令和２年５月８日

令和２年大洲市議会第２回臨時会会議録　第１号

令和２年５月８日（金曜日）
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出席議員
　　　　１番　　松　德　　憲　二
　　　　２番　　武　田　　典　久
　　　　３番　　弓　達　　秀　樹
　　　　４番　　新　山　　勝　久
　　　　５番　　村　上　　松　平
　　　　６番　　東　　　　久　延
　　　　７番　　児　玉　　康比古
　　　　８番　　宇都宮　　宗　康
　　　　９番　　大　野　　立　志
　　　１０番　　安　川　　哲　生
　　　１１番　　山　本　　光　明
　　　１２番　　福　積　　章　男
　　　１３番　　中　野　　寛　之
　　　１４番　　二　宮　　　　淳
　　　１５番　　桝　田　　和　美
　　　１６番　　村　上　　常　雄
　　　１７番　　押　田　　憲　一
　　　１８番　　後　藤　　武　薫
　　　１９番　　宮　本　　増　憲
　　　２０番　　梅　木　　加津子
　　　２１番　　田　中　　堅太郎
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欠席議員
　　　な　　　し
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出席理事者
　　市　　　　　長　　　　　二　宮　　隆　久
　　副　　市　　長　　　　　松　田　　　　眞
　総務企画部
　　部　　　　　長　　　　　栗　田　　浩　治
　　会計管理者兼会計課長　　武　知　　省　吾
　　総　務　課　長　　　　　上　野　　康　広
　　総務課長補佐　　　　　　檜　田　　　　剛
　　総務課行政係担当係長　　片　岡　　　　昇
　　財政契約課長　　　　　　楠　野　　　　修
　　財政契約課長補佐　　　　田　中　　　　純
　　企画情報課長　　　　　　久　保　　明　敬
防災安全部
　　部　　　　　長　　　　　丸　山　　幸　宏
市民福祉部
　　部　　　　　長　　　　　藤　田　　　　修
　商工観光部
　　部　　　　　長　　　　　武　田　　康　秀
　農林水産部
　　部　　　　　長　　　　　木　藤　　幸　治
　建　設　部
　　部　　　　　長　　　　　谷　川　　　　剛
　肱川地域復興支援担当
　　部　　　　　長　　　　　篠　原　　雅　人
　長浜支所
　　支　　所　　長　　　　　久　保　　嘉　範
　河辺支所
　　支　　所　　長　　　　　藤　田　　豊　寿
　農業委員会
　　事　務　局　長　　　　　吉　岡　　　　一
　教育委員会
　　教　　育　　長　　　　　東　山　　　　宏
　　教　育　部　長　　　　　井　上　　　　徹
　大洲病院
　　事　　務　　長　　　　　矢　野　　文　康
　監　　　査
　　委　　　　　員　　　　　神　元　　　　崇
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出席事務局職員
　　事　務　局　長　　　　　森　野　　啓　二
　　次　　　　　長　　　　　福　住　　重　雄
　　専門員兼議事係長　　　　森　　　　泰　範
　　主　　　　　査　　　　　米　澤　　忠　彦
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議事日程
令和２年５月８日　午後３時　開　会
日程第１
会議録署名議員の指名
　日程第２
会期の決定
　日程第３
第51号議案　令和２年度大洲市一般会計補正予算（第２号）
第52号議案　専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについて
（提案理由説明、質疑、討論、表決）
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本日の会議に付した事件
　日程第１　会議録署名議員の指名
　日程第２　会期の決定
日程第３　第51号議案、第52号議案
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午後３時15分　開　会
○山本光明議長　ただいまから令和２年大洲市議会第２回臨時会を開会いたします。
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○山本光明議長　市長より議会招集の挨拶があります。
○二宮隆久市長　議長
○山本光明議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
　本日は、令和２年第２回臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かと御多用の中御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。また、市民の皆様並びに議員各位におかれましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向け、小・中学校の休業、公共施設の閉館、外出の自粛要請など、多くの御負担をおかけしている中で、さまざまな御協力を賜っておりますことに深く感謝を申し上げます。
　初めに、４月に大洲市職員が酒気帯び運転により検挙されたことについて申し上げます。
　社会全体で飲酒運転の撲滅運動を展開している中で、より高い規律が求められ、市民の模範となるべき公務員が酒気帯び運転を行ったことは言語道断であり、市政に対する市民の信頼を失墜させる不祥事が発生しましたことに心からおわびを申し上げます。今回の件を受けて、新たに大洲市職員飲酒運転撲滅のための行動指針を定め、職員全員に対し飲酒運転撲滅の誓いを宣誓させるとともに、公務員としての心構えを再認識させ、飲酒運転の撲滅に向けた行動を実践するよう徹底することで、今後職員一丸となって市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。
