から、ふるさと納税では昨年12月の１か月だけで１億円を超える寄附をいただき、令和２年12月末の寄附額は２億2,187万6,000円となっている。平成20年度からふるさと納税の寄附を受け入れているが、平成30年７月豪雨災害の寄附を除くと、これまでの寄附累計額を上回る状況となっている。これは、ふるさと納税業務の一部を委託しているキタ・マネジメントによる返礼品の拡充や返礼品として人気の紅まどんなが好評であったことも要因として上げられる。
　また、昨年11月から体験型返礼品としてキャッスルステイ及びＮＩＰＰＯＮＩＡ　ＨＯＴＥＬ　大洲城下町のランチチケット、宿泊チケットを追加しており、これまでにキャッスルステイ１件、ホテルペア宿泊券１泊２日朝食付が６件、同じく２食付が４件、ランチペアチケット２件という寄附の状況となっている。
　鵜飼いやいもたきを追加することについては、天候に影響されるものは代替えを考える必要があるため、現在事業者と検討を進めているとの答弁がありました。
　次に、避難行動要支援者支援システム導入について申し上げます。
　この事業は、災害発生時における避難行動要支援者対策として、各自主防災組織などに要支援者名簿情報を提供し、その支援をお願いするものであります。
　名簿情報だけでは要支援者の状況が分からず、支援が難しいとの声が多いことから、令和２年度より支援に必要な情報をまとめた個別計画の作成を進めているところであります。
　今回、この要支援者の個別情報を適切に管理し、迅速に対応していくため、このシステム導入経費が計上されているものであります。
　このことについて委員より、新たにシステムを導入することにより、避難行動要支援者と支援者とのさらなる連携が図られるのかただしたところ、理事者から、システム導入により膨大な量となる紙ベースの個別計画情報を管理し、迅速な管理、更新作業ができる。その結果、一刻を争う災害時において、支援者である各自主防災組織などに避難行動要支援者の情報を事前に提供することが可能となり、両者の連携が図れるものと考えているとの答弁がありました。
　最後に、請願の審査結果について申し上げます。
　請願第18号地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する請願につきましては、分煙社会の実現と望まない受動喫煙防止の推進を図るため、地方たばこ税の一部を分煙環境整備として活用できる制度の整備を求めるよう、国に対して意見書の提出を求める趣旨の請願であります。
　このことについて委員より、望まない受動喫煙防止の推進においては賛同するが、地方自治体の貴重な財源である地方たばこ税を分煙環境整備に充当することに違和感があるから、採択までには及ばず、趣旨採択が妥当であるとの意見が出されました。
　また、別の委員より、受動喫煙による健康被害は十分に知っているが、葉たばこ耕作農家やたばこ販売店などは経営に大きな影響を受けているのも事実である。分煙環境を整備し推進することは、喫煙者、非喫煙者双方の立場を尊重し、共存できる社会の実現につながるとともに、地方たばこ税の安定的な確保にもつながることから採択すべきであるとの意見が出され、採決の結果、賛成多数でこの請願を採択すべきものと決定しました。
　このほか、各議案の審査中、委員より、令和２年度３月補正予算に係る地方バス路線維持費及び循環バス運行費補助金、令和３年度予算の歳入に係る市税、そしてテレワーク環境構築業務や総合計画策定事業をはじめ移住・定住支援事業、市民文化会館建設事業、デジタルトランスフォーメーション推進計画策定事業など多岐にわたり、その使途と効果など理事者の考えをただしたのであります。
　以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、総務企画委員会の報告を終わります。
○安川哲生議長　次に、厚生文教委員長の報告を求めます。
○６番東久延議員　議長
○安川哲生議長　東久延議員
〔６番　東久延議員　登壇〕
○東久延厚生文教委員長　それでは、ただいまから厚生文教委員会の御報告を申し上げます。
　当委員会は、去る３月11日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和３年度一般会計予算をはじめ、議案24件につきまして慎重なる審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決または承認すべきものと決した次第であります。
　それでは、審査の過程におきまして、特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました事項について、その概要を御報告申し上げます。
　まず、大洲市文化財保護条例の一部改正について申し上げます。
　今回の条例改正につきましては、近年、全国各地の指定文化財等において毀損事例が増加していることを踏まえ、今後大洲市の指定文化財の適切な保存及び維持管理、文化財の損傷行為等の抑止を図るため、条例の一部を改正するものであります。
　このことについて、委員より、市の指定文化財の多くは個人の所有物であるが、個人が行う維持管理に市が補助をするといっても、制度的に、また経済的に負担が大きく、なかなか難しいのではないかとただしたところ、理事者から、現在市の文化財に対する管理、修繕の補助金として、経費の２分の１を補助する制度を設けている。維持管理方法によって、どこまで経費として認められるかということもあるが、案件ごとに所有者の意向を踏まえ対応していきたい。また、文化財はその地域に根差した大切な宝であるため、所有者のみならず地域の皆様の御協力を得ながら、適正な維持管理に努めていただくようお願いしたいとの答弁がありました。
　さらに別の委員より、罰則規定を設けたことで文化財の毀損が少しでも止められる可能性ができたのはありがたいが、広く周知をしなければ効果がない。この点をどのように考えているかとただしたところ、理事者から、市が条例に基づき、所有者に代わり被害届を出すことができるなど、文化財保護の効果は期待できる。また、周知方法としては、現在186件ある市指定文化財の所有者に対して文書を送付することとし、市民の皆様へは市のホームページや広報によることとしている。所有者に寄り添った管理体制を考えていきたいとの答弁がありました。
　委員からは、個人が維持管理していくことになると、様々な制約がある中で、経済的負担も大きくなることがあるため、市は所有者の立場になって柔軟に対応してほしいとの要望が出されたのであります。
　次に、令和３年度一般会計予算、社会教育総務費のうち、絵馬調査事業について申し上げます。
　本事業は、市内の神社66か所に奉納されている江戸時代から大正期にかけての絵馬約330点について、令和３年度から５年度にかけて調査を行い、文化財的価値を明確にするものであります。
