平成19年大洲市議会第3回定例会会議録 第4号


平成19年9月26日(水曜日)
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出席議員     
    1番  大 野  立 志
    2番  上 田  栄 一
    3番  安 川  哲 生
    4番  福 積  章 男
    5番  山 本  光 明
    6番  西 村     豊
    7番  武 田  雅 司
    8番  中 野  寛 之
    9番  二 宮     淳
   10番  梅 木  良 照
   11番  桝 田  和 美
   12番  村 上  常 雄
   13番  水 本     保
   14番  岩 田  忠 義
   15番  宮 本  増 憲
   16番  叶 岡  廣 志
   17番  後 藤  武 薫
   18番  有 友  正 本
   19番  古 野  青 弘
   20番  矢 間  一 義
   21番  向 井  敏 憲
   22番  岡     孝 志
   23番  吉 岡     猛
   24番  清 水  久二博
   25番  田 中  堅太郎
   26番  山 下  勝 利
   27番  中 野  茂 明
   28番  吉 岡  昇 平
   29番  大 野  新 策
   30番  小 泉  紘 文
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欠席議員
   な   し
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出席理事者
  市      長            大 森  隆 雄
  副  市  長            首 藤     馨
 総 務 部
  部      長            小 島  健 市
  会計管理者兼会計課長  上 川  慶 信
  人事秘書課長          洲 尾  計 邦
  総 務 課 長           神 元     崇
  総務課長補佐          篠 原  雅 人
  総務課行政係長         徃 田  秀 樹
 企画財政部
  部       長           上 村  孝 廣
  財 政 課 長            松 田     眞
  財政課長補佐           松 本  一 繁
 市民福祉部
  部       長           佐 伯  幸 一
  副部長兼高齢福祉課長  河 本     治
 建設農林部
  部        長           城 戸  良 一
  副部長兼農林水産課長  松 岡  良 明
 治水プロジェクト
  担当副部長心得         二 宮     勝
 長浜支所
  支  所  長            櫻 田  和 明
 肱川支所
  支  所  長            滝 野  弘 志
 河辺支所
  支  所  長            清 水  一 志
 農業委員会
  事 務 局 長           蔵 田  伸 一
 教育委員会
  委員長職務代理者      片 山  政 治
  教  育  長            叶 本    正
  教 育 部 長           尾 崎  公 男
 公営企業
  病  院  長            谷 口  嘉 康
  病 院 事 務 長          垣 内     哲
 監   査
  委     員             藤 川  卓 見
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出席事務局職員
  事 務 局 長           西 山  隆 夫
  次     長             池 田  悦 子
  専門員兼調査係長      藤 岡  章 男
  議 事 係 長           谷 野  秀 明
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議事日程     
  平成19年9月26日 午後2時 開 議
 日程第1
  会議録署名議員の指名
 日程第2
  第70号議案 平成19年度大洲市一般会計補正予算(第2号)
  第71号議案 平成19年度大洲市介護保険特別会計補正予算(第2号)
  第72号議案 平成19年度大洲市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
  第73号議案 平成19年度大洲市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
  第74号議案 大洲市肉用牛産地強化支援事業基金条例の制定について
  第75号議案 大洲市肱川高齢者生活福祉センター条例の制定について
  第76号議案 大洲市証人等に対する実費弁償に関する条例の一部改正について
  第77号議案 大洲市過疎地域における固定資産税の特別措置に関する条例の一部改正について
  第78号議案 大洲市駐車場条例の一部改正について
  第79号議案 大洲市総合体育館条例の一部改正について
  第80号議案 大洲市中小企業振興資金融資条例の一部改正について
  第81号議案 大洲市交流促進センター条例の一部改正について
  第82号議案 大洲市消防団条例の一部改正について
  第83号議案 新たに生じた土地の確認について
  第84号議案 字の区域の変更について
  第85号議案 市道の路線認定について
  第86号議案 市道の路線変更について
  (各委員長報告、質疑、討論、表決)
 日程第3
  第89号議案 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
  (提案理由説明、質疑、討論、表決)
 日程第4
  第90号議案 大洲市名誉市民の選定につき同意を求めることについて
  (提案理由説明、質疑、討論、表決)
 日程第5
  委第1号議案 地方の道路整備財源の確保に関する意見書の提出について
  (提案理由説明、質疑、討論、表決)
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本日の会議に付した事件     
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 第70号議案〜第86号議案
 日程第3 第89号議案
 日程第4 第90号議案
 日程第5 委第1号議案
 日程追加 議長の辞職について
 日程追加 議長の選挙について
 日程追加 副議長の辞職について
 日程追加 副議長の選挙について
 日程追加 議会運営委員の補充選任について
 日程追加 肱川流域治水対策特別委員の補充選任について
 日程追加 大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の補欠選挙について
 日程追加 第91号議案
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午後2時00分 開 議
○清水久二博議長 これより本日の会議を開きます。
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○清水久二博議長 建設農林委員長より委員会提出第1号議案が、また市長より第89号議案及び第90号議案の提出がありましたので、報告いたします。
 なお、市長より提出がありました報告第12号から報告第14号までの報告3件につきましては本日受理し、お手元に配付してあるとおりでありますから御了承願います。
 次に、9月19日に設置いたしました決算特別委員会の正・副委員長の互選の結果について御報告申し上げます。
 決算特別委員長に向井敏憲議員、同じく副委員長に後藤武薫議員がそれぞれ互選されました。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○清水久二博議長 まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本日の会議録署名議員に、13番水本保議員、15番宮本増憲議員を指名いたします。
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○清水久二博議長 次に、日程第2、第70号議案から第86号議案までの議案17件を一括して議題といたします。
 本件につきましては、9月19日の本会議においてそれぞれ所管する委員会に付託された議案であります。
 委員会における審査の経過及び結果について各委員長の報告を求めます。
 まず、総務文教委員長の報告を求めます。
○20番矢間一義議員 議長
○清水久二博議長 矢間一義議員
〔20番 矢間一義議員 登壇〕
○矢間一義総務文教委員長 それでは、ただいまから総務文教委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月20日、関係理事者の出席を得て、付託を受けております平成19年度一般会計補正予算を初めとする議案6件につきまして慎重なる審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付しております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 それでは、審議過程で特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました主なものの概要を御報告申し上げます。
