平成27年大洲市議会第3回定例会会議録 第4号


平成27年9月24日(木曜日)
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出席議員
    1番  弓 達  秀 樹
    2番  村 上  松 平
    3番  東    久 延
    4番  児 玉  康比古
    5番  新 山  勝 久
    6番  宇都宮  宗 康
    7番  大 野  立 志
    8番  安 川  哲 生
    9番  上 田  栄 一
   10番  山 本  光 明
   11番  福 積  章 男
   12番  武 田  雅 司
   13番  二 宮    淳
   14番  中 野  寛 之
   15番  桝 田  和 美
   16番  村 上  常 雄
   17番  押 田  憲 一
   18番  宮 本  増 憲
   19番  後 藤  武 薫
   20番  梅 木  加津子
   21番  向 井  敏 憲
   22番  田 中  堅太郎
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欠席議員
   な   し
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出席理事者
  市     長     清 水    裕
  副  市  長     小 島  健 市
 総 務 部
  部     長     松 田    眞
  会計管理者兼会計課長  蔵 田  伸 一
  総 務 課 長     コ 永  善 彦
  総務課長補佐      田 中    純
  総務課主査       増 田  哲 也
  財政契約課長      曽 根  恭 輔
  財政契約課長補佐    楠 野    修
 総合政策部
  部     長     神 元    崇
  企画政策課長      栗 田  浩 治
 市民福祉部
  部     長     岡 村  清 利
 産業経済部
  部     長     西 岡  道 泰
 建 設 部
  部     長     上 田  信 幸
 長浜支所
  支  所  長     西 山  茂 寿
 肱川支所
  支  所  長     池 田  悦 子
 河辺支所
  支  所  長     和 氣  栄 一
 農業委員会
  事 務 局 長     木 藤  幸 治
 教育委員会
  教  育  長     二 宮  隆 久
  教育委員長       叶 本    正
  教育部長        松 本  一 繁
 公営企業
  病院事務長兼事務課長  森 田  比登志
 監   査
  委     員     増 井  周 史
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出席事務局職員
  事務局長        山 田  隆 司
  次     長     渡 邊  慎 二
  専門員兼議事係長    竹 田    彰
  主     査     兵 頭  浩 次
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議事日程
平成27年9月24日 午後3時 開 議
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
第75号議案 平成27年度大洲市一般会計補正予算(第2号)
第76号議案 平成27年度大洲市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第77号議案 大洲市個人情報保護条例の一部改正について
第78号議案 大洲市職員退職手当条例の一部改正について
第79号議案 大洲市手数料条例の一部改正について
第80号議案 大洲市営住宅条例の一部改正について
第81号議案 財産の取得について
第85号議案 大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更について
第86号議案 大洲・喜多衛生事務組合規約の変更について
  請願第22号 「南海トラフ大地震が起きても伊方原発の安全が保障されることが明らかになるまで伊方原発の再稼働をしない」ことを求める意見書採択を求める請願
  請願第24号 日本政府に「核兵器全面禁止・廃絶国際条約」の締結のための行動を求める意見書提出についての請願
  請願第25号 伊方原発の再稼働を認めないよう愛媛県知事に意見書送付を求める請願
  請願第26号 「公開討論会」開催について愛媛県知事に「意見書」送付を求める請願
  請願第27号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書の提出を求める請願書
  請願第28号 「伊方原発3号機の再稼働について」住民説明会・地元要件・専門家の意見聴取の要望と議会の意思表明を求める請願
(各委員長報告、質疑、討論、表決)
日程第3
  第87号議案 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて
  (提案理由説明、質疑、討論、表決)
日程第4
  委第6号議案 核兵器全面禁止・廃絶国際
        条約締結のための行動を求め
        る意見書提出について
  (提案理由説明、質疑、討論、表決)
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 第75号議案〜第81号議案、第
      85号議案、第86号議案、請願第
      22号、請願第24号〜請願第28号
 日程第3 第87号議案
 日程第4 委第6号議案
 日程追加 議長の辞職について
 日程追加 議長の選挙について
 日程追加 副議長の辞職について
 日程追加 副議長の選挙について
 日程追加 議会運営委員の補欠選任について
 日程追加 肱川流域治水対策特別委員の補欠選任について
 日程追加 議会改革調査特別委員の補欠選任について
 日程追加 第88号議案
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午後3時00分 開 議
○向井敏憲議長 これより本日の会議を開きます。
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○向井敏憲議長 総務企画委員長から委員会提出第6号議案が、市長より第87号議案の提出がありましたので、報告いたします。
 なお、市長より提出がありました報告第8号から報告第12号までの報告5件につきましては本日受理し、お手元に配付してあるとおりでありますから御了承願います。
 この際、9月15日に設置されました決算特別委員会の正副委員長の互選結果について御報告申し上げます。
 委員長に後藤武薫議員、副委員長に梅木加津子議員が互選されました。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○向井敏憲議長 まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、9番上田栄一議員、10番山本光明議員を指名いたします。
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○向井敏憲議長 次に、日程第2、第75号議案から第81号議案、第85号議案及び第86号議案までの議案9件並びに請願6件を一括して議題といたします。
 本件につきましては、3月11日及び9月15日の本会議においてそれぞれ所管する委員会に付託された議案等であります。
 委員会における審査の経過及び結果について各委員長の報告を求めます。
 まず、総務企画委員長の報告を求めます。
○7番大野立志議員 議長
○向井敏憲議長 大野立志議員
〔7番 大野立志議員 登壇〕
