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岡本隊員の日常(No. 6)
岡本隊員の日常(No. 6)
こんにちは!肱川町の地域おこし協力隊の岡本麻里です。
3月はいたるところで様々な花が咲きだして、山が少しずつカラフルになってきました。
春ってやっぱり鮮やかな季節ですね。
さて、春になっていろんな植物が芽生えだしたところで食べられる野草探しをしてみました。
ミッションにかかわる野草探しですが、自分の好奇心も満たされて一石二鳥です。
上の写真は見つかった野草の一部です。
食用ではなさそうだけど気になったものも採ってきました。
写真を見て気づいたのですが、葉っぱがただ並んでいるだけでかわいくて少し驚きました。
採集した野草の中にはどれだけ調べても種名がわからないものもありました。
野草は似たものが多く、また種類も膨大なので同定が難しいなと改めて感じました。
また、今回集めた野草は花や実がついていないものが多かったので余計に難しかったです。
確実にこれは食べられるな、と自信を持てるものを食べてみました。
上記画像に写っているのはノビルとカンゾウ類をそれぞれ酢味噌あえにしてみたものです。
酢味噌あえの作り方もよく知らず、何となくで作ってみましたが美味しかったです。
特にカンゾウ類の若芽は、キュッとした食感でお気に入りになりました。
採ってきたものを支所の人たちに「これは○○だね」と教わったりしましたが、この地域での呼び名で教えていただくことが多くありました。
今まで聞いた野草の方言は、「スイジン」「オニスイジン」「イタンポ」「ネコノマクラ」「クジュウナ」「ハドイラ」「ハズ」「テンプナシ」などなど。
標準和名とは異なる呼び名がたくさんあってとても興味深いです。
ところで、3月中旬に協力隊のSNSでアケビの新芽が出てきたことを投稿したのですが、
下旬に同じところを見たら、新芽は開き花が咲いていました。
ちょっと人間がのんびりしていたら植物はどんどん姿かたちを変えてしまいますね。
アケビの新芽を食べるなら今のうちだと思いました。
暖かくなってやることも少し進んで、以前にも増して活動が楽しくなってきました。
無理せず、でものんびりしすぎてチャンスを逃すことがないように過ごしていきたいです。