　このことについて、委員より、本事業の目的等についてただしたところ、理事者から、現在絵馬の指定文化財は２点あるが、八幡神社をはじめ市内の神社に奉納されている絵馬について、学術的調査を行うことでその価値を明らかにし、文化財指定につなげていきたいとの答弁がありました。
　これを受け、別の委員より、絵馬の文化財的価値が判明した場合、今後どのように活用していくつもりかとただしたところ、理事者から、描かれた背景が明らかで価値が高い絵馬のうち、破損の著しいものがあれば修復するという判断も出てくる。絵馬は、その神社に奉納されたものであるため、その神社の中でずっと大切にしていただけるのが一番いいと思っているが、広く皆様に御覧いただくことの了承を得られれば、博物館で展示したいと考えているとの答弁がありました。
　次に、第44号議案専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについて及び令和３年度一般会計予算、予防費のうち、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業について申し上げます。
　専決処分した予算は、令和２年度中に高齢者等のワクチン接種を先行して実施する必要があることから、接種体制確保のため健康管理システムの改修やクーポン券印刷などの発送準備とワクチン接種に係る委託料であります。また、令和３年度予算では、接種対象者全員の経費が計上されております。
　なお、委員会の冒頭、理事者より、４月19日及び４月26日の週に合計975人分の１回目の接種分のワクチンが届くことが報告され、高齢者施設入所者から順次接種していくことが説明されました。
　予算の専決処分について、委員より、専決することに異論はない。トラブルがないよう実施に向けて準備してほしいとの意見が出されました。
　これを受け、理事者から、コールセンターを３月22日に設置する予定であり、３人体制でスタートするが、混雑が予想される時期には４人体制とする。また、一般の接種が始まる予定の６月頃までには、ウェブ予約システムを整えたいと考えており、混乱を招かないよう取り組んでいきたいとの答弁がありました。
　また委員より、当初予算では会場借上料など具体的な金額が計上されているが、接種計画はできているのかとただしたところ、理事者から、ワクチン接種はかかりつけ医などでの個人接種を基本的に考えているが、個別接種の進捗状況を参考に集団接種が必要かどうかを判断していきたいと考えている。会場借上料は総合福祉センター４階で集団接種することを想定して計上したものであるとの答弁がありました。
　さらに、大洲市の対象者全員に接種するのだから個別接種で果たして間に合うのか。大きな施設は総合福祉センターのみを想定しているのかとただしたところ、理事者から、高齢者の接種状況によって集団接種の必要性を判断して、センター以外の会場、実施日、医療スタッフなどを協議しながら進めたいとの答弁がありました。
　また、別の委員より、寝たきりや介護が必要な方に接種するためには、医師が施設などを訪問する方法が考えられると思う。計画的にワクチンを使用できるので、個別接種予約でのキャンセルでワクチンを無駄にするより有効ではないかとただしたところ、理事者から、施設等には嘱託医や協力医の方もおられるため、巡回診療として接種することをお願いしたいと考えているとの答弁がありました。
　委員より、ワクチン接種は国でもはっきりとしたことが分からない中で、いろいろ大変な状況であるが、病院の規模、医療スタッフ、接種の状況など様々なシミュレーションをしながら、スムーズに接種できるよう準備してほしい。みんなが気にしていることであり、情報が分かったらなるべく早く説明してほしいとの要望が出されたのであります。
　次に、令和３年度大洲市後期高齢者医療特別会計について申し上げます。
　まず、委員より、歳入予算において普通徴収保険料の滞納繰越分が計上されている。自分の医療費や保険料を払えない高齢者のニュースを見かけるが、大洲市の実態はどうかとの質疑が出されました。
　これに対し理事者から、令和２年度の徴収実績は、令和３年２月時点で99.52％である。令和元年度は99.31％であり、市部で10位の状況であった。所得の低い高齢者が多く、徴収率が伸びない実情もあるが、臨戸訪問等により、生活の実情を伺いながら、相談の上で計画的な納付を促している。
　医療保険制度では、保険料収入や保険料負担の公平性の確保が大切な要件である。滞納整理では、制度上の要件と生活の実態など経済的な事情の両面を見極めながら、徴収実績の向上に努めていきたいとの答弁がありました。
　これを受け、委員より、高齢者への配慮に感謝する。高齢となり収入がない、または年金が少ない方は生活を維持することが精いっぱいで、なかなか保険料を納められないと訴えられる方もいる中で、今後においても保険料の徴収においては、可能な限り配慮をいただきたいとの要望が出されたのであります。
　このほか、各議案の審査中、委員より、学校施設における光熱水費の考え方、スクールカウンセラー制度、各分野における会計年度任用職員の在り方、ごみ出し困難者支援事業など、多岐にわたって理事者の考えをただしたのであります。
　最後に、令和２年度成人式について申し上げます。
　当委員会が所管する事務であることから、延期され開催時期が未定とされていた令和２年度成人式の開催について、理事者の見解をただしたところ、理事者から、新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら協議を進めてきた。最終的には、成人式実行委員会委員の新成人や式典の代表者らの意見に基づき、開催日を11月21日日曜日とした。新成人の皆さんには４月に文書を送付するとともに、市民の皆様には、大洲市ホームページや広報おおず５月号で周知するとの答弁がありました。
　新型コロナウイルス感染症が収束し、新成人の皆様多数御出席の上、成人式が盛大に無事開催されますことを心より祈念申し上げます。
　以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、厚生文教委員会の報告を終わります。
○安川哲生議長　次に、産業建設委員長の報告を求めます。
○４番新山勝久議員　議長
○安川哲生議長　新山勝久議員
〔４番　新山勝久議員　登壇〕
○新山勝久産業建設委員長　それでは、ただいまから産業建設委員会の御報告を申し上げます。
　当委員会は、去る３月12日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和３年度一般会計予算をはじめ議案20件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決、承認すべきものと決した次第であります。
