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山本隊員の日常(No.23)

更新日:2024年4月12日更新 印刷ページ表示

山本隊員の日常(No.23)

農林振興課の山本です。

去る3月に、本開業に先立ち、柳沢地域に住まわれている方々に向けた農家民宿の見学会を開催しました。

 

当日は、3月下旬にも関わらず霰や雪が降る悪天候。
地域の方が一人も来なかったらどうしようと思いましたが、40人程(地域人口の約1割です!)と、多くの方の参加をいただきました。

隣の地区の方は、悪天候を心配し、突貫工事で薪ストーブを設置していただいたり、

同じ有久保地区の炭焼きをされている方からは、ご自身で焼いた貴重な炭をお裾分けいただいて火起こしをしていただいたり、

いつも可愛がっていただいているお姉さんたちには、台所を手伝っていただいたりと、

最初は地域に感謝を伝えるために開催したものでしたが、結果また地域の方々のご協力やご支援をいただく形での開催となりました。

 

手作りのおでんや、きれいに咲いた春のお花をはじめ、たくさんの差し入れをいただき、皆さんいつもより心なしかおしゃれをしていらっしゃってくださり、

「いつも作業ばかりだから、すごく楽しみにしていた。」
「来てみたかったけど、忙しいと思って中々来られなかったから来られてうれしい。」

と、うれしい言葉もたくさんいただきました。

以前は、宿泊場所となる家屋のすぐ近くに竹林があり、畑にも雑木に生え、葛が覆われているうっそうとした環境でしたが、

この1年で随分と明るくなり、「以前は尋ねると暗くて怖いイメージで敬遠していたけれど、こんなにきれいな景色だったの」と言っていただけて、

一年間苦労して取り組んできた周辺の整備作業が報われました。

 

細かい箇所の補修や、自分たちの居住エリアの改修はまだ残っていますが、毎度進捗状況を心配してくださる地域の皆さんに現状報告ができ、まずはほっとしております。

わたしにとって、地域おこし協力隊の最終年度である今年度から、大洲市内の公民館がコミュニティセンターとなり、

新たな地域自治組織の活動拠点施設として生まれ変わるということで、地域自治にも積極的に関わっていきたいと考えております。

元々公民館事業や自治会主催のイベントが活発な地域ですので、地域の方に教えてもらいながら、少しずつ自分にできることを見つけていきたいです。

地域おこし協力隊最終年度もどうぞよろしくお願い致します!