 まず、条例関係についてでありますが、当委員会には条例の一部改正案が5件付託されておりました。いずれの議案に対しましても特に異論は出されず、全会一致により原案可決した次第であります。
 次に、一般会計補正予算で肱川漁業協同組合補助金について意見が出されたのであります。
 今年度の同組合に対する補助金は、例年に比べて約200万円を減額として今回の補正予算に計上されておりますが、委員より、肱川漁協ではこの補助金の趣旨を八多喜のし尿処理施設や肱南浄化センターの処理水を肱川に放流することに対する補償費ととらえているため、本来減額すべき補助金ではないのではないかとただしたのであります。
 これに対して理事者より、この200万円相当については、平成6年に肱川漁協から、組合員の鑑札代全額を放流事業に充て魚族の育成等に努力している状況なので、特別に助成を出していただきたいとの要望があり、同年から昨年までその当時の大洲市関係放流事業費の約半分を助成してきたものであり、市としては補償費ではなく補助金としてとらえている。減額については補助金の適正な支出を見直す中で、現在の肱川漁協の決算状況を見ると鑑札代の収入が放流経費よりはるかに多くなっており、その全額を放流資金に充てられていない状況であることから、この助成は要件がなくなったと判断したものであると答弁がありました。
 次に、納税組合の廃止に伴い市税等の納付方法が口座振替を中心としたものに移行したことに関してでありますが、委員より、新制度での収納率については市民も非常に高い関心を持っている。今年度は制度が切りかわった初年度であり、さらに近年の社会経済状況から以前のような高い収納率を求めにくい環境ではあるが、高収納率維持に向け最少の経費で最大の効果が得られるよう努力していただきたいと要望したのであります。
 次に、図書館建設に関して意見が出されましたので、御報告いたします。
 委員より、先日市民団体から図書館の建設が予定されている市所有の土地購入に関して監査請求が出されたが、そのような疑惑を持たれた場所へ教育施設を建設することはいかがなものか、真相が明らかになるまで建設を凍結してはどうかという意見が出されたのであります。
 これに対して理事者より、教育委員会としては建設予定地の検討の際にはあの場所にも市所有の土地があるということから候補地の検討を行ったもので、今回監査請求された大洲市の所有になるまでの経緯などの問題は今後の建設計画に影響を与えるものとは考えられておらず、予定どおり来年10月の完成に向けて準備を進めていくとの答弁がありました。
 最後に、小学校の統廃合についてであります。
 委員から、統廃合により廃校となる地域では学校がなくなるという寂しい思いも強いため、今回の統廃合の検討と同時に廃校後の校舎を福祉施設として活用するなど、地域の方々が新たな希望を持てるような対策を関係機関だけでなく市役所職員全員が一丸となって検討してはどうかといった提案が出される一方、先日提案された統廃合計画案では具体的な年次計画が示されているため、該当する地域はあと何年で廃校になるという思いが強くなり、自然と落胆的になってしまう。それぞれの地域では学校に対する思いも異なり、少人数でも地域が支えて頑張っていこうという地域もあるので、検討委員会ではそういった意見を尊重していただいた上でこれらの地域にはどういった対応ができるかということも検討できないのかといった意見が出されたのであります。
 これに対して理事者から、確かに地域の方々は学校を残してほしいという思いが強いと思うが、それらの意見をすべて受け入れ、その思いが強い地域だけは統合しないということは統廃合の趣旨からそれてしまう。現在作成している資料に関しては、ある程度の期間や適正な児童数などを設定した上で検討する必要があるため、すべての意見を聞いてから計画を立てていくことは困難である。いずれにしてもこの統廃合には地域の理解が不可欠なので、そういった意見も含め今後も慎重に検討していきたいと答弁がありました。
 以上、当委員会での審議経過並びに要望、意見等について申し上げましたが、何とぞ適切なる御決定を賜りますようお願い申し上げまして、総務文教委員会の報告を終わります。
○清水久二博議長 次に、企画財政委員長の報告を求めます。
○12番村上常雄議員 議長
○清水久二博議長 村上常雄議員
〔12番 村上常雄議員 登壇〕
○村上常雄企画財政委員長 それでは、ただいまから企画財政委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月21日、関係理事者の出席を得て、付託を受けました一般会計補正予算案を初め議案3件につきまして慎重なる審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決したのであります。
 それでは、審議過程で特に議論され、あるいは委員から指摘、要望いたしました事項について、主なものにつき概要を御報告申し上げます。
 まず、条例関係について申し上げます。
 初めに、中小企業振興資金融資条例の一部改正についてであります。
 理事者から、この条例は市内の中小企業の金融難の緩和と育成、振興を図ることを目的に制定しているが、今回融資審査委員会の廃止と責任共有制度の導入に伴い、融資に関する手続から決定までの内容を変更するものであるとの説明がありました。
 このことについて委員から、融資審査委員会が廃止され、責任共有制度が導入されることに伴い今後の市の体制はどのようになるか、またこれまでの融資状況はどうかとただしたのであります。
 これに対し理事者から、融資審査委員会が廃止されても、今までどおり毎月13日ごろまでに申し込みを出していただき、市がすべて決めてしまうのではなく、商工会議所や商工会にも合議し、問題がなければ仮決定という形で対応していきたい。また、融資の状況については、旧大洲市では平成16年度までは件数が40件から50件、融資金額が1億5,000万円から2億円程度であったが、合併後平成17年度は件数が約80件、融資金額が約3億円までふえ、平成18年度は件数が51件、融資金額が約2億円となっている。また、今回の改正で第三者保証人を必要としなくなったため、今までよりも融資を受けやすくなるのではないかとの答弁がありました。
 次に、大洲市交流促進センター条例の一部改正についてであります。
 理事者から、今回の改正は近年の重油価格の高騰に伴い大洲市交流促進センター鹿野川荘の入浴料を改定するもので、これまで小学生以上は一律400円であったが、今回中学生以上は450円、小学生は200円にするものであるとの答弁がありました。
 このことについて委員から、今回の改定による今後の経営の見通し、また近年の鹿野川荘の利用状況及び今後の取り組みはどうかとただしたのであります。
 これに対し理事者から、今後の経営の見通しについては、平成17年には53円であった重油価格が現在1.5倍の78円まで上昇し、下がる傾向が見られずさらなる高騰も予想されるが、入浴料については450円以内で柔軟に対応をしていきたい。また、鹿野川荘の利用状況については、利用者総数が平成16年は7万1,000人弱、平成17年が6万9,400人弱、平成18年が6万5,530人で、このうち入浴者数については平成16年が4万3,980人、17年が4万538人、18年が3万9,186人という状況になっている。総売上高については、平成16年が1億1,900万円、17年が1億2,600万円、18年が1億2,200万円と減少傾向にあるため、経営改善の取り組みとしてホームページを立ち上げたり、地域の食材を活用した料理メニューの考案、ビアガーデン、夏場の宿泊者へのカブトムシプレゼントなどの事業を行うとともに、接待を中心とした従業員の教育、指導を行っているとの答弁がありました。
 次に、予算関係について申し上げます。
 まず、鹿野川湖ボートコース関係経費についてであります。
 このことに対し委員から、今回の施設整備の内容はどのようなものかとただしたのであります。
 これに対し理事者から、今回の施設整備については、救命胴衣70着、2人乗りボート1隻の購入及び浮き桟橋5基を設置するものである。2人乗りボートの購入については、現在市が所有しているボートは2級小型船舶操縦士免許が必要であるが、今後職員の異動等により免許を所有してない職員でも対応できるようにするために、免許の要らないボートを購入するものであるとの答弁がありました。
 以上、当委員会における審査の概要を申し上げましたが、よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願いをいたしまして、企画財政委員会の報告を終わります。
○清水久二博議長 次に、市民福祉委員長の報告を求めます。
○21番向井敏憲議員 議長
○清水久二博議長 向井敏憲議員
〔21番 向井敏憲議員 登壇〕
○向井敏憲市民福祉委員長 市民福祉委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月20日、関係理事者の出席を得まして、付託を受けました平成19年度大洲市一般会計補正予算案など議案3件につきまして慎重なる審査を行いました。その審査結果につきましては、お手元の委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 それでは、審査の過程におきまして特に議論されました事項について、その概要を御報告申し上げます。