　それでは、審査の過程で特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
　初めに、大洲市長浜港小型船だまり水産施設条例の制定についてを申し上げます。
　この条例は、今年度完成した大洲市長浜港水産センターをはじめ、今後長浜港小型船だまりに整備が予定されている荷さばき所や船揚場、給油施設などの水産施設について、施設の管理を適切に進め、さらなる水産業の振興を図ることを目的に制定しようとするものであります。
　なお、施設の使用者については、水産業の発展と漁家経営の安定及び合理化を図るため、水産業協同組合法第２条に規定する組合である、長浜町漁業協同組合を予定しているものであります。
　この件について、委員より、完成した長浜港水産センターは、今後どのように活用されるのか。また、施設に空きがある場合には地域の方々も利用できるのか。さらに、施設が破損した場合の費用負担についてはどう考えているのかとただしたところ、理事者から、長浜港水産センターについては、施設の利用者として長浜町漁業協同組合が予定されているため、組合の事務所が入ることになっている。施設内には会議室なども整備されているので、水産に関わる団体などの利用も可能と考えている。建物が破損した場合の費用負担は、今後規則に定めることになるが、軽微な修繕は使用者が負担し、災害等による大規模な修繕については市が負担することになると考えているとの答弁がありました。
　次に、令和３年度一般会計当初予算のうち、消費促進事業について申し上げます。
　この事業は、市内で製造、加工される商品について、新型コロナウイルス感染症の影響による消費停滞を解消し、販路拡大を図るため、送料無料キャンペーンを実施する事業者に対し、送料に係る経費を支援するものです。
　まず、委員より、市内で製造、加工される商品が対象ということで、いろいろなケースが考えられるが、対象となる業種や商品など、事業の詳細などどうなっているのかとただしたところ、理事者から、この事業は、感染症の影響で消費が停滞している事業者に送料無料キャンペーンを活用して、少しでも売上げの向上に結びつけていただきたいと考え、今回新規で予算を計上したもので、基本的には販売店や生産者等がインターネット等を活用して、個人消費者に対して販売するものに関しては、業種を限定せずに受け入れたいと考えている。現在実施している事業者応援チケット事業は、地元のお客さんにお店に来ていただくための支援としては効果が大きいが、本事業は、アフターコロナを見据えれば、遠方のお客さんにも商品を販売していかないと事業が成り立たないという事業者も出てきているため、特色のある商品をどんどん全国に直接販売していこうというものから、パウチ商品を開発して販売するといった新しいトライも含めて、できるだけ幅広く支援したいとの思いから実施するものであるとの答弁がありました。
　次に、観光まちづくり戦略推進事業について申し上げます。
　この事業は、市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、町家・古民家等の歴史的資源を活用した観光産業の確立推進計画のソフト事業を実施するため、実施主体となる市まちづくり戦略会議及び内子・大洲エリア観光推進プロジェクト協議会への負担金や、地域活性化起業人受入事業として、民間からの２名の社員を受け入れ、その知見やノウハウを地域の魅力向上に生かしていくための事業費及び負担金が計上されています。
　また、一般社団法人キタ・マネジメントの代表理事には、現在市長が就任していますが、後任の代表理事への報酬として、観光まちづくり戦略推進事業負担金2,050万円の中に400万円を予算計上しているとの説明があったものであります。
　まず、委員より、観光まちづくり戦略推進事業負担金はどのように活用されているのかとただしたところ、理事者から、この負担金は、大洲市ＤＭＯとして設立した一般社団法人キタ・マネジメントの運営費として、健全経営のために雇用している公認会計士に対する人件費や、外国人向けの観光サイトを充実させるための費用等となっている。また、このサイトを見た方がいいなと思ったら、そのまますぐに予約が取れるような対応を進めていきたいと考えているとの答弁がありました。
　また、委員より、代表理事の交代の件について、ほかの理事は無報酬で、交代する代表理事には報酬を支払うというのは不自然ではないかとただしたところ、理事者から、理事にも当然報酬を支払うべきかもしれないが、やはり代表理事という職を考えた場合、無報酬では厳しいと考えている。今回来ていただく予定の方には業務執行理事ということで、業務の遂行に関してある程度責任を持って組織を束ね、自らも業務提携など対外的な仕事をしていただくことになる。特に民間の方に来ていただくことになれば、相応な報酬は必要ではないかと考えているとの答弁がありました。
　また、別の委員より、この件については説明のタイミングが遅過ぎる、もう少し事業の進め方を考えていただきたかったとの意見があり、理事者から、この件については、このような形で唐突に説明してしまったことは本当に申し訳なく思っている、これまでの経過の中で一時的には市長が代表を務めるが、いずれ民間の方へ移行させたいと議会のほうにも説明してきたつもりであったが、そのあたりは御理解いただきたい。今後、事業の透明性を高めるような、分かりやすい予算の出し方にしていきたいとの答弁がありました。
　次に、令和３年度大洲市水道事業会計予算についてを申し上げます。
　本市の水道事業は、飲用水を市民に供給し、公共の福祉を増進するよう運営しているものですが、令和３年度は、業務の予定量として、給水戸数１万8,045戸、年間総給水量569万3,000立方メートル、１日平均給水量１万5,597立方メートルをそれぞれ見込んでいるものであります。
　まず委員より、菅田の水源地は順調に工事が進んでいると思うが、いつ完成予定なのかとただしたところ、理事者より、菅田浄水場の整備工事は令和４年度に終わる予定である。その後、既存施設の撤去などもあり、現段階では令和５年度の完成を見込んでいると答弁がありました。
　また、別の委員より、資本的支出が大きく伸びているのは激特事業の関連もあると思う。通常であれば老朽管の布設替えなどにも順次投資していく必要があるが、建設改良費の内訳についてはどうか。また、資金繰りの見通しについてはどうなっているのかとただしたところ、理事者より、建設改良費は、工事請負費として13億1,146万5,000円を見込み、そのうち約７割に当たる９億1,606万5,000円が激特事業もしくは河川整備事業に伴う移設事業となっている。それ以外は、市の道路事業に伴う移設や、老朽管、石綿管の更新事業費となっている。設計委託についても、１億1,720万円を見込んでいるが、約９割が激特事業もしくは河川整備事業関連の費用になっている。
