平成21年大洲市議会第8回定例会会議録 第1号
平成21年12月2日(水曜日)
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出席議員
1番 宇都宮 宗 康
2番 大 野 立 志
3番 安 川 哲 生
4番 上 田 栄 一
5番 山 本 光 明
6番 西 村 豊
7番 福 積 章 男
8番 武 田 雅 司
9番 二 宮 淳
10番 中 野 寛 之
11番 桝 田 和 美
12番 村 上 常 雄
13番 押 田 憲 一
14番 梅 木 良 照
15番 水 本 保
16番 岩 田 忠 義
17番 宮 本 増 憲
18番 後 藤 武 薫
19番 梅 木 加津子
20番 向 井 敏 憲
21番 岡 孝 志
22番 吉 岡 猛
23番 田 中 堅太郎
24番 山 下 勝 利
25番 中 野 茂 明
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欠席議員
な し
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出席理事者
市 長 清 水 裕
副 市 長 小 島 健 市
総 務 部
部長兼人事秘書課長 松 田 眞
会計管理者兼会計課長 洲 尾 計 邦
総 務 課 長 山 田 隆 司
総務課長補佐 武 知 省 吾
総務課行政係長 徃 田 秀 樹
企画財政部
部 長 神 元 崇
財 政 課 長 二 宮 隆 久
財政課長補佐 松 本 一 繁
市民福祉部
部 長 心 得 岡 村 清 利
建設農林部
部 長 二 宮 勝
新産業担当部長 松 岡 良 明
長浜支所
支 所 長 西 岡 敏 博
肱川支所
支 所 長 今 宮 雅 司
河辺支所
支 所 長 高 木 昭
農業委員会
事 務 局 長 蔵 田 伸 一
教育委員会
委 員 長 兵 頭 史 彦
教 育 長 叶 本 正
教 育 部 長 清 水 一 志
公営企業
病 院 事 務 長 垣 内 哲
監 査
委 員 小 泉 勝 明
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出席事務局職員
事 務 局 長 城 戸 秀 光
次 長 池 田 悦 子
専門員兼調査係長 菊 地 敏 宏
議 事 係 長 谷 野 秀 明
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議事日程
平成21年12月2日 午前10時 開 会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期の決定
日程第3
第105号議案 平成20年度大洲市歳入歳出決算の認定について
(委員長報告、質疑、討論、表決)
日程第4
第111号議案 平成21年度大洲市一般会計補正予算(第4号)
第112号議案 平成21年度大洲市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第113号議案 平成21年度大洲市国民健康保険診療所特別会計補正予算(第3号)
第114号議案 平成21年度大洲市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第115号議案 平成21年度大洲市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第116号議案 平成21年度大洲市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
第117号議案 平成21年度大洲市港湾施設事業特別会計補正予算(第2号)
第118号議案 平成21年度大洲市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)
第119号議案 平成21年度大洲市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
第120号議案 平成21年度大洲市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第121号議案 平成21年度大洲市水道事業会計補正予算(第2号)
第122号議案 平成21年度大洲市工業用水道事業会計補正予算(第2号)
第123号議案 平成21年度大洲市病院事業会計補正予算(第2号)
第124号議案 大洲市企業立地促進条例の制定について
第125号議案 大洲市事務分掌条例の一部改正について
第126号議案 大洲市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について
第127号議案 大洲市立保育所条例の一部改正について
第128号議案 大洲市後期高齢者医療に関する条例及び大洲市介護保険条例の一部改正について
第129号議案 指定管理者の指定について(大洲市総合福祉センター)
第130号議案 指定管理者の指定について(大洲城)
第131号議案 指定管理者の指定について(臥龍山荘)
第132号議案 指定管理者の指定について(大洲家族旅行村)
第133号議案 指定管理者の指定について(大洲市立肱川風の博物館・歌麿館)
(提案理由説明)