○大野立志総務企画委員長 それでは、ただいまから総務企画委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月16日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました平成27年度一般会計補正予算を初め議案3件及び請願5件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと、請願については、1件を採択、1件を趣旨採択、3件を不採択と決した次第であります。
 それでは、審査の過程で特に議論されました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
 まず、総務管理費の一般管理費について申し上げます。
 大洲市では、大洲市の名誉市民である中村修二教授のノーベル物理学賞受賞を顕彰するため、来年3月24日に顕彰碑除幕式や講演会、イルミネーション点灯式等の記念事業を実施することとしておりますが、委員より、講演会の聴講者は何人程度を想定し、どのような方々を案内するのか、また一般の方への周知はどうするのかとただしたところ、理事者から、会場は市民会館を想定しているため、約700名程度である。そのうち、400名近くは、中村教授の意向もあり、市内の高校生を予定している。その他来賓等にも御案内するが、200名から300名は一般の方に聴講していただきたい。市の広報紙等で公募をする予定であるとの答弁がありました。
 委員からは、高校生を中心に話を聞いてもらうのは非常によいことである。勉強していくことの大切さや科学技術などについて広く浸透していく機会になることを期待するとの意見が出されました。
 次に、大洲市個人情報保護条例の一部改正について申し上げます。
 このことにつきましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法の施行に伴い、個人番号をその内容に含む個人情報(特定個人情報という)の利用、提供等について必要な措置を講じるため、この条例の一部を改正するものでありますが、委員より、情報漏えい対策と万が一情報が漏れたときの対応についてただしたところ、理事者から、番号法の施行に合わせて国が構築する情報提供ネットワークシステムを通して情報のやりとりを行うこととなることから、情報が漏れた場合には即座に国や地方公共団体が対応する。また、情報のやりとりは全て暗号化されるので、仮に漏れたとしても中身はわからないような対策がとられている。未知のウイルスに対する脅威はあるが、このネットワークは基本的にインターネットに接続しない仕組みになっているため、そのおそれは基本的にないと考えられる。万が一情報を取り扱う職員が悪意を持って何らかの行為をした場合は、厳しい罰則規定による対応となる。マイナンバーは自由に変更することはできないが、万が一マイナンバーそのものが漏れ、不正に用いられるおそれがあると認められる場合に限りマイナンバーを変更することができることになっているとの答弁がありました。
 委員からは、情報流出にはなお一層気をつけていただきたいとの意見が出されました。
 続きまして、請願の審査結果について申し上げます。
 まず、請願第24号につきましては、世界平和実現のため、「核兵器全面禁止・廃絶国際条約」の締結に努めるよう国に対して意見書の提出を求める趣旨の請願でございます。
 このことについて委員より、大洲市も平成17年に非核平和都市宣言をしており、ことしは戦後70年という重要な節目である。核兵器の使用禁止と廃絶を強く訴え、平和への誓いを新たにすることは大変意義があり、採択すべきであるとの意見が出されました。
 また、別の委員から、核兵器で被爆した唯一の国である日本が国際社会においてリーダーシップをとることは大変意義深く、大洲市議会としてこの請願を採択し、核廃絶に向けての意思表示を示すことは重要であるとの意見が出され、採決の結果、この請願を採択すべきものと決定しました。
 次に、請願第22号につきましては、伊方発電所の再稼働に反対する趣旨の請願でございます。
 このことについて委員より、規制委員会の田中委員長の絶対安全はないとの発言については、先般の説明会でいかなる安全対策を施しても必ずそれが安全であると言い切れるものではなく、画一的なデータで示せばゼロにはならないということであり、そのようなことから安全を保障するものではないとの説明があり、また想定内の事故対応と想定を超えるような事態の対応も求め、審査したとされていることから、田中委員長の発言をもって再稼働をしないとされる請願趣旨には賛同できないとの意見が出されました。
 一方、別の委員から、新規制基準といえども、あくまでも人間の考え得る想定内での基準であって、南海トラフ大地震などが来ればそれ以上の想定外のことも考えなくてはいけない。福島原発の事故の原因究明もされていない中で、やはり再稼働は認めるべきではないとの意見が出されました。
 また、別の委員から、請願に記載されている他の原子力発電所の裁判のことについてはまだ司法の判断は定まっておらず、現在審査中の状況であり、地方裁判所の結果一つで結論を出すのは時期尚早ではないかと考えることから、採択は困難であるとの意見が出され、採決の結果、この請願を不採択とすべきものと決定しました。
 次に、請願第25号につきましては、伊方原発の再稼働を認めないよう愛媛県知事に対して意見書の提出求める請願でございます。
 このことについて委員より、この請願では適合性の審査について3つの疑義を指摘されているが、新規制基準では福島の反省をもとに基準地震動を引き上げて検証している。また、放射性物質の拡散を抑制する対策も講じるよう義務づけ、その審査も行っている。これらのことを考えると、この請願の趣旨には賛同しがたいとの意見が出されました。
 一方、別の委員から、最大規模の地震を想定しているとはいっても、南海トラフ大地震などが起きた場合は想定外のこともあり得る。我々が想像できないことが起こり得るということを前提にしないと、起こってからでは遅い。私は再稼働を認めないとする請願を採択したいとの意見が出されました。
 また、別の委員から、適合性審査の審査状況は全てインターネットで公開されており、私もかなり拝見した。原子力規制委員会の質疑が厳しく、四国電力側があたふたする場面も何度かあったが、審査が信頼に値せず、全部だめだという趣旨内容には当たらないと思うので、この内容での採択は難しいとの意見が出され、採決の結果、この請願を不採択とすべきものと決定しました。
 次に、請願第26号につきましては、伊方原発の再稼働問題について公開討論会を開催するよう愛媛県知事に対して意見書の提出を求める請願でございます。
 このことについて委員より、公聴会の開催を望む意見には賛同できるが、県知事もさまざまな意見を収集されており、請願内容に書かれている批判的意見を聞かずに再稼働問題の判断をしようとしているとの部分には賛同できないため、趣旨採択とすべきと考えるとの意見が出されました。
 一方、別の委員から、国や四国電力は先日、説明会を行ったが、住民の理解は得られていないと思うので、公開討論会や説明会を行うことには大賛成である。広く住民に意見を聞くことが大事であり、それが本当の理解につながると思うので、採択すべきであるとの意見が出されました。
 また、別の委員から、公開討論会を開催するようにということについてはいいことであると賛同できるが、知事は再稼働問題をめぐって住民の間でさまざまな意見があること、批判的な意見も多いということを踏まえた上で、最終的な責任の所在について総理から直接発言してもらうよう努力されており、趣旨内容の一部には賛同できない部分があるので、趣旨採択を支持するとの意見が出され、採決の結果、この請願を趣旨採択とすべきものと決定しました。
 次に、請願第28号につきましては、伊方原発の再稼働問題について、再稼働に向けた動きを一旦中止し、現状では再稼働に反対であることを意思表明して、請願事項に記載していることを実施するよう求める請願でございます。
 このことについて委員より、伊方原子力発電所の再稼働の是非については、最終的には愛媛県と伊方町が判断する案件であり、県の議論の経緯も見守る必要がある。今の段階で大洲市が再稼働について反対の意思を表明する状況にはないことから不採択とすべきであるとの意見が出されました。
