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市民ポストへの提言(観光業育成について)への回答

更新日:2022年6月8日更新 印刷ページ表示

市民ポストへの提言について回答します

 このたびは、貴重なご意見ありがとうございます。

ご意見内容

 旧大洲藩は現在の五十崎・内子を含め広大な雄藩でした。明治・大正・昭和初期の産業コンセプトとするのであれば、現在のレトロ地区(江戸時代)をモチーフにするなら、内子と手を組むことが必要十分条件です。
自治体連携と(地域:南予)の町おこしに内子座などとの協力とハコモノ(会議場・宿泊など)の整備を望みます。

ご意見(観光業育成について)への回答

 「内子と手を組むことが必要」というご意見、ありがとうございます。
 ご意見の内容にありますように、現在の内子町と大洲市は、江戸期には同じ大洲藩領であり、肱川の水運を通じて、それぞれの地域が密接に繋がって、明治期以降も木蝋や養蚕製糸業など同じような産業形態と歴史文化を持っていました。
 大洲市においても、今後の観光産業の成長を考えた場合に、当市だけではなく隣接する内子町と連携して、それぞれの市町が持つ観光資源を広域的に活用することが必要不可欠だと考えています。
 そうした考えのもと、令和元年7月には、地域連携・官民連携による観光振興等を目的として、内子町、大洲市、(一社)内子町観光協会、(一社)キタ・マネジメント、四国旅客鉄道(株)、(株)伊予銀行の6団体により『内子・大洲エリア観光推進プロジェクト協議会』を発足しました。
 協議会発足後すぐに、新型コロナウイルスが感染拡大し、予防のため外出自粛が求められるなど観光業は大きく停滞しました。しかし、その協議会では、コロナとともにある暮らし、またはコロナ終息後に向けて、内子町と大洲市に残る自然や歴史文化、伝統技術などに焦点を当てた観光コンテンツの開発を順次行っています。 
 また、ハコモノの整備に関しましては、肱南地区に残る歴史的建造物の有効活用を目的に、補助金等による民間事業者の支援を実施しており、その事業者によって古民家等が宿泊施設や店舗に改修されています。
 古民家等が持っていた往時の外観だけでなく、壁や天井、床、柱など内部についても可能な限り保全させながら、新たな設備を加え、令和2年から宿泊施設が順次開業されおり、令和4年3月末時点では22棟28室の宿泊施設が整備されています。
 内子町との連携協定による観光コンテンツ開発だけでなく、大洲観光の玄関口となる肱南地区に古民家を活用した宿泊施設という新たな観光資源が加わることで、大洲市の観光業を一層力強く推進できるものと考えています。
 今後ともご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

問い合わせ先

環境商工部 観光まちづくり課  観光振興係 担当:宇高

電話番号  0893-24-1717