 まず、第75号議案大洲市肱川高齢者生活福祉センター条例の制定についてであります。
 高齢者生活福祉センターは肱川町宇和川にあり、通称肱流苑と呼ばれておりますが、高齢者等に対して介護支援機能や居住機能及び交流機能を総合的に提供することで高齢者等が安心して健康で明るい生活を送ることができるように支援する当市の高齢者福祉の増進を図るための根幹となる施設であります。
 理事者から、肱流苑の指定管理者の導入については、平成17年度策定の大洲市行政改革大綱に基づく集中改革プランにおいて掲げられていたものであるが、今回平成20年4月からの導入に向けて当施設の管理及び運営に関して必要な事項を定めるためにこの条例の全部を改正しようとするものであるとの説明がありましたが、委員より、その業務の内容並びに指定の方法について質疑が出されました。
 これに対して理事者から、指定者の業務内容については高齢者の居住施設となる生活支援ハウス及び主に精神障害者のデイサービス事業となる障害者の日常生活訓練等の運営業務を行わせようとするもので、詳細については今後調整していく予定である。
 なお、現在実施している介護保険制度による通所介護事業については、大洲市老人デイサービスセンター条例に肱流苑を組み込むこととし、大洲市指定通所介護事業所条例は廃止しようとするものである。
 また、この指定の方法については、11月中には公募を行い、要綱に基づき指定管理者候補者選定委員会を設置し、学識経験者3名及び市の2名による5名の委員により選定作業を進めていく予定であるとの答弁がありました。
 また、委員より、指定管理者制度を導入することでこれまでの行政が行うサービスに比べサービスの低下などを招かないよう注意してほしいという意見が出されましたが、理事者から、現在老人デイサービスセンターの東大洲、若宮、長浜、それから障害者のデイサービスセンターについては既に指定管理者として大洲市社会福祉協議会を指定して実施しているところであるが、従前から委託していたこともありサービスが極端に変わったということはないが、平成20年4月からは肱流苑を含めて原則公募で指定することを考えており、その結果サービスの低下などにより利用者などに不都合が生じないよう適切な選定並びに指導を行っていきたいとの答弁がありました。
 さらに、委員より、大洲学園及び清和園、さくら苑への指定管理者制度の導入計画について質疑が出されたところ、理事者から、大洲学園については利用者及び保護者にはおおむね御理解をいただいているものの、現在障害者自立支援法の施行に伴う制度改正による変動期であることなどから、施設の運営形態などの確立を図りながら、中・長期的な計画で民営化を含めた検討を行いたい。また、清和園については、施設の老朽化に伴い大洲市総合計画においてその整備事業の実施計画を上げているところであるが、財政事情などもあり難しい状況であることから、さくら苑との統合や定員数の問題などを考慮しながら、3年から5年程度をかけて指定管理者制度導入に向けて検討を進めていきたいとの答弁がありました。
 次に、一般会計補正予算、障害者福祉費についてであります。
 障害者自立支援法については、障害者の地域生活と就労を進め自立を支援する観点から、障害者基本法の基本的理念にのっとり、共通の制度のもとで一元的に提供する仕組みを創設し、平成18年4月に施行されたところであります。
 しかしながら、サービス量の拡大並びに地域移行や就労支援の強化など、これらの改革は抜本的なものであり、すぐには対応できない面もあることから、障害者自立支援法の新たな制度を利用して円滑な障害福祉サービスを実施し利用できるよう緊急的かつ計画的な対策を行うため、その特別対策が実施されることとなり、今回関連予算が計上されているところであります。
 委員より、この事業内容についてただしたところ、理事者から、今回4つの事業を行おうとするものであり、まず障害者自立支援法施行円滑化事務等特別支援事業については、制度啓発用のパンフレットの印刷及び購入に係る経費並びに市で独自に実施している地域生活支援事業の電算システム用の端末パソコンを購入しようとするものである。
 次に、障害児を育てる地域の支援体制整備事業については、愛育ホーム及び保健センターに療育器具及び遊具を整備しようとするものであり、オストメイト対応トイレ設備緊急整備事業については、大洲市役所1階の身体障害者用トイレをオストメイト対応トイレとして整備しようとするものである。視覚障害者等情報支援緊急基盤整備事業については、視覚障害者用の活字文字読み上げ装置9台分及び音声コード作成ソフトを購入し活用しようとするもので、これらの事業を実施することにより障害者福祉サービスの一層の充実を図るとともに、障害者自立支援法に基づくさまざまな支援などが円滑に実施できるよう対応していきたいとの答弁がありました。
 以上、委員会審査の概要について申し上げましたが、何とぞ適切なる御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げまして、市民福祉委員会の報告を終わります。
○清水久二博議長 次に、建設農林委員長の報告を求めます。
○15番宮本増憲議員 議長
○清水久二博議長 宮本増憲議員
〔15番 宮本増憲議員 登壇〕
○宮本増憲建設農林委員長 それでは、ただいまから建設農林委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る9月21日、関係部課長の出席を得て、付託を受けました平成19年度一般会計補正予算案を初めとする議案8件につきまして慎重なる審議を行いました。その審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会報告書のとおり、いずれの議案も原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 それでは、審査の過程で特に議論され、あるいは委員より指摘、要望いたしました主な事項について、その概要を御報告申し上げます。
 まず、大洲市肉用牛産地強化支援事業基金条例の制定及び肉用牛産地強化支援基金繰出金の補正予算についてであります。
 この基金条例制定と繰出金により市内畜産農家の経営向上と生産意欲の高揚を図ろうとするものですが、このことについて委員より、より詳細な計画と貸付金が返済されない場合等、不測の場合の対応についてただしたのであります。
 このことに対し理事者からは、大洲市内では現在繁殖牛、乳牛、肉用牛合わせて3,084頭を飼育されており、酪農家は32戸、肉用牛は35戸となっている。現在、農業従事者の高齢化等により繁殖牛農家が激減し、また和牛子牛の価格の高騰により1頭が50万円から60万円となっている。このことから素牛が非常に高騰し肉用牛農家の経営を大きく圧迫しているため、県下6市町が今回基金を設置し、貸し付けによる産地の強化を図るもので、今回当市では県が2分の1、市が2分の1の出資により976万円の基金を創設し、繁殖牛雌和牛20頭を目標に導入するものである。県内では、当市のほか宇和島市、西予市、久万高原町、松野町、愛南町の6市町でこの事業に取り組むこととしている。
 なお、昨年度まで旧肱川町で実施していた大洲市繁殖牛特別導入事業は、国補事業で満60歳以上の高齢者を対象としていたが、今回の事業は県単独事業による担い手を中心とした育成を図るもので、この貸付事業は無利子とし、貸付期間の5年間に子牛を3頭から4頭育成できるものと考えており、5年後にその素牛の導入における貸付金の償還を受ける計画としている。万一不測の事態が生じた場合については、素牛の雌牛購入後、どうしても種のつかない牛があった場合はその牛を肉牛として肥育し、約36カ月後に肉用牛として出荷したときに貸付金を償還することになる。また、想定しない事故が発生した場合に備えて家畜共済へ加入を義務づけているため、そのような事態が生じた場合、共済の保険金で返納することとなる。この場合、保険金が返納額に満たない場合は返納義務は生じないこととしており、県と大洲市が2分の1ずつ損失を見ることになる。また、畜産農家が倒産等を生じた場合、素牛は市の備品として管理貸付をしているため、このようなことは想定していないが、通常であれば素牛を市が回収し、他の農家へ貸し付け、または売却し、貸付金相当額は回収できると考えているとの答弁がありました。
 次に、公共土木施設災害復旧費についてであります。
 今回計上されている補正予算は7月に発生した梅雨前線豪雨及び台風等により被災した市内93カ所の市道及び河川等の災害復旧工事を行うもので、現年度単独公共土木施設災害復旧費については、市道小貝恋木立山線ほか78カ所で、財源は現年単独公共土木施設災害復旧事業債を充当し、充当率は100%となっています。また、現年補助公共土木施設災害復旧費については、市道長谷梅川線ほか13カ所で、財源は国庫補助金が3分の2と残りは現年補助公共土木施設災害復旧事業債で充当し、充当率100%となっています。そのうち国庫補助事業である現年補助公共土木施設災害復旧費については、8月31日に実施された国の第一次災害査定で10件採択され、残り4件は9月19日に実施された第二次査定で全件採択されたため、現在工事発注に向けて準備が行われているところであります。