　現在、事業費が集中しており、今後の老朽管等の更新費用も増加している。膨大な量の施設についても順次更新が必要で、それらの費用も見込まなくてはならないので、水道料金の改定は、今後必要と考えているとの答弁がありました。
　以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○安川哲生議長　以上で委員長の報告は終わりました。
　本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。
　委員長報告に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
　これより討論を行います。
　発言の通告がありますので、梅木加津子議員の発言を許します。
○20番梅木加津子議員　議長
○安川哲生議長　梅木加津子議員
〔20番　梅木加津子議員　登壇〕
○20番梅木加津子議員　日本共産党の梅木加津子です。
　反対討論を行います。
　討論に当たり、黒木登志夫元日本がん学会会長が、ウイルス検査にはＰＣＲ検査と抗原検査がある、抗原検査はＰＣＲの20分の１、日本がＰＣＲ検査を制限してきたことが最大の問題であり、新型コロナウイルス感染症を封じ込めるためには検査、保護、追跡の徹底が必要、医療への支援、経済的被害を受けた方への補償、支援策に予算を講ずることだといいます。
　本市も、こうした立場こそ必要だと思います。
　さて、第６号議案2021年度一般会計予算について討論を行います。
　合併特例債を５億円基金として積み上げ、今後も24億円まで積み増しをするといいます。今市民の方々は、コロナ禍の中で営業も暮らしも危機に瀕しています。親の暮らしが大変な中、子供たちも目指すべき人生を諦めざるを得ない状況です。今市民の暮らしに、基幹産業にしっかり支援し、市民の皆さんが安心して暮らせる施策にこそ予算を投ずるときです。
　西予市や内子町のように、本庁に旧自治体担当を置き、地域に根差した施策を進めるべきです。
　歴史的資源活用推進事業で、古民家改修に１億4,800万円余りが予算化されています。国の補助は7,300万円です。経営が大変と補填しているのに、さらに今後も古民家改修してホテル開設のためにつぎ込むのは中止すべきです。
　また、地域活性化起業人受入事業で1,200万円が予算化されています。２人、今年だけではないかもしれないといいます。企業から人を入れてまで商売をする必要があるのでしょうか。大洲市は地方自治体であり、会社ではありません。民間頼みのやり方はやめるべきです。正職員を増やし、成長させ、自らのまちづくりに頑張れる人づくりをすることこそ生きたまちづくりです。
　デジタルインフォメーション推進関連予算が組まれます。この事業では、外部専門人材の活用がいわれ、民間企業から自治体の補佐役をやると言われています。地方自治、団体自治の機能を回復、発揮の立場で自治体運営計画が必要です。
　また、今年度から学校給食会計が一般会計に入る公会計になりました。保護者の負担は食材費だけなのに、食材加工、手間賃が360万円保護者負担になっています。
　議会で子ども医療費の中学までの無料が予算化されましたが、3,000円の一部負担を残し、保護者から効果を感じないと言われてきました。時間がかかりましたが、評価したいと思います。内子町、新居浜市、伊方町が、高校生まで医療費無料化に動き出しました。さらなる検討が必要です。
　女性の地位向上やジェンダー平等を考えるなら、産休明けからの保育を早期に実施するべきです。
　大洲市学校施設長寿命化計画が出されました。内容は、教員が削減される中、水泳学習は教員の負担が大きい、屋外での学習はリスクがある、学習は複数の教員の指導体制が必要で、教員の負担があると言われています。よって、学校プールの統廃合、委託化といいます。施設をなくすより前に、教員の加配こそ求めるべきです。
　第26号議案について討論を行います。
　大洲市学校給食センター条例改正についてです。12月議会で、河辺学校給食センターでの学校給食の存続を求めましたが、経費削減と大洲市学校給食センターからの配送になりました。
　議論の過程で、合併前の自治体の振興や将来像など、議論の上で対応を検討してほしいという要望が出されましたが、教育委員会はそれはほかが考えること、私たちが考えることではないと言いました。こうしたやり方は、整理整頓であって、市民の願いや子供たちへの思いは切捨てです。今後も、多くの施設が周辺地域で解体されていく計画です。整理整頓の先駆けのこうした条例は賛成できません。
　次に、市立大洲学園条例の一部改正について討論を行います。
　大洲学園は、事業の選択と集中、行政サービス合理化、高度化を図るために指定管理となりました。障害児者教育に大洲市が責任を持って行うべきと反対しました。今回、児童部に関する規定を削除の条例改正です。保護者から、大洲市に住んでいてお隣の西予市に通学させたりすることで保護者や子供たちの負担が大きい、身近に施設をつくってほしいの声です。児童部廃止ではなく、施設を改修し、充実させ、保護者の願いに応えるべきです。
　次に、介護保険事業計画についてです。
　第10号議案の介護保険特別会計予算については、保険料引上げの予算です。第36号議案は、介護保険の引上げ条例です。第29号議案、第30号議案、第31号議案、第32号議案は、第８期の介護保険制度の見直しによるものです。計画では、ケアマネジメント業務をＡＩやＩＣＴを活用したケアプランを作成、が言われています。一人一人に応じたケアプランができるのか心配されます。事業者が新たな機器の整備で負担が増すと言われています。また、夜間の職員配置数の見直しがいわれ、介護の現場の負担が大きくなると心配されています。
　よって、関連する第10号議案、第29号議案、第30号議案、第31号議案、第32号議案、第36号議案は反対です。
　次に、第41号議案について討論を行います。
　旧松井家住宅については、公募もなく選定委員が選定したといいます。市長が委嘱し、選定委員が市長が代表する法人に指定する、このやり方はお手盛りではないでしょうか。
　第42号議案指定管理者の指定について、旧加藤家についてですが、これも同じく市長委嘱の選定委員が行っています。指定管理でありながら、指定管理料を払わないといいます。
　産業建設常任委員会で、突然（一社）キタマネジメントの代表を伊予銀行のＯＢがすると説明されました。キタマネは、大洲市が2,000万円投資してつくった会社です。今回代表を代えるなら、十分な説明を市民にすべきです。
　最後に、請願第18号地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する請願について、反対討論を行います。
