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岡本隊員の日常(No. 8)

更新日:2022年6月8日更新 印刷ページ表示

岡本隊員の日常(No. 8)

こんにちは。肱川町の地域おこし協力隊の岡本麻里です。

クサイチゴ(野イチゴ)ってすごくおいしいですね!
5月上旬から中旬にかけては、道端に自生している実を食べるのが楽しみでした。
クサイチゴが終わったらナワシロイチゴやナガバモミジイチゴ、冬にはフユイチゴがなるので今からワクワクしています。
野生のイチゴ以外にも、エビヅルやアケビ、ビワやウメ、クワの実ができるのが待ち遠しいです。

クサイチゴのいい写真がなかったのでヘビイチゴで失礼します。ヘビイチゴもかわいいですね。
(クサイチゴのいい写真がなかったので代わりにヘビイチゴの写真です。おいしくはありませんが可愛らしいです。)

5月22日には第25回おしどり湖ドラゴンボート大会が開催されました。
ドラゴンボートは初めて見ましたが、チームによってまっすぐ進んだり、舵取りがうまくいかず蛇行したりして、はらはらしながら観戦しました。
今から来年の開催が楽しみです。

第25回おしどり湖ドラゴンボート大会の写真

さて、協力隊に就任してから8か月が経過しました。
ミッション達成に向けて行動したり、地域の方から声をかけていただいて色々な体験をしたりしていますが、何かが前進した感じがしなくてとてももどかしいです。

難しい作業ではなかったのですが、時間がかかりました。

悶々とした思いを抱えながらも、今月はナシの袋かけ体験をさせていただいたり、豆腐作りに挑戦してみました。

ナシの袋掛けは、難しいことは一つもなかったのですが、少し力が入りすぎると実が落ちてしまうので気を付けなくてはいけなかったり、見上げながらの作業だったりして思っていた以上に大変でした。
ですが、机の上で考えるより手を動かしたり地域の方と話すほうが、元気が出て考えも整理されました。

袋が取り付けられたナシ。

豆腐作りでは豆乳がうまく固まらず、作り方を教えてくださった方に「最初は失敗する」と言われていた通りの結果になりました。
にがりの量が足りなかったようです。
豆腐はできませんでしたが、とてもきれいなおからができたのは嬉しかったです。

豆乳を焦がさないように混ぜているところです(焦がしました。)

活動の中でいくつか昔ながらの手作り体験をしてきましたが、どれも共通していることは、ものすごく手間暇がかかっているということです。
私は衣食住にかかわるものを何でも手作りして生活できたらと思っていましたが、それは非常に贅沢なことで、実現させるのは至難の業だとわかりました。
ですので、限られた時間の中で自分で作るものの優先順位をつけて、できる範囲の手作り生活を楽しめる人になりたいと思います。
肱川での生活のテーマは「無理なく手作りを楽しむ暮らし」になりそうです。

どんな生活をしていきたいかの方向性が見えてきたことは、自分の中では大きな一歩になったかなと思います。
この調子で活動や退任後の仕事についても考えていきたいです。