 このことについて委員から、公共災害復旧費として総額約1億円を計上されているが、本年のように例年と比較し小雨であったにもかかわらず、このように多くの件数と高額な費用となった理由をただしたのであります。
 このことに対し理事者からは、さきの7月2日から4日、6日から7日の梅雨前線豪雨、13日から15日の台風4号、20日の豪雨を受け1カ所の被害額は少額であるが、被災箇所が補助単独災合わせて約100カ所とかなり多かったため総額がこのようになっている。なお、今回計上している国補災害14カ所については申請段階での金額であり、その後国の査定によって実際の工事金額は減少する予定であるとの答弁がありました。
 以上、当委員会に付託を受けました議案の審査経過並びに結果につきまして申し上げましたが、よろしく御審議の上、適切なる御決定を賜りますようお願いをいたしまして、建設農林委員会の報告を終わります。
○清水久二博議長 以上で委員長の報告は終わりました。
 委員長報告に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 これより討論を行います。
 大野新策議員の発言を許します。
○29番大野新策議員 議長
○清水久二博議長 大野新策議員
〔29番 大野新策議員 登壇〕
○29番大野新策議員 日本共産党の大野新策です。今議会に提案をされております第70号議案平成19年度大洲市一般会計補正予算(第2号)及び第71号議案平成19年度大洲市介護保険特別会計補正予算(第2号)について反対の討論を行いたいと思います。
 安倍首相のもとで内閣の相次ぐ政治と金の不祥事、これは大変大きな問題でありますけれども、地方にもそれが起きているということであります。私は一般質問でも襟を正して市政に取り組むように市長にただしてまいりました。大洲市内でも何件かの不祥事が相次いで発生をしていた。新聞でも報道をされたところであります。事実が判明すれば直ちに厳しい対応をせよというのは市民の多くの皆さんの声です。また、市民からは図書館用地の購入費問題で監査請求が提出をされております。市民の疑問にはわかりやすく納得できるような公平で公正な対応が求められております。市民が市政の主人公の立場でぜひこれは受けとめて審議されるように求めるものであります。
 また、少子化の中で学校の統廃合の審議が検討委員会で進められております。説明を聞きますと、統廃合は避けて通れない不動の計画だという答弁であります。小学校が廃校になった後、過疎化が進む中での地域づくり、通学バスの運行計画、遠距離通学になって児童、子供の下校時の交通安全対策などの議論は後回しにされ、専ら統廃合で経費節減ができる、効率的な財政運営ができるという構造改革路線の立場が優先された議論がされていることは問題だと考えるわけであります。地元への説明は検討委員会の報告が出た後で、それまでは地元説明会などはしないという態度は、何が何でも小学校の統廃合を進めるという教育委員会の姿勢を示しております。極めて住民不在の施策で賛成できるものではありません。
 以上、議案第70号平成19年度大洲市一般会計補正予算(第2号)に反対をするものであります。
 また、第71号議案平成19年度大洲市介護保険特別会計補正予算(第2号)について反対を表明したいと思います。
 介護保険料は1万5,000円以上の年金を受けている75歳以上のお年寄りから毎月6,200円の介護保険料を年金から強制的に差し引く大洲市の8,175人のうち高齢者が1万5,000円以下のお年寄りは621人、2万円以下の679人には7割の軽減措置が適用されると思うと答弁をされましたけれども、11月に開かれます県後期高齢者医療広域連合議会で最後の要綱が決まると考えますけれども、各地で保険料の試算が行われております。月6,200円の保険料はすぐに大幅に引き上げられることになると数字を上げて報道もされております。私は、来年4月から新たに発足をいたします介護保険事業が本当の介護事業になるのかどうか大きな疑問と不安を持っております。
 市長はさきの私の質問に対しまして、11月に開かれる県後期高齢者医療広域連合の議会では今多くのお年寄りが心配をしておられる問題を取り上げていきたいと答弁をされました。前向きの答弁として評価はしたいと思いますけれども、この欠陥の多い今の事業計画の内容を整備をして、導入時期を延期させる、高齢者の納得と合意を得るべきだと考えます。改めて高齢者の負担増だけが指摘されている介護保険事業に賛成をすることができないのであります。
 以上、第71号議案に対する私の反対の理由を述べて討論を終わりたいと思います。御清聴ありがとうございました。
○清水久二博議長 以上で討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 まず、第70号議案平成19年度大洲市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 この議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○清水久二博議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第71号議案から第73号議案までの議案3件を一括して採決いたします。
 これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○清水久二博議長 起立多数であります。したがってただいまの議案3件は原案のとおり可決されました。
 次に、第74号議案から第82号議案までの議案9件を一括して採決いたします。
 これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○清水久二博議長 起立全員であります。したがってただいまの議案9件は原案のとおり可決されました。
 次に、第83号議案から第86号議案までの議案4件を一括して採決いたします。
 これらの議案を委員長報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○清水久二博議長 起立全員であります。したがってただいまの議案4件は原案のとおり可決されました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○清水久二博議長 次に、日程第3、第89号議案教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
○大森隆雄市長 議長
○清水久二博議長 大森市長
〔大森隆雄市長 登壇〕
○大森隆雄市長 それでは、第89号議案教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを御説明申し上げます。
 本案は、平成17年2月28日付をもって選任いたしておりました岩田コ幸委員から一身上の都合により平成19年7月31日付をもって辞任したい旨の願いが提出されましたので、後任の委員を任命するに当たり議会の同意をお願いするものであります。
 岩田委員には、就任以来、合併間もない本市の教育行政に対し、教育委員長としての重責を果たされますとともに、後半は体調思わしくない状況の中で教育文化行政の推進並びに山積する諸課題に対し格別の御尽力を賜りました。岩田委員にはまだまだお健やかにお過ごしをいただきたいと念願をしておりましたが、御承知のように去る9月18日、急逝されました。まことに残念なことでありますが、ここに生前に賜りました限りない御厚情、またその御功績に対しまして改めて感謝とお礼を申し上げますとともに、心から哀悼の意を表する次第でございます。
 さて、後任の委員といたしましては、お手元の議案書に記載のとおり、兵頭史彦氏でお願いをしたいのでございます。
 兵頭史彦氏は、大洲市大洲にお住まいでございまして、愛媛県立大洲高等学校から東京学芸大学学芸学部へ進学され、昭和34年に御卒業になっております。同年、旧西宇和郡瀬戸町立小島小学校教諭、昭和35年から保内町立川之石中学校、大洲市立菅田中学校、新谷中学校を経て昭和48年から愛媛県教育センター、51年から愛媛大学教育学部附属小学校、また昭和54年からは愛媛県教育委員会文化課指導主事を、昭和56年から県教育委員会義務教育課課長補佐を、平成2年には大洲市立新谷中学校校長、そして平成3年から愛媛県教育委員会松山教育事務所所長を歴任され、平成7年3月末に定年退職をされております。その後におかれましても、松山家庭裁判所家事調停委員、松山地方裁判所大洲簡易裁判所民事調停委員、両裁判所の参与員、司法委員、大洲市公平委員会委員、大洲市情報公開審査会委員などの要職を歴任され御活躍をされてきております。
 このように兵頭氏は、県教育委員会、愛媛大学教育学部の教育現場から県教育委員会義務教育課、松山教育事務所の所長という教育に係る本当に幅広い識見を有しておられる方でございます。
 以上のように、人格は申し上げるまでもなく、教育行政はもとより広く社会の実情にも通じておられますので、本市の教育委員として適任であると確信し、ここに御提案申し上げる次第でございます。
