令和元年９月１８日

令和元年大洲市議会第３回定例会会議録　第４号

令和元年９月18日（水曜日）
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出席議員
　　　　１番　　松　德　　憲　二
　　　　２番　　武　田　　典　久
　　　　３番　　弓　達　　秀　樹
　　　　４番　　新　山　　勝　久
　　　　５番　　村　上　　松　平
　　　　６番　　東　　　　久　延
　　　　７番　　児　玉　　康比古
　　　　８番　　宇都宮　　宗　康
　　　　９番　　大　野　　立　志
　　　１０番　　安　川　　哲　生
　　　１１番　　山　本　　光　明
　　　１２番　　福　積　　章　男
　　　１３番　　中　野　　寛　之
　　　１４番　　二　宮　　　　淳
　　　１５番　　桝　田　　和　美
　　　１６番　　村　上　　常　雄
　　　１７番　　押　田　　憲　一
　　　１８番　　後　藤　　武　薫
　　　１９番　　宮　本　　増　憲
　　　２０番　　梅　木　　加津子
　　　２１番　　田　中　　堅太郎
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欠席議員
　　　な　　　し
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出席理事者
　　市　　　　　長　　　　　二　宮　　隆　久
　　副　　市　　長　　　　　松　田　　　　眞
　総務企画部
　　部　　　　　長　　　　　栗　田　　浩　治
　　会計管理者兼会計課長　　森　田　　比登志
　　総　務　課　長　　　　　武　知　　省　吾
　　総務課長補佐　　　　　　檜　田　　　　剛
　　総務課行政係担当係長　　片　岡　　　　昇
　　財政契約課長　　　　　　楠　野　　　　修
　　財政契約課長補佐　　　　田　中　　　　純
　　企画情報課長　　　　　　久　保　　明　敬
防災安全部
　　部　　　　　長　　　　　曽　根　　恭　輔
市民福祉部
　　部　　　　　長　　　　　藤　田　　　　修
　商工観光部
　　部　　　　　長　　　　　武　田　　康　秀
　農林水産部
　　部　　　　　長　　　　　木　藤　　幸　治
　建　設　部
　　部　　　　　長　　　　　谷　川　　　　剛
　肱川地域復興支援担当
　　部　　　　　長　　　　　篠　原　　雅　人
　長浜支所
　　支　　所　　長　　　　　森　野　　啓　二
　河辺支所
　　支　　所　　長　　　　　藤　田　　豊　寿
　農業委員会
　　事　務　局　長　　　　　吉　岡　　　　一
　教育委員会
　　教　　育　　長　　　　　東　山　　　　宏
　　教　育　部　長　　　　　井　上　　　　徹
　大洲病院
　　事　　務　　長　　　　　矢　野　　文　康
　監　　　査
　　委　　　　　員　　　　　増　井　　周　史
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出席事務局職員
　　事　務　局　長　　　　　德　永　　善　彦
　　次　　　　　長　　　　　福　住　　重　雄
　　専門員兼議事係長　　　　竹　田　　　　彰
　　書　　　　　記　　　　　米　澤　　忠　彦
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議事日程
令和元年９月18日　午後２時　開　議
日程第１
会議録署名議員の指名
　日程第２
第63号議案　令和元年度大洲市一般会計補正予算（第２号）
第64号議案　令和元年度大洲市国民健康保険特別会計補正予算（第２号）
第65号議案　令和元年度大洲市介護保険特別会計補正予算（第２号）
第66号議案　大洲市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について
第67号議案　地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について
第68号議案　大洲市職員の給与に関する条例等の一部改正について
第69号議案　大洲市税条例等の一部改正について
第70号議案　大洲市印鑑条例の一部改正について
第71号議案　大洲市集会所条例の一部改正について
第72号議案　大洲市職員の旅費に関する条例の一部改正について
第73号議案　大洲市立幼稚園条例の一部改正について
第74号議案　大洲市社会教育集会所条例の一部改正について
第75号議案　大洲市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について
第76号議案　大洲市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
第77号議案　大洲市立保育所条例の一部改正について
第78号議案　大洲市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について
第79号議案　大洲市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
第80号議案　大洲市上水道使用条例の一部改正について
第81号議案　大洲市消防団条例の一部改正について
第84号議案　大和公民館移転改築工事の内建築工事の請負契約の締結について
（各委員長報告、質疑、討論、表決）
日程第３
第85号議案　人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
　　（提案理由説明、質疑、討論、表決）
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本日の会議に付した事件
　日程第１　会議録署名議員の指名
　日程第２　第63号議案～第81号議案、第84号議案
　日程第３　第85号議案
　日程追加　議長の辞職について
　日程追加　議長の選挙について
　日程追加　会議録署名議員の追加指名
　日程追加　副議長の辞職について
　日程追加　副議長の選挙について
　日程追加　八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙について
　日程追加　第86号議案
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午後２時00分　開　議
○押田憲一議長　これより本日の会議を開きます。
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○押田憲一議長　市長より第85号議案の提出がありましたので、報告いたします。
　なお、市長より提出がありました報告第８号から報告第14号までの報告７件につきましては本日受理し、お手元に配付してあるとおりでありますから御了承願います。
　この際、９月10日に設置されました決算特別委員会の正副委員長の互選結果について御報告申し上げます。
　委員長に村上常雄議員、副委員長に児玉康比古議員が互選されました。
　本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○押田憲一議長　まず、日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　本日の会議録署名議員に、10番安川哲生議員、11番山本光明議員を指名いたします。
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○押田憲一議長　次に、日程第２、第63号議案から第81号議案及び第84号議案の議案20件を一括して議題といたします。
　本件につきましては、９月10日の本会議において、それぞれ所管する委員会に付託された議案であります。
　委員会における審査の経過及び結果について各委員長の報告を求めます。
　まず、総務企画委員長の報告を求めます。
○10番安川哲生議員　議長
○押田憲一議長　安川哲生議員
〔10番　安川哲生議員　登壇〕
○安川哲生総務企画委員長　それでは、ただいまから総務企画委員会の御報告を申し上げます。