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本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 第105号議案
日程第4 第111号議案〜第133号議案
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午前10時00分 開 会
○山下勝利議長 ただいまより平成21年大洲市議会第8回定例会を開会します。
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○山下勝利議長 市長より議会招集のあいさつがあります。
○清水裕市長 議長
○山下勝利議長 清水市長
〔清水裕市長 登壇〕
○清水裕市長 おはようございます。
ことしも師走を迎え何かと慌ただしい中、本日は平成21年第8回大洲市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多用な中御出席を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
本定例会におきましては、一般会計、特別会計等補正予算を初め、条例の制定等について御提案申し上げているところであります。それぞれの議案内容につきましては、後ほど提案理由の中で順次御説明申し上げたいと存じますので、よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。
昨年の金融危機を発端とした急激な景気悪化対策として国による大規模な補正予算が編成され、一部の経済指標では回復の兆しも指摘されておりましたが、先月20日に発表されました月例経済報告では緩やかなデフレ状況にあるとデフレ宣言がなされ、物価下落と景気悪化が連鎖するデフレスパイラルに陥る心配が現実のものとなっております。現在、国では政権交代に伴うさまざまな見直しがなされており、私どもも期待と不安の中、大洲市への影響等について見守っているところであります。過去に鳩山首相は、政権交代が最大の経済対策であるとの発言もされており、国民生活安定のために一刻も早い適切な対策をお願いしたいと希望しているところであります。
また、政権交代に伴う影響が大洲市にどのように波及するかは、国の予算編成等の結果を待つしかないところでありますが、大洲市といたしましては今定例会に経済危機対策臨時交付金を活用した事業予算を計上するなど、大洲市としてできることにつきましては全力で努めさせていただく所存でございます。今後とも活力ある大洲市を目指して、全力を傾注して市政運営に努力してまいりますので、議員各位、また市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げまして、簡単でございますが今定例会招集のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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○山下勝利議長 これより本日の会議を開きます。
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○山下勝利議長 市長より第111号議案から第133号議案までの議案23件の提出がありましたので、御報告いたします。
次に、閉会中議長において受理いたしました請願4件につきましては、請願・陳情文書表としてお手元に配付しておりますから、御了承願います。
なお、前定例会以降における諸般の報告はお手元に配付のとおりでありますので、ごらん願います。
本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○山下勝利議長 まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、5番山本光明議員、6番西村豊議員を指名いたします。
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○山下勝利議長 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
この定例会の会期は、本日から12月15日までの14日間としたいと思いますが、これに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山下勝利議長 御異議ないものと認め、会期は本日から12月15日までの14日間とすることに決定いたしました。
なお、今定例会の会期中における会議の予定は、お手元に配付の会期日程のとおりであります。
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○山下勝利議長 次に、日程第3、第105号議案平成20年度大洲市歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
本件につきましては、10月7日の本会議において決算特別委員会に付託された議案であります。
委員会における審査の経過及び結果について委員長の報告を求めます。
