ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織で探す > 総合政策部 > 地域振興課 > 岡本隊員の日常(No. 21)

本文

岡本隊員の日常(No. 21)

更新日:2023年7月6日更新 印刷ページ表示

岡本隊員の日常(No. 21)

こんにちは。肱川町の地域おこし協力隊の岡本麻里です。

先日、家のベランダをふと見たらスズメバチが飛んでいて、私の姿を見つけるや突進してきました。窓を閉めていたため事なきを得ましたが、恐ろしくてしばらくはベランダに出られそうにありません。スズメバチの巣の偽物を吊るすと来なくなるそうなので早速作ろうと思います。

6月のひじかわ野草企画は「ドクダミチンキづくり」を行いました。
今回の参加者さんは地元肱川の方や、城川や松山からお越しいただいた方もいらっしゃいました。皆さんドクダミチンキのことは聞いたことがあったそうで、昔作り方を聞いたけど忘れてしまったから、こういう機会がないとなかなか自分では作らないから、といった理由で参加してくださいました。

ドクダミは事前に採取してきました。 わいわいとお話ししながら作業しました。 葉っぱや花を瓶に詰めたら、ホワイトリカーを注ぎます。

4月からイベントをやってきた中で、今回が一番参加者さんの関心が高かったように感じます。おばあちゃんの知恵袋的な懐かしさと、身近な野草を生活に役立てられるという点で興味を持っていただいたのかなと思います。肱川では薬草として使われる植物として、ドクダミのほか、ヨモギやユキノシタ、ビワの葉が簡単に手に入るので、それらの活用方法や注意点について講座を開くのもおもしろそうだなと思いました。

当日のことについて、ひじかわ野草企画のブログにも書いていますのでぜひご覧ください。

ひじかわ野草企画 イベントリポート「ドクダミチンキづくり」

イベント以外には、鹿野川荘の野草料理に使えそうな材料の提供を呼びかけるポスターを作製しました。
提供をお願いする野草は、以下の条件に当てはまるものを選びました。

  • 野草にあまり興味がなくても、地元の人なら「そういえば見たことあるな」と思ってもらえそうなもの
  • ほかの野草との区別が比較的容易にできるもの
  • なるべく下処理の時間がかからないもの
  • 比較的長く収穫できるもの

食べられる野草は、他との見分けがつきにくい新芽の時期に収穫し、時間をかけて下処理することでやっとおいしく食べることができるものが多く、さらに野草の旬も2、3週間と短いものがほとんどなので上記条件に当てはまるものを探すのは非常に難しかったです。それでもなんとかポスターを完成させて、地域の方に見ていただいたところ「どれも見たことあると思う」と言っていただけたので良かったです。あとは町内施設にポスターを貼らせていただいて、提供していただける方が見つかってほしいなと思います。

鹿野川荘でポスターに掲載した夏の野草の試食もしました。
試食したのは、ヤブカンゾウのつぼみのバター炒め、ヤブカンゾウの花の酢の物、ツユクサの若い芽の天ぷら、スベリヒユのおかか醤油和えです。どれも苦味や癖もなくおいしく食べられましたが、特にヤブカンゾウが色も味もよく使いやすそうだという評価でした。

ツユクサのてんぷら ヤブカンゾウの花の酢の物 スベリヒユのおかか醤油和え

イベントで忙しくしていて手を付けられていなかった鹿野川荘への野草提供の件が進み、心のつかえが少しとれた6月でした。

情報提供のお願い

食べられる野草や木の実について詳しい方、レストランで提供する料理の材料として使う野草を提供していただける方を探しています。
また、こんな野草が食べられるよといった情報や子供のころ食べて遊んでいた野草や木の実についても調べています。
ご存知のことがある方は、岡本までお知らせいただけますと幸いです。