　当委員会は、去る９月11日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和元年度一般会計補正予算を初めとした議案８件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
　それでは、審査の過程で特に議論されました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
　初めに、大洲市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例制定について申し上げます。
　この条例は、非常勤職員等の適正な任用の確保等を目的とした地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、来年４月から新制度としてスタートする会計年度任用職員の給与等の支給に関し必要な事項を定めるため、新たに制定しようとするものであります。
　このことについて委員より、現在の臨時、嘱託職員の雇用に係る賃金体系は、月額、日額、時間額の３区分設けられているが、会計年度任用職員制度が導入されるに当たり、現在の臨時職員等の現状と新制度での任用見込み数及び賃金体系はどうなるのかとただしたところ、理事者から、現在、月額支給のフルタイム嘱託職員が243人、日額支給のフルタイム臨時職員が80人、時間額支給のパートタイム臨時、嘱託職員が66人の計389人を任用している。また、新制度移行後の任用形態は、フルタイムとパートタイムの２区分となり、フルタイム職員が310人、パートタイム職員が60人の計370人程度を見込んでいる。なお、給料については任用者全てが基本月額支給になるとの答弁がありました。
　また、別の委員より、現在の臨時職員等を引き続き同じ職に会計年度任用職員として任用した場合において、給料月額が現在の賃金月額に達しないときの対応方法についてただしたところ、理事者から、この条例では経過措置として、令和５年３月までの３年間は、その差額を給料として支給することを定めていることから、現在の金額は保障されるとの答弁がありました。
　次に、一般会計補正予算（第２号）の企画費のうち、ふるさと納税関係経費について申し上げます。
　ふるさと納税につきましては、ことし４月から６月までの寄附実績を前年度と比較したところ、寄附額は約4.9倍に当たる1,059万500円の大幅な増となっていることから、今回７月から３月までの寄附見込み額算出による追加経費が計上されたものであります。
　このことについて委員より、今回の補正額とふるさと納税業務委託との関連性についてただしたところ、理事者から、今回報償費と手数料を計上しているが、報償費については寄附者への返礼品等に要する経費である。
　また、手数料については、インターネットでの納付受け付け業務を行う事業者やインターネットからの支払いを管理する事業者、さらに返礼品の開発やふるさと納税のＰＲ等を行う事業者の３事業者に支出するものであるとの答弁がありました。
　さらに、委員より、ふるさと納税件数の増加要因についてただしたところ、昨年度の災害復興支援やＰＲ方法等を変更したことなども考えられるが、事業者の対応状況などさまざまな要因を含めて、今後検証していきたいとの答弁がありました。
　そこで委員より、ふるさと納税は、寄附の際に御指定いただく目的に沿った事業を展開するものである。市民の皆様にとって魅力あるふるさととなれるよう、今後においてもふるさと納税を有効に活用してほしいとの意見が出されたのであります。
　最後に、一般会計補正予算（第２号）の防災費のうち、災害情報多重化事業費補助金について申し上げます。
　この補助金は、昨年の７月豪雨を踏まえた的確な避難行動のため、洪水時の切迫した映像や河川情報などの災害情報を地域に密着したケーブルテレビを利用して、住民に届けることを目的とした、国土交通省による地域防災コラボチャンネルプロジェクトに参加する市内事業者へ必要な設備改修費用に対する補助金を交付するものであります。
　今回の補正予算については、このプロジェクトに、株式会社ケーブルネットワーク西瀬戸が参加することになったことから計上されたものであります。
　このことについて委員より、設備改修費用に対し、市から補助金を交付する必要性はあるのかとただしたところ、理事者から、このプロジェクトは、７月豪雨災害を受けた当市の重要課題の一つである情報提供多重化対策を行えることから公共性が高いものであるとの答弁がありました。
　また、委員より、設備改修の具体的な内容及び国からの財政支援の有無についてただしたところ、理事者から、設備改修内容は、国土交通省から同社、そしてケーブルテレビ加入者へと映像や情報を配信するために必要なケーブル工事や機器購入などであり、国からの財政支援はない。なお、補助する割合については、現在のケーブルテレビ加入エリアの世帯数が市内全世帯の約５割という状況であることから、同様の５割分を補助するものであるとの答弁がありました。
　さらに、別の委員より、今回の補助目的が災害時の情報提供多重化対策としながらも、市内のケーブルテレビ加入エリアが大洲、長浜両地域の一部に限られていることから、ダム直下など、肱川沿いの住民が映像や情報を見られるようエリア拡大をお願いしたいと意見を出したところ、理事者から、御指摘のような課題があり、エリア拡大について、今後も引き続き同社に働きかけてまいりたいとの答弁がありました。
　以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、総務企画委員会の報告を終わります。
○押田憲一議長　次に、厚生文教委員長の報告を求めます。
○８番宇都宮宗康議員　議長
○押田憲一議長　宇都宮宗康議員
〔８番　宇都宮宗康議員　登壇〕
○宇都宮宗康厚生文教委員長　それでは、ただいまから厚生文教委員会の御報告を申し上げます。
　当委員会は、去る９月11日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和元年度一般会計補正予算を初め、議案11件につきまして慎重なる審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
　それでは、審査の過程におきまして、特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました事項について、その概要を御報告申し上げます。
　初めに、一般会計補正予算（第２号）のうち、総合データバンク事業について申し上げます。
　この事業につきましては、乳幼児健診、妊産婦健診等の情報について、健診を受けられた方がマイナンバーカードを利用することにより、政府が運営するオンラインサービス、いわゆるマイナポータルで本人の健診情報の閲覧や、市町村間の情報連携が来年から開始されることに伴い、自治体中間サーバーに情報を登録するための健康管理システム改修費183万4,000円が計上されているものであります。
　このことについて委員より、このシステムのメリットについてただしたところ、理事者から、健診を受けられた方のメリットとしては、本人がインターネットを通じて、いつでも本人の健診情報を閲覧でき、また市外へ転出した場合でも同様に閲覧することができる。
　現在、既に母子手帳の交付年月日や予防接種の状況など、８件の情報が転出市町へ開示されており、今後このような情報がふえていくことで、健康管理におけるメリットもふえてくるものと考えているとの答弁がありました。
　さらに、別の委員より、一括して健康管理を行うことは大事だと思うが、個人情報のセキュリティー対策はどうなのかとの質疑が出されました。これに対し、理事者から、セキュリティー面については、マイナンバーカードをカードリーダーに差し込み、パスワードを入力することで閲覧が可能となることから、閲覧の制約はかかっているものと考えているとの答弁がありました。
　続いて、総合データバンク事業に反対の立場の議員より、市民の中には、個人情報を守るためマイナンバーカードをつくらない方もおり、その個人情報の保護という点がきっちりと示されていない中で今回予算化されていることから、この事業については反対するとの討論がありました。
　次に、一般会計補正予算（第２号）のうち、粟津小学校屋内運動場改築事業について申し上げます。