　受動喫煙によるリスクがいわれています。肺がんや乳児突然死症候群など、受動喫煙を原因とする死亡者は１万5,000人、交通事故死の４倍です。厚生労働省の研究では、通常喫煙で肺がんや虚血性心疾患、脳血管疾患を誘発させられることによる超過医療費は、年間3,000億円を超えています。ＷＨＯのたばこ規制枠組み条約で世界186か国のうち50か国以上で、医療施設、学校、大学、行政機関、事務所、飲食店、バー、公共交通機関の８種類の全てで屋内全面禁煙を義務づけ、法規制が整備されています。学校では、既に９割以上の敷地内全面禁煙になっており、敷地内喫煙を認めることに合理性がありません。
　また、日本共産党は受動喫煙をなくし、禁煙者の健康を守るための法改正こそ必要だという立場から、本請願に反対するものです。
○安川哲生議長　以上で討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　まず、第６号議案令和３年度大洲市一般会計予算を採決いたします。
　この議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
　次に、第10号議案、第26号議案、第29号議案から第33号議案、第36号議案、第41号議案、第42号議案の議案10件を一括して採決いたします。
　これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立多数であります。したがってただいまの議案10件は原案のとおり可決されました。
　次に、第１号議案から第５号議案、第７号議案から第９号議案、第11号議案から第25号議案、第27号議案、第28号議案、第34号議案、第35号議案、第37号議案から第40号議案及び第43号議案の議案32件を一括して採決いたします。
　これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立全員であります。したがってただいまの議案32件は原案のとおり可決されました。
　次に、第44号議案専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについてを採決いたします。
　この議案を委員長報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は承認されました。
　次に、請願について採決を行います。
　請願第18号地方たばこ税を活用した分煙環境整備に関する請願を採決いたします。
　この請願を委員長報告のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立多数であります。したがってただいまの請願は採択と決しました。
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○安川哲生議長　次に、日程第３、第45号議案令和３年度大洲市一般会計補正予算（第１号）を議題といたします。
　提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長　議長
○安川哲生議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　それでは、第45号議案令和３年度大洲市一般会計補正予算（第１号）について御説明申し上げます。
　今回の補正額は、１億2,877万9,000円であります。これにより、令和３年度の予算総額は、299億5,877万9,000円となり、前年度の同期予算と比較いたしますと、1.0％の減となるものであります。
　この補正予算案につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の第３次交付限度額通知がございました後に、コロナ禍の現状で本市が実施すべき施策を取りまとめたことから、当初予算に含めることができなかった施策について追加議案で提出するものであります。
　それでは、主な施策について申し上げます。
　まず、市内事業者や地域経済への対応であります。
　令和２年度に実施した事業で、事業者の方々に御活用いただいた、中小企業診断士等の相談を受けて実施する販路維持や、業務効率化などの取組に対して補助する事業継続・拡充支援事業補助金や、申請を社会保険労務士に委託した場合に補助する雇用調整助成金申請事務支援事業補助金、中小企業診断士等の個別相談事業などにつきましても令和３年度も引き続き実施して、見込まれる事業費を計上し、専門家による市内事業者等への支援を行ってまいります。
　さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少している中小法人及び個人事業者などの経営安定化を図るため、事業活動に必要な店舗、事務所などの家賃を３か月分支援する中小企業等家賃支援給付金につきましても、内容を拡充し、実施する事業費を計上いたしております。
　また、観光客が減少していることで旅館、ホテル業界においても宿泊客が大幅に減少し、経営が大変厳しい状況となっております。令和２年度に実施しました宿泊料金を１人１泊2,000円割引する事業について、宿泊地域振興券3,000円分との選択制にして所要の事業費を補助することで、観光客の市内宿泊の促進と、地域経済の活性化を図ることといたしました。
　なお、新たに新型コロナウイルス感染症対策補助金等申請事務支援補助金を創設いたしました。これは、国、県、市等の支援策を活用するため、行政書士等から申請サポートを受けた場合に経費の一部を補助するものであります。
　また、愛媛県では、事業の持続化を図る補助金として、新型コロナウイルス感染症対応新ビジネスモデル展開促進事業費補助金を創設し、県内に本店がある中小・小規模事業者等がウイズコロナ、ポストコロナ時代の事業環境の変化に対応するために、新たなビジネスモデルの展開に挑戦する意欲のある事業者を支援することから、本市においても、県の補助金に上乗せして補助することとし、所要の事業費を計上いたしました。
　次に、公共施設の管理に関しまして、接触感染のリスクを軽減するため、本庁舎、支所、公民館、小・中学校及び総合体育館における洗面台などの水栓を自動水栓に変更することとし、所要の経費を計上いたしました。
　また、発熱や風邪症状など体調不良の児童・生徒などに対応する必要がある小・中学校の保健室に、人体に影響のない低濃度のオゾン発生装置を設置することで、基本的な感染症対策に加えて感染を予防する効果を高めてまいります。
　以上が追加いたしました一般会計補正予算案の主な歳出に関する説明でありますが、これらの財源につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当することにしております。