 以上が本案の概要でございます。何とぞ満場一致をもって御賛同を賜りますようよろしくお願いをする次第でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○清水久二博議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清水久二博議長 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 第89号議案教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○清水久二博議長 起立全員であります。したがってただいまの議案は同意することに決しました。
 この際、教育委員会委員の任命に同意いたしました兵頭史彦さんより発言の申し出がありますので、入場を許可し、発言を許します。
〔兵頭史彦さん 入場〕
○兵頭史彦さん 私は、大洲市の本町に住んでおります兵頭史彦と申します。ごあいさつをさせていただきたいと思います。
 教育委員の御推挙を賜りまして、本議会におきまして先ほど議員の先生方の御同意をいただきました。まことにありがとうございました。
 一言ごあいさつを申し上げます。
 最近教育に対する人々の関心が急に高まってきているように思います。国におきましてもさまざまな教育問題の論議がなされております。新しい教育を目指していろんな提言も行われているところでございます。私は、教育は絶えず原点に立ち返って、伝統など守っていかなければならないもの、不易なものと、一方で時代の要請、社会の状況に応じて新しく改善、修正していかなければならない、その両面があろうかと存じます。
 大洲市におきましてもよき伝統を踏まえた教育が進められておりまして、また情報化、国際化に対応した教育も進められております。一方、高齢化、少子化も進んできておりまして、この面に対する教育環境の整備もなされているところでございます。
 大変私は微力でございますけれども、先生方の温かい御支援と御指導を賜りながら、誠心誠意努力していく所存でございますので、どうぞよろしくお願いしたらと思います。
 大変簡単でございますけれども、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
〔兵頭史彦さん 退場〕
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○清水久二博議長 次に、日程第4、第90号議案大洲市名誉市民の選定につき同意を求めることについてを議題といたします。
〔29番 大野新策議員 退席〕
 提案理由の説明を求めます。
○大森隆雄市長 議長
○清水久二博議長 大森市長
〔大森隆雄市長 登壇〕
○大森隆雄市長 それでは、第90号議案大洲市名誉市民の選定につき同意を求めることについてを御説明申し上げます。
 さきの第2回定例会で社会文化または産業の進展に貢献し、その功績のあった者に対して大洲市名誉市民の称号を贈り、これを顕彰するとすることを目的として大洲市名誉市民条例の制定をいただきました。本条例は、申し上げるまでもなく合併いたしました大洲市の基本的な条例の一つであり、市民の皆さんが限りない大洲市の発展を願い、市民であることのすばらしさを共有しながら、崇高な市勢の発展に御尽力をいただいた方を顕彰するものであります。
 さて、今般私は西田司氏を大洲市名誉市民として選定し、その称号を贈り、長くその栄誉をたたえたく、本議会においてその同意をお願いするものであります。
 西田司氏は、昭和3年5月13日に旧長浜町大字下須戒で生を受けられ、旧長浜1町5村の合併間もない昭和34年2月、若干30歳にして長浜町議会議員に初当選をされております。その後、たぐいまれなる手腕、力量を発揮され、わずか議員在職3年での議長就任という青年政治家としての礎を築かれております。爾来、政治の道を歩まれ、昭和38年1月には県下最年少の町長として長浜町長に就任され、昭和49年9月まで3期11年間にわたり町政の運営に全力を傾注されたところであります。
 この間、国においては拠点開発大規模プロジェクト構想が推進される中、愛媛県南予長浜町において地方港湾を核とした第1次臨海部開発事業を完成されるとともに、長浜港湾整備事業の推進、教育の充実のための中学校の統合、水道事業を初め農林水産業の振興対策など、地方行政の機微に至るまで心をめぐらせ行政推進を図ってまいられました。
 その後、地方の熱い思いを国政へと転じられ、昭和51年12月には衆議院議員に初当選の栄に、そして3期目の昭和59年には国土政務次官に就任され、国政の場で氏の御活躍は不動のものとなったところであります。御承知のように、激変する社会経済情勢の中で、平成2年12月の第2次海部改造改革では国務大臣、国土庁長官を、平成10年7月の小渕内閣では自治大臣、国家公安委員会委員長を、そして平成12年7月の第2次森内閣におきましても自治大臣、国家公安委員会委員長に就任されるなど、衆議院議員として8期23年の間に3度にわたり大臣を務め上げられ、うち2度は自治大臣という極めて重要な、そして地方行政のエキスパートとして地方分権の推進を初め地方自治の進展に御尽力をされました。この間、衆議院の予算委員会理事、行政改革に関する特別委員会委員長、地方行政委員会委員、国会等の意見に関する特別委員会委員長、農林水産、憲法調査、法務、国土交通の各委員会委員を初め、自民党にあっても数々の要職を歴任して国政の重要施策に取り組んでまいられましたことは既に御承知のとおりであります。
 氏は、国政の場にあって、郷土愛媛県は申し上げるまでもなく、南予、特に郷土大洲市、喜多郡に対する熱い思いをたぎらせ、道路、港湾、河川整備などのインフラ整備はもとより、地域振興政策の最たるものとしてみずからも手がけられた八幡浜・大洲地方拠点都市地域の指定に格別の御尽力をいただくなど、平成15年10月に引退されるまで、またその後におきましても市政運営等に対し数限りない御支援、御指導をいただいているところであります。
 このような御活躍により、平成14年11月3日には国家または公共に対し功労がある者のうち顕著な功績があった者に授与される勲一等旭日大綬章を、また平成17年11月3日には県政の進展に特に功績があった方に贈られる本県における最高の知事表彰であります愛媛県功労賞を授与されておられます。
 氏は、現在齢79歳を重ねられ、温雅の中にも凛とした挙措をして、ふるさと長浜において自然の中に身を託し、悠々自適の生活を送っておられるところでありますが、ここに氏の御功績をたたえ、本市の名誉市民としてふさわしい方であると確信し、本案を提案させていただいた次第であります。
 何とぞよろしく御同意賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○清水久二博議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清水久二博議長 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 第90号議案大洲市名誉市民の選定につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○清水久二博議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は同意することに決しました。
〔29番 大野新策議員 入場〕
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○清水久二博議長 次に、日程第5、委第1号議案地方の道路整備財源の確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。
 この際、事務局長より議案を朗読させます。
○西山隆夫事務局長〔委第1号議案朗読〕
○清水久二博議長 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、提案理由の説明を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○清水久二博議長 御異議ないものと認め、提案理由の説明を省略することに決定いたしました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 委第1号議案地方の道路整備財源の確保に関する意見書の提出についてを採決いたします。
 この議案を原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○清水久二博議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は原案のとおり可決されました。
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○清水久二博議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後3時06分 休 憩
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後3時14分 再 開
○岩田忠義副議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○岩田忠義副議長 ただいま清水久二博議長から議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。