　さて、先月７日に新型インフルエンザ等特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令され、本市におきましても３月２日から任意で設置しておりました大洲市新型コロナウイルス感染症対策本部を特別措置法に基づく対策本部に切りかえ、国、愛媛県、県内市町と一体となって各種対策に取り組んでいるところでございます。
　市民の皆様方の御努力と御協力のおかげにより、市内での感染者は発生しておらず、何とか踏みとどまっている状況にあると認識しておりますが、ワクチンや治療薬が確立されていない状況を鑑みますと、終息するまでには長い期間を要するものと考えております。
　大洲市としてもあらゆる対策を講じていく所存でございますが、何より感染拡大を防止するためには、市民の皆様の御協力が不可欠でございます。午前中の中村愛媛県知事の記者会見にありましたように、これからは感染第二波への対処戦略が重要となってまいります。うつらないように自己防衛、うつさないように周りに配慮、県外への外出自粛と３密回避、この３項目を強く意識して、密閉空間、密集場所、密接場面など感染発生リスクの高い状況をできるだけ回避した行動をとり、引き続き手洗いやせきエチケットの励行、バランスのよい食事や睡眠、休養を十分とることなど、基本的な感染症対策に努めていただきますようお願い申し上げます。
　また、感染された方やその御家族、関係者の皆さんがつらい思いをすることがあってはなりません。感染された方が悪いのではなく、私たちが闘っている相手はウイルスでございます。そして、今も誰が感染してもおかしくない状況にあることにはかわりありません。仮に地域で感染者が発生したとしても、決して誹謗中傷するようなことは行わず、地域社会や人の輪から遠ざけるような振る舞いを行わないようにお願いいたします。
　さて、本議会におきましては、特別定額給付金事業等の予算を盛り込んだ令和２年度一般会計補正予算案など、当面する市政の諸案件について御提案申し上げているところでございます。それぞれの議案内容につきましては、後ほど提案理由の中で御説明いたしますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げまして、臨時会招集の挨拶といたします。
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○山本光明議長　これより本日の会議を開きます。
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○山本光明議長　市長より第51号議案及び第52号議案の議案２件の提出がありましたので、報告いたします。
　本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○山本光明議長　まず、日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　本日の会議録署名議員に９番大野立志議員、10番安川哲生議員を指名いたします。
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○山本光明議長　次に、日程第２、会期の決定を議題といたします。
　お諮りいたします。
　この臨時会の会期は、本日１日としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、会期は本日１日とすることに決定いたしました。
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○山本光明議長　次に、日程第３、第51号議案及び第52号議案の議案２件を一括して議題といたします。
　提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長　議長
○山本光明議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　それでは、ただいまより今臨時会に提案をいたしております令和２年度一般会計補正予算案及び専決処分した事件の報告並びに承認を求めることにつきまして御審議をお願いするに当たり、その概要を申し述べ、議員各位を初め市民の皆様方に一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。
　初めに、一般会計補正予算案（第２号）について御説明申し上げます。
　補正額は43億5,897万円の追加であります。これにより、本年度の予算総額は346億2,897万円となり、前年度当初予算と比較いたしますと21.0％の増となるものであります。
　今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症への経済対策によるものでございます。
　まず、特別定額給付金給付事業について申し上げます。