　以上、補正予算案の概要を申し上げましたが、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○安川哲生議長　以上で説明は終わりました。
　本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
　お諮りいたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第３項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
　本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　第45号議案令和３年度大洲市一般会計補正予算（第１号）を採決いたします。
　この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○安川哲生議長　次に、日程第４、第46号議案から第48号議案までの議案３件を一括して議題といたします。
　提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長　議長
○安川哲生議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　それでは、第46号議案農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを御説明申し上げます。
　本案は、任命しております委員のうち、石岡猶一委員が令和２年12月10日に急逝され、現在欠員となっておりますので、後任の委員を任命するに当たり、議会の同意をお願いするものであります。
　故石岡委員には、平成26年から長きにわたり、農業委員会委員、農地利用最適化推進委員として、地域農業の活性化及び農地の適正な管理に格別の御尽力を賜りました。その御労苦に改めて感謝と御礼を申し上げ、併せて哀悼の意を表する次第でございます。
　後任の委員の任命に当たりましては、先月５日から今月４日までの間募集を行いましたところ、１名の応募があり、この方を委員候補者として、大洲市農業委員候補者評価委員会へ諮問し、その審議の結果を踏まえて慎重なる検討を行いました結果、お手元の議案書に記載のとおり、髙岡利典氏の任命をお願いするものであります。
　髙岡氏は、市内藤縄にお住まいで、専業農家として地域農業の実情にも通じ、また農業分野のみならず、豊富な御経験と高い識見を有されている方でございますので、本市の農業委員会委員として適任であると確信し、ここに御提案申し上げたものでございます。
　次に、第47号議案公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを御説明申し上げます。
　本案は、本市の公平委員会委員であります笹山允委員の任期が、令和３年３月31日をもって満了となりますので、後任の委員を選任するに当たり、議会の同意をお願いするものであります。
　私といたしましては、お手元の議案書のとおり、引き続き笹山允氏にお願いしたいと存じます。
　笹山氏は、市内柚木にお住まいで、昭和43年３月に愛媛大学教育学部を御卒業になり、同年４月、愛媛県公立学校教諭として奉職されました。以来、平成18年３月長浜小学校校長をもって御退職されるまで、38年間にわたり教育一筋に情熱を傾けてこられた方でございます。
　平成19年７月から市公平委員会委員に御就任いただき、現在は委員長として職員の利益の保護と公正な人事権の行使を保障するために御活躍をいただいております。
　また、平成19年から４期12年にわたり民生児童委員、平成21年４月からは介護相談員として、地域の福祉の向上にも大変御尽力をいただいているところでございます。
　以上のように、人格は申し上げるまでもなく、広く社会の実情にも通じておられると共に、高い識見を有しておられますことから、適任であると確信し、ここに御提案申し上げる次第でございます。
　次に、第48号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明申し上げます。
　本案は、法務大臣から委嘱されておりました清水康則委員及び源田政幸委員の任期が、令和３年６月30日をもって満了となりますことから、後任委員の候補者を推薦するに当たり、議会の意見をお願いするものでございます。
　私といたしましては、お手元の議案書に記載のとおり、引き続き清水康則氏及び源田政幸氏を推薦いたしたいと存じます。
　清水氏は、市内長浜町櫛生にお住まいで、昭和52年４月、旧長浜町に奉職されて以来、教育、総務、企画、福祉など幅広い分野で経験を積まれ、平成24年３月、長浜支所長を最後に御退職された方でございます。
　御退職後は、自営の農業に従事される中、地元の櫛生地区区長会会長や交通安全協会櫛生支部役員を務められるなど、地域活動にも御尽力いただき、平成30年７月から人権擁護委員として御活躍いただいております。
　同じく、引き続き推薦いたします源田氏は、市内肱川町大谷にお住まいで、昭和48年５月、旧肱川町に奉職されて以来、建設農林、総務、福祉、教育など幅広い分野で経験を積まれ、平成25年３月、肱川支所地域振興課長を最後に御退職された方でございます。
　御退職後は、肱川公民館大谷分館長、大谷自治会長を務められるなど、豊富な行政経験と地域社会への貢献を通じて、人権に関わる高い識見を有されており、平成30年７月から人権擁護委員として御活躍いただいております。
　以上のように、お二人は、人格は申し上げるまでもなく、豊富な経験によって人権に対する高い見識を培われ、広く社会の実情にも通じておられますので、本市の人権擁護委員として適任であると確信し、ここに御提案申し上げたものでございます。
　何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○安川哲生議長　以上で説明は終わりました。
　本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
　お諮りいたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第３項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
　本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　まず、第46号議案農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
　この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