　この事業につきましては、大洲市学校施設整備計画に基づき、令和２年度中の完成を目標に進められているものですが、今回工事請負費の40％相当となる前金１億8,398万円が計上されております。
　このことについて委員より、工事期間中における式典等、学校行事の対応及び避難所としての対応についてただしたところ、理事者から、式典などの学校行事については大洲東中学校等を利用することとしており、避難所としては既存の八多喜公民館を利用することとしているとの答弁がありました。
　また、委員より、完成後、避難所としての利用を想定したテレビ回線などの設備と暑さ対策についてただしたところ、理事者から、現在改築などを進めている屋内運動場については、テレビ回線、インターネット回線などの配線を整備することとしている。また、暑さ対策については、屋内運動場については室内容積が多く、設備費、電気代も多額となることから空調設備は整備をしていない。しかし、今年度校舎の教室等に空調設備を整備することとしているので、暑さがひどいときには校舎の教室等を利用していただくことも可能としているとの答弁がありました。
　最後に、国民健康保険特別会計補正予算（第２号）について申し上げます。
　今回の補正予算につきましては、平成30年７月豪雨災害に係る医療費の一部負担金免除について、愛媛県が国の特別調整交付金を活用して、本年12月まで免除期間を延長されたことに伴って、その関係経費として7,790万円が計上されております。
　このことについて委員より、現在までの一部負担金免除の状況についてただしたところ、理事者から、昨年７月から本年６月診療分までの１年間で、受診件数は２万941件、給付額は１億3,037万3,202円となっているとの答弁がありました。
　そこで委員より、期間満了となる12月以降においても本当に期間延長が必要であれば、南予の各市が一緒になって要望することが県を動かすことになると思うので、ぜひ南予各市と相談し対応していただきたいとの要望が出されました。
　このほか、各議案の審査中、委員より、来月から実施される幼児教育・保育の無償化を初め、平小学校改築事業、災害弔慰金の状況など、多岐にわたって理事者の考えをただしました。
　以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、何とぞ適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、厚生文教委員会の報告を終わります。
○押田憲一議長　次に、産業建設委員長の報告を求めます。
○13番中野寛之議員　議長
○押田憲一議長　中野寛之議員
〔13番　中野寛之議員　登壇〕
○中野寛之産業建設委員長　それでは、ただいまから産業建設委員会の御報告を申し上げます。
　当委員会は、去る９月12日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました令和元年度一般会計補正予算を初め、議案３件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決しております。
　それでは、審査の過程で特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
　初めに、令和元年度大洲市一般会計補正予算（第２号）のうち、森林経営管理事業について申し上げます。
　本年４月に施行された森林経営管理法は、適切に経営管理できていない森林の所有者に対し、市が仲介役となって林業事業体に管理を委託するという仕組みを定めた法律であります。今回、森林経営管理法の施行に先立ち実施した南久米地区森林所有者への意向調査を踏まえ、所有者への説明会開催や現地調査等の実施に係る費用と、愛媛県から提供される最新の航空写真など、各種画像情報を林地台帳管理システムに取り組むための経費を計上しているものです。
　まず、委員より、南久米地区での調査数と事業の概要について質問がありました。理事者からは、今回調査したのは南久米地区の約150ヘクタールで、所有者が82名、土地が420筆である。事業の概要については、昨年実施した調査結果をもとに、まずは説明会を開催し、今後森林所有者が森林をどのように経営管理していきたいか、その意向を今年度現場に入って最終確認をしたいと思っている。いまだどうするか悩んでおられる方や市からの連絡文書が届いていない方もいるが、そういう方には市が仲介するという制度になっているので、森林をどうされるか意向を確認し、自分で管理できないということになれば林業事業体を紹介するということで進めていくこととしている。その中で、伐採や間伐など、いろんな希望があるかと思うが、そういったものを振り分けしていく作業になると考えているとの答弁がありました。
　次に、別の委員より、この事業の今後の進め方について質問もありました。理事者からは、今回は南久米地区の一部で事業を実施した。大洲市は森林面積が広いので、市としてはできる限り早く進めていきたいと考えてはいるが、受け手となる林業事業体が人手不足ということもあり対応できない状況である。今後は林業事業体の確保に努め、調査面積をふやしていきたいとの答弁がありました。
　続きまして、阿蔵高山残土処理場周辺整備事業について申し上げます。
　この事業は、阿蔵高山残土処理場へのルートである市道阿蔵高山線を延伸し、市道大洲上須戒線と接続させるもので、その未改良箇所の延長約1,400ｍの測量設計、用地調査、林地開発申請図面等を作成するため、測量設計委託料として2,300万円を予算計上しているものです。
　このことについて委員より、今回は測量設計費のみ予算計上されているが、工事費はどれくらいになるのかとの質問がありました。理事者からは、この事業の工事費については、今回計上している測量設計費の中でルート検討を行い、将来の造成面積や効率性等も考慮し、正確な費用を算定していくこととなるが、現時点での概算では、３カ年計画で５億円程度を見込んでいるとの答弁がありました。
　さらに委員から、今回の計画の趣旨について問われたところ、理事者から、10月ごろから１日当たり最大150台、往復300台の大型ダンプが通行する計画になっているが、この事業の完成により、交通量を分散させて地元の方の負担軽減を図ることができる。また、現在建設残土の搬入は松山自動車道からだけだが、今後は大洲・八幡浜自動車道からの搬入もあるので、残土処理場への搬入を２カ所から回すということで交通量を分散させるため計画したものであるとの答弁がありました。
　さらに、別の委員からも、阿蔵高山用地の活用については、今までいろいろな構想があったが、今後の活用をどのように考えているのかとの質問がありました。理事者からは、今後の活用方法については、現時点ではまだ方向性は決まっていないので、今後関係部署と協議を進めていきたいと考えているとの答弁がありました。
　最後に、災害公営住宅整備事業について申し上げます。
　この事業は、平成30年７月豪雨で被災した肱川地区に、災害公営住宅を整備するために必要となる経費として、設計業務委託料や土地購入費、造成工事費など、１億766万7,000円を予算計上しているものです。
　このことについて委員より、肱川地区に10戸予定されている災害公営住宅の建設場所と、土地購入費として5,500万円予算計上されている土地の平米当たりの単価はどれくらいになるのか。また、災害公営住宅にはいつごろ入居可能となるのかとの質問がありました。理事者からは、建設場所については、災害公営住宅基本計画で建設予定エリアを定めているが、現在は地権者の方と交渉している段階である。土地購入費の平米当たりの単価は、肱川地区にある基準地価が平米当たり２万1,400円となっており、これは災害が起こる前の基準地価なので今後変動があるかもしれないが、予算としては、平米当たり単価が２万2,000円で2,500平米分を計上している。
　また、いつごろ入居可能になるかということについては、来年の９月２日が仮設住宅の入居期限となっているので、その期限に間に合うように鋭意事業を進めているところであるとの答弁がありました。
