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中村隊員の日常(No.4)
中村隊員の日常 (No.4)
みなさまこんにちは。協力隊の中村です。大洲に来て4カ月、船頭の研修をはじめ、レンコン堀りで土にはまったり、狩猟免許を取得したりと、色々な経験をさせていただいています。この間は、オンラインでの愛媛県移住相談会で大洲市の協力隊として参加させていただきました。人前で話すことが、今まであまりなかったのでめちゃくちゃ緊張しました(泣)。外の人に大洲の話をすると愛媛のイメージが「ミカン」ということもあり、大洲では色々な野菜が作られていることや肱川あらし、臥龍山荘やいもたき、うかい、キャッスルステイ、肱南地域の話などをすると、大抵興味を持ってくれます。
僕もそんな一人でしたが、大洲の協力隊になりまして改めて大洲の景色とか食べ物だとか、人の良さというところに目がいくようになりました。大洲の人に「東京から来ました。」というと「なんで大洲だったん?」と聞かれることが多いのですが、外からの目で見ると大洲の当たり前は当たり前ではないということ、魅力がたくさんある地域だということを知っていただきたいなと思います。そんなことを僕たち協力隊が少しでも地元の方にも外の方にもお伝え出来ればなと思っています。
そんなわけで、今月は大洲の資源である竹を使ったビニールハウスを実験で作ってみました。今後、世の中は持続可能であったり、環境に配慮したものに力を入れていくような流れになっていくかと思います。里山のシステムをはじめ、もともと日本には持続可能なシステムがしっかりありました。しかし、時代が変わり電気や石油などのエネルギーや、生活スタイルが変わり里山が廃れてしまいました。改めて持続可能や環境に配慮したものが叫ばれている中、価値観の転換で、「今まで大洲の特産物がない」ということから「実は色々なものが出来る地域」になっていたり、現代の里山の使い方などが出来ていったら面白いのではないかなと個人的に思っています。
その一歩としての竹ハウスが出来たらなんて妄想中です。