　次に、第47号議案公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
　この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
　次に、第48号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
　本件につきましては、候補者２名を一括して採決いたします。
　この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
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○安川哲生議長　次に、日程第５、委員会提出第５号議案地方たばこ税を分煙環境整備に活用できる制度の整備を求める意見書の提出についてを議題といたします。
　この際、事務局長に議案を朗読させます。
○森野啓二事務局長〔委第５号議案朗読〕
○安川哲生議長　お諮りいたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第３項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　御異議ないものと認め、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。
　本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第２項の規定により、委員会への付託を省略いたします。
　本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　委員会提出第５号議案地方たばこ税を分煙環境整備に活用できる制度の整備を求める意見書の提出についてを採決いたします。
　この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
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○安川哲生議長　次に、日程第６、委員会提出第６号議案及び委員会提出第７号議案の議案２件を一括して議題といたします。
　お諮りいたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第３項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　御異議ないものと認め、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。
　本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第２項の規定により、委員会への付託を省略いたします。
　本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　まず、委員会提出第６号議案大洲市議会会議規則の一部改正についてを採決いたします。
　この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
　次に、委員会提出第７号議案大洲市議会委員会条例の一部改正についてを採決いたします。
　この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○安川哲生議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○安川哲生議長　次に、日程第７、議選第10号選挙管理委員及び補充員の選挙についてを議題とし、これより選挙を行います。
　お諮りいたします。
　選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第２項の規定により指名推選とし、議長が指名することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　御異議がありますので、選挙の方法は投票で行うことにいたします。
　まず、選挙管理委員の選挙を行います。
　議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○安川哲生議長　ただいまの出席議員は21名であります。
　投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○安川哲生議長　投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
　投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○安川哲生議長　異状ないものと認めます。
　念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○安川哲生議長　投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　投票漏れはないものと認めます。
　投票を終了いたします。
　議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○安川哲生議長　開票の前に申し上げておきます。投票総数が出席議員より少ない場合は、不足分については棄権したものとみなします。投票総数が出席議員より多い場合、超過分がこの選挙の結果に異同を及ぼさないときは本選挙を有効といたします。また、超過分が選挙の結果に異同を及ぼすときは無効とし、再投票を行います。
　これより開票を行います。
　会議規則第31条第２項の規定により、立会人に松德憲二議員、武田典久議員、児玉康比古議員を指名いたします。
　立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開　　票〕
○安川哲生議長　投票の結果を報告いたします。
　投票総数　21票
　これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
　そのうち
　有効投票　21票
　無効投票　０票
　有効投票21票のうち
　　池田正次さん　７票
　　髙屋君廣さん　６票
　　櫻田和明さん　４票
　　松本　明さん　４票
　以上のとおりであります。
　この選挙の法定得票数は２票であります。したがって、池田正次さん、髙屋君廣さん、櫻田和明さん、松本明さん、以上の方が選挙管理委員に当選されました。
　次に、補充員の選挙を行います。
　議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○安川哲生議長　ただいまの出席議員は21名であります。
