本文
岡本隊員の日常(No. 29)
岡本隊員の日常(No. 29)
こんにちは。肱川町の地域おこし協力隊の岡本麻里です。
春の陽気になったと思ったら凍える寒さになったり、気温差についていくのが大変ですね。服装や寝具を日々調整しながら過ごしています。
(大好きな春の味覚ヤブカンゾウの新芽も生えてきました。)
2月は今年度実施してきたひじかわ野草企画の最後のイベント「ヒノキの葉っぱのハーブウォーターづくり」を開催しました。
今回は蒸留ということで、鍋に火をかけて待つ時間は何をしようかなと思っていたのですが、自然やアロマに興味がある方ばかりの空間だったので楽しくお話していたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。
鍋を2つ使って約220mLのハーブウォーターを採取し、わずかに精油も確認できました。試作時はヒノキらしい香りはあまり感じられず豆のようなほっこりした甘い香りが強かったのですが、今回はヒノキの香りの方が前に出ていました。採取できたハーブウォーターをスプレーボトルに分け、使い方や注意点の説明をして終了しました。
当日の詳しい様子はイベントサイトのブログに掲載しています。ぜひご覧ください。
ひじかわ野草企画 イベントレポート「ヒノキの葉っぱのハーブウォーターづくり」
今まで町内や支所で野草のことを聞いても「誰も興味ないよー」「ただ草としか思わん」と言われ続けていたのですが、イベントを開催すると野草や自然に興味がある人に出会えるので、毎回自分が誰よりも楽しんでいたと思います。来てくださった方の中には、少ないですが肱川の方もいます。「誰も興味ない」なんてことはありませんでした。また、イベントを開催することで肱川町内・大洲市内で協力隊が活動していることを知っていただくきっかけも作れたと思います。
イベントを開催しミッションに繋げていきたいという考えがありましたが、食べられる野草を提供してくれる人と繋がったり情報を得ることはできませんでした。反対に、イベント準備・実施していく中で地元の方にどんなことならお願いしやすいか・難しいかが分かってきて、ミッション達成の難しさを改めて痛感しました。
最初に設定した企画のゴールは達成できたものもできなかったものもありますが、当初の計画から変更を重ねつつも最後までイベントを完走できたことにほっとしています。自分にできるのだろうかと不安でしたが何とかできました。それは一緒にやってくださる方がいたからできたことだと思います。同じ大洲市地域おこし協力隊の山本さん、中村さん、市役所職員さんに心から感謝しています。
また、小さな小さなイベントにお越しいただいたすべての参加者さんに感謝申し上げます。いつもイベント準備中はうまくいくだろうかと不安がありましたが、「来た甲斐がありました」「家でもやってみます」「楽しかったです」というお言葉を頂戴するたびに励まされていました。
今回でひじかわ野草企画はいったん終了になりますが、来年度も楽しいことをたくさんしていきたいと思っています。参加したことがある方もない方も、お気軽に遊びに来ていただけると嬉しいです。
情報提供のお願い
食べられる野草や木の実について詳しい方、レストランで提供する料理の材料として使う野草を提供していただける方を探しています。
また、こんな野草が食べられるよといった情報や子供のころ食べて遊んでいた野草や木の実についても調べています。
情報をご存知の方、岡本までお知らせいただけますと幸いです。