 一方、別の委員から、説明会が開かれたとはいっても、一般の人に対する説明会ではなかった。また、公開討論会も開かれていない。住民は、その意思表明をする場がもうほとんどないと言っても過言ではない。この意見を尊重して、やはり再稼働すべきではないと考えるので、採択すべきだと思うとの意見が出されました。
 また、別の委員から、伊方原子力発電所3号機の再稼働問題については、愛媛県も国に対し要望事項を出されており、そのあたりも判断材料の一つになるのではないかと思うので、現時点では再稼働について反対の意思表明をすることには賛同できないとの意見が出されました。
 さらに、別の委員から、再稼働に反対であることを現時点で意思表明して、それから説明会や討論会を開催するのであれば、反対ありきの会となってしまう。それで、本当に公平公正さが担保できるのか疑問である。また、安全を保障したら安全神話になってしまい、この後何もしなくてもよいということになってしまう。技術的に絶対はなく、常に最新の知見を取り入れて安全度を高めていく必要がある。絶対反対の思い込みだけで反対することは、子供や孫へ負担を押しつけることになると思うので、採択には反対であるとの意見が出され、採決の結果、この請願を不採択とすべきものと決定しました。
 最後に、その他の事項において、委員より、このたびの鬼怒川の決壊による常総市等の水害は肱川に置きかえてもいつ起こるかわからないと心配している。茨城県では県と市の連携がとられておらず、情報が錯綜し、混乱していた。大洲市においては、国、県、市の連携をしっかりとってもらいたいとの要望が出されました。
 以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、総務企画委員会の報告を終わります。
○向井敏憲議長 次に、厚生文教委員長の報告を求めます。
○9番上田栄一議員 議長
○向井敏憲議長 上田栄一議員
〔9番 上田栄一議員 登壇〕
○上田栄一厚生文教委員長 それでは、ただいまから厚生文教委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月16日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました平成27年度一般会計補正予算を初め議案6件及び請願1件につきまして慎重なる審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと、請願第27号については継続審査と決した次第であります。
 それでは、審査の過程におきまして特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました事項について、その概要を御報告申し上げます。
 まず、保育所建設事業について申し上げます。
 この事業につきましては、本年度、長浜保育所改築事業に係る建設工事及び菅田保育所改築事業に係る用地購入が進められているところでありますが、今回の補正予算において、菅田保育所の取得用地に関し地盤補強等が必要なことから、敷地造成工事費が計上されたものであります。
 委員より、改築後の児童の定員についてただしたところ、理事者から、施設の建てかえに当たっては、児童の安全保育と児童福祉の向上を図るため現在狭隘となっている敷地を拡充するもので、児童の定員については現行どおりで考えているとの答弁がありました。
 さらに、委員より、近隣の徳森保育所においては、利便性から肱川、河辺地区の方が児童を預けられていることもあり、常に定員に近い状況と聞いているが、そういった状況を考えると、菅田保育所の定数増を検討すべきではないかとの質疑が出されました。
 これに対し理事者から、菅田保育所は平成29年度着工を予定していることから、来年度中に周辺保育所を含めた入所状況や入所希望者の調査を行った上で定数の見直しについて検討したいとの答弁がありました。
 また、委員より、保育所には50年を超える施設もあり、児童の安全性からも改築などの対策を早急に推進していただきたいとの意見が出されました。
 次に、廃校施設等管理事業について申し上げます。
 この事業は、統廃合により閉校となった小学校、幼稚園18施設の維持管理を行うものでありますが、今回の補正予算においては、7つの閉校施設にある小型焼却炉撤去費、旧上須戒小学校漏水修繕工事のほか、旧南久米小学校一部売り払いに伴う水道管敷設がえ工事費、電気設備工事費などの予算が計上されております。
 委員より、旧南久米小学校の一部売り払いの状況についてただしたところ、理事者から、建物は事業者において2棟を解体し、1棟を改修して使用するとの申し出を受け、不動産鑑定により土地の価格と改修して使用する建物の価格から事業者が解体する建物費用の差し引き評価額を算定し、見積もり合わせを執行した。その結果、売払収入は1,080万円となったものであるとの答弁がありました。
 また、委員より、地域によっては閉校施設を利用しないところもあるが、施設の撤去についてはどう考えているのかとただしたところ、理事者から、現在それぞれの地域でどのような活用をすべきかを協議、検討していただいているところであるが、その結果、施設を利用せず、撤去を希望される場合には、市において起債等を活用し、撤去することは可能であるとの答弁がありました。
 最後に、請願第27号年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書の提出を求める請願書でありますが、本請願については公的年金は高齢者世帯収入の7割を占めているなど、年金は老後の生活保障の柱となっているが、政府は年金積立金管理運用独立行政法人、GPIFに対し、リスク性資産割合を高める方向での年金積立金の運用の見直しを求めている状況から、運用の急激な変更を行わず、専ら被保険者の利益のために安全かつ確実な運用を堅持することなどを、政府に対して意見書の提出をするよう求められているものであります。
 このことについて委員より、リスク性資産割合を高めるような急激な変更について、国民に対する説明が十分とは言えず、理解が得られていない状況を鑑みれば、採択すべきとの意見が出されました。
 一方、国内外の株式、債券の投資比率をまとめた基本ポートフォリオの変更については実施されたばかりであり、株式市場にある運用資金を引き上げた後の運用も精査すべきとの意見が出され、採決の結果、継続審査すべきものと決定をいたしました。
 以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、何とぞ適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、厚生文教委員会の報告を終わります。
○向井敏憲議長 次に、産業建設委員長の報告を求めます。
○15番桝田和美議員 議長
○向井敏憲議長 桝田和美議員
〔15番 桝田和美議員 登壇〕
○桝田和美産業建設委員長 それでは、ただいまから産業建設委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月17日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました平成27年度一般会計補正予算を初め議案2件につきまして審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 それでは、審査の過程で特に議論をされ、あるいは委員より指摘、要望いたしました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
 まず初めに、農地中間管理機構事業について申し上げます。
