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岡本隊員の日常(No. 30)

更新日:2024年4月12日更新 印刷ページ表示

 

 

岡本隊員の日常(No. 30)

​こんにちは。肱川町の地域おこし協力隊の岡本麻里です。

本格的に暖かい日が増えてきて、桜も咲いてきました。例年より少しゆっくりめの開花でしょうか。山の緑の中にぽつんと咲く姿が目立って、「あんなところに桜があったんだ」という発見が楽しい時期です。

山の中に所々生えている桜を見つけるのが楽しいです。


さて、4月に農林の協力隊 山本さんが開業準備を進めている農家民宿で野草観察会をさせていただくことになり、先日下見に行ってきました。

下見の記録に夢中で写真を撮り忘れましたが、現地で確認したかったことはしっかり確認できました。大洲市地域おこし協力隊のSNS (インスタグラム)にある写真の通り、建物の前の開けた風景が本当に気持ち良いところでした。

観察は原っぱと山の斜面で行うことになりました。同じ場所でも環境の違いで生育する植物が変わることを見ていきたいと思います。ちょっとした隙間にも、カラスノエンドウがわさわさしていて花をつけていたり、カキドオシが生える一角があったりと、素敵な野草が生えていて楽しめそうです。

今回は特に観察ワークはせず、見つけた植物の解説をしたり、遊んだりしていこうと思っています。幼少期に毎日草花遊びをしていた経験を生かして楽しい時間にしていきたいです。また、観察会後は希望者の方と一緒に持ち寄りランチ会も行います。観察会で出会った皆さんといろいろなお話しができればと思っています。

観察会の参加申し込みはひじかわ野草企画のイベントサイトから、もしくは肱川支所へ電話でしていただけます。
「春の野草企画in柳沢」申込ページはこちらから
TEL: 0893-34-2311 (肱川支所、担当:岡本)

下見に行ったのは3月下旬でしたが、まだ食べごろのフキノトウが生えていました。ほかにヤブカンゾウの新芽や菜の花のつぼみ(在来種のアブラナのようでした)をいただいてパスタにしました。このごろは野草を摘んできてはパスタを作る日々を過ごしていましたが、この日作ったものが一番おいしかったです。将来的に原っぱは畑になるそうですが、きっとおいしい野菜がたくさん採れると思います。山本さんご夫妻の作られた高菜もおいしかったです。

夏ごろにも楽しいことができそうで、そちらも今から楽しみにしています。時期が来たらお知らせしますね。


来年度はイベントの開催以外にもほか、令和5年度におこなったひじかわ野草企画で伝えてきたことを冊子にまとめようと考えています。単なる活動報告書ではなく、町内の野草観察スポットや野草の活用方法、ミニ図鑑などを盛り込んだ野遊びガイドブックのような冊子にしようと構想中です。

ミッションについては、「町内の食べられる野草の採取・鹿野川荘までの運搬を町内の方にお願いする」という当初の目的をそのまま達成することは難しいと判断し、形を変えて「地域食材の利活用」に近づくことが出来ればと考えています。残り少ない時間の中ではありますが、できることをやっていきたいと思います。

 

情報提供のお願い

食べられる野草や木の実について詳しい方、レストランで提供する料理の材料として使う野草を提供していただける方を探しています。
また、こんな野草が食べられるよといった情報や子供のころ食べて遊んでいた野草や木の実についても調べています。
情報をご存知の方、岡本までお知らせいただけますと幸いです。