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山本隊員の日常(No.21)

更新日:2024年1月31日更新 印刷ページ表示

山本隊員の日常(No.21)

農林振興課の山本です。


年が明け、悲しいニュースと共に始まった2024年でした。

親族が金沢市、能登市、七尾市にいるため、不安な元日の夜を過ごしました。

わたしたち夫婦が農家民宿をやってみたいと思うきっかけとなった、

能登市にある「能登民宿ふらっと」さんも、例外なく多大な被害を受けられたということです。

同じ民宿を運営する者として、思いを寄せたいと思います。

能登の伝統料理がとてもおいしく、ご夫婦のお人柄があたたかいお宿です。

営業が再開されましたら、ぜひ皆さんもお訪ねいただければと思います。

遠くてもリピートしたい宿とは、まさに「ふらっと」さんのことです。

 

そして翌日、古巣の航空業界での事故は、いまも空港で活躍する同期や元同僚に思いを寄せ、

保安員として厳しい環境で働いた新卒の5年間を思い起こす出来事となりました。


一連の出来事を受け、柳沢公民館の篠原館長も、公民館だよりで災害時への備えを地域住民に呼びかけました。

一日も早い復興をお祈りしております。

 

今月は、引き続き改修準備に励んでいます。

2月末を完成目途としているので、工事は佳境に入ってきています。

いらしてくださる宿泊者が、私たち夫婦だけでなく、地域の方とも交流を深めてほしいという願いがあり、

地域の方が気軽に立ち入れるよう、台所と居間を、靴を脱がずに入ることができる土間にしようと、せっせと作業を進めています。

水道工事は地域の事業者にお願いし、電気工事に関しては、昔取った杵柄ではないですが、

夫が電気工事士の資格を持っており、まさかここでこのような形で生かせるとは思っていませんでした。

手先が器用なので、他のDIYも果敢に挑んでいて、頼もしいです。


2月は、「ちいさなえひめ移住交流会」にゲスト移住者として、夫婦で移住フェアに参加します。

移住は、環境だけでなく、仕事や交流関係もがらりと変わる人生の転機です。

ましてや世帯での移住は、自分自身の事情だけでは踏み切れないこともあるかと思います。

移住への情熱はそのままに、人生を左右する大切な決断を冷静に下せるよう、お話しすることで、少しでもお手伝いできればうれしいです。

 

これまで、国内外の移住に挑戦し、失敗を繰り返してきた私たちですが、大洲市に根を下ろす準備が整ってきたこともあり、

今後このような移住関連のお仕事も、少しずつ増やせればと考えています。

農家民宿改修の様子(1月山本)