 この制度は、これまで市や町の段階で行ってきた農地の貸借事業を拡充し、農地を扱う農地中間管理機構を設けて担い手への農地集積を支援するものでありますが、委員より、当市は中山間地域の田畑も多く貸し付けを希望しても、事業の要件を満たさない農地が存在するが、これらに対しての支援はあるのかとただしたところ、理事者から、集積の要件を満たさないものや借り手が見込めないような土地についてはすぐに農地の貸し付けができないことから、農地中間管理機構は農地の中間管理権を取得せず、借り受けを希望する方に農地をあっせんするほか、機構に登録し、希望に応じてホームページに公開する。また、貸付希望の農地として市町の農業委員会と連携しながら、借り受け希望者が見つかるような支援などを行うとの答弁がありました。
 続きまして、松井家住宅整備事業についてを申し上げます。
 この事業は、国登録有形文化財松井家住宅の適切な維持管理及び供用開始に向けて基本構想を策定するものでありますが、委員より、石垣や家屋など修繕の必要性について質疑が出されました。
 これに対し理事者から、石垣については、すぐに改修が必要であるという状況ではないが、一部懸けづくり風のつくりとなっているので、将来において石垣を修繕する場合には、その手法などを今後検討していく必要がある。また、家屋については、道路に向いている面は健全であるが、山側についてはといに枯れ葉などがつまり十分な水はけができない状態が続いていたことから、軒下が著しく腐植しているなど、建物を維持していく上でもできるだけ早く修繕を行っていく必要があるとの答弁がありました。
 さらに、委員より、市で管理するとした経緯及び今後の方針についてをただしたところ、理事者から、松井家住宅は肱川を望む高台に位置し、斜面をうまく利用して築かれた壮大な石垣や3段の入母屋の屋根などを組み合わせ、さらにせり出した部屋を懸けづくり風のつくりとして長い柱で支えるなどすぐれたデザイン性が高く評価され、国登録有形文化財となっている。また、建設当時の大洲の経済人の活躍という歴史を背景にしている点なども非常に高い評価を得ていることなどから、市で管理することとなった。現在、文化財評価について、教育委員会など関係機関と連携して協議を行っているところであるが、家屋の清掃など最低限の維持管理しかできていない現状から、防火、防犯対策の課題もあり、寄贈の手続等早急に進めていきたいとの答弁がありました。
 続きまして、指定管理施設管理経費についてを申し上げます。
 この経費は、鹿鳴園テニスコート改修事業に関して、路盤の改良が必要となったことから工事費を増額変更するものでありますが、委員より、えひめ国体に向け八幡浜・大洲地区運動公園のテニスコートも改修されたことから、利便性を考えると、鹿鳴園テニスコートの利用客は減少するのではないかただしたところ、理事者から、以前は一般利用者はもとより、周辺にある宿泊施設の宿泊客や学生の合宿など大勢の方に利用していただいていたが、テニスコートの老朽化により利用者が減少し、さらに宿泊客減少の一因ともなっている。また、地元中学生の練習場が土のコートしかなく、県大会等大きな大会への出場を考えると芝のコートでの練習が必要となってくる。今回の改修により、市内中学生を初めテニスコート利用者の増加を図り、学生の合宿や観光客のレクリエーションの場として利用促進を図り、周辺宿泊施設の宿泊客増加にもつなげていきたいと考えているとの答弁がありました。
 そこで、委員より、大規模な改修となるので、利用客が増加するような運営に努力していただきたいとの意見が出されました。
 このほか、各議案の審査中、委員より、森林そ生緊急対策事業に対する補助のあり方、幹線道路整備事業の概要、市道関係及び治水対策事業などについて理事者の考えをただす意見が多く出されておりました。
 以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、皆様の適切な御審議、御決定を賜りますようお願いを申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○向井敏憲議長 以上で委員長の報告は終わりました。
 委員長報告に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 発言の通告がありますので、梅木加津子議員の発言を許します。
○20番梅木加津子議員 議長
○向井敏憲議長 梅木加津子議員
〔20番 梅木加津子議員 登壇〕
○20番梅木加津子議員 日本共産党の梅木加津子です。
 本会議に提出されている議案、請願に対する討論を行います。
 初めに、第75号議案は9月補正予算です。
 本予算に、国が進める個人番号制度交付事務費が組まれています。このナンバー制度は、安倍政権が社会保障・税番号制、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、通称マイナンバー制度を、10月から番号通知を、2016年1月から実施しようとするものです。これは、社会保障、税、災害対策の行政手続で利用するとされていますが、今後金融口座や医療情報への活用も検討されており、制度自体がその利用目的などにおいて多くの問題点が指摘されています。
 1つは、政府による国民の監視、管理が強められ、資産調査による税徴収強化や社会保障給付の削減につながるおそれがあることです。政府は、行政の効率化や国民の利便性をうたいますが、国民へさらなる負担を強いるための道具となり、個人情報が丸裸にされ、プライバシーが侵害される危険が増大する不当な制度と言わざるを得ません。番号制が進んで導入されている米国や韓国では、何千万という単位の個人情報が漏えいする事件が発生し、深刻な被害が出ています。
 さらに、個人情報保護の理由によりマイナンバーを扱う中小業者に対して厳格な管理体制を強要し、漏れた場合の罰則の強化、4年以下の懲役もしくは200万以下の罰金などするとしています。小規模の業者にとってマイナンバーを管理することは大きな負担となります。経営にとっても大打撃となります。イギリスでは、一旦導入を決めた国民IDカード法を人権侵害への危険があることや巨費が浪費されるおそれがあるとして廃止しました。
 国民監視を強め、中小業者の営業を破壊するマイナンバー制度実施を延期し、廃止すべきです。こうした立場から第75号議案には反対するものです。
 第77号議案は、個人番号交付による個人情報保護条例の改正です。第79号議案も関連するものであり、反対します。
 次に、請願に対して討論を行います。
 請願第22号は、南海トラフ大地震が起きても伊方原発の安全が保障されることが明らかになるまで伊方原発の再稼働をしないことを求める請願です。請願第25号は、伊方原発の再稼働を認めないように愛媛県知事に意見書を送付するように求めるものです。
 原子力規制委員会の適合性とは、安全で、現状でこれくらいが安全、リスクを低減できる、そういうレベルの安全性の確保ができるという確認だと規制委員会の田中委員長自身が言い、また3号機の適合性審査には3つの問題がある。1つに、地震観測記録データを使用していない、2つに、基準地震動の平均をもとに小さく想定、3つに、水素濃度が14.5%を超え、水素の爆発の判断基準13%を超える指摘があるが、検証していない、また国際基準の住民防護を除外していると指摘しています。これでは世界最高水準ではありません。こうした状況下での再稼働はあり得ません。また、県民に対する説明責任も果たしていません。
 請願第26号は、同じく伊方原発の再稼働に当たり公開討論会の開催を求める請願です。
 伊方原発の再稼働問題で市民の皆さんへの説明会を幅広く実施するように求めるのは当然です。安倍首相は丁寧に説明すると戦争法でも言いました。原発の再稼働でも言っています。もともと国が再稼働を求めているのであり、説明するのは当然です。進めたい国や四電だけの説明では、安全と当然言われます。事故が起こる危険があるなら、幅広い多くの方々や危険を指摘する方々の御意見をお聞きし、対策に生かされるべきです。多くの市民を対象に十分意見交換ができる説明会を求めるべきです。また、県知事にも国に要請するように求めるべきです。そこでお聞きする市民の皆さんの声は、市政運営にも生かされるべきだと考えます。
 次に、請願第28号、住民に、同じく住民説明会・地元要件・専門家の意見聴取の要望と議会の意思表明を求める請願です。