○22番吉岡猛議員 議長
○山下勝利議長 吉岡猛議員
〔22番 吉岡猛議員 登壇〕
○吉岡猛決算特別委員長 おはようございます。
それでは、決算特別委員会の御報告を申し上げます。
当委員会は、さきの臨時会におきまして閉会中の継続審査事件として付託されました第105号議案平成20年度大洲市歳入歳出決算の認定についてを審査するため、10月19日から11月26日までの間において計5日間にわたり委員会を開催し、関係理事者の出席を得まして慎重かつ厳正な審査を行ったのであります。その審査結果は、お手元に配付してあります委員会報告書のとおり、予算の議決目的に沿って適正に執行がなされ、おおむね健全な行財政運営が行われたものと認め、全会一致により原案のとおり認定することと決した次第であります。
それでは、審査の過程において特に議論、また指摘、要望をいたしました事項について、その概要を御報告申し上げます。
まず初めに、一般会計歳入のうち、市税の状況についてであります。
市税の収入済額は、約47億234万円で、長引く景気の低迷による個人市民税の減少に加え事業不振などによる法人市民税の減少などが要因し、対前年度比2,881万円の減となっております。
このような中、市税の徴収率は、現年度課税分が98.39%で、前年度より0.04%上昇し、滞納繰越分は27.61%で、前年度より6.16%の上昇となっておりますが、現年度分及び滞納繰越分を合わせた市税全体では95.44%にとどまり、前年度より0.2%減少しております。
また、市税の平成20年度不納欠損額は約2,854万円で、平成21年度へ繰り越すこととなる収入未済額は約1億9,635万円と多額であることから、今後の対応を含め時効の取り扱いや滞納処分の状況について、委員から質疑が出されました。
これに対し理事者から、平成20年度の滞納者数は延べ約4,500人で、件数にして約1万9,000件となっており、これらの滞納事案に対しては、高額あるいは悪質なものを中心に愛媛地方税滞納整理機構へ移管し、大洲市においても独自に預貯金や保険などの資産調査を経て給与などの差し押さえによる徴収を行うことにより、滞納解消に努めている。また、平成20年度における大洲市の滞納処分実績については、件数88件、徴収税額約1,100万円となっており、自主納付につながった約1,500万円を合わせると約2,600万円の効果を上げており、資産のないものについては滞納処分の執行を停止する措置を講じているとの答弁がありました。
また、時効による税債権の取り扱いについては、法的には5年の経過により消滅するが、滞納処分の執行を停止した場合は3年間で消滅することとなっており、税負担能力に応じて執行停止処分を行いながら徴収努力を続けているとの答弁がありました。
これを受けて委員から、地域社会の景気低迷を背景に多くの企業が減収、減益になってきていることから、税を取り巻く環境は今後もさらに厳しくなると予測されるが、税の公平性及び市政運営のための財源を確保する観点から、収入未済額の縮小と収納率向上に向け、愛媛地方税滞納整理機構との連携を密にし、徴収体制の強化に一層努めるよう要望したのであります。
次に、保育料の徴収について申し上げます。
保育料においても、収入未済額が見受けられますが、委員から、現在までの滞納状況について質疑がありました。
これに対し理事者から、10月20日現在で現年度の保育料の収入未済額は約355万円で、平成17年度から20年度の4年間では、滞納者は58世帯で約880万円となっているとの答弁がありました。
これを受けて委員から、滞納者に対する納付指導についてただしたところ、理事者から、園児が通園している世帯については保育料の未納が生じた翌月に督促の納付書を送付し、保育所長を通じて保育料の納入を促している。また、園児が卒園した世帯や滞納額が高額となっている世帯については、電話での督促や個別訪問を行い分納誓約書の提出を求めるなど徴収に努めており、昨年の9月からは社会福祉課内で2名1組による滞納整理のための班編成を行い、定期的に戸別訪問や夜間徴収などを行っているが、払う意思の欠けている悪質な滞納者については今後もさらに納付指導を強化していきたいとの答弁がありました。
次に、市営住宅の管理について申し上げます。
委員から、市営住宅使用料の収入未済額について、滞納の状況と滞納者への対応について質疑が出されました。
これに対し理事者から、市営住宅の管理戸数は1,091戸であり、そのうち空き家が36戸、政策空き家が156戸あり、入居戸数は899戸で、滞納者数は103名となっている。また、行方不明となっている滞納者は4名あり、退去者が40名となっている。滞納額は全体で5,906万7,649円で、その内訳は平成20年度分が1,062万4,315円であり、前年度と比べて0.4%減少している。また、過年度分は4,844万3,334円で、0.08%減少している。滞納の主な原因は、収入の減少による生活困難が115名と最も多く、事業不振、借金等が18名、病気、けが等が14名となっている。
