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山本隊員の日常(No.5)

更新日:2022年10月7日更新 印刷ページ表示

山本隊員の日常(No.5)

協力隊の山本です。このブログを書いている今は、秋分の日をとうに過ぎ、大洲もいよいよ本格的な秋を迎えているところです。

9月の活動も多岐に亘りましたが、大きく二つの出来事を紹介します。

一つ目は、先月のブログでも紹介しました、前々職で勤務していたグローサリーストア「FOOD&COMPANY」での9日間に亘る研修です。
長めの休暇をいただき、全4店舗(学芸大学、湘南、新宿、代官山)にて研修をさせていただきました。

9月1  9月2

今回、農家側の視点を既に持っていたことは、大きな変化であり、驚きでした。当時は私も当たり前のように行っていたのですが、
農家の気持ちを汲み取って売り場を丁寧に完成させるスタッフたちを目の当たりにして感動したり、常連のお客様から激励の言葉をいただいて泣きそうになったりと、
感情が忙しい9日間でした。
湘南地域の農家さんによる新たな取り組みや、コロナ禍で事業転換を余儀なくされた生産者の6次化への挑戦のお話や実際の商品に触れ、勇気もいただきました。

9月3  9月4

同時に、改めて大洲が誇らしくなる場面がいくつもありました。スタッフやお客様に、「愛媛県で就農をする」というとやはり「柑橘」のイメージが強いそうで、
大洲では肱川の恵みにより、柑橘だけにとどまらず、多様な食物が育つことを説明し、景色の写真を見せると、とても驚いていたことが印象的でした。
そして、大洲に戻ってからの澄んだ空気や、いま住んでいるお試し住宅の寝室から見える冨士山の景色のうつくしさを改めて新鮮に感じられたのは、もう一つの収穫でした。

二つ目は、八幡浜地域人材定着促進事業の地域起業応援スクールの現地研修の一環で行った、西予市のおめぐり庵への訪問です。
「スローライフ」な田舎暮らしではない、ストイックな暮らしがそこにありました。おめぐり庵は、ベンジャミン・グロスさんと昌美さんのお人柄の表れた唯一無二の拠点で、
ご自身の専門性を生かし、医療ツーリズムの分野にも挑戦されています。同分野はとても難しい分野だとは自覚していますが、
私自身も2018年からドイツのハイルプラクティカー制度という、補完代替医療分野に限定した医業免許の勉強を続けており、
自分が将来市内で経営する農家民宿にもリトリートの要素が入れられないかと模索している最中です。
農作業や出荷作業の体験を行いながら、お二人の農や暮らしに対する考え方や哲学に触れ、勉強させていただきました。

9月5  9月6

9月7  9月8

10月は、9月中旬から開始した週に一度の柳沢地域訪問を主軸に、産業フェスト等のイベント出店、
また青年農業者協議会(アグルビト)のYou Tubeチェンネルで配信する動画作成を引き続き頑張っていきます。