 安全が大丈夫だとしながら、原発を進める国や四国電力だけの報告でいいのでしょうか。市民は技術的な難しいことはわからないと言い、切り捨てて、違う立場の技術者や科学者の意見を聞くことなしにまた再稼働に踏み込むなら、福島と同じことを繰り返すことになります。広くさまざまな立場の意見を聞き、県民が判断できる知識を得る機会を設けるべきです。
 よって、こうした伊方原発の再稼働をやめるように求める請願など、請願第22号、請願第25号、請願第26号、請願第28号は採択すべきです。議員各位がみずからの生活感から事故が起きたときに再稼働に賛成して市民の皆さんの命と財産が守れるのか、責任が持てるのか、説明責任が果たせるのかをお考えをいただき、一歩でも足を踏み出し、本関連請願に賛同されることを要請して、採択すべき立場での討論といたします。
○向井敏憲議長 以上で討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 まず、第75号議案平成27年度大洲市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 この議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第77号議案及び第79号議案の議案2件を一括して採決いたします。
 これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立多数であります。したがってただいまの議案2件は原案のとおり可決されました。
 次に、第76号議案、第78号議案、第80号議案、第81号議案、第85号議案及び第86号議案の議案6件を一括して採決いたします。
 これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立全員であります。したがってただいまの議案6件は原案のとおり可決されました。
 次に、請願について採決を行います。
 まず、請願第22号及び請願第25号の請願2件を一括して採決いたします。
 本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。
 これらの請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立少数であります。したがってただいまの請願2件は不採択と決しました。
 次に、請願第24号日本政府に「核兵器全面禁止・廃絶国際条約」の締結のための行動を求める意見書提出についての請願を採決いたします。
 この請願を委員長報告のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立全員であります。したがってただいまの請願は採択と決しました。
 次に、請願第26号「公開討論会」開催について愛媛県知事に「意見書」送付を求める請願を採決いたします。
 この請願を委員長報告のとおり趣旨採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立多数であります。したがってただいまの請願は趣旨採択と決しました。
 次に、請願第28号「伊方原発3号機の再稼働について」住民説明会・地元要件・専門家の意見聴取の要望と議会の意思表明を求める請願を採決いたします。
 本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。
 この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立少数であります。したがってただいまの請願は不採択と決しました。
 次に、請願第27号年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書の提出を求める請願書を採決いたします。
 この請願を委員長報告のとおり継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立多数であります。したがってただいまの請願は継続審査とすることに決しました。
 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめ延長いたします。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○向井敏憲議長 次に、日程第3、第87号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
○清水裕市長 議長
○向井敏憲議長 清水市長
〔清水裕市長 登壇〕
○清水裕市長 それでは、第87号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明を申し上げます。
 本案は、法務大臣から委嘱されておりました上野マリヱ委員の任期が平成27年12月31日をもって満了となりますので、後任の委員を推薦するに当たり、議会の意見をお願いするものでございます。
 上野委員には、4期12年にわたり人権の擁護と人権思想の普及に御尽力をいただきました。ここに改めて感謝とお礼を申し上げる次第でございます。
 新たに推薦いたしたい委員は、お手元の議案書に記載のとおり、久保田和子氏でございます。
 久保田氏は、市内西大洲にお住まいで、昭和46年4月、旧大洲市役所に奉職以来、税務課、市民課、久米公民館など幅広い部署を経験され、平成24年3月、保険環境課課長補佐を最後に退職された方でございます。御退職後も嘱託職員として本年3月までの3年間、市民サービスセンター所長を務められ、住民対応の第一線で御活躍いただきました。現在は、大洲市男女共同参画推進会議委員として、また国際ソロプチミスト大洲の会員として、女性の社会参画の推進と社会貢献活動に積極的にかかわっていただいております。
 以上のように、人格は申し上げるまでもなく、長年にわたる行政経験を通して人権にかかわる高い見識を有され、広く社会の実情にも通じておられますので、本市における人権擁護委員として適任であると確信し、ここに御提案申し上げたものでございます。
 何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○向井敏憲議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○向井敏憲議長 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 第87号議案人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
 この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○向井敏憲議長 次に、日程第4、委員会提出第6号議案核兵器全面禁止・廃絶国際条約締結のための行動を求める意見書提出についてを議題といたします。
 この際、事務局長に議案を朗読させます。
○山田隆司事務局長〔委第6号議案朗読〕
○向井敏憲議長 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○向井敏憲議長 御異議ないものと認め、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 委員会提出第6号議案核兵器全面禁止・廃絶国際条約締結のための行動を求める意見書提出についてを採決いたします。
 この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○向井敏憲議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○向井敏憲議長 議事の都合によりしばらく休憩をいたします。
午後3時51分 休 憩
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後4時03分 再 開
○安川哲生副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○安川哲生副議長 ただいま向井敏憲議長から議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。