また、滞納が急激に増加したのは平成11年ごろからで、滞納者に対して督促状を送付し、未納が3カ月に及ぶ場合は催告書の送付や連帯保証人への納付指導依頼及び夜間訪問徴収並びに分納指導などを行っているが、その打開策はなく苦慮しているところである。住宅使用料を3カ月滞納した場合は、住宅の明け渡し請求ができることになっているが、公営住宅は住宅に困窮している低所得者を対象に低額の家賃で賃貸することにより生活の安定と社会福祉の増進に寄与するのが目的であることから、家賃その他の条件で民間とは格差があり、単純に明け渡し請求をした場合、居住者が行き場に困るという可能性もあるため、慎重に対処しているところである。
しかしながら、このまま放置しておけば納付している方との間に不公平が生じるため、今年度は誠意ある対応が見られないなど特に悪質な10名に対し、市営住宅使用料滞納整理事務処理要綱に基づき、このまま滞納が解消しない場合は明け渡しを請求し、滞納した住宅使用料の支払いを求める法的措置を行う旨を通知したところである。その結果、7名の方が分納誓約や一部納付の改善が見られており、今後もその効果を見ながら順次対応して改善をしていきたいと考えているとの答弁がありました。
次に、地籍調査について申し上げます。
地籍調査の進捗状況は旧大洲市が56%ということでありますが、委員から、全体の状況並びに完了見込みの時期について質疑が出されました。
これに対し理事者から、まず長浜地域については進捗率は約97%で、完了を平成26年ごろと見込んでいるが、この地区には地図混乱地域が一部あるため、その部分の調査をどのように進めていくかが今後の課題となっており、地図の訂正について現在愛媛県土地家屋調査士協会と協議しながら検討しているところである。大洲地域については、面積が非常に広いため調査を進めてもなかなか進捗率が上がってこないという状況に加え、平成18年度から1筆地調査の外注委託が補助の対象から外されたこともあり、完了の見通しを立てづらい状況にあるとの答弁がありました。
これを受けて委員から、調査がおくれるにつれ境界の状況に詳しい人も少なくなり、境界をめぐるトラブルも起きやすくなるため、できる限り早期の完了を要請する意見が出されました。
次に、茶業の振興について申し上げます。
委員から、現在の状況と今後の見通しについて質疑が出されました。
これに対し理事者から、本市でのお茶の栽培については、環境や気候条件を調査した結果適地であるという回答を得ており、現在県の支援を受け栽培指針の作成を目的に約40アールで実証事業を行っている。現在、市内の国営団地では約60ヘクタールが遊休化しており、農業を取り巻く環境も一段と厳しくなっているため、市としては農業生産法人もしくは集落営農により、土地利用型営農である茶業の振興を図りたいと考えている。理想としては、民間の生産法人が設立され、運営していくことが最善であるが、この事業は遊休農地対策と大洲市の新しい振興作物を推進することを目的とする事業であり、今後はJAが主体となって茶業の振興を図っていただきたいと考えている。現在の案としては、市とJAとで第三セクターの生産組合を設立し、事業の推進を図る協議を行っているが、市の課題、またJAも現在の経営が厳しい状況の上に莫大な投資を必要とすることなど、それぞれの事情を考慮しながら慎重に検討していきたいと考えているとの答弁がありました。
次に、中山間地域等直接支払制度について申し上げます。
中山間地域の現状は、後継者不足などによりその維持管理が非常に困難になってきており、このことについて委員から、今後の当制度の動向について質疑が出されました。
これに対し理事者から、当制度については、第2期として平成17年度から21年度までの5カ年事業ということで実施しているところであり、現在国では次期対策を検討されている。また、中山間地域の農業従事者の高齢化や集落の人口減少が急速に進んでおり、5年とするのは長過ぎて途中で管理ができなくなる人が出るおそれがあり、全額返還という事態も想定されているため、制度の見直しを行っている状況である。県としては前年度と同額の予算を計上すると聞き及んでおり、今後も国の動向に注意しながら引き続き事業を推進していきたいと考えているとの答弁がありました。
次に、市内橋梁の維持管理について申し上げます。
国が管理する橋は5年ごとに点検が行われていますが、自治体管理の橋は定期点検が義務づけられていないため、国土交通省の調査によると、全国の市区町村の62%が点検を行っていなかったとの調査結果が出ております。
このことについて、委員から、大洲市における橋の維持、点検状況について質疑が出されました。
これに対し理事者から、市内の橋梁は全部で494橋あり、順次橋梁の長寿命化修繕計画策定を行っている。平成20年度においては、43橋点検し、そのうち40橋について計画を策定したところであり、今後平成25年度までに幅員が5メートル以上の291橋について点検を行いたいと考えているが、当面は10メートル以上の124橋について計画を策定する予定である。なお、緊急に修繕を要する橋については、補助を受けながら整備をしていきたいと考えているが、今のところ緊急に修繕を要する危険な橋は見つかっていないとの答弁がありました。
次に、学校耐震化事業について申し上げます。
委員から、学校の耐震化状況並びに今後の見通しについて質疑が出されました。