　以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○押田憲一議長　以上で委員長の報告は終わりました。
　委員長報告に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
　これより討論を行います。
　発言の通告がありますので、梅木加津子議員の発言を許します。
○20番梅木加津子議員　議長
○押田憲一議長　梅木加津子議員
〔20番　梅木加津子議員　登壇〕
○20番梅木加津子議員　日本共産党の梅木加津子です。2019年９月議案について反対討論を行います。
　一般会計予算は、市長の政治姿勢を貫くものです。３月議会で説明がされ、私は問題点を指摘し、反対討論を行いました。そして、今議会でも、ほかの議員から一般質問が出されました、産業建設委員会でも指摘されました古民家活用事業を本年度中に市長は実施すると言います。
　古民家活用事業は、これまで運営されてきた街なか再生館が300万円の負債を背負い解散します。それを市長を初め、取締役３名が100万円ずつ出し合い結成するという説明でした。まだ解決していません。
　そして、街なか再生館にかわる指定管理団体として、大洲市が1,000万円を出資し、市長や副市長などが設立時、理事の一般社団法人のキタ・マネジメントを立ち上げます。今回は、責任が最終的に問われない有限責任会社です。この会社が400万円の融資をして、不動産管理会社株式会社ＫＩＴＡを設立します。
　（株）ＫＩＴＡは定款で、不動産の管理、保有などが書かれていますが、目的の５に、宅地、別荘、開発造成を記載しています。構成機関として、取締役会や監査役は設置しないとあります。余剰金は株主に配当するとあります。民間会社なので、大洲市の監査が入れない、これでは土地開発公社の再来です。
　設立された（株）ＫＩＴＡは、国、大洲市の補助金４億9,000万円、民間融資４億9,000万円を借りて、総額９億8,000万円で古民家改修を５年間行います。古民家は、バリューマネジメント株式会社など、民間に15年契約で貸し出します。古民家を借り受けたバリューマネジメント株式会社は、単価の高いホテル経営を行います。１日20人、365日で３万5,000円、２億5,550万円の収益を見込んでいます。建物の修繕は安易なものしか行いません。年間1,200万円です。
　株式会社ＫＩＴＡは、バリューマネジメント（株）の収益の30％を賃借料として7,600万円もらいます。収益が低ければ、株式会社ＫＩＴＡの収入も減ります。株式会社ＫＩＴＡは、この収益で経営をします。そのうち、3,700万円の返済と配当を行い、管理、修繕に2,300万円、２名の人件費、年間600万円を支払います。最低でもバリューマネジメント株式会社に、この程度の収益を上げてもらう必要があります。
　こうした流れで問題が見えてきました。大洲市が４億5,000万円、さらに出資400万円もしながら、利益は大洲市に、また大洲市民の皆さんに還元ではなく、株主を広く市民に募る予定も市民に説明されていません。
　古民家を貸す方、バリューマネジメントなどの株式会社など、古民家を借りる人には利益があるが、市民や地域の事業者への利益や効果が見当たりません。ホテルの洗濯物は市内業者に来るのか、地域の自営業者にはどのようなメリットがあるのか、経済効果を生み出すのか、説明が不十分です。
　さらに、バリューマネジメント株式会社が予定どおり収益が上がらないと、（株）ＫＩＴＡは運営ができません。バリューマネジメント株式会社など、会社が必要とする施設設備がさらに古くなれば施設整備を行い続けることになります。古民家活用を行う市内業者の受け皿があるのかも見えません。
　今年中に、大洲城で100万円で１日藩主になれるホテル事業が実証されようとしています。利益を追求できる株会社ＫＩＴＡのような監査役も置かない会社を市長などが立ち上げ、億単位の補助を出して活用させる、これが先例になれば、大洲市の仕事をこうした民間会社に行わせることになります。
　今、市民の方々からも多くの疑問が出されています。自治会で御理解が得られたという話を聞きますが、自治会の皆さんからは、認めたわけではないの声もあります。
　清水市長時代からと言いますが、水害前の判断と、水害後の大洲市の市民の暮らしは一変しています。年金や介護保険、国保、医療費、教育、各種の利用料金、食料品など、引き上げられるばかりで、農林漁業では食べていけません。多くの市民の皆さんの暮らしは大変です。また、水害の後、大工さんが忙しくて家が建て替えられないの声も聞かれます。提案されている中身では問題が多く、認められません。
　また、予算には子ども・子育て支援法の改正で、幼児教育・保育の無償化が10月からの実施予定で組まれています。教育、子育ての負担軽減をとの保護者の願いを逆手にとり、増税の口実に使うものです。低所得者は、無償化による恩恵より、消費税増税が重くのしかかります。施設設備は、私立には２分の１国が補助し、都道府県、市町村は補助率ゼロです。民営化を加速させるものです。
　第78号議案は関連の条例改正です。国が無償化することで大洲市の負担が減り、8,000万円が生まれます。このお金で兵庫県は、０歳から２歳の保育施設をふやします。本市でも０歳から２歳の保育所をつくるなど、子育て支援に使うべきです。
　また、予算では、国の補助100％で、マイナンバーを活用して乳幼児健康診査、妊婦健康診査などの情報を市町村間で連携を開始する予算として183万4,000円が組まれています。便利そうですが、マイナンバーの保護や個人情報の保護が必要です。
　経済産業省は、悲願として今回の消費税増税でキャッシュレス決済を進めていますが、マイナンバーなど個人情報の管理で、全ての国民の健康や財産などを一目瞭然にして、民間のマーケティングに活用することを進めています。
　消防費で、河川やダムの映像を放映するために878万7,000円、ケーブルテレビに補助するとあります。７・７災害で、ケーブルが切断されました。検証されたのか、委員会の傍聴でもわかりませんでした。
　第66号議案、第67号議案、第68号議案は、地方公務員法及び地方自治法の一部改正で、会計年度任用職員の制度創設にかかわるものです。国は制度をつくりながら、交付税措置をしません。これまで非正規や嘱託、パートと呼ばれてきましたが、今後は退職金や一時金が出る、休暇もあるといいます。仕事は給料表の１級で、その上限を決めるもので、それ以上働いても給料が上がることはありません。基本給が上がらなければ、退職金や一時金も大きくはなりません。安上がりの雇用で、生涯使い続ける制度です。市役所の仕事は、質の高い雇用を確保して、経験を積み上げることが市民サービスの向上につながります。
　こうした問題点を持つ予算である第68号議案大洲市一般会計補正予算、第66号議案、第67号議案、第68号議案、会計年度任用職員の関連議案、子ども・子育て支援法関連第78号議案は、反対するものです。
○押田憲一議長　以上で討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　まず、第63号議案令和元年度大洲市一般会計補正予算（第２号）を採決いたします。
　この議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○押田憲一議長　起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
　次に、第66号議案から第68号議案、第73号議案及び第78号議案の議案５件を一括して採決いたします。
　これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○押田憲一議長　起立多数であります。したがってただいまの議案５件は原案のとおり可決されました。
　次に、第64号議案、第65号議案、第69号議案から第72号議案、第74号議案から第77号議案、第79号議案から第81号議案及び第84号議案の議案14件を一括して採決いたします。
　これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○押田憲一議長　起立全員であります。したがってただいまの議案14件は原案のとおり可決されました。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○押田憲一議長　次に、日程第３、第85号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
　提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長　議長
○押田憲一議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　それでは、第85号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明申し上げます。
　本案は、法務大臣から委嘱されておりました上田弘委員及び大石あい委員の任期が令和元年12月31日をもって任期満了となりますことから、後任委員の候補者を推薦するに当たり、議会の意見をお願いするものでございます。
　私といたしましては、任期満了となります２名の委員のうち、お手元の議案書に記載のとおり、大石委員を引き続き推薦いたしますとともに、上田委員の後任として、新たに山内郁夫氏を推薦いたしたいと存じます。
　今期をもって御勇退されます上田委員には、５期、15年の長きにわたり、人権の擁護と人権思想の普及に御尽力をいただきました。ここに改めて感謝とお礼を申し上げる次第でございます。
　引き続き推薦いたします大石氏は、市内新谷にお住まいで、昭和46年３月、大洲高等学校普通科を御卒業後、同年４月に大洲市職員として奉職、以来、平成25年３月に喜多保育所長を最後に御退職になるまでの42年間にわたり、幼児保育一筋に情熱を傾けてこられた方でございます。退職後も、平成25年４月から１年間、喜多児童館の館長をお務めいただき、子供一人一人の人格を尊重した保育業務を実践される中、人権等に対する豊富な知識と経験を培われておられます。こうした経験をもって、平成28年10月からは、人権擁護委員として地域社会への貢献をいただいております。
　次に、新たに推薦いたしたい山内氏は、市内市木にお住まいで、昭和54年３月、高知大学教育学部を御卒業後、同年４月に公立学校教師として奉職、以来、平成29年３月に菅田小学校校長を最後に退職されるまでの38年間、学校教育一筋に情熱を傾けてこられた方でございます。御退職後は、大洲市総合体育館事務長として社会教育分野でも御活躍されるなど、幅広く教育現場を経験され、人権にかかわる高い見識を有されておられます。
　以上のように、お二人は、人格は申し上げるまでもなく、豊富な経験によって、人権に対する高い見識を培われ、広く社会の実情にも通じておられますので、本市における人権擁護委員として適任であると確信し、ここに御提案申し上げたものでございます。
　何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○押田憲一議長　以上で説明は終わりました。
　本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
　お諮りいたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第３項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○押田憲一議長　御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
　本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　第85号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
　本件につきましては、候補者２名を一括して採決いたします。
　この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○押田憲一議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○押田憲一議長　議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後２時48分　休　憩
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
午後２時58分　再　開
○二宮淳副議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○二宮淳副議長　ただいま押田憲一議長から、議長の辞職願が提出されました。
　お諮りいたします。
　議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○二宮淳副議長　御異議ないものと認め、議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
　この際、地方自治法第117条の規定により、押田憲一議員の退席を求めます。
〔17番　押田憲一議員　退席〕
○二宮淳副議長　まず、押田憲一議長から提出されました辞職願を事務局長に朗読させます。
○德永善彦事務局長〔辞職願朗読〕
○二宮淳副議長　お諮りいたします。
　押田憲一議員の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○二宮淳副議長　御異議ないものと認め、押田憲一議員の議長辞職を許可することに決定いたしました。
　押田憲一議員の入場を許可します。
〔17番　押田憲一議員　入場〕
○二宮淳副議長　押田憲一議員から挨拶があります。
○17番押田憲一議員　議長
○二宮淳副議長　押田憲一議員
〔17番　押田憲一議員　登壇〕
○17番押田憲一議員　議長退任に当たりまして、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。
　私、平成30年９月より新大洲市の第11代議長という要職につかせていただきました。この間、二宮副議長を初め議員の皆様方、また二宮市長を初め理事者の皆様方、そして市民の皆様方には温かい御支援、御協力、また多くの御指導を賜りまして、無事その職責を全うすることができました。ここに皆様方のお力添えに対しまして衷心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。
　さて、議長就任後は、昨年の豪雨災害から間もない時期であり、さまざまな地域にお伺いをして、被災された方の御要望を受けながら、復旧の進捗状況などを確認しました。現場に立ち、改めて被害の甚大さ、深刻さを痛感しました。そのことを胸に深く受けとめながら、被災された皆様の平穏な暮らしを早く取り戻せるよう、市議会として大洲市復興計画による復興推進事業を後押しし、また県下市議会議長会などの際には、当市の現状を訴え、早期復旧・復興のための要望を行い、被災された皆様に寄り添いながら、最大限の支援に努めてまいりました。
　また、市内はもとより、県内、四国、全国といったさまざまな会合に参加をさせていただき、日ごろお目にかかることのない皆様方から、大洲市議会や大洲市に対して貴重な御提言や御意見をいただきましたことに深く感謝をいたしているところでございます。
　現在、大洲市は、災害を踏まえた防災・減災対策はもちろんのこと、地方創生、農林水産業の体質強化、全ての世代が安心できる社会保障への改革など、多くの課題に直面しておりますが、何よりもまず、豪雨の被災地の生活再建の加速と生業の復興を最重点課題として取り組み、一日も早く、そして着実に復旧・復興をなし遂げることが我々の使命であると心に強く刻み込んでいる次第でございます。
　これからは一議員として、これらの諸問題解決のためにしっかりと取り組み、新しい令和の時代を切り開いていく所存でありますので、皆様方にはこれまで同様、御指導賜りますようお願い申し上げます。
　最後になりましたが、市民の皆様一人一人があしたへの希望を胸に力強く歩んでいかれることを切に願うとともに、今後大洲市のますますの発展と皆様方の御健勝、御活躍を心から祈念いたしまして、議長退任の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。（拍手）
