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絵馬「長浜古図」

更新日:2019年4月19日更新 印刷ページ表示
名称 絵馬「長浜古図」(えま「ながはま こず」)
指定種別 市指定
種別 有形文化財(絵画)
数量 1面
指定年月日 平成16年9月9日
所有者 住吉神社

概要

長浜地区市街地の東側にある御建山(みたて やま)に鎮座する住吉神社は、江戸時代、参勤交代の際に藩主自ら参詣するなど、歴代藩主の信仰を受けた神社でした。

神社にあるこの絵馬は、長浜の街を北西方向から遠望した鳥瞰図(ちょうかん ず)で、縦147cm、横265cmにもなる大絵馬です。

天明6(1786)年、大洲藩の大船頭(だい せんどう)を勤めた高橋源右衛門が63歳のときに奉納しました。

この絵馬には、町家や大洲藩の屋敷などが詳細に描かれています。

絵馬の右下部分の河口には、参勤交代に使用する御座船(ござせん)が並べられた姿が描かれていることから、参勤交代で長浜を出帆(しゅっぱん)する姿を描いたものと推定されます。

町家を鳥瞰的に描いた絵馬は、市内でも数少なく、なかでも最も古いこの絵馬は、当時の長浜の姿を知るうえで貴重な資料といえます。

写真

 長浜古図 長浜古図