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長浜大橋

更新日:2017年4月14日更新 印刷ページ表示
名称 長浜大橋(ながはま おおはし)
指定種別 国指定
種別 建造物
指定年月日 平成26年12月10日
数量 1基(附 旧開閉用電動機械装置 一式)
所在地 大洲市長浜
所有者 愛媛県・大洲市

概要

長浜大橋は、愛媛県内最大の河川である肱川の河口に架橋された、バスキュール(跳開)式道路可動橋です。

現役で動く道路可動橋としては、国内最古であり、唯一のものです。

現在は、橋全体が赤く塗装されていることから、「赤橋」の愛称で親しまれています。

この橋の全長は232.3m、幅員6.6mで、橋中央部分が開閉する構造になっており、開閉部分は18mになります。

開閉部分上部にある82トンのカウンターウェイト(釣合いを取るための重り)によって、可動桁をスムーズに動かすことができるため、少ない電力で開閉できるようになっています。

この可動桁を動かした開閉用電動機械装置は、平成12(2000)年に交換されるまで稼動し、こちらも国重要文化財に指定されています。

この機械装置は、現在、長浜ふれあい会館にて展示されています。

かつて、長浜が木材の集散地として隆盛した当時、県議会議長であった西村兵太郎(にしむら ひょうたろう)が架橋を推進し、昭和8(1933)年11月起工、昭和10(1935)年8月に完成しました。

西村兵太郎は、このほかにも、長浜町庁舎建設、愛媛鉄道の開通、長浜港の改修整備、上水道の新設など、様々な業績を残しており、長浜の発展を今に伝えています。 

写真

長浜大橋 開閉 長浜大橋 開閉の様子

長浜大橋 遠景 長浜大橋 遠景

旧開閉用電動機械装置 旧開閉用電動機械装置

位置図