　令和２年４月20日に閣議決定された新型コロナウイルス感染症緊急経済対策においては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言の下、生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛し、人と人との接触を最大限削減する必要がある。医療現場を初めとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならないとして家計への支援を行う対策が盛り込まれ、４月30日に国の予算が成立いたしました。この事業は、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うため、一律に１人当たり10万円の給付を行うものであり、市町村には可能な限り迅速な給付開始を目指すことが求められております。
　本市におきましても、今回、給付金及び事務処理に要する経費を予算に計上するとともに、一日でも早く市民の皆様へ給付金を届けることができるよう準備を進めているところでございます。なお、１回目の口座振り込みは、オンライン申請分が５月14日、郵送申請分が５月19日を見込んでおり、その後申請内容の確認ができたものから順次振り込みをする予定としております。可能な限り早期に振り込めるよう対応してまいりますので、御理解をいただきますようお願い申し上げます。
　次に、子育て世帯臨時特別給付金給付事業について申し上げます。
　この事業につきましても、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策により、子育て世帯に関しては本則給付の児童手当を受給する世帯に対し、その対象児童１人当たり１万円を上乗せする臨時特別の給付金を支給するとされた事業であり、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯の生活を支援する取り組みの一つとして給付金を支給するものでございます。この給付金の受け取りには、特段の申請手続は不要でありますが、受け取りを希望されない場合には申出書を提出していただく必要があることから、受給者に対して給付する旨の通知を送付することといたしております。なお、この給付金の口座への振り込みは、６月10日を目途に準備を進めてまいります。
　次に、新型コロナウイルス感染症対策事業は、大洲市独自の経済対策として緊急性を要する事業について予算計上したものでございます。
　本市におきましても、不特定多数の人が同じ場所での飲食を避けなければならない状況の中、特に店内での飲食提供サービスを主体とする店舗では収益が激減し、経営存続が困難な状況となっております。そのため、３密を回避しながら収入減少の打開策として、テークアウトやデリバリー、新型コロナウイルス感染症鎮静化後の食事、ドリンク予約などの利用促進により、事業者の皆様を支援するために、商工会議所及び商工会が連携して実施する事業に必要となる経費に対し補助を行うものでございます。
　以上が一般会計補正予算案の歳出に関するものであります。
　次に、第52号議案専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについてを御説明申し上げます。
　専決第３号令和２年度大洲市一般会計補正予算（第１号）は、新型コロナウイルス感染症に係る支援対策として、事業者に対して愛媛県が実施しております低金利融資制度に連動した追加支援を行うため、借り入れから３年間、実質無利子の形で当該融資が利用できるよう新たに市単独の利子補給制度を創設し、総額２億円を債務負担行為として予算に定めたものであります。
　専決第４号大洲市税条例等の一部改正及び専決第５号大洲市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、いずれも地方税法等の一部改正に伴い、条例の所要の改正を行うため、３月31日付で専決処分し、４月１日から施行したものであります。
　以上、専決処分いたしました３件につきまして御報告申し上げ、承認をお願いするものでございます。
　何とぞよろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○山本光明議長　以上で説明は終わりました。
　これより議案に対する質疑を行います。
　この際申し上げます。今後の発言時間は、申し合わせのとおり１人当たり15分以内と制限いたします。
　発言の通告がありますので、武田典久議員の発言を許します。
○２番武田典久議員　議長
○山本光明議長　武田典久議員
〔２番　武田典久議員　登壇〕
○２番武田典久議員　肱風会所属の武田典久です。
　通告に従いまして質問をさせていただきます。
　補正予算に上程されている飲食等応援チケット事業補助金についてお伺いします。
　コロナウイルス感染症拡大を受け、大打撃を受けている市内の飲食店の多くは、小規模な事業者が多く、まさに生活と経営が直結しており、そういった方々をサポートする目的で本事業を急遽準備いただいたことにまずもって感謝申し上げたいと思います。
　まず、事業の規模についてお伺いします。
　一事業当たり10万円の補助では、この危機を乗り越えるには不十分だと考えます。ぜひ増額もしくは追加として第２段、第３段を考えていただきたいと思いますが、御所見をお伺いします。
　次に、対象を飲食店以外に広げるお考えがないかお伺いします。
　美容室を初めとしたサービス業への影響も多大であると聞いております。公平性の観点からも、飲食店以外の影響を受けている市内業者への市独自の補助についての必要性、方向性についてお伺いします。
　次に、当該チケットは、チケット購入後の後日に利用することも想定されているとのことです。足元の売り上げが落ちている中でも、大々的に来店を呼びかけることもできない事業者さんからすると大変ありがたい制度だと思いますが、一方で需要の先食いをしているだけという側面もあると思います。そのことについて、どのようにお考えかお伺いします。また、万が一チケットを買ったお店が閉店してしまった場合、そのときの対応についてお考えがあればお伺いします。