 議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生副議長 御異議ないものと認め、議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 この際、地方自治法第117条の規定により、向井敏憲議員の退席を求めます。
〔21番 向井敏憲議員 退席〕
○安川哲生副議長 まず、向井敏憲議長から提出されました辞職願を事務局長に朗読させます。
○山田隆司事務局長〔辞職願朗読〕
○安川哲生副議長 お諮りいたします。
 向井敏憲議員の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生副議長 御異議ないものと認め、向井敏憲議員の議長辞職を許可することに決定いたしました。
 向井敏憲議員の入場を許可します。
〔21番 向井敏憲議員 入場〕
○安川哲生副議長 向井敏憲議員から挨拶があります。
○21番向井敏憲議員 議長
○安川哲生副議長 向井敏憲議員
〔21番 向井敏憲議員 登壇〕
○21番向井敏憲議員 議長退任に当たりまして、一言御挨拶を申し述べます。
 平成25年10月の臨時議会におきまして、新大洲市の第7代議長という要職につかさせていただきました。この間、安川副議長を初め議員の皆様方、また清水市長を初め理事者の皆様方、そして市民の皆様方に温かい御支援、御協力、また多くの御指導を賜りまして、無事その職責を全うすることができました。ここに皆様方のお力添えに対しまして衷心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。
 大洲市は4市町村が合併して10年が経過いたしました。ちょうど節目となる年であり、議長としてさまざまな式典や行事、イベントに参加させていただきました。また、市内はもとより、県内、四国、全国といったさまざまな会合に参加させていただき、日ごろお目にかかることのない皆様から、大洲市議会、また大洲市に対して貴重な御提言や御意見をいただきましたこと、深く感謝をしているところでございます。
 さて、大洲市の直面する課題といたしましては、治水事業の推進、農林水産の振興、少子・高齢化の進展、また人口減少の加速など大変厳しい状況でございます。これからは一議員として、これらの諸問題解決のためにこれまで以上にしっかりと取り組んでまいる所存でございます。また、開かれた議会の実現にも努めてまいりますので、皆様方にはこれまで同様に御指導賜りますようお願い申し上げます。
 最後になりますが、今後大洲市のますますの発展と皆様方の御健勝、御活躍を心から御祈念申し上げまして、議長退任の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。(拍手)
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○安川哲生副議長 お諮りいたします。
 ただいま議長が欠員となりましたので、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生副議長 御異議ないものと認め、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
 これより議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○安川哲生副議長 ただいまの出席議員は22名であります。
 投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○安川哲生副議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生副議長 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○安川哲生副議長 異状ないものと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○安川哲生副議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○安川哲生副議長 投票漏れはないものと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○安川哲生副議長 これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に弓達秀樹議員、児玉康比古議員、二宮淳議員を指名いたします。
 立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開  票〕
○安川哲生副議長 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 22票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
 有効投票 22票
 無効投票 0票
 有効投票22票のうち
  宮本 増憲議員 20票
  梅木加津子議員 2票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。したがって宮本増憲議員が議長に当選されました。
 ただいま当選されました宮本増憲議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
 宮本増憲議員、議長に当選されました。
 議長に当選された宮本増憲議員に御挨拶をお願いします。
○18番宮本増憲議員 議長
○安川哲生副議長 宮本増憲議員
〔18番 宮本増憲議員 登壇〕
○18番宮本増憲議員 ただいまは私を議長に御選任いただきまして、心より感謝を申し上げ、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
 私は、いろいろと言葉はあろうかと思いますが、私の言葉で申し上げますが、今後は融和を図り、お互いを尊重し合うという気持ちを持って、また議長の席を汚さぬように精進してまいりたいというふうに思っております。
 今後とも、皆様の御指導、御協力を心よりお願い申し上げまして、当選させていただきました御挨拶とさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。(拍手)
○安川哲生副議長 宮本増憲議長、議長席にお着き願います。
〔副議長退席、議長着席〕
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後4時25分 休 憩
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後4時41分 再 開
○宮本増憲議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 ただいま安川哲生副議長から副議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。
 副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 御異議ないものと認め、副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 この際、地方自治法第117条の規定により、安川哲生議員の退席を求めます。
〔8番 安川哲生議員 退席〕
○宮本増憲議長 まず、安川哲生副議長から提出されました辞職願を事務局長に朗読させます。
○山田隆司事務局長〔辞職願朗読〕
○宮本増憲議長 お諮りいたします。
 安川哲生議員の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 御異議ないものと認め、安川哲生議員の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
 安川哲生議員の入場を許可します。
