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山本隊員の日常(No.12)

更新日:2023年5月16日更新 印刷ページ表示

山本隊員の日常(No.12)

農林振興課の山本です。乾燥していると思ったら雨が降ったり、気温が上がったり下がったりと、体調を崩されていませんか。

 

5月になり、移住して一年が経ちました。まさか一年前は、思い描いていた理想の家が見つかり、農家民宿開業の準備を進めているなんて、想像もしていませんでした。農家民宿をやりたいと言って移住してきたものの、まさかこのようにトントン拍子で事が運んでいくとは思わず、今は、家を改修するためにするべきTo Doリストをこなす日々を過ごせていることに感謝しています。移住当時、車を持っていなかった私たち夫婦は、東大洲の田んぼの中を自転車で走ったり、スキップをしながら(私のみ)散歩したりしている途中で、「なんか旅行しているみたいでたのしいね」と呑気なことを言い合っていた移住当初を思い出し、それと比較しているからかもしれません。

4月は、市内の地域おこし協力隊5名による活動報告会が大洲市役所にて開催されました。ご来場者の皆さま、ありがとうございました。その折にいただいたご質問の中に、「農山村消滅」に関するものがあり、私もこれを機に改めて深く考えたいと思いました。とても大切な視点だと思います。

下旬には、柳沢地域で敬老会が盛大に開催され、成功裡に終わりました。敬老会準備の際、炊事場の担当となった私は、母に仕込まれた整理整頓と掃除術を生かして大掃除を敢行し、炊事場に入って来る地域の方々が、「こんなに変わるの!うちにも来てほしい!」と驚かれるほど!お片付けとお掃除、6歳からの趣味を、地域の行事のために生かせるのはうれしいことです。

 

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温かくなってきたこともあり開催された、隣町の内子町のゲストハウス「内子晴れ」さん主催の朝食会にも2件参加させていただきました。一つ目は、古くから村並み保存活動を積極的に推進されている「石畳地区」の亀岡家さんの朝食です。ワンプレートなのにどれも違う味、味わったことがないのに懐かしい、滋味深い味でした。亀岡さんご夫婦は、以前からSNSで一方的に存じており、お会いしたいと思っていたので、夢叶う嬉しい日でした。「石畳地区」は私たちの住むことになる地区から近く、昔は頻繁に交流があったそうです。こうしたご縁をきっかけに、また交流が復活出来たらと願います。二つ目は、内子町の山間部で養鶏を営まれている「ひだまり農園」さんのお宅での新鮮たまごの朝食会。すぐ近くの賑やかな鶏たちの声を聴きながら、感謝していただく朝食でした。卵を産めなくなってしまった親鳥もソーセージにしていただくという、SDGsを体現したメニューは大変勉強になりました。ひだまり農園さんは、実は私たち家族全員が長年ファンだった養鶏家さんで、(勝手に)有名人に会えた感覚に陥り、最初はとても緊張していたのですが、朝食を食べながら自己紹介をしたり、養鶏にまつわることなどを教えていただたりと、リラックスした一日を過ごすことができました。(解散した途端、大雨)

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また、月末に松山三越の地下一階の青果売場がリニューアルオープンし、事務局で参加しているアグルビトのメンバーが生産物が納品されるということで、メンバーと一緒に店頭にたち、販売支援を行いました。同年代の若手農家の存在に励まされながら、自分たちの就農の準備にも力が入ります。実際に就農する前に、農業経営者の話を聞くことができたり、活動を共にできたりすることは、協力隊のメリットであると考えます。

さぁ、これから春、夏、秋とマルシェシーズンが開幕します。出店が予定されているマルシェがすでにたくさんあり、いまから緊張していますが、大洲の生産物を知っていただくよい機会になるよう、楽しみながらがんばりたいと思います。昨年度の振り返りから、今年度は店員ユニフォームにも力を入れたいと思います。第一弾は、6月23日(金)から4日間開催される「えひめつくりてマルシェ」(肱南地区今岡邸にて開催予定)です。皆さま、ぜひ足をお運びください。

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