ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > わがまちの文化財 > 用の山のサクラ

本文

用の山のサクラ

更新日:2017年4月14日更新 印刷ページ表示
名称 用の山のサクラ(ようのやまの さくら)
指定種別 県指定
種別 天然記念物
指定年月日 昭和54年9月14日
数量 1本
所在地 大洲市河辺町北平2059
所有者 個人

概要

このサクラは、河辺地域の標高約550mに位置する北平地区にあり、地元では「御所桜(ごしょざくら)」とも呼ばれています。

品種はエドヒガンで、彼岸のころに咲くことから、この名前が付けられました。

ソメイヨシノなどの園芸品種が存在しなかった明治時代以前は、エドヒガンなどが自生のサクラとして貴ばれていました。

このサクラの推定樹齢は400年にもなることから、幹の樹洞が目立つほか、根元近くでは腐朽(ふきゅう)が進んでいます。

しかし、毎年4月上旬には淡いピンク色の美しい花を咲かせています。

現在、地元ではこのサクラを守るため、幹を支える木製の支柱を設置するとともに、衰えた根に若いサクラの根を接ぐ「根接ぎ若返り法」に取り組むなど、樹勢を回復させる活動を続けています。

写真

用の山のサクラ 用の山のサクラ

開花の様子 開花の様子

位置図