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○二宮淳副議長　お諮りいたします。
　ただいま議長が欠員となりましたので、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○二宮淳副議長　御異議ないものと認め、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
　これより議長の選挙を行います。
　議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○二宮淳副議長　ただいまの出席議員は21名であります。
　投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○二宮淳副議長　投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○二宮淳副議長　投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
　投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○二宮淳副議長　異状ないものと認めます。
　念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○二宮淳副議長　投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○二宮淳副議長　投票漏れはないものと認めます。
　投票を終了いたします。
　議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○二宮淳副議長　これより開票を行います。
　会議規則第31条第２項の規定により、立会人に松德憲二議員、武田典久議員、児玉康比古議員を指名いたします。
　立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開　　票〕
○二宮淳副議長　投票の結果を報告いたします。
　投票総数　21票
　これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
　そのうち
　有効投票　20票
　無効投票　１票
　有効投票20票のうち
　　山本　光明議員　19票
　　梅木加津子議員　１票
　以上のとおりであります。
　この選挙の法定得票数は５票であります。したがって山本光明議員が議長に当選されました。
　ただいま当選されました山本光明議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第２項の規定により告知いたします。
　山本光明議員、議長に当選されました。
　議長に当選された山本光明議員に御挨拶を願います。
○11番山本光明議員　議長
○二宮淳副議長　山本光明議員
〔11番　山本光明議員　登壇〕
○11番山本光明議員　一言御挨拶を申し上げます。
　ただいまは議長に当選をさせていただきましてまことにありがとうございました。
　今、大洲市は、昨年の７月７日の豪雨災害以来、復旧・復興に全力を挙げて取り組んでいるところでございますが、日本各地では大雨や地震、また台風など、激甚災害が多発しております。安心・安全なまちづくりのために、防災・減災対策は喫緊の課題でございます。
　また、大洲市は、かつて夕張市のようになるのではないかという財政危機でございましたが、財政健全化が進み、何とか光が見えてきたところでございますが、防災・減災対策や復旧・復興には多くの財政負担が伴います。子や孫に、将来に負担を回さないためにも、財政計画をしっかりしなければなりません。
　これから難問が山積みでございますが、与えられた職責をしっかりと自覚し、一生懸命頑張ってまいります。皆様方の御指導、御協力をよろしくお願い申し上げまして、御挨拶にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。（拍手）
○二宮淳副議長　山本光明議長、議長席にお着き願います。
〔副議長退席、議長着席〕
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　お諮りいたします。
　会議録署名議員である私が議長に就任しましたので、会議録署名議員の追加指名を日程に追加したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、会議録署名議員の追加指名を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
　会議録署名議員に、12番福積章男議員を指名いたします。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　議事の都合によりしばらく休憩をいたします。
午後３時20分　休　憩
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
午後３時40分　再　開
○山本光明議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。
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○山本光明議長　ただいま二宮淳副議長から副議長の辞職願が提出されました。
　お諮りいたします。
　副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
　この際、地方自治法第117条の規定により、二宮淳議員の退席を求めます。
〔14番　二宮淳議員　退席〕
○山本光明議長　まず、二宮淳副議長から提出されました辞職願を事務局長に朗読させます。
○德永善彦事務局長〔辞職願朗読〕
○山本光明議長　お諮りいたします。
　二宮淳議員の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、二宮淳議員の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
　二宮淳議員の入場を許可します。
〔14番　二宮淳議員　入場〕
○山本光明議長　二宮淳議員から挨拶があります。
○14番二宮淳議員　議長
○山本光明議長　二宮淳議員
〔14番　二宮淳議員　登壇〕
○14番二宮淳議員　副議長退任に当たりまして、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。
　私は、昨年の９月から押田議長のもとで、副議長という要職を務めさせていただきました。その間、何かと至らぬ点が多々あったと思いますけれども、押田前議長や先輩議員、また同僚議員の皆様の温かい御指導、御鞭撻をいただき、また二宮市長さんを初めとする理事者の皆様、市民の皆様に厚い御支援と御協力をいただきました。そのことに対しまして、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
　また、この大洲は、昨年の豪雨災害から、その復旧・復興ということで、全力を挙げて取り組んでいるところではございますけれども、市民の多くの皆様は、例えば災害住宅にまだ避難とかそういうふうな大変不自由な暮らしを余儀なくされておりまして、またその生活再建や事業再開といったことに御苦労されている姿を見ますと、まだまだ復興・復旧は道半ばであるというふうに思っております。
　大洲市の抱えております諸問題の解決や、おもてなしの心を育む地域の育成、そういったものに、一番には一日も早い復旧・復興をなし遂げられますように、私も全身全霊をもって頑張ってやってまいりたいと思いますので、今後も皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願いを申し上げ、副議長退任の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。（拍手）
