ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > わがまちの文化財 > 如法寺仏殿

本文

如法寺仏殿

更新日:2017年4月14日更新 印刷ページ表示
名称 如法寺仏殿(にょほうじ ぶつでん)
指定区分 国指定
種別 建造物
指定年月日 平成4年8月10日
数量 1棟(附 石燈籠2基・手水鉢1基)
所在地 大洲市柚木943
所有者 如法寺

概要

如法寺は、大洲盆地の冨士山(標高319.8m)の中腹にあります。

大洲藩2代藩主・加藤泰興(かとう やすおき)が、寛文9(1669)年に、深く帰依した盤珪永琢(ばんけい ようたく)を開山として創立した、臨済宗妙心寺派に属する寺院です。

如法寺仏殿は、禅堂の機能を兼ね備えためずらしい建物で、建物中央部分は御本尊の釈迦如来像を安置して仏殿の空間としますが、その両脇には僧侶が修行するための畳間を備え、禅堂の機能も有しています。

近年、老朽化により損傷が顕著になったことから、平成22年から約4年の歳月をかけて半解体修理工事が実施されました。

寛文10(1670)年の創建以来、初めてとなる大規模な修理工事で、より創建当初の姿に近づける工事が実施されました。

建物背面の下屋などもその一つで、修理前は瓦葺の屋根でしたが、創建当初は杮葺(薄い板を何枚も重ねて葺いたもの)だったことがわかり、今回の修理では杮葺で復原されています。

写真

如法寺仏殿 如法寺仏殿 外観

位置図