 議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩田忠義副議長 御異議ないものと認め、議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 この際、地方自治法117条の規定により、清水久二博議員の退席を求めます。
〔24番 清水久二博議員 退席〕
○岩田忠義副議長 まず、清水議長から提出されました辞職願を事務局長に朗読させます。
○西山隆夫事務局長〔辞職願朗読〕
○岩田忠義副議長 清水久二博議員の議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩田忠義副議長 御異議ないものと認め、清水久二博議員の議長辞職を許可することに決定いたしました。
 清水久二博議員の入場を許します。
〔24番 清水久二博議員 入場〕
○岩田忠義副議長 清水久二博議員からあいさつがあります。
○24番清水久二博議員 議長
○岩田忠義副議長 清水久二博議員
〔24番 清水久二博議員 登壇〕
○24番清水久二博議員 議長退任に当たりまして一言ごあいさつを申し述べさせていただきます。
 一昨年10月の臨時会におきまして、新大洲市の第2代議長という要職につかせていただきました。以来、今日まで岩田副議長を初め議員の皆様方、また大森市長を初め理事者の皆様方、そして市民の皆様方には温かい御支援と御協力を賜りまして無事その職責を全うすることができました。ここに皆様方のお力添えに対しまして衷心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。
 顧みますと、就任直後には中江藤樹先生の縁で当市と友好関係にあります鳥取県の米子市を訪ねる旅に参加をさせていただき、交流を深めてまいりました。その後、市内はもとより県内、四国、全国といったさまざまな会合に参加をさせていただきまして、日ごろお目にかかることのない皆様方から、大洲市議会また大洲市に対して貴重な御提言や御意見をいただきましたこと、深く感謝をいたしているところでございます。
 記憶に新しいところでは、7月にこの議場でこども議会が開催され、市内9つの中学校から30人の生徒の皆さんが子供らしい視点に立った質問戦を繰り広げましたが、その真摯な態度を見まして、大洲市の未来に明るい希望を見出したところでございます。
 また、昨年11月の地方自治法改正に合わせ、当議会も会議規則を改正し、委員会からも議案の提出ができるようになりました。議会改革につきましては、対面方式、一問一答方式等検討を続けてまいりましたが、今後も市民に開かれた議会となりますよう、またさらなる議会の活性化に向けて引き続き議会改革を進めていっていただきたいと思います。
 大洲市の当面する課題につきましては、財政の健全化、山鳥坂ダム建設を初めとする治水事業の推進、中山間地域の農林業の振興と大変厳しい状況にございますが、きょうからは一議員として、これから諸問題解決のためにこれまで以上にしっかりと取り組んでまいる所存でありますので、皆様方にはこれまで同様御指導賜りますようお願い申し上げます。
 最後になりましたが、今後大洲市のますますの御発展と皆様方の御健勝、御活躍を心から祈念いたしまして、議長退任の日に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○岩田忠義副議長 お諮りいたします。
 ただいま議長が欠員となりましたので、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岩田忠義副議長 御異議ないものと認め、議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
 これより議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○岩田忠義副議長 ただいまの出席議員数は30名であります。
 投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○岩田忠義副議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岩田忠義副議長 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○岩田忠義副議長 異状ないものと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○岩田忠義副議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岩田忠義副議長 投票漏れはないものと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○岩田忠義副議長 これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に上田栄一議員、中野寛之議員、二宮淳議員を指名いたします。
 立会人は投票箱のところに御参集願います。
〔開  票〕
○岩田忠義副議長 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数 30票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
 有効投票 25票
 無効投票 5票
 有効投票25票のうち
  岡 孝志議員 21票
  村上常雄議員 2票
  大野新策議員 1票
  吉岡 猛議員 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は7票であります。したがって岡孝志議員が議長に当選されました。
 ただいま当選されました岡孝志議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
 議長に当選された岡孝志議員にごあいさつをお願いいたします。
○22番岡孝志議員 議長
○岩田忠義副議長 岡孝志議員
〔22番 岡孝志議員 登壇〕
○22番岡孝志議員 ただいま議長に選任をしていただきました岡でございます。一言お礼の言葉を述べさせていただきます。
 我が大洲市も合併後3年が経過しようとしており、今行財政改革の真っただ中であります。市長を初め市の職員の皆様方には大変御苦労をおかけしているところでございますが、これは大洲市にとってやり遂げなければならない大きな問題であり、そのためには市民の皆様方にも何かと御不平、御不満多々あろうかとは存じますが、いましばらく御辛抱をいただき、そして市民の皆様からこの大洲市に生まれてきてよかった、ここで住んでいてよかったと言われるようにしなければならないと思っております。
 また、我々議会も一丸となってこの行革を推し進めていき、そして我々も市民の代表として恥じないようそれぞれの立場で活躍し、そして今後議会全員の皆さんの一致御協力によりこの議会がスムーズな運営ができますようによろしくお願いを申し上げまして、簡単ではございますけれども、議長就任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○岩田忠義副議長 岡孝志議長、議長席にお着き願います。
〔副議長退席、議長着席〕
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○岡孝志議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後3時37分 休 憩
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後3時47分 再 開
○岡孝志議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○岡孝志議長 ただいま岩田忠義副議長から副議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。
 副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、副議長の辞職についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 この際、地方自治法第117条の規定により、岩田忠義議員の退席を求めます。
〔14番 岩田忠義議員 退席〕
○岡孝志議長 まず、岩田副議長から提出されました辞職願を事務局長に朗読させます。
○西山隆夫事務局長〔辞職願朗読〕
○岡孝志議長 お諮りいたします。
 岩田忠義議員の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、岩田忠義議員の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
 岩田忠義議員の入場を許します。
〔14番 岩田忠義議員 入場〕
○岡孝志議長 岩田忠義議員からあいさつがあります。
○14番岩田忠義議員 議長
○岡孝志議長 岩田忠義議員
〔14番 岩田忠義議員 登壇〕
○14番岩田忠義議員 失礼をいたします。平成17年10月7日の臨時議会におきまして副議長の職を御推挙いただきまして、約2年間にわたりまして皆様の御協力を得まして私なりに何とか職務を全うできたことには、皆様方の温かい御支援と御協力のたまものと心からお礼を申し上げる次第でございます。