これに対し理事者から、市内には107棟の校舎、体育館があり、そのうち新耐震基準による建物が53棟で、旧耐震基準による建物が54棟あり、この54棟について耐震化優先度調査を実施している。この優先度調査は次の耐震診断となる2次診断をどの建物から優先的に取りかかっていくかの調査で、その結果については、広報「大洲」やホームページに公開しているところである。現在優先度調査に基づき2次診断を実施中であり、来年度までには全結果が出てくる予定である。
耐震化優先度調査において優先度1となった新谷小学校については、2次診断となる耐力度調査も済み、改築が必要な点数になったため、改築に向けて作業を進めているところである。優先度2の長浜小学校、喜多小学校については、2次診断を実施し、長浜小学校については診断結果が出たため、耐震補強工事の設計を完了した上で耐震化工事の入札に取りかかる予定である。
また、耐震化工事の完成見通しについては、現在は優先度調査に基づいて計画を立て2次診断を実施している段階で、その結果により詳細な計画を立てる予定である。国からは優先度1から3の校舎または体育館から速やかに耐震化を図るようにとの指導もあり、その計画自体は10年計画になるものの、将来の大洲市を担う子供たちの安全・安心のため、できる限り前倒しをして進めていきたいとの答弁がありました。
次に、学童保育などの事業について申し上げます。
委員から、喜多小学校で行われている家庭教育支援事業が大変好評であると聞いているが、その内容と今後の見通し並びに小学校の統廃合が進む中での学童保育について質疑が出されました。
このことに対し理事者から、この事業は、国、県の補助を受け、喜多小学校区を中心に実施している事業で、元学校教職員など6名が中心となり喜多っ子サポーティングチームを結成し、保護者を対象にした先進的な訪問型の事業を展開し、家庭教育にかかわる相談や学習機会の提供などを行っている。県内ではこの事業を12カ所で実施されており、南予では、大洲、西予、八幡浜、宇和島の4カ所で実施されている。県内においてはこの大洲の活動が最も活発であり、先日も県の大会で活動報告をされたところである。
今後の見通しについては、3年間限定の国の事業ではあるが、県としても国に対し継続を要望していきたいと伺っているところである。また学童保育については要望が多いことから、今年度アンケート調査を実施し、現在市の社会福祉課と教育委員会が中心となり、放課後子どもプラン検討委員会を立ち上げて大洲市における今後の取り組みを検討中であり、今年度中に基本的な方針を策定し、できるだけ早く実現に向けて取り組んでいきたいと考えている。学童保育については、学校統廃合の協議をする際に各地域から要望があるため、可能な限り対応していきたいと考えているとの答弁がありました。
以上、当委員会の審査の概要について御報告いたしましたが、理事者におかれましては、審査の過程で出ました指摘、要望事項を真摯に受けとめられ、新年度予算に反映できるものは可能な限り対応していただきますとともに、歳出では今回も多額の不用額や繰越金が生じている科目が見受けられることから、今後の予算計上には十分留意され、また予算執行においては早期に事業着手されるようお願いするものであります。
最後に、県内の経済動向は持ち直しの兆しは見えるものの、厳しく不安定な状況が続く中、当市も合併後間もなく丸5年になろうとしておりますが、財政健全化判断比率のうち実質公債費比率は県下で最も高く、依然として厳しい財政状況には変わりはありません。今後さらに市税や使用料などの収納体制を強化し、これまで以上に財源の確保に留意され、公平、公正で効率的な行財政運営を要望するとともに、市民の満足度や費用対効果といった視点においても事務事業の再評価を行い、市民が真の豊かさを実感できるよう中・長期的な視野を持って市政運営に一層邁進されますことを期待いたしまして、決算特別委員会の報告を終わります。
○山下勝利議長 以上で委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
第105号議案平成20年度大洲市歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
この議案を委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○山下勝利議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は認定されました。
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○山下勝利議長 次に、日程第4、第111号議案から第133号議案までの議案23件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○清水裕市長 議長
○山下勝利議長 清水市長
〔清水裕市長 登壇〕
○清水裕市長 それでは、ただいまより今定例会に提案をいたしております平成21年度一般会計補正予算案を初め、当面する市政の諸案件につきまして御審議をお願いするに当たり、その概要を申し述べ、議員各位を初め、市民の皆様方に一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。