〔8番 安川哲生議員 入場〕
○宮本増憲議長 安川哲生議員から挨拶があります。
○8番安川哲生議員 議長
○宮本増憲議長 安川哲生議員
〔8番 安川哲生議員 登壇〕
○8番安川哲生議員 副議長退任に当たりまして、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。
 私、平成25年10月より、向井議長のもと、副議長という要職を務めさせていただきました。副議長在任中、至らない点が多々あったとは存じますが、向井前議長さんを初め先輩議員の皆様方、同僚議員の皆様方の温かい御指導、御鞭撻、また清水市長を初めとした理事者の皆様方、市民の皆様方の厚い御支援と御協力のたまものと改めてお礼を申し上げます。
 大洲市の抱える多くの課題の解決、また開かれた議会、市民の皆様のための議会の実現のためにこれまで以上に誠心誠意頑張ってまいりたいと思いますので、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、副議長退任の御挨拶といたします。本当にありがとうございました。(拍手)
○宮本増憲議長 この際、議員を代表し、宇都宮宗康議員から、向井敏憲前議長及び安川哲生前副議長に対する謝辞があります。
○6番宇都宮宗康議員 議長
○宮本増憲議長 宇都宮宗康議員
〔6番 宇都宮宗康議員 登壇〕
○6番宇都宮宗康議員 それでは、甚だ僣越ではございますが、御指名をいただきましたので、議員を代表いたしまして一言謝辞を述べさせていただきたいと思います。
 向井敏憲議員並びに安川哲生議員におかれましては、平成25年10月4日から本日まで正副議長の要職を務められ、持ち前の責任感と卓越した指導力により我々議会のリーダーとしてその職責を全うされました。
 肱川の治水問題や福祉対策、産業振興、そして四国電力伊方発電所の再稼働問題など多くの課題が山積する状況の中、執行機関と政策議論を重ねられ、市民の皆様の期待と信頼に応えるべく直面する行政課題に取り組まれる一方、開かれた議会運営に向けさまざまな議会改革を実行されるなど、すぐれた指導力を発揮され、大変御尽力をいただきました。ここに改めて、その御功績に対し心から敬意と感謝を述べる次第であります。
 今後におきましても、さまざまな行政課題が山積する極めて厳しい状況ではありますが、大洲市発展のため、今までにも増して御尽力を賜りますとともに、私どもに対しても変わらぬ御指導をお願い申し上げまして、意を尽くしませんが、お二人への感謝とお礼の言葉とさせていただきます。本当にお疲れさまでした。(拍手)
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 お諮りいたします。
 ただいま副議長が欠員となりましたので、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 御異議ないものと認め、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
 これより副議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○宮本増憲議長 ただいまの出席議員は22名であります。
 投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○宮本増憲議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を改めさせます。
〔投票箱点検〕
○宮本増憲議長 異状ないものと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○宮本増憲議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 投票漏れはないものと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○宮本増憲議長 これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に弓達秀樹議員、児玉康比古議員、二宮淳議員を指名いたします。
 立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開  票〕
○宮本増憲議長 投票の結果を報告いたします。
 投票総数 22票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
 有効投票 20票
 無効投票 2票
 有効投票20票のうち
  福積章男議員 10票
  大野立志議員 10票
 以上のとおりであります。
 すなわち、福積章男議員の得票と大野立志議員の得票が同数であり、しかもその得票数は法定得票数5票を超えております。したがって地方自治法第118条第1項の規定により、準用する公職選挙法第95条第2項の規定によってくじで当選人を定めることになりました。
 くじの手続について申し上げます。
 まず、くじを引く順序をくじで決め、その順序に基づいて当選人を定めるくじを引いていただくことにいたします。
 以上、御了承願います。
 福積章男議員、大野立志議員の登壇を願います。
〔福積章男議員、大野立志議員 登壇〕
○宮本増憲議長 まず、くじを引く順序をお決め願います。
 くじは抽せん棒で行います。抽せん棒には数字が書いてありますが、小さい数字のくじを引かれた方が当選人を定めるくじを先に引いていただくことにいたします。
 先ほどの立会人の弓達秀樹議員、児玉康比古議員、二宮淳議員にくじの立ち会いをお願いいたします。
 立会人は抽せんくじのところに御参集願います。
 それでは、議席番号順にくじをお引き願います。
 初めに、大野立志議員
〔7番 大野立志議員 くじを引く〕
○宮本増憲議長 次に、福積章男議員
〔11番 福積章男議員 くじを引く〕
○宮本増憲議長 くじの結果を報告いたします。
 大野立志議員が4番、福積章男議員が6番のくじを引かれました。したがって大野立志議員が先にくじを引くことに決定いたしました。
 当選人を定めるくじは、抽せん棒には数字が書いてありますが、小さい数字のくじを引かれた方を当選人と定めます。
 それでは、くじをお引き願います。
 初めに、大野立志議員
〔7番 大野立志議員 くじを引く〕
○宮本増憲議長 次に、福積章男議員
〔11番 福積章男議員 くじを引く〕
○宮本増憲議長 くじの結果を報告いたします。
 大野立志議員が7番、福積章男議員が8番のくじを引かれました。したがって大野立志議員が副議長に当選されました。
 ただいま当選されました大野立志議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
 大野立志議員、副議長に当選されました。
 副議長に当選された大野立志議員に御挨拶を願います。
○7番大野立志議員 議長
○宮本増憲議長 大野立志議員
〔7番 大野立志議員 登壇〕
○7番大野立志議員 このたびは副議長に御選任をいただきまして、まことにありがとうございます。
 何分浅学非才な身でございますが、宮本議長をお支えするべく副議長の職責を務めてまいりたいと思います。今後とも、皆々様の御指導、御鞭撻、何とぞよろしくお願いをいたします。
 以上、簡単ではございますが、副議長就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後5時10分 休 憩
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後5時39分 再 開
○宮本増憲議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 私の議長就任に伴い、議会運営委員及び肱川流域治水対策特別委員を辞任することとし、また大野立志議員から議会運営委員及び議会改革調査特別委員を辞任したい旨の申し出があり、これを許可いたしましたので、報告いたします。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 お諮りいたします。