 この2年の間、大洲市内の各団体の方々、また四国管内の議会の代表の方々との交流の場も多々ございまして、私なりにそれなりの収穫を得ましたことは大変うれしく思いました。今後は、この経験を議員活動に生かしましてまた頑張っていく所存でございます。どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。
 終わりに臨み、理事者を初めお世話いただきました議会事務局、また職員の皆様に心からお礼を申し上げまして、甚だ簡単措辞でございますが、退任のあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。
○岡孝志議長 議事の都合により会議時間をしばらく延長いたします。
 この際、議員を代表し、桝田和美議員から、清水久二博前議長及び岩田忠義前副議長に対する謝辞があります。
○11番桝田和美議員 議長
○岡孝志議長 桝田和美議員
〔11番 桝田和美議員 登壇〕
○11番桝田和美議員 それでは、甚だ僣越でございますが、御指名をいただきましたので、議員一同を代表いたしまして一言謝辞を述べさせていただきます。
 清水久二博議員並びに岩田忠義議員におかれましては、合併して初めてとなる一般選挙後の初議会が開催されました平成17年10月7日から本日まで正・副議長の要職を務められ、責任感と指導力をもってその責務を全うしていただきました。
 合併後、多くの課題が山積する中、特にこの2年間におきましては次期大洲市議会の議員定数問題や地方自治法の改正に対応すべくより開かれた議会運営に向けすぐれた指導力を発揮されるなど、大変な御尽力をいただきました。その対応には並々ならぬものがあり、御苦労ははかり知れないものであったと思われますが、お二人の力量と卓越した見識で公正な議会運営に務められ、その御功績に対し心から感謝申し上げます。
 どうか今後とも大洲市発展のためにこれまでにも増して御尽力いただきますようお願い申し上げまして、意を尽くしませんが、お二人への感謝の言葉とさせていただきます。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○岡孝志議長 お諮りいたします。
 ただいま副議長が欠員となりましたので、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、副議長の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
 これより副議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖させます。
〔議場閉鎖〕
○岡孝志議長 ただいまの出席議員数は30名であります。
 投票用紙を配付させます。
〔投票用紙配付〕
○岡孝志議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 投票用紙の配付漏れはないものと認めます。
 投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○岡孝志議長 異状ないものと認めます。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
〔事務局長点呼・各員投票〕
○岡孝志議長 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 投票漏れはないものと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○岡孝志議長 これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に上田栄一議員、中野寛之議員、二宮淳議員を指名いたします。
 立会人は投票箱のところまで御参集願います。
〔開  票〕
○岡孝志議長 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数 30票
 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
 そのうち
 有効投票 22票
 無効投票 8票
 有効投票22票のうち
  村上常雄議員 21票
  向井敏憲議員 1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。したがって村上常雄議員が副議長に当選されました。
 ただいま当選されました村上常雄議員が議場におられますので、この席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
 副議長に当選された村上常雄議員にごあいさつを願います。
○12番村上常雄議員 議長
○岡孝志議長 村上常雄議員
〔12番 村上常雄議員 登壇〕
○12番村上常雄議員 一言ごあいさつを申し上げます。
 ただいま多数の御支援を受け副議長に選任をしていただきました村上でございます。もとより浅学非才な若輩者ではございますが、議長を支え、市民の幸せづくりのために全力で取り組む所存でございます。どうか議員の皆様方、また理事者の皆様方、今後とも御指導、御協力のほどよろしくお願いを申し上げまして、言葉足りませぬが、お礼のあいさつとさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○岡孝志議長 議事の都合によりしばらく休憩いたします。
午後4時07分 休 憩
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
午後4時21分 再 開
○岡孝志議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○岡孝志議長 私の議長就任に伴い議会運営委員及び肱川流域治水対策特別委員を辞任することとし、また村上常雄議員から議会運営委員を辞任したい旨の申し出があり、これを許可いたしましたので、報告いたします。
 お諮りいたします。
 この際、議会運営委員の補充選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、議会運営委員の補充選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会条例第8条第1項の規定により、清水久二博議員及び岩田忠義議員を指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、ただいまの指名のとおり選任することに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 この際、肱川流域治水対策特別委員の補充選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、肱川流域治水対策特別委員の補充選任についてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 本件については、委員会条例第8条第1項の規定により、安川哲生議員を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、ただいまの指名のとおり選任することに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 私の議長就任に伴い、大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の1名が欠員となりましたので、この際大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の補欠選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の選挙についてを本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
 これより大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員の選挙を行います。
 この選挙は、同組合規約第5条第2項第2号の規定により、大洲市議会議員のうちから同組合議会議員1名を選挙するものであります。
 お諮りいたします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定による指名推選として議長が指名することにしたいと思います。これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、議長において指名いたします。
 それでは、大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員に岩田忠義議員を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいまの指名のとおり当選人とすることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、ただいまの指名のとおり決定いたしました。
 ただいま大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合議会議員に当選された岩田忠義議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項により告知いたします。