　投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○安川哲生議長　投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
　投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○安川哲生議長　異状ないものと認めます。
　念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○安川哲生議長　投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生議長　投票漏れはないものと認めます。
　投票を終了いたします。
　議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○安川哲生議長　開票の前に申し上げておきます。投票総数が出席議員より少ない場合は、不足分については棄権したものとみなします。投票総数が出席議員より多い場合、超過分がこの選挙の結果に異同を及ぼさないときは本選挙を有効といたします。また、超過分が選挙の結果に異同を及ぼすときは無効とし、再投票を行います。
　これより開票を行います。
　会議規則第31条第２項の規定により、立会人に松德憲二議員、武田典久議員、児玉康比古議員を指名いたします。
　立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開　　票〕
○安川哲生議長　投票の結果を報告いたします。
　投票総数　21票
　これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
　そのうち
　有効投票　20票
　無効投票　１票
　有効投票20票のうち
　　城戸　秀光さん　７票
　　別宮　康夫さん　６票
　　中野富士雄さん　４票
　　土居　　敏さん　３票
　以上のとおりであります。
　この選挙の法定得票数は２票であります。したがって、城戸秀光さん、別宮康夫さん、中野富士雄さん、土居敏さん、以上の方が補充員に当選されました。
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○安川哲生議長　以上で本日の日程を終了いたしましたので、会議を閉じます。
　市長より閉会の挨拶があります。
○二宮隆久市長　議長
○安川哲生議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
　今定例会は、去る３月２日の招集以来17日間にわたりまして慎重に御審議を賜り、御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案のとおり御議決を賜りました。心から厚く御礼申し上げます。
　審議の過程で頂戴いたしました御指摘、御意見等につきましては真摯に受け止め、今後の市政運営に当たり、できる限り反映すべく努力してまいります。
　また、よりよい大洲市の未来を創造していくために、市政課題に係る方針や政策決定の過程につきましては、市民の皆様並びに議員各位に分かりやすく丁寧に説明を行うことで、市民の皆様と力を合わせた協働のまちづくりに取り組んでまいります。
　さて、桜の開花が始まりました。例年であれば観光客も増加し、新学期や年度替わりに伴う様々な行事により、市内の経済活動も活気が出てくるシーズンでありますが、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を講じなければならない状況下にございます。
　そのため、３月７日に開催予定でありました大洲市消防出初式もやむを得ず中止といたしましたが、このたび大洲市消防団は、日本消防協会が行う機関表彰で最高位に位置づけられる特別表彰まといを受賞いたしました。
　このまといは、全国の消防団のうち毎年特に著しい功績が認められた10団体のみに授与される最高の栄誉でございます。大洲市消防団の設立以降、先輩方や現役の消防団員の皆様が営々と積み重ねてこられた御努力が高く評価されたものであり、深甚なる敬意を表し、心からお喜びを申し上げます。
　今後も大洲市消防団の輝かしい歴史を誇りに、強い使命感と団結力で地域の安全・安心のために一層御活躍されることを期待しております。
　また、３月４日にオンラインで開催された全国青年農業者会議2020において、大洲市青年農業者協議会が優秀クラブ表彰の第１位となる農林水産大臣賞を受賞されました。
　これは、大洲市青年農業者協議会の皆様による、親子米作り体験や野菜の植付け体験など、食農教育を通じた地域との交流活動や地元農産物のＰＲ、加工品開発、さらには西日本豪雨からの復旧・支援活動などの取組が高く評価されたものでございます。
　最近では、コロナ禍の影響により活動が制限されたことから、野菜を買うときに生産者の顔が浮かぶように、「アグルビト」というフリーペーパーを創刊して、ＳＮＳでも情報発信に取り組んでおられます。
　大洲市青年農業者協議会の皆様の今後ますますの御活躍を祈念いたしますとともに、市民の皆様には、農産物を買われる際には大洲のおいしいお野菜などを御購入いただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。
　いよいよ来月から新年度が始まり、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種も本格化してまいります。一日も早くコロナ禍が終息し、平穏な日常生活を取戻し、疲弊した地域経済の再生が図られるよう、大洲市としても感染症対策と並行して適切な経済対策を講じてまいる所存であります。
　新しい年度を迎えるに当たり、うれしいニュースもございます。
　大洲市出身で宝塚歌劇団雪組の彩風咲奈さんが、４月12日にトップスターに就任されます。全国から俊英が集う宝塚で、トップスターへの階段を歩まれた彩風咲奈さんは、郷土の誇りであり、市民の皆様とともに高らかなエールを送りたいと思います。彩風咲奈さんのこれまでの御努力に敬意を表し、今後ますますの御活躍を御期待申し上げます。
　なお、６月には松山市内において凱旋公演が予定されております。ぜひ多くの皆様に御観覧いただきたいと思っております。
　最後に、議員各位におかれましては、今後とも御自愛の上、新年度に向け、ますます御活躍されますよう御祈念申し上げまして、今定例会閉会の挨拶といたします。
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○安川哲生議長　これをもちまして令和３年大洲市議会第１回定例会を閉会いたします。
午後５時00分　閉　会
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