○山本光明議長　これより答弁を求めます。
○武田康秀商工観光部長　議長
○山本光明議長　武田商工観光部長
〔武田康秀商工観光部長　登壇〕
○武田康秀商工観光部長　それでは、私のほうからただいまの御質問に対して答弁をしてまいりたいと思います。
　まず、この事業の規模の問題でございます。第２段、第３段を考えているのかということでございますが、現行としてはこの事業は市長も説明しましたように、まず飲食そういったものが一番顕著な影響を受けているということで、これは４月27日に会議所さんのほうから市長宛てにも要望書が出たんですけれども、その中でも特に強く求められておりました。そういった事業者が今特にデリバリーとかテークアウト、そういったふうに新しく挑戦して頑張ろうとしているから、何とかそれを手助けしてくれないかというような内容だったんですけれども、我々としては、そこを１歩広げてということで。と申しますのが、先ほど議員さん方には資料でお渡ししましたが、４月末の緊急的なアンケート調査の中で、飲食の方は４月の売り上げの実績見込み、昨対で50％、あるいはそれ以上という方、減ったというか減るという方が８割を超えているという現況でございましたので、まずは第一番はそこに貸そうということで、こういう設計をさせていただきました。
　当然ながら、今後この経済活動の沈滞というのはどこまで引っ張られるかというのは、しっかり見きわめながら、特に国、県がカバーされるところというのを重ねてやるというよりも、むしろすき間になる事業をやっぱり我々としては考えていかなきゃいけないと思っております。こういった形に固執しましたのは、給付金を単に出すというスタイルは個別の支援ということで、確かにつなぎとしてはいいのかもしれないですけれども、地域として経済を見る目でやるべきことは、やはり事業者の方とそれから経済活動を束ねておられる組織団体の皆さん、そして行政と消費者とがこういったときにどうつながってどう切り抜けていくかというところを将来にわたっての知見として残していきたいという思いがありまして、これを会議所さんがしっかりやりたいということで手を挙げてくださいましたので我々も思い切りました。ですから、今後これは業況を見ながら、議員さんがおっしゃいましたように、厳しい業種はほかにも出てまいると思います。写真なんかも全部、いわゆる結婚式がなくなってどんどん厳しくなってるという声も聞きますし、おっしゃられるように直接接触せざるを得ない職種、接待でありますとか針きゅうでありますとか美容、理容、そういったものも少なからずかなり影響が出てきているということは、我々はいろんな金融機関との意見交換でも確認はさせていただいておりますので、このチケット事業は、弾力的に運用することでそういったものにも波及することが確実であるということが、この第１回目の事業ではっきりすれば、こういった事業を第２段、第３段と打っていくことも考えなければならないと思いますし、この事業の形態では救えない事業主さんがもしたくさん出るようであれば、違ったものを検討しなきゃいけないと思っております。ここのところは、今後６月補正でも幾つか考えておる事業がございますので、そういったところとあわせながら今後議会の皆さんにもお示しをして、しかるべき御判断をいただきたいというふうに思っております。
　それから、これはおっしゃるとおり需要の先食いをするような内容、食品の予約について、このチケットをお買い求めいただくとか、今までに経験がないやり方を我々も提案はしております。これは本当に性善説に基づいてやらせていただきますので、ただ会議所の会員さんあるいは入会予定の皆さんということで、わざと詐欺的にやる方はそこで１つ阻止できるんじゃないかと思っておりまして、やむを得ない事情で先ほど言われたような最悪のパターンが出る場合もひょっとしたらあるかもしれません。それはリスクとして当然我々も考えなければいけませんが、少なくとも今の段階では、いわゆるお店と消費者の方の信頼関係の中でこのチケットを上手に使っていただくというのを第一にしております。プラスアルファ、例えばテークアウトなどで今まで出会えなかった店に出会う。こんなお店があったんだと。じゃあ、環境がよくなったら、ぜひテークアウトではなくて、こういったお店にも家族で行ってみようというような新しい需要喚起というものにも若干つながる部分もあろうかということで、これを展開させていただきますので。そういったところは、お酌み取りいただきながら御理解をいただければというふうに思います。
　御質問いただいた内容については、そういうことでお答えできたかと思います。ほかにもいろいろと御意見はあろうと思いますけれども、いろいろな御意見を聞きながら進めてまいりたいと思いますので、どうぞ御理解のほどよろしくお願いいたします。
　以上、答弁といたします。
○山本光明議長　以上で質疑を終結いたします。
　お諮りいたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第３項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
　これより討論を行います。
　発言の通告がありますので、梅木加津子議員の発言を許します。
○20番梅木加津子議員　議長
○山本光明議長　梅木加津子議員
〔20番　梅木加津子議員　登壇〕
○20番梅木加津子議員　議案第51号に対する賛成討論を行います。