 この際、議会運営委員の補欠選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 ただいまお諮りした議会運営委員の補欠選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○宮本増憲議長 起立多数であります。したがって議会運営委員の補欠選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 本件については、委員会条例第8条第1項の規定により、武田雅司議員及び宇都宮宗康議員を指名いたします。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 お諮りいたします。
 この際、肱川流域治水対策特別委員の補欠選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 御異議ないものと認め、肱川流域治水対策特別委員の補欠選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 本件については、委員会条例第8条第1項の規定により、二宮淳議員を指名いたします。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 お諮りいたします。
 この際、議会改革調査特別委員の補欠選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 御異議ないものと認め、議会改革調査特別委員の補欠選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 本件については、委員会条例第8条第1項の規定により、宇都宮宗康議員を指名いたします。
 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後5時42分 休 憩
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後6時16分 再 開
○宮本増憲議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 先ほど議会改革調査特別委員会が開催され、議会改革調査特別委員会委員長に桝田和美議員が、議会改革調査特別委員会副委員長に弓達秀樹議員が互選されました。
 また、市長より第88号議案の提出がありましたので、報告いたします。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○宮本増憲議長 お諮りいたします。
 先ほど市長より提出のありました第88議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 御異議ないものと認め、第88号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 地方自治法第117条の規定により、山本光明議員の退席を求めます。
〔10番 山本光明議員 退席〕
○宮本増憲議長 提案理由の説明を求めます。
○清水裕市長 議長
○宮本増憲議長 清水市長
〔清水裕市長 登壇〕
○清水裕市長 それでは、第88号議案監査委員の選任につき同意を求めることについて御説明申し上げます。
 本案は、退職の申し出がありました村上常雄委員の後任委員を選任するに当たり、議会の同意をお願いするものでございます。このたび監査委員として議員のうちから選任いたしております村上委員から一身上の都合により退職の申し出があり、事情やむを得ないものとこれを承認した次第でございます。
 村上委員には、平成25年10月から監査委員として御活躍をいただき、適正かつ効率的な事務事業の執行に御尽力を賜りました。その御労苦に感謝申し上げますとともに、厚くお礼を申し上げる次第でございます。
 後任の委員には、お手元の議案書に記載のとおり、山本光明議員が最も適任であると認め、選任いたしたいと存じます。
 山本議員は、市内平野町野田にお住まいで、平成17年10月に大洲市議会議員に当選以来、現在まで市政発展のため活躍されています。これまで総務企画委員会委員長、副議長等の要職を務められ、さまざまな課題に対しましてその重責を果たしていただいております。また、大洲市農業委員、伊予喜多農業共済組合長を歴任されるなど、議会内外での御活動を通して豊富な経験と高い識見を備えられた方であります。
 何とぞ満場一致をもって御同意を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○宮本増憲議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○宮本増憲議長 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 第88号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○宮本増憲議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決定いたしました。
 山本光明議員の入場を許可します。
〔10番 山本光明議員 入場〕
○宮本増憲議長 ただいま監査委員の選任につき同意いたしました山本光明議員より挨拶があります。
○10番山本光明議員 議長
○宮本増憲議長 山本光明議員
〔10番 山本光明議員 登壇〕
○10番山本光明議員 ただいま監査委員に御選任、御同意をいただきまして、まことにありがとうございました。
 現在、大洲市の財政、少しはよくなりましたが、まだまだ厳しいものがございます。市民の皆様の代表として厳正な監査に努め、一生懸命職責を果たしてまいりたいと思います。今後ともの御指導、御協力をよろしくお願い申し上げまして、御挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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○宮本増憲議長 以上で本日の日程を終了いたしましたので、会議を閉じます。
 市長より閉会の挨拶があります。
○清水裕市長 議長
○宮本増憲議長 清水市長
〔清水裕市長 登壇〕
○清水裕市長 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今定例会は、去る9月8日の招集以来17日間にわたりまして慎重に御審議を賜り、御提案申し上げた案件につきましてはいずれも原案のとおり御議決を賜りました。心から厚くお礼を申し上げます。
 審議の過程でちょうだいいたしました御指摘、御意見等につきましては、今後の市政運営に当たりできる限り反映すべく努力してまいる所存でございます。
 さて、先ほどの議会人事におきまして議会の新しい構成が決定されたわけでございますが、議長に就任されました宮本増憲議員、副議長に就任されました大野立志議員を初めそれぞれ要職に御就任されました皆様方に改めてお喜びを申し上げますとともに、今後の御活躍を心よりお祈り申し上げる次第でございます。
 なお、向井前議長、安川前副議長におかれましては、平成25年10月以来、円滑な議会運営と市政発展に御尽力を賜り、心から感謝とお礼を申し上げるものでございます。
 最後に、秋の深まりとともに朝夕の涼しさも増し、過ごしやすい季節になってまいりましたが、皆様方には今後とも御自愛の上、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げ、今定例会閉会の挨拶とさせていただきます。
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○宮本増憲議長 これをもちまして平成27年大洲市議会第3回定例会を閉会いたします。
午後6時25分 閉 会
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