ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > わがまちの文化財 > 青島の盆踊り

本文

青島の盆踊り

更新日:2017年4月14日更新 印刷ページ表示

名称

青島の盆踊り(あおしまの ぼんおどり)
指定種別県指定
種別無形民俗
指定年月日昭和40年4月2日
所在地大洲市長浜町青島
所有者青島盆踊り保存会

概要

 長浜地区から直線距離にして約13.5km離れた青島は、もともとは無人島でした。
 近世になると、大洲藩の放牧地とされたために「馬島」と呼ばれ、また「沖の水無瀬島(おきのみなせじま)」とも呼ばれていました。

 青島の盆踊りは、8月14・15日の両日、夜を徹して演じられる盆踊りです。

 寛永16(1639)年、播磨国坂越浦(現兵庫県赤穂市坂越)の与七郎という者が、一族など16戸を率いて移住して、以来望郷と無聊の生活を自ら慰めるために、毎年8月14・15日に氏神(坂越神社の分身)の前で踊り明かしたのがはじまりと伝えられています。

 現在は、13日に「賤ヶ岳七本槍」の装束で魚の供養としての『大漁踊り』を、14日に「赤穂四十七士」の装束でその年に亡くなった人の霊を慰める『亡者踊り』が演じられています。
 踊りの種類には「白石踊り」「三つ拍子」「きりあい」「いなおさえ」「笠踊り」「綱ひき」「木山踊り」などがあり、全体的に赤穂の郷愁を感じ起こさせます。

写真

青島の盆踊り  踊りの様子

位置図