ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > わがまちの文化財 > 中江藤樹の邸跡

本文

中江藤樹の邸跡

更新日:2019年4月19日更新 印刷ページ表示
名称 中江藤樹の邸跡(なかえとうじゅの やしきあと)
指定種別 県指定
種別 史跡
指定年月日 昭和23年10月28日
所在地 大洲市大洲737(愛媛県立大洲高等学校内)
所有者 愛媛県

概要

市内にある藤樹の邸跡(やしきあと)は、現在の大洲小学校と大洲高等学校との2カ所にあったと伝えられています。

大洲高等学校内にある当邸跡は、中江藤樹が青年期 を過ごしたとされ、その庭先には藤樹が使ったと伝えられる井戸が残り「中江の水」と称されています。

敷地内には、昭和14(1939)年、大洲出身の窪田哲二郎(くぼた てつじろう)工学博士からの寄付で建てられた「至徳堂(しとくどう)」が あります。

この「至徳堂」は、藤樹邸址であることを 誇りとし、師弟とともに学問を学び、精神をみがくための道場です。

また、前庭には藤樹書院(中江藤樹が小川村(現在の滋賀県高島市)で開いた私塾)から分けられた「遺愛の藤」なども植えられています。

当邸跡は、現在も藤樹の遺徳や教えを顕彰し続け ている大洲にとって、藤樹の教えを学ぶ上で大変重要な場所といえます。

写真

中江藤樹の邸跡 中江藤樹の邸跡 外観

位置図