さて、ことしも師走に入り残すところ一月足らずとなりましたが、来年は大洲市にとりまして市町村合併から丸5年が経過する区切りの年に当たりますし、私にとりましても、9月の市長就任後初めて新たな年を迎えるわけであります。引き続き厳しい環境の中にはございますが、市民の皆様にお約束しておりますように、行政と市民、みんなが手を携えて協力し合いながら、頑張っている人、困っている人を支え合い、元気で活力のある大洲市づくりの歩みを全力で進めてまいる覚悟でございますので、議員各位、市民の皆様の御理解と御支援を重ねてお願い申し上げる次第でございます。
ここで、当市の1年を振り返ってみますと、合併記念日である1月11日には新図書館のオープンとともに市内循環バスの運行を開始し、6月末には株式会社ブルームクラシック愛媛テクノ工場が操業されるなど、市民生活に明るい話題を提供できたところであります。
また、防災行政無線の整備を初め、地産地消拠点施設の基盤整備、肱川水系河川整備計画に基づく治水対策事業、学校耐震化の取り組みなどの主要施策につきましても、順次事業の推進を図ることができました。その一方で、前大森市長の突然の御逝去やパナソニック四国エレクトロニクス大洲工場の撤退発表など予期せぬ出来事もございまして、悲喜こもごもの1年であったとの思いがいたしております。
今般、国の政権交代による事業見直し等に伴い、山鳥坂ダム建設事業や八幡浜・大洲圏域の地域医療再生計画などに影響が生じております。
まず、山鳥坂ダム建設事業でございますが、前原国土交通大臣は、平成21年度内に新たな段階に入らない事業として、山鳥坂ダム建設事業の用地取得の凍結を発表されました。このことを受け、10月22日、市議会には肱川流域治水対策特別委員会を開催いただき、28日には、山下市議会議長とともに県庁に加戸守行知事を訪ね、肱川水系河川整備計画に基づく山鳥坂ダム建設事業の継続支援を強くお願いした次第であります。
一方、民主党県連では、山鳥坂ダム検証委員会を設置し、ダム事業の是非を検証されております。私も先月29日に事業推進の立場で意見を申し述べさせていただきましたが、大洲市の意見がどのような形で国に伝えられていくのか、また検証委員会の結論が国の判断にどのような影響を及ぼすのか、肱川の治水対策や、渇水時の流量確保に対して不安を払拭するには至っていないのが現状でございます。
次に、八幡浜・大洲圏域における地域医療再生計画につきましては、政権交代後の補正予算執行停止の影響により、当初100億円の臨時特例交付金を求める計画を国に提出する予定としておりましたが、突然交付金が4分の1の25億円に縮小され、計画の再検討を余儀なくされることにより、今後医療機関や自治体への大きな負担増を懸念しているところでございます。
これら課題の解消に向け、国の動向を注視しながら、当市といたしましても最大限の努力を払ってまいる所存でございますので、議員各位の御支援をよろしくお願い申し上げる次第でございます。
この時期新型インフルエンザ感染の患者数が増大し、愛媛県全体で11月16日からの1週間で、定点医療機関からの患者報告数が40.3の値となり、警報基準の30を超え、本格的な流行期に入りました。現在、その対策として基礎疾患を有する方の重症化や若年層の感染を防ぐため、最優先接種グループからワクチン接種を開始しているところでございます。
しかしながら、ワクチンの供給量が十分でないこともあり、希望者全員の接種にはしばらく時間を要するものと考えておりますが、接種費用の負担軽減措置の助成制度も活用しながら順次接種を進めるとともに、各学校へ配備しております予防薬剤の補充や庁舎窓口への加湿器の設置などを実施し、引き続き感染予防や感染拡大の防止に努めることにいたしております。
先日、目にした行政情報誌のコラムに、野球解説者衣笠祥雄さんの講演記事が掲載されておりました。試合後のミーティングで「トイレは入る人が急ぐのか、出る人が急ぐのか。どっちだ。衣笠」と当時の守備コーチであった広岡達朗氏に聞かれ、衣笠選手は「当然入る方が急ぐと思います」と答えたそうです。すると、広岡コーチは「それではお前たち、なぜ入る人が履きやすいようにトイレのげたがそろえてないのだ。お前たちには思いやりがないのか。守備の基本は思いやりだ。相手のとりやすいボールを投げるのだ」と諭されたそうです。職員には、この教えを念頭に置きながら、市民の目線、立場に立った来庁者の接遇など、従来からのやり方を漫然と踏襲することなく、事務改善に努めるよう指導してまいりたいと考えております。
続きまして、補正予算案の大綱について御説明を申し上げます。
今回提案しております一般会計補正予算案でありますが、補正額は14億3,048万9,000円であります。これにより、本年度の予算総額は259億9,657万6,000円となり、これを前年度同期予算と比較いたしますと19億9,992万3,000円、8.3%の増となるものであります。
また、一般会計、特別会計、企業会計を合わせた全会計の総額は449億1,799万円となり、前年度同期予算と比較いたしますと21億1,839万4,000円、4.9%の増となっております。
それでは、主な施策につきまして申し上げます。
まず、総務費についてであります。