○山本光明議長　この際、議員を代表し、桝田和美議員から、押田憲一前議長及び二宮淳前副議長に対する謝辞があります。
○15番桝田和美議員　議長
○山本光明議長　桝田和美議員
〔15番　桝田和美議員　登壇〕
○15番桝田和美議員　それでは、甚だ僣越ではございますが、議員を代表いたしまして一言謝辞を述べさせていただきます。
　押田憲一議員並びに二宮淳議員におかれましては、平成30年９月19日から本日まで正副議長の要職を務められ、持ち前の責任感と卓越した指導力により、我々議会のリーダーとしてその職責を担ってこられました。
　就任後は、お二人の御挨拶の中にもありましたが、豪雨災害からの一日も早い復旧・復興を第一と考えられ、市議会として大洲市復興計画の各種復興事業に対する強力な支援のため、日々精力的に職責を果たしてこられました。
　また、肱川の治水対策を初めとする防災・減災対策や福祉対策、地域経済の活性化など、多くの課題が山積する状況の中で、執行機関と協力、協議し、また調整を重ねてこられ、市民の皆様の期待と信頼に応えるべく、直面する行政課題にも取り組まれてこられました。
　さらには、議会内の融和にも気を配られ、大変御尽力をいただき、議会活性化特別委員会を設置されるなど、冷静に、そして着実に議会活性化に向けた運営を行っていただきました。ここに改めまして、その御功績に対し、心から敬意と感謝を申し上げさせていただきます。
　今後におきましても、被災されました皆様に寄り添いながら、大洲市発展のため御尽力をいただきますとともに、私どもに対しましても変わらぬ御指導をお願い申し上げまして、意を尽くしませんが、お二人への感謝とお礼の言葉とさせていただきます。１年間大変お疲れさまでございました。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　桝田議員、ありがとうございました。
　お諮りいたします。
　ただいま副議長が欠員となりましたので、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
　これより副議長の選挙を行います。
　議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○山本光明議長　ただいまの出席議員は21名であります。
　投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○山本光明議長　投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
　投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○山本光明議長　異状ないものと認めます。
　念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○山本光明議長　投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　投票漏れはないものと認めます。
　投票を終了いたします。
　議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○山本光明議長　これより開票を行います。
　会議規則第31条第２項の規定により、立会人に松德憲二議員、武田典久議員、児玉康比古議員を指名いたします。
　立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開　　票〕
○山本光明議長　それでは、投票の結果を報告いたします。
　投票総数　21票
　これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
　そのうち
　有効投票　19票
　無効投票　２票
　有効投票19票のうち
　　中野　寛之議員　18票
　　梅木加津子議員　１票
　以上のとおりであります。
　この選挙の法定得票数は５票であります。したがって中野寛之議員が副議長に当選されました。
　ただいま当選されました中野寛之議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第２項の規定により告知いたします。
　中野寛之議員、副議長に当選されました。
　副議長に当選された中野寛之議員に御挨拶を願います。
○13番中野寛之議員　議長
○山本光明議長　中野寛之議員
〔13番　中野寛之議員　登壇〕
○13番中野寛之議員　失礼いたします。
　先ほど副議長選挙、御推挙をいただきました中野でございます。多くの御支持を賜りまして、心より御礼を申し上げます。
　また、浅学非才、若輩でありますが、今後は議会の活性化、また公明正大、そして丁寧な議会運営を目指しまして、山本新議長をしっかりと補佐をしてまいりたいと思います。
　今後とも皆様方の御指導、御鞭撻賜りますことを重ねてお願いを申し上げたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。ありがとうございました。（拍手）
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後４時00分　休　憩
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午後４時20分　再　開
○山本光明議長　それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　私の議長就任に伴い、議会運営委員を辞任することとし、また中野寛之議員から議会運営委員及び議会活性化特別委員を辞任したい旨の申し出があり、これを許可いたしましたので報告いたします。
　この際、申し上げます。
　議会運営委員の補欠選任につきましては、委員会条例第８条第１項の規定により、安川哲生議員及び弓達秀樹議員を指名いたします。
　また、議会活性化特別委員の補欠選任につきましては、委員会条例第８条第１項の規定により、安川哲生議員を指名いたします。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　お諮りいたします。
　私の議長就任に伴い、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員１名が欠員となりましたので、この際、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠議員についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
　これより八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙を行います。
　この選挙は、同組合規約第５条第２項の規定により、大洲市議会議員のうちから同組合議会議員１名を選挙するものであります。
　お諮りいたします。
　選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第２項の規定による指名推選として議長が指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、議長において指名いたします。
　それでは、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員に宮本増憲議員を指名いたします。
　お諮りいたします。
　ただいまの指名のとおり当選人とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、ただいまの指名のとおり決定いたしました。
　ただいま八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員に当選された宮本増憲議員が議場におられますので、会議規則第32条第２項の規定により当選の告知をいたします。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後４時23分　休　憩
