ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織で探す > 総合政策部 > 地域振興課 > 山本隊員の日常(No.22)

本文

山本隊員の日常(No.22)

更新日:2024年3月4日更新 印刷ページ表示

山本隊員の日常(No.22)

農林振興課の山本です。
今回は、もうすぐ年度末ということで、いろいろとご報告をしようと思います。

<農村プロデューサー養成講座修了>
今年度より受講していた農村プロデューサー養成講座を無事修了しました。
事前課題、3日間の対面講義、最終報告レポートに加え、全国10例のモデルケースに選ばれて、複数回オンラインゼミで講義を行いました。対面授業では、チームワーク抜群だったメンバーたちと、オンラインゼミで先進事例としてご発表されていた西予市の横林地区の方と交流が生まれたことは、貴重な副産物でした。
普段、地域おこし協力隊として活動していると、どうしても視野が狭くなってしまうこともあり、全国で地域づくりに取り組まれている方々と学びを深められたのは、実に新鮮で、充実の一年間でした。

<地域起業応援スクール修了>
こちらは二年間にかけての研修でした。
「地域」というローカルな舞台でどのような起業スタイルを目指していくのかを考え抜いた二年間でした。
予備知識も何もないところから、事業計画書を作成してみることから始まり、自分にあった生計の立て方を知り、愛媛型農林漁家民宿の申請を終え、認可を待つところまで持ってこられました。
サポートいただいたえひめ暮らしネットワークの皆さま、最終発表を見届けてくださった市役所の職員の皆さまに感謝します。

<肱川野草企画のサポート>
肱川支所の地域おこし協力隊である岡本さんが企画したイベントのサポートとして、一年間はしり抜けました。
最初は、農家民宿の体験メニューの勉強の目的で参加し、毎回、岡本さんの植物や森林に関する膨大な知識に圧倒されていました。
同時に、すぐそばにある自然の豊かさと多様さに気づくこともできました。
私の拠点の準備も進んできましたので、来年度はこの場所で岡本さんと何か一緒にできないか模索しています。
いまからとても楽しみです。

<えひめつくりてマルシェ>
先日、来年度のえひめつくりてマルシェの打ち合わせを行いました。
とにかく全力で走り抜けた令和5年度。
飲食店とのコラボメニューや農家と事業者の加工品の開発など、肱南地区の事業者のご協力の元、様々な共同企画も打ち出すことができました。
来年度は、一年間蓄えた力を発揮して、「力を抜いてたのしく」をモットーに、主催者としてもたのしんでいきます。
既にワクワクする企画がたくさん出ており、今年もOZU+の山鬼さん、アグルビトの藤田さんと共に駆け抜ける一年になるのだろうと思っています。

<地域づくり>
今年度は、農村プロデューサー養成講座と同時並行で、内子町で開催された地域プロデューサー講座にも参加しました。
地域住民の声を聴きながら、プロデューサーの視点で0→1を発想していくこと、1から持続性を持って運営できるようにプロデュースしていくことを学びました。
学んだことを、定住地である柳沢の地域自治に生かしていきたいです。
偶然にも、大洲市は来年度から、公民館がコミュニティセンターとなり、新たな地域自治組織の活動拠点施設として生まれ変わります。これを機に、自治会や住民を中心とした、ますます生き生きした地域づくりに、移住者として、一住民として関わっていきたいと考えています。

<地域おこし協力隊最終年度について>
二年目の今年度は、定住に向けての活動(=農家民宿の立ち上げ)と公共的なのこと(=イベントや青年農業者との関り、地域内外での学び、等)の両輪で活動を行ってきました。
途中容量オーバーになって、体調を崩したりと、思うように活動できない時期もありましたが、やりたいことを全て詰め込み、学びも多く、今となっては充実の一年になったと満足しています。
最終年度では、自分がやりたいこと(=農業や農家民宿・加工場の整備など)は少しスピードを落として、「地域おこし協力隊だからできること」にもう一度焦点を当て、活動していきます。
少し早いですが、来年度に向けて更に飛躍していきたいと思いますので、引き続き、住民の皆さま、関係者の皆さまのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。