本文
水道料金の改定について
水道料金の改定について ~水道施設の維持管理とその費用~
7月号でお知らせした「水道料金の改定」について、今回は現在実施している主な事業を紹介します。
大洲市水道事業では、安心・安全な水道水を供給するため、水道施設の維持管理に努めるとともに、現在は肱川河川激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)に合わせて、水源地の移転や水道管の布設替えを行っています。
菅田地区水源移設事業
県が施行する肱川の激特事業に合わせて、菅田地区にある水源地の移設および集約を行っています。
この事業では、3箇所の水源地を2箇所に集約し、より効率的に施設を管理する予定です。
実施期間:平成27年度~令和5年度
事 業 費:21億円
配水範囲:東大洲・徳森・菅田・新谷・八多喜・三善地区
処理能力:最大12,000トン/日
工事中の菅田浄水場
水道管の耐震化・老朽管更新事業
7月号でも紹介したとおり、市内には設置後40年以上経過した老朽管が総延長で約162kmあります。
この老朽管を計画的に更新するために、毎年多額の費用が必要です。
▷令和5年度施工箇所:長浜地区・西大洲地区
漏水している水道管
水道管布設替え事業
国・県が実施している激特事業に伴い、支障となる水道管を移設しています。
▷玉川・只越地区水道施設移設事業
実施期間:令和4年度~5年度(予定)
事 業 費:3億円
玉川地区の水道移設工事
▷菅田地区水道施設移設事業
実施期間:平成30年度~令和5年度(予定)
事 業 費:5億円
小倉地区の水道移設工事
今回は、水道事業で実施している主な工事を紹介しました。これからも水道施設を健全な状態で維持しながら安心・安全な水道を供給するために、料金改定は避けて通れないものとなっています。市民のみなさんのご理解とご協力をお願いします。