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午後４時43分　再　開
○山本光明議長　休憩前に引き続き会議を開きます。
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　先ほど、議会運営委員会及び産業建設委員会が開催され、議会運営委員会委員長に宮本増憲議員が、産業建設委員会委員長に児玉康比古議員、同副委員長に桝田和美議員が互選されました。
　また、市長より第86号議案の提出がありましたので報告いたします。
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○山本光明議長　お諮りいたします。
　先ほど市長より提出のありました第86号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、第86号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
　地方自治法第117条の規定により、大野立志議員の退席を求めます。
〔９番　大野立志議員　退席〕
○山本光明議長　提案理由の説明を求めます。
○二宮隆久市長　議長
○山本光明議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　それでは、第86号議案監査委員の選任につき同意を求めることについて御説明申し上げます。
　本案は、退職の申し出がありました福積章男委員の後任委員を選任するに当たり、議会の同意をお願いするものでございます。このたび監査委員として議員のうちから選任いたしております福積委員から一身上の都合により退職の申し出があり、事情やむを得ないものとこれを承認した次第であります。
　福積委員には、平成30年９月から監査委員として御活躍をいただき、適正かつ効率的な事務事業の執行に御尽力を賜りました。その御労苦に感謝申し上げますとともに、厚くお礼を申し上げる次第でございます。
　後任の委員には、お手元の議案書に記載のとおり、大野立志議員が最も適任であると認め、選任いたしたいと存じます。
　大野議員は、市内肱川町予子林にお住まいで、平成17年10月に大洲市議会議員に当選以来、現在まで市政発展のため活躍されています。これまで、総務企画委員長、議会改革特別委員長、決算特別委員長等を歴任され、平成27年９月には副議長に就任され、さまざまな課題に対しましてその重責を果たしていただきました。
　また、川上商工会理事、愛媛県商工会青年部連合会長を歴任されるなど、議会内外での幅広い御活動を通して、豊富な経験と高い識見を備えられた方でありますので、ここに御提案申し上げた次第であります。
　何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○山本光明議長　以上で説明は終わりました。
　本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
　お諮りいたします。
　本件につきましては、会議規則第37条第３項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本光明議長　御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
　本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
　これより採決を行います。
　第86号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
　この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○山本光明議長　起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
　大野立志議員の入場を許可します。
〔９番　大野立志議員　入場〕
○山本光明議長　ただいま監査委員の選任につき同意いたしました大野立志議員より挨拶があります。
○９番大野立志議員　議長
○山本光明議長　大野立志議員
〔９番　大野立志議員　登壇〕
○９番大野立志議員　失礼をいたします。
　このたびは監査委員に御選任、御同意をいただきまして、まことにありがとうございます。
　市政におきまして、監査部門は大変重要な役割を担っておるということを改めまして認識をいたしまして、市民の皆様の負託に応えるべく、監査業務に取り組んでまいる所存でございますので、どうぞ今後とも皆様の御指導、御鞭撻をよろしくお願いをいたしまして、就任の御挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。（拍手）
　　　～～～～～～～～～～～～～～～
○山本光明議長　以上で本日の日程を終了いたしましたので、会議を閉じます。
　市長より閉会の挨拶があります。
○二宮隆久市長　議長
○山本光明議長　二宮市長
〔二宮隆久市長　登壇〕
○二宮隆久市長　閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
　今定例会は、去る９月２日の招集以来17日間にわたりまして慎重に御審議を賜り、御提案申し上げた案件につきましてはいずれも原案のとおり御議決を賜りました。心から厚く御礼申し上げます。
　審議の過程で頂戴いたしました御指摘、御意見等につきましては、今後の市政運営に当たり、できる限り反映すべく努力してまいる所存でございます。
　先ほどの議会人事におきまして、議会の新しい構成が決定されたわけでございますが、議長に就任されました山本光明議員、副議長に就任されました中野寛之議員にお喜びを申し上げますとともに、今後の御活躍を心よりお祈り申し上げます。
　そして、監査委員に就任していただきます大野立志議員には、適正かつ効率的な事務の執行に向けて、御指導を賜りますようお願い申し上げます。
　また、押田憲一前議長、二宮淳前副議長におかれましては、これまで円滑な議会運営と市政発展に御尽力を賜りましたことに心から感謝とお礼を申し上げます。
　さて、今月８日から９日にかけて首都圏に上陸し、猛威を振るいました台風15号では、尊い命が失われ、各地で大きな被害が報告されております。犠牲となられた方々を悼み、御遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。
　このたびの台風では、暴風や大雨、高波等による直接的な被害に加えて、大規模な停電や通勤、通学時間帯における交通機関の計画運休やダイヤの乱れなど、市民生活にも大きな影響がありました。改めて自然災害の恐ろしさと災害への備えの大切さを痛感したところでございます。まだまだ太平洋の海水温も高く、勢力を増した台風が日本に接近しやすい季節が続いております。市民の皆様並びに議員各位におかれましても、引き続き気象情報や防災情報等に十分に御留意いただきますようお願い申し上げます。
　この台風シーズンを過ぎると、本格的な秋の行楽シーズンが到来いたします。10月から11月にかけては、産業フェスタや大洲まつりを初め、市内各地で秋祭りやスポーツ大会など、多くのイベントや催し物が予定されております。
　昨年は、豪雨災害の影響で開催できなかったものも多くございますので、それぞれの行事に多くの皆様に御来場いただき、盛況に開催できますことを願っています。
　最後に、秋の深まりとともに朝夕の涼しさも増し、過ごしやすくなってまいりますが、皆様方には、今後とも御自愛の上、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、今定例会閉会の挨拶といたします。
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○山本光明議長　これをもちまして令和元年大洲市議会第３回定例会を閉会いたします。
午後４時54分　閉　会
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