多くの市民や観光客が行き交う大洲拠点地区内において、現在地産地消拠点施設として、大型農産物直売所の整備が進められております。この新しい施設内に、市民の利便性の向上を図ることを目的として、各種証明書の発行など簡易な窓口業務を行う大洲市市民サービスセンターを開設することとし、必要な予算を計上いたしました。あわせて同センター内に行政や観光等の情報を映像と音声により発信することのできる機器を設置し、地域の魅力を市内外の皆さんにPRしてまいります。
また、災害等不測の事態への備えとして、前年度からの繰越金を財源として、財政調整基金4億円を積み立てることとしております。
次に、民生費について申し上げます。
社会福祉法人愛美園が経営される五郎保育園は、ゼロ歳児から就学前までの児童を受け入れられており、本市の児童福祉行政に必要不可欠な保育所となっております。今般、主要地方道長浜中村線の改良工事に伴い移転改築が必要となったため、その移転補償の対象とならない経費の一部を補助することにより、保育施設の充実を図り、子育て世帯の支援を行うことといたしました。
次に、衛生費について申し上げます。
先ほども申し上げましたとおり、新型インフルエンザの感染が拡大しております。感染による重症化を防止するため、ワクチン接種対象者の方で生活保護世帯及び市民税非課税世帯の方の接種費用に係る実費負担相当額を助成するため、所要の予算を計上いたしました。
次に、農林水産業費について申し上げます。
本市では、現在、愛媛たいき農業協同組合と連携して、地域の第1次産業の振興を目的に、地産地消拠点施設の整備を進めております。整備される大型農産物直売所がその効果を最大限に発揮するとともに、産地づくりや食育の推進、さらには環境や農地の保全等に資することを目的とした地産地消モデルタウン事業に取り組むため、所要の予算措置を行っております。
また、本市を初め南予圏域には、戦後植林された杉やヒノキを中心とした利用可能な森林資源が充実しつつあります。品質、性能が確保された製品の安定供給により、これら地域材の消費拡大を図り、需要者のニーズに応じた最適な流通加工体制の構築を目的として、市内大川の成能地区に製材及び乾燥を行う木材加工流通施設が整備されることになりました。このため、国、県の支援を活用し、施設整備に係る補助金交付を行うとともに支援措置を講じることにいたしました。
次に、商工費について申し上げます。
来年、NHK大河ドラマで坂本龍馬を主人公とする「龍馬伝」が放映されることになっております。この放映を契機として、龍馬脱藩の道、長浜江湖の港、いろは丸など、大洲藩と坂本龍馬の歴史的背景を活用した観光メニューの確立を目指し、観光モニター事業に取り組むことといたしました。内容といたしましては、大洲歴史探訪館として、まちの駅あさもやに隣接する蔵を利用した歴史的資料の展示施設の整備、またあさもやまで来られた観光客を龍馬脱藩の道にかかわる河辺地域等へ誘引する2次交通手段の設定及びPR用のポスターやパンフレット作成などでありまして、それらに要する予算措置を行っております。
次に、土木費について申し上げます。
市民が便利に安全に暮らしていくため、最も基礎的基盤整備となる道路整備につきまして、舗装及び維持修繕を行う所要の経費を計上いたしました。また、県において整備が進められております長浜港の港湾整備事業費が、国の経済危機対策により増額され、その整備が促進されることとなりました。このことにより必要となる負担金の追加計上を行っております。
次に、教育費について申し上げます。
歴史的資源である文化財を保存、活用し、地域の活性化につなげるため、長浜地域の国登録有形文化財、旧末永家住宅の修復事業に取り組むこととし、土地購入費など所要の経費を措置いたしました。
なお、これらの財源には、国県支出金及び地方交付税等を充てることにしております。
以上が一般会計補正予算案の歳出の主なものでありますが、そのほか特別会計、企業会計補正予算案とともに、企業立地の促進を図るため、奨励措置の条件緩和を講じました大洲市企業立地促進条例の制定を初め、指定管理者の指定など、合わせて23件を御提案いたしております。
詳細につきましては、議事の進行に伴い順次御説明申し上げてまいりたいと存じますので、何とぞ御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○山下勝利議長 以上で本日の日程を終了いたしました。
お諮りいたします。
12月3日及び4日の両日は各自議案調査のため休会にしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山下勝利議長 御異議ないものと認め、12月3日及び4日の両日は休会とすることに決定いたしました。
なお、12月5日及び6日は市の休日で休会となっております。
12月7日午前10時から本会議を開きます。
日程は、第111号議案から第133号議案までの議案23件に対する質疑並びに市政全般に対する質問であります。
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○山下勝利議長 本日はこれにて散会いたします。
午前10時51分 散 会
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