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○岡孝志議長 議事の都合によりしばらく休憩します。
午後4時25分 休 憩
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午後4時36分 再 開
○岡孝志議長 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○岡孝志議長 先ほど議会運営委員会が開催され、副委員長に向井敏憲議員が互選されました。
 また、市長より第91号議案の提出がありましたので、報告いたします。
 お諮りいたします。
 先ほど市長より提出のありました第91号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、第91号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
 地方自治法第117条の規定により、田中堅太郎議員の退席を求めます。
〔25番 田中堅太郎議員 退席〕
○岡孝志議長 提案理由の説明を求めます。
○大森隆雄市長 議長
○岡孝志議長 大森市長
〔大森隆雄市長 登壇〕
○大森隆雄市長 それでは、第91号議案監査委員の選任につき同意を求めることについて御説明を申し上げます。
 本案は、本市の監査委員として議員のうちから選任いたしております梅木良照議員から一身上の都合により辞職の申し出がありましたので、事情やむを得ないものとこれを承認した次第であります。
 梅木委員には、平成17年10月から監査委員として御活躍をいただき、行政の充実に御尽力を賜りましたことを感謝を申し上げますとともに、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 つきましては、後任の委員として、お手元の議案書に記載のとおり、議員のうちから選任する委員として田中堅太郎氏が最も適任であると認め、選任いたしたいと存じます。
 田中議員は、市内櫛生にお住まいでございまして、昭和60年10月に旧長浜町議会議員に初当選以来、現在まで連続して議員を務めておられます。その間、旧長浜町の文教厚生委員長や山鳥坂ダム調査対策特別委員長、議会運営委員長、議会選出の監査委員、議長という要職を歴任されるなどの御活躍をされてまいりました。また、新市発足に当たっては初代議長としてさまざまな諸課題等に対し時宜に即した議会運営という長年の経験をいかんなく発揮され、その重責を果たしていただきますとともに、大洲市森林組合理事など議会の内外で幅広い御活躍を通して豊富な経験と識見を積まれた方でございますので、ここに御提案申し上げた次第であります。
 何とぞ満場一致をもって御同意賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○岡孝志議長 以上で説明は終わりました。
 本件に対する質疑は発言通告がありません。したがって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○岡孝志議長 御異議ないものと認め、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって討論を終結いたします。
 これより採決を行います。
 第91号議案監査委員の選任につき同意を求めることについてを採決いたします。
 この議案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○岡孝志議長 起立多数であります。したがってただいまの議案は同意することに決しました。
 田中堅太郎議員の入場を許可します。
〔25番 田中堅太郎議員 入場〕
○岡孝志議長 ただいま監査委員の選任につき同意いたしました田中堅太郎議員よりあいさつがあります。
○25番田中堅太郎議員 議長
○岡孝志議長 田中堅太郎議員
〔25番 田中堅太郎議員 登壇〕
○25番田中堅太郎議員 25番田中堅太郎でございます。ただいま監査委員の選任につき御同意をいただき、まことにありがとうございます。監査の重要性をかんがみ、全身全霊を傾けてまいりたいと考えておりますので、皆様方には旧に倍しまして御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。まことにありがとうございました。
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○岡孝志議長 以上で本日の日程を終了いたしましたので、会議を閉じます。
 市長より閉会のあいさつがあります。
○大森隆雄市長 議長
○岡孝志議長 大森市長
〔大森隆雄市長 登壇〕
○大森隆雄市長 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今定例会は、去る9月12日の招集以来15日間にわたりまして慎重に御審議を賜り、御提案申し上げておりました平成19年度補正予算案、条例の制定、改正等を初めとする諸案件はもとより、本日追加提案をさせていただきました人事案件につきましても、いずれも適切な御理解を賜りましたことをここに厚く御礼を申し上げる次第であります。
 審議の過程でちょうだいいたしました御指摘、御意見につきましては、十分尊重いたしまして、今後の市政運営に努力をしてまいる所存でございます。どうか御支援、御協力を引き続き賜りますようお願いを申し上げるものでございます。
 なお、ただいまは議長、副議長の改選など議会の構成に係る諸案件を滞りなく終了されまことに御同慶に存じますとともに、岡孝志議長、村上常雄副議長を初めそれぞれ御要職に就任されました方々に対しお祝いを申し上げ、今後の御活躍を御祈念申し上げる次第でございます。
 また、前清水議長、岩田副議長におかれましては、平成17年10月以来円滑な議会運営と市政の発展に御尽力を賜りましたことに対し心から感謝とお礼を申し上げる次第でございます。
 さて、先ほどは新市初の大洲市名誉市民の選定同意を賜りましたことを重ねまして厚く御礼を申し上げます。名誉市民となられました西田司氏におかれましては、今後ますます御健勝で大洲市の発展のため、大所高所から御指導、御鞭撻を賜りますれば幸いであると存じているところであります。
 また、今議会中におきましては、水道課職員の水道料金の不正流用という市職員として許されざるべき不祥事の御報告を申し上げなければならないという極めて遺憾な事件が発生いたしましたことをおわびを申し上げる次第でございます。本当に申しわけございませんでした。
 本件につきましては、当然のことながら市として職員の私的流用の実態を今議会中に把握し、市民の皆様につまびらかにすることが先決であるという観点から確認、対応をしていたところでございます。本件は、昨年12月中旬から今年8月末までの約8カ月間の間に市民の皆様からいただきました水道使用料約477万9,000円を職員がギャンブル等に私的流用していたものでございます。公金の適正管理は公務員の基本であり、いかなる理由があろうとも、今月上旬に全額弁済したとはいえ許されるべきものではなく、昨日当該水道課男性職員を懲戒免職とし、公金の適正管理あるいは監督責任の立場にありました関係職員7名の処分をさせていただいたところでございます。また、懲戒免職といたしました職員につきましては、議会終了後速やかに告訴する予定にしております。
 現在、再発の防止に向け収納管理システムの見直し等を行い、厳正な公金管理をすることにいたしております。本市では、今日まで再三再四にわたり綱紀粛正、公金管理の適正化を指示してまいりましたが、このような事態に至りましたことを深く反省し、さらなる指導徹底を図りますとともに、厳正な態度で臨み、職員が緊張感を持って節度ある態度で執務するよう注意を払ってまいりたい、このように考えております。
 市民の皆様に大変御迷惑をおかけいたしますとともに、行政としての信用を大きく失墜しましたことを深くおわび申し上げる次第でございます。
 一方、空転しておりました国会もようやく福田内閣の陣容が整い、衆・参のねじれ現象の中で憲法の定めにより9年ぶりに誕生した総理大臣ができたのであります。背水の陣内閣とみずから命名されたようであり、我々地方自治体関係者としては総務大臣や厚生労働大臣の留任に配慮の一端を見ておりますが、いかに国民の目線で本来の政治を全うしていただけるか、現実を見据え、できるだけ格差をなくし、田舎で今のまま安心して生活できるか厳しくチェックし、言うべきことは言う地方に今後なっていきたいと考えておる次第でございます。
 終わりに、向後季節も実りの秋へと向かうわけでありますが、議員各位におかれましては、お体を御自愛の上、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げまして、本定例会の閉会に当たってのごあいさつにさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。
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○岡孝志議長 これをもちまして平成19年大洲市議会第3回定例会を閉会いたします。
午後4時52分 閉 会
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