　大洲市一般会計補正予算です。これには、新型コロナウイルス感染症に対する対策として補助金が設けられています。
　安倍晋三政権が新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を全国で31日まで延長することを決めました。医療体制を逼迫させる感染状況が続き、当初期限の６日に解除できないとの判断です。４月７日に７都道府県を対象に延長を決めた政府対策本部の基本的対処方針は、新規の感染者数は減少傾向に転じているとしつつ、引き続き医療提供体制が逼迫している地域があり、再度感染症が拡大すれば、さらなる負荷が生じるとしました。現在確認されている感染者数は氷山の一角という指摘も出ています。ＰＣＲ検査数が圧倒的に少ないため、実態が正確に把握ができていないのです。感染時は、どんな状況にあるのか全体をつかまなければ、緊急事態宣言の継続や解除の基準は明確に示せません。各地で医師会などが取り組んでいるＰＣＲ検査センター設置を後押しするための予算措置をしっかり行うなどの検査の大幅拡充に踏み出すときです。
　宣言延長による経済への打撃ははかり知れません。コロナ感染症拡大以降の経済活動の制限で、既に倒産、廃業の危険に直面している中小事業者が相次いでいます。何とか持ちこたえてきた事業者も、さらなる１カ月の営業自粛となれば、まさに死活問題です。国は今こそ外出自粛は休業補償と一体でという切実な声に応えるべきです。そうした中で、本市が昨年災害に遭った中で大きな負担が起こっていますが、市内事業者向けにこうした厳しい中でも本予算を計上いたしました。市内事業者の皆さんの支援になる一方策だとは思います。一層の充実も求められていると思いますが、本予算に賛成するものです。
　次に、専決第５号、第52号議案には３つの専決処分の内容が書かれていますが、専決第５号について反対討論を行います。
　国民健康保険税条例の一部改正です。
　本条例改正では、最高限度額の引き上げが予定され、1,000万円の収入を超す方への負担が毎年毎年引き上げられています。今回96万円から99万円に引き上げられますが、こうした状況で生活は一層大変になり、市民の負担増につながるものです。
　こうした立場から、専決第５号について承認できないという立場を表明します。
○山本光明議長　以上で討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　まず、第51号議案令和２年度大洲市一般会計補正予算（第２号）を採決いたします。
　この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○山本光明議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
　次に、第52号議案専決処分した事件の報告並びに承認を求めることについてを採決いたします。
　この議案を承認することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○山本光明議長　起立多数であります。したがってただいまの議案は承認されました。
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○山本光明議長　以上で本日の日程を終了いたしましたので、会議を閉じます。
　市長より閉会の挨拶があります。
○二宮隆久市長　議長
○山本光明議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
　今臨時会に御提案申し上げました案件につきましては、いずれも原案のとおり御議決を賜りましたこと、心から厚く御礼申し上げます。
　去る５月４日に、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の期間が５月31日まで延長されました。
　このたびの新型コロナウイルス感染症対策は、長期間に及ぶことは避けられず、今後は感染拡大を予防しながら新型コロナウイルス感染症とともに生きていくために、社会生活のあり方を見直し、新しい生活様式を身につけ、社会経済活動との両立を図っていくことが求められてまいります。
　その中においても、第一に市民の命を守る、そのためには医療崩壊を起こさないように一人一人が考えながら行動していくことが必要でございます。
　３つの密を避けるために、換気を行う、人と接するときには距離をとる、密集するような集団をつくらない。このような３密を避ける意識を持って、手洗いやマスクの着用など基本的な感染症対策を継続し、その中で知恵と工夫とを凝らしながら日常生活を取り戻していかないかなければなりません。
　さらに、新型コロナウイルスは、感染しても発症しない方や発熱などの症状が出る前においても他人に感染させるおそれがあります。自分は症状が出ていないから大丈夫という過信により、感染を広げることがないように周りに配慮する。今こそ相手を思いやる気持ちを持つことが何より大切だと考えております。
　本市におきましても、引き続き国や愛媛県、近隣自治体や関係機関と連携して、感染症対策、生活支援、経済対策に迅速に取り組んでまいります。議員各位におかれましても、感染拡大防止と早期終息に向け御協力を賜りますよう切にお願い申し上げ、臨時会閉会の挨拶といたします。
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○山本光明議長　これをもちまして令和２年大洲市議会第２回臨時会を閉会